古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

寒くなるので〈アノラック〉を着て外仕事をします。

2021年10月31日 02時46分45秒 | 古希からの田舎暮らし
 ホームセンターに980円でアノラックがありました。冬はチョッキを着るより、上からザクッとアノラックを着るほうが暖かい。チョッキのポケットは便利だけど、アノラックにも大きなポケットがある。
 というわけで、愛用しています。
 ところで〈アノラック〉/〈ヤッケ〉/〈ウインドブレーカー〉/〈パーカー〉と外で着る上着はいろいろあるようですが「どう違うのだろう」。ネットで見たら、多少の違いはあるけど、外で着る上着ですね。同じようなモノとは知らなかった。
 自分の気に入った言葉を使えばいいんだ。ぼくは〈アノラック〉が好きだな。響きがなんとなく高尚な感じがします。
 アノラックを着て、たき火/畑の片づけ/草刈り/竹伐り/裏山の掃除や剪定や寒肥/小屋で大工仕事/をしよう。

 今日は選挙の日で、うちの村の公民館が投票所になります。昨日の夕方、玄関先に花のプランターを置いてきました。今日は朝、投票所が開いたら、玄関を入ったところに小さな花瓶を置くつもりです。

 道子さんが、昨日カスミソウを買い、ウッドデッキ前/裏山/の花を摘んで、写真の花瓶をあつらえました。
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秋の散歩がはじまります。

2021年10月30日 17時51分27秒 | 古希からの田舎暮らし
 山仕事や畑仕事で毎日一万歩以上歩いていますが、これからは山や畑の仕事も少なくなり、秋の散歩をするようになります。
 今日は手はじめに福地池を一周しました。

 ありふれた田舎の景色で、何気なく歩いていますが、街に暮らす人がこんな景色を見ると「いいなあ」と、思わず言葉がもれる気がします。「田舎に暮らしている」というだけで、こんな景色の散歩道にめぐまれるのを感謝します。

 図書館で借りた『もろびとの空』(三木城合戦記)〈天野純希 著 集英社 2021年1月発行〉という本を読みはじめました。
 三木市に移り住んで三木市の(前の古い)図書館に通いはじめたとき、『長治文庫』という書棚がありました。ぼくは「映画解説者の淀川長治が三木の出身で、彼が自分の蔵書を寄贈した文庫」ではないかと勝手に想像しました。(淀川長治は神戸市の出身でした)別所長治という三木城主を知りませんでした。
 三木に暮らすようになり、郷土史家・福本銀嶺さんの歴史パンフレットを読んだり、笹沢左保の『軍師 竹中半兵衛』を読んだり、「長治煎餅」を食べたりして、若い名君であったことを知るようになりました。
 武士でなく庶民が登場する小説のようです。分厚い本ですが、読むのがたのしみになりそうです。
 
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また〈焼き芋ランチ〉にしました。

2021年10月29日 20時11分37秒 | 古希からの田舎暮らし
 昨日はよく働いたので今日は休養日です。裏山でたき火をして、〈焼き芋ランチ〉にしました。焼き芋ランチなら、野外で食べるのがオツなものですが、疲れていると面倒です。室内でふつうに食べました。

 ところで『世界三大紅葉樹』ってご存知ですか。ニシキギ/スズラン/モミジ/ですって。だれか勝手に言い出したことで「そんなモン知るか」と言われそうです。日本三景/世界三美人/なども「言ったもん勝ち」ですってね。賛同者が出るか出ないか。
 裏山に樹を植えはじめた頃「オーッ! 世界三大紅葉樹か。いいなー。植えてやろう」。いまからおもうとつまらないことをしました。
 ニシキギはいただきました。スズランは通販で買いました。モミジは篠山の多紀園芸店で鉢植えを買いました。
 三本の樹はよく育っています。でもほかにも紅葉するきれいな樹はあります。

 イタヤカエデという樹です。いま、いい色になっています。
 道子さんは『ちいさい秋みつけた』の歌に出てくる「♩~はぜの葉赤くて入日色」の〈はぜ〉がどんな色になるか知りたくて、裏山に植えました。いまは緑色ですが秋が深まると「入日色」になります。
 雑木林の里山で、こころがしっとりするのは、クヌギ/コナラ/の色づきです。あざやかな紅葉でない、「あー、秋だなー」という感じがなんとなくいい。もうすぐ、里山が「田舎に暮らすようになっていちばんこころうるおう」いろになります。
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〈文〉に感心しました。

2021年10月29日 03時23分54秒 | 古希からの田舎暮らし
 出久根達郎の短編小説を読んでいたら、こんな文章に出会いました。前後がわかるように、少し前から引用します。


 麻生さんが苦笑した。
「書名は忘れたが、催眠術じゃないのは確かだよ」
 私は、ひろった話をした。
「いろんな団体、人間がデモっていたからなあ。そんな本が落ちていても不思議はないよ」
 麻生さんが笑った。そして口癖でつけ加えた。「坊や、いっぺん遊びにこいよ」
 行った。
 運河沿いの木造アパートの一階に間借りしていた。陽気の良い季節だったが、水に面した側のガラス戸が閉じたきりで、 …… 。


《行った》という文に出会って、驚きました。前後の文で意味は伝わります。作家でもなかなか書けない文です。
 中学校に勤めていた頃、通勤の車を運転しながら『おはようパーソナリティー・道場洋三』をよく聞いていました。あるとき道場洋三がこんな文章を紹介して読みました。その文を書いた人を忘れましたが、大意を伝えます。

 私の文章を読んでいたら「三年の歳月が流れた」と自分で書いている。どうして「三年たった」と書かなかったのだろう。
 大いに反省した。

 朝日新聞の天声人語で、こんな文に出会ったことがあります。フランスの作家だったと思うのですが。
「文章は形容詞から腐る」
 夏目漱石の『吾輩は猫である』の冒頭の文。〈切れ味〉をあらためて思います。

 吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生まれたか頓と見當がつなぬ。 ……



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二人とも畑仕事を頑張りました。

2021年10月28日 18時42分42秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日は、秋の好天にめぐまれ、畑仕事を頑張りました。そして大いにはかどりました。
 まず朝一番でイチゴの苗〈宝交早生〉を買いに出かけました。過去に11月になると宝交を売ってないことがあったので10月中に植えたいのです。イチゴはいろいろな名前の苗が出ていますが、みんな高い。宝交が一番安い。62株買いました。いままでの半分です。ランナーで苗をとるのはやめました。手がかかるし、いい苗がとれないことがある。
 道子さんは畝をととのえて、イチゴを植えつけました。黒マルチは冬が過ぎてから掛けます。めんどうですけど。

 例年の半分とはいえ、62株ですから家庭菜園のイチゴとしては立派です。

 ぼくは、大豆を草刈り機で刈りとりました。まずディスクグラインダーで草刈り機の歯を研ぎました。よく切れるように。草刈り機で刈り倒すのは簡単です。それを集めて、ウッドデッキで干します。

 前の畑から一輪車で何度も運んできました。横に干し柿が見えます。大きな蜂谷柿です。少し小さくなり、いい色になってきました。アライグマは夜しか来ませんから、対策はしっかりやっています。難攻不落です。
 干し柿といっても固くなるまで干しません。もう少しで取り入れて、やわらかい干し柿を冷凍します。冬、解凍して食べるのがなんともおいしい。いま90個つくっていますが、道子さんはまだつくる意欲が十分あります。なにしろ「あの甘さ」は、ほかにない、忘れがたい甘さですからねー。

 大豆を刈ったあとの畑は、残った切り株(根)を備中鍬で掘り出し、石灰をまきました。これだけの仕事を今日一日でやって、「思いのほか仕事がはかどったな」というのが二人の実感です。
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来年のイチゴは半分にします。

2021年10月27日 17時24分31秒 | 古希からの田舎暮らし
「来年は、イチゴ・ネットハウスを北側に移そうか」と道子さんにきいたら「イチゴは半分にする」。
 二畝120株のイチゴをつくるのは大変です。それでも子たち孫たちに『イチゴ天国』をたのしんでもらおうと、道子さんはこの15年間イチゴをつくりつづけてきました。その前は大豆畑トラストの畑で数年つくってきました。
 まさにイチゴ天国でした。80歳になることだし、「もういいでしょう」。ぼくは手伝えないし、「やめたら?」というくらい。
 道子さんは「来年は一畝だけつくる」。
 野草酵素飲料を今日しぼったので、「しぼりかす」をイチゴの畝に入れます。
 そこでネットハウスの一畝を耕して、割りました。

 過リン酸石灰/野草酵素のしぼりかす/鶏糞/を入れて畝をととのえました。最近はいろんなイチゴ苗が出ていますが、我が家は「宝交早生」をつくります。イチゴがやわらかく輸送に適さないので店頭には出ませんが、味は一番です。
 横の畝には、いま黒豆が残っています。お正月用の黒豆を12月に収穫します。
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「さらなる老い」を思いつつ。

2021年10月26日 17時35分26秒 | 古希からの田舎暮らし

 ウッドデッキには向こうの階段から上がれるのですが、老人は近道をしたがるものです。ここにブロックを2つ積んで、ひょいと上がれるようにすればいいのですが、老人はさらに体がおとろえるかも。
 昨日は雨でしたが、小屋で大工仕事をして2段の階段をつくりました。これなら棒につかまって樂に上がれます。

 畑の大豆は、ほとんど葉が落ちました。まだ葉がついている大豆は「葉落とし」をしました。あと一週間もすればサヤがはじけて豆が畑に落ちるしょう。雨のあとなのでこのまま3日干して、草刈り機で刈り取ります。根をつけないほうがいい。
 
 刈り取った大豆はウッドデッキに干して、踏んだりたたいたりして脱粒します。

 ところで軽自動車に積んでいるモノは何でしょう。段ボールでできています。

 すわる式の便所です。老人は万一どうしようもないときがあると困ります。そこで我が家では「トレイ付き軽自動車」にしました。まだ
使用したことはありませんが、老人は何がおこるかわかりませんものねー。
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今年の「ブドウ食いおさめ」は、もうやめようかな。

2021年10月24日 20時34分51秒 | 古希からの田舎暮らし
 朝から〈よかたん〉に出かけました。渋柿をゲットするために。売り場は9時30分にオープンしますが、9時15分に着きました。もう20メートルほど行列ができています。列に並んで待ち、スーッと店内に入りました。山田錦会館の奥のほうに人が流れていきます。道子さんは渋柿を買い、僕は奥のほうに行ってみました。
 なんと‼ ブドウが長机に並べてあり、人がつぎつぎととっていきます。ぼくも思わず手が伸びて、一つゲットしてしまいました。今シーズンの三木のブドウは「食いおさめ」したのですが、目の前に売ってあるのを見ると手がのびてしまいました。そして10分もしないうちに売り切れになりました。

『瀬戸ジャイアンツ』というグリーンのシャインマスカット系のブドウで、皮ごと食べられます。たのしみがのびたなー。
 道子さんは大きな蜂谷柿を12個ゲット。でもそれで売り切れ。渋柿を買った人は道子さんだけ。
 みなさんは黒豆枝豆がねらいのようで、渋柿はお添え物みたいです。仕方がないので東条道の駅にまわってみました。ここは渋柿もしっかり用意してあります。小さめの渋柿も入手して、ほぼ100個になります。
 今夜は、また道子さんが夜なべ仕事をします。ぼくは午後、小屋で踏み台をつくりました。

 ぼくは、ウッドデッキから畑に下りる台を作りました。道具類の住所が全部決まっているので、仕事がスイスイはかどります。
「片づけ」って、ただ「片づいでよかった」じゃない。不思議なパワーが出てくるのだ。小屋で仕事をしながら感じています。
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〈たき火・焼き芋〉をしながらあれこれ仕事を。

2021年10月23日 20時12分37秒 | 古希からの田舎暮らし

 昨日の蜂谷柿は、道子さんの夜なべ仕事で干し柿に。蜂谷柿は大きく、重いので二つを紐で振り分けにしてつるします。夜は冷え込み、昼は日が照るこの頃の天気。絶好の干し柿日和です。道子さんが「もっと作ろう」というので、明日また「よかたん」「東条道の駅」に買いに行きます。
 干し柿はアライグマの大好物です。隣りの畑の方は、罠の猟師免許をもっており、昨日は大きなアライグマを捕まえたそうです。我が家の干し柿がアライグマにやられたこともあります。まだ渋いのでいまは大丈夫ですが、数日で甘くなるでしょう。夜は厳重に守るように手配しています。アライグマは4日に一度食べ物をあさりに来るそうで、干し柿はあぶない。
 しっかり守ります。
 今日は休養を兼ねて〈たき火・焼き芋〉の日にしました。たき火のお守りをしながらまわりのチマチマした仕事をこなします。

 メダカです。これからクヌギやコナラの落ち葉が降りそそぎ、池は枯葉でおおわれます。枯葉は沈んで、水をにごらせます。そこで竹の棒をつけて、防鳥ネットを張りました。
 これから落ち葉を落とすクヌギやコナラの写真です。

 この葉っぱたちが全部落ちるのですから、地面に分厚くたまります。落ち葉は池の水面もおおいます。いまのうちに手当てしておこう。
 
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干し柿100個づくりを目ざして。

2021年10月22日 19時53分48秒 | 古希からの田舎暮らし
 朝晩寒い季節になりました。干し柿は我が家の大好物です。
 そこで蜂谷柿の苗を買ったことがあります。「桃栗3年柿8年」で8年も待つのはダメ。軽トラで大きな樹を買ってきました。(明幸園で。4年目くらいの樹です)今年はその樹を植えて4年目。去年は4個なって、干し柿にして食べました。おいしかった。今年は花が20個以上つきました。「こりゃ期待できるぞ」と思ったら花が落ちてしまった。手にした蜂谷柿は2個だけ。やっぱり「竹藪のそばには植えたらダメだ」とあきらめました。
 でも干し柿はほしい。いままでは「三木の道の駅」で鳥取県八頭郡の西条柿を50個買っていました。干し柿にして、おいしく食べていました。でも蜂谷柿のほうが大きい。渋柿の王さまといわれるらしい。干し柿にしたら〈食べごたえ〉がある。蜂谷柿は〈よかたん〉にはあることを知り、今日買いに出かけました。

 蜂谷柿を買い、ついでに温泉にづかり、またついでに稜庵でお昼の蕎麦を食べました。今夜は道子さんが皮をむいて干していきます。干す前に熱湯に5秒つける。カビがつきません。
 よかたんと東条道の駅で蜂谷柿をゲットして、100個の干し柿をつくるのが目標です。
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出久根達郎の本はおもしろい。

2021年10月21日 22時23分32秒 | 古希からの田舎暮らし
 昨日公民館まわりの草を刈っておいたので、草を掃除して、燃やしたり運んだりしました。
 垣根の徒長した枝は電動バリカンで刈っておきました。今日は切った枝をレーキで払い落し、集めて捨てました。中庭は、ナイロンコードで刈っておきました。そこは道子さんが、ていねいに掃除して、しっとりした庭になりました。

 これで投票所になっても大丈夫です。ボランティア掃除ができてよかった。年齢なりにノロノロですが、元気に動けました。ありがたいことです。

 図書館で借りた本は、気が向いたら読みます。読まないで返す本もいっぱいあります。読まない本とは「縁がなかったんだ」と考えることにしています。久しぶりに出久根達郎の『無明の蝶』を借りました。
 出久根達郎は文章がいい。数行読むだけで「出久根ワールド」に「グイッ!」と引き込まれます。神戸に住んでいたころ、出久根達郎をよく読みました。また彼の本を漁ってみよう。
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公民館前に花を植えました。

2021年10月20日 17時17分03秒 | 古希からの田舎暮らし
 
 酒米:山田錦の稲刈りがすんで、田んぼがさびしくなりました。里山のクヌギやコナラが色づくのは11月の中頃で、色が乏しくなりました。いまはセイタカアワダチソウの黄色の花が咲いています。「背高」でなく、1メートルもありません。
 写真は福地池の堰堤です。なんとなくいい。
 一人掛けの小さいイスをバス停に設置しました。市会議員の方の土地なので、お願いして置かせてもらいました。

 バスを待つときにすわってもらえるとうれしいです。
 月末に選挙があります。うちの村の公民館は投票所になります。「ちょっときれいにしたい」。というので午後は、道子さんと二人で、公民館まわりの「花植え」/「草刈り」をしました。村人のボランティアという感じです。
 
 道子さんは花壇の草を抜いて、新しく花を植えました。ぼくは草刈り機で中庭と道端の草を刈り、垣根を電動バリカンで刈りました。掃除はまだ残りましたが、明日またやります。
 80代の老人なりにボランティアができる。2019年に受けた「人工膝関節置換術」のお陰をおもいます。
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畑のゴミを燃やして〈草木灰〉をつくりました。

2021年10月19日 19時49分34秒 | 古希からの田舎暮らし
 今年はウッドデッキを取り壊した廃材がいっぱいあるので、火力のあるたき火ができます。今日もダッチオーブンで焼き芋をして、お昼は〈焼き芋ランチ〉にしました。焼き芋はやっぱり「焼きたて」がおいしいです。
 ダッチオーブンをおろしたあと、廃材をたして火力を強くしました。畑のゴミを燃やすのです。

 道子さんはデッキ前の紫蘇や燃やす草木を持ってくるし、ぼくは畑から落花生や黒枝豆の葉っぱを持ってきて、たき火にかぶせました。
 煙をあげて燃えています。こんな煙が出るとき、草木灰ができています。燃やすものが廃材だけだと、ほとんど灰がなくなってしまいます。それだけよく燃えるということですけど。
 三木市は田舎の町ですけど、それでも市街地ではたき火ができません。〈まわりが田舎田舎している場所〉〈人家が密集していないところ〉、〈ちょっと人里はなれたところ〉につくった『たき火場』だから結構なたき火ができます。
 たき火ができて、畑や庭の草木や廃材を燃やして片づけられる。とてもありがたいことです。
 でもたき火のありがたさは、「火を燃やせる」ことです。
 人間は火をつかう動物です。現代の日本では、その『火』といえば「ガスの火」くらいです。火をおこすことはまずありません。キャンプ・ファイヤーやBBQをしたくなる。でもなかなか思うようにできない。火で焼いて食べるだけでなく、火を燃やすことで〈こころ〉のいろんなものを開放できる。どう言ったらいいか。火を燃やすことで、燃える炎を見ることで、こころのなにかがはなたれる。
 うまく言えませんが、人間にとって、火は、とってもいいものです。
 それを自由に、思うように、あつかえる。いまの日本では、田舎でしかできないことです。
 それを、思うがままにできる。いまの暮らしを「いいなー」とおもいます。
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秋の『野草酵素飲料』を仕込みました。

2021年10月18日 20時07分34秒 | 古希からの田舎暮らし
 毎年、春と秋に「手づくり野草酵素飲料」をつくっていますが、この秋は「果物だけでつくろう」と決めました。だから仕込む前の植物採集はしません。野菜や野草も入れません。材料は果物だけ。

 仕込む材料の写真です。果物と砂糖だけ。木の芽や野草のにおいが気になる人もいますが、これならおいしく飲めるでしょう。いつもは10キロの材料で仕込むのですが、この頃は飲む量が少なくなり、余っています。今年の秋は6キロの材料で仕込みました。
 砂糖ときざんだ果物を交互にペール缶に入れるのですが、かなり細かくきざみます。

 きざんだ/リンゴ/キウイ/ミカン/柿/ブドウ/などが見えます。
 
 今朝は冷え込みました。前日まで昼の暑いときにクーラーをかけていましたが、今朝はクーラーのリモコンを〈冷房 → 暖房〉にして、こたつも出して、あったまりました。畑に行っておどろきました。冷え込みがきつかったので、大豆の葉っぱがびっくりするほど落ちています。

 毎年、10月30日くらいに大豆を抜いて干し、脱粒します。しかしこんなに葉が落ちると、一週間もすればサヤがはじけて、大豆が畑に落ちてしまいます。10月末までもちません。
 作業の日どりを早めます。

 夕方は、久しぶりに東条町のとどろき温泉に入りました。故障なのか、お湯がぬるかった。夕食は、食堂〈成山〉で/にぎり寿司/海鮮丼/を食べました。温泉に入るときは愛用している食堂です。
 


  
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15年ここに暮らしています。

2021年10月17日 17時20分59秒 | 古希からの田舎暮らし

 村の鎮守から我が家を撮りました。はるか向こうの山すそに数軒の家が建っています。中央の平屋が我が家です。ほかの6軒は2階建てです。このかたまりの家家は、それぞれに家を建てて、他所から引っ越してきました。早い家は地震の前に移住していました。ラストは2006年12月に引っ越してきた我が家です。
 うちの村の40軒の家家は150メートル下ったところに、ゆるくかたまっています。「むかしは百姓ばっかりで、みんな藁屋根の家だった。田んぼを耕すためにどの家にも牛がおった」と村の人が話していました。
 よそからの移住者が5軒もあったので、村の仲間にすんなり入れてもらいました。まったく知らない土地でしたし、移住の先輩がいたことは〈ラッキー〉でした。
 
 たき火をすると灰ができます。その灰は畑に撒くといい肥料になります。灰の入れ物には苦労しましたが、家の工事で出たサイディングの切れ端をもらって、「灰入れ」をつくりました。

「灰入れ」は〈たき火場〉のそばに置いてます。灰は手づくりのフルイにかけて、ためておきます。

 デッキ工事をして余ったイタウバ(天然木)の切れ端で小さいベンチをつくりました。村のバス停に置こうとおもいます。

 西行き(三木市街方面)のバス停にはベンチがありますが、東方面(吉川方面)のバス停にはすわるところがありません。先日、高齢の方がバス停の棒につかまって立っているのを見ました。(診療所に行くつもりでバスを待っているのでしょう)
「ちょっとすわるところがあればいいな」とつくりました。
  
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