はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

決めた!

2007年03月14日 23時33分55秒 | 古民家再生
上り口が無くなってすっきりしています。
裏山は、東側はできるだけ削らず、西側から登るようにしようと思ったのですが、大工さんは東から上ったほうが良いとのこと。

大工さんは技術屋なので、僕のようなファジーな文系人間の考えることは良く分からないのだろうなぁ、と思いつつ、今週の土曜日に現地で調整する予定にしました。

さて、「初心に帰る案」の問題点はというと、それは屋根の低さにあります。

北側を1.8m増築した場合、屋根の勾配をそのままに延長すると、軒先の高さは非常に低くなってしまいます。
これではユニットバスどころか、トイレも中に入りません。

そこで方法としては、以下の方法が考えられます。
①屋根の勾配をゆるくする
②屋根の高さを上げる(越屋根の屋根を延長する)
③増築部分は別屋根にして付け足す

③は、せっかく屋根全部を治すのに別屋根にする意味がないので却下。
②ですが、越屋根にする第一の意義の「通風」が失われるので却下。

残るは①です。
とりたてて問題はないのですが、越屋根をつけて、なおかつ勾配を変えると、屋根の形状が非常に複雑になって気持ち悪いのです。出来るだけシンプルなのがいいですねぇ。
大工さんの手間も余分にかかるとおもいます。

あとは玄関からの風が抜けにくくなること。
夏場の風通しはパッシブな家の命ですので・・・。

そうです、これらのことを総合的に判断して「初心に帰る案」は最終的にはやめたのでした。

よし!! 山が削られたことで少し混乱しましたが、やはり最終的に決めたとおりの案でいくことにします。

うむむ、、、どうする?

2007年03月13日 13時00分20秒 | 古民家再生
近づいてみるとよ~くわかりますねぇ。
裏山の物置の手前でざっくりと山が削られています。

大工さんに確認したところ、西側から重機をアプローチするつもりだったが、屋根が邪魔になって進入不可。よって東側を削った、とのことでした。

うむむ、それならしょうがないか・・・・。

でもそれがもっと早く分かっていたら、裏山の東側をえいや!!と削って、土間北の板間を北側に増築し、風呂トイレを固める「初心に返る案」が検討の対象にあがってきたのに・・・・。

裏山は削らないで残す、という方針の元に現在の案に落ち着いた経緯があるので、非常に口惜しいところです。


う~ん、本当に自分が思うような家になるのかどうか、不安になってきました・・・。
とりあえず、日曜日の時点では全ての作業をストップしてもらうようにお願いしました。

大工さんも悪気があった訳でも、適当に作業した訳でもなく、作業上必要で、かつ逆に将来的に裏山に重機を上げて整備することを念頭に、重機が登れる道を作るところまで考慮して東側を削ったようなので、これはこれで仕方がないかな、と思います。

しかし「初心に返る案」かぁ・・・・。これはこれでいろいろ問題があるんですよねぇ・・・・。

ガーン!!こ、、、これは・・・・!?

2007年03月12日 12時56分08秒 | 古民家再生
日曜日に家に行きました。大変なことになっていました!!

なんと、裏山への上り口が、無い!?

東南の部屋の前に山の土が敷き詰めてあったので、「あぁ、裏山の西の方を削ってもらうようにお願いしていたので、それだな。土の処分費削減のためにここに撒いたか。どこまで削るか等の詳細は現地調整と言ってあったのに・・・」

と、思いつつ東側に回ると・・・・
「!!・・・・・」
 
写真の通り、隣との境界であった出っ張りが無く、きれいに平らになっている。
「こんなとこまでわざわざ土を持ってきたのか?」
といぶかしく思って視線を先にやると・・・・・
「・・・・・!!」
  
なんと、裏山に上るための細い坂道が削り取られて、断崖絶壁に!!
「な、なんで?」

一瞬目を疑い、でも近くによって眼前の事実の重大さを認識するのにはそれ程の時間は要しませんでした。でも頭は混乱しています。
           
西と東を間違えたか?聞き間違えたか?ちゃんと紙に書くべきだったか。でも西側を通って重機が入る話をしていたしなぁ。

でもどんなに考えても、どんな手を使ってもこの状態を元に復帰させる手立てはもうありません。

どうしよう・・・・・・・・。

あちゃー!

2007年03月09日 12時45分58秒 | 古民家再生
物置の写真です。古いつくりで壁は土壁、以前風呂だったところも合わせると5坪程度でしょうか。
ボロ離れを壊したときに出た柱や、母屋の板間の床材(無垢の木のもの)等を残しておいてあります。
いずれは子供のブランコなどを作ろうかと・・・・・。

さて、昨日大変なことが起きました(家は関係ありませんが)。

ウチの車が車上荒らしにヤラレました!!

現金等の被害は僅少ですが(数千円・・・)、一番痛いのが車の方です。
鍵穴だけでなくボディー側もグニャグニャにされていますので、板金・塗装が必要でしょう。

それよりも、独身時代(あふれんばかりの愛があった)にプレゼントした渾身の力作、自作木彫りマンボウ&鯉の携帯ストラップを失ったのが一番惜しいです。なんとかこれだけでも出てこないかなぁ・・・。

窓を割ったりカギを壊したりの車上荒らしには、まず貴重品を置いておかない、警報装置を装着、これですね。

あと携帯電話は、遠隔操作で電源が切れて使用不可にする機能(特定の電話からある時間内にある回数着信があると切れる(exp.30秒に3回とか))があるかもしれません。早速確認して、あったらセットアップしましょう。

みなさんも気をつけてくださいね。

2007年03月08日 12時45分31秒 | 古民家再生
答えです。分からないかもしれないので解説しますと、棒の先にいます。枝の又の上にいたのを突付いてみました。黒い点々が頭or尻尾です。

何気なく握った指先にブヨッとした柔らかいものが触ったので確認したら、このムシ!! しかも一匹かと思って油断していたらまた触ってしまい、見ても判別できないので棒で擦っていくと、いるわ、いるわ、7匹ほど退治しました。

恐ろしいほどの擬態です。毒は無いらしく、触ったところもなんともなくてよかった。

さて、今悩んでいるのが瓦。

本当は今の瓦をそのまま使いたかったのですが、昔は土を屋根に乗せ、その上に瓦を敷いていたので、頭が重くなり耐震上問題があるのと、今と工法が違うため施工が大変で、かつ瓦も同じモノが手に入らないし、そもそも屋根に登って分かったのですが、瓦ボロボロでした。

あとは全部ピカピカの同じ色できれいに統一されてしまうと風情がなくなってしまうのが悲しいのですが、新品の瓦にそれを言うのも酷ですし。

そんなわけで瓦にはあまりこだわりはなくなってしまったので、色と光沢と軽さと値段が合えばどれでも良かったのです、が・・・・。

さあどれにする、と言われるとどれでもいいというわけにもいかず、結局頭を抱えることになってしまいました。

いろいろありますねぇ・・・・。

パソコンがぁ~・・・

2007年03月07日 12時29分03秒 | 古民家再生
おとといからgooのサイトにログインできません・・・・。
どうしてしまったのでしょうか?
困った。
今日は会社のパソコンで書いていますが、こちらは大丈夫。。
ということはやはり自分のパソコンのせいということになります。
何もいじってないのですが・・・・。

そんな訳で一日休んでしまいました、すみません。
今日からまた会社で書くことなりそうですが、手早く済まるので短くなってしまうかもしれません(えっ、いつもが長すぎ?!)

さて本日の写真はクイズです。
この木には毛虫が一匹潜んでいます。
さてどこにいるでしょう?

答えは明日発表です。

越屋根

2007年03月05日 00時05分24秒 | 古民家再生
写真は玄関土間から北の板間を撮っています。柱と柱の間は約90cm(畳の短辺と同じ)で、左側の半分は45cmほど外に出っ張っています。

今回の増築案では、この出っ張りを東に延長するような形。この過程で土壁は全部失われます。残念ですが・・・・。

しかし、さんざん悩みましたがこれだけ悩んで一応納得して決めた案だけに、すごく心は平穏です。もし一ヶ月前に「エイヤッ!!」と決めていたら、同じ結果であったとしてもこれほど安らかな精神状態でいられなかったと思います。

てなわけで、本日久しぶりに遠出しました。知り合いのクルマに便乗していったので、通りの脇にある家々の観察がじっくりとできました。

現在目が行くのは、越屋根、瓦、窓、玄関です。特に越屋根は幅、高さ等検討すべき要素がたくさんあり、家の外観の印象を決定付ける特徴ともなりますので、参考にすべき対象があれば非常にたすかります。

しかし・・・・、無いですねぇ。いや、一軒ありました、細い山道の途中の山間の旧家に、非常に高さの低いのが。
これは純粋に煙抜きだけのために作られたもので、高さが多分20cmくらいしかなくて窓も無く、自分が思っているのとは少し違います。

その他には店舗か工場で2~3軒みただけ。やはり原点に帰って、最初に「越屋根かっこいい」と思った場所に行かないとだめでしょうか・・・・。
そこはここからクルマで2時間ほど走った、旧い街並みの中にあります。

こんなかんじ

2007年03月04日 01時59分25秒 | 古民家再生
北キッチンの場合に薪ストーブを置く位置です。8畳の和室の北東の角、大黒柱の前です。ちょうど家の中心で、玄関土間と板間とキッチンはとても暖かいと思います。

南西の角の和室は開けておけば多分輻射熱は届くと思うのですが、気密性が保てないと効果半減ですので、今後の課題ですね。

本日大工さんのところに行ってきました。大体調整は完了。
結果は以下の通り。
・風呂、脱衣所は東南の角
・北側は半畳(45cm)増築
・上記の場合、ユニットバスが梁に干渉する場合があり、設置可能かどうかを調査。
・設置不可の場合は、増築部分は外側に扉を設け物置とする。
・土壁は東側増築部分については壊さないといけない、他の部分も壊した方が良い・・・シクシク
・越屋根は、位置、長さともに今後検討でも可!!
・採光屋根は、屋根の角度が無いので難しい
・東増築部分の屋根は入母屋造りとする
・東南の部屋の南側は掃き出し窓、東側は普通の窓
・その他いろいろ質問しました

そういえば大工さんより床板材として「カリン」と「カエデ」の在庫があるのでお値打ちで出せるとの提案がありました!!(ただしカリンは10畳分)
やっぱり床材は広葉樹の方がいいのでお願いしましたが、輸入品ということ、杉、ひのきの温かさ(傷はつきやすいけど)も捨て難いことから少し悩んでいます。

これでやっと少し落ち着きました。ユニットバスの使用が無理なら北キッチンに決まりそう。ユニットバスをあきらめるという選択肢もあるけどね。

ふう、次は薪ストーブの位置をどうするか、早急に決めないとね。

決めないと

2007年03月03日 01時38分35秒 | 古民家再生
南の和室から北キッチンに向かって撮りました。
やはり暗いですね。どうしよう。

透明瓦でどれだけ明るくなるのか、イメージが掴めないので本当にこれでいいのか判断がつきません。モデルハウスなんかで実際に使ってる家を見てみないと決められないぞ。

本日仕事は来客の対応でてんやわんや、大工さんに聞きたいことがあったのですが、すっかり忘れていました。

・越屋根の位置や長さはもう決めないといけない?
・採光屋根、つけるかどうかはもう決めないといけない?

東キッチンの場合
・薪ストーブは玄関土間の上
・よって越屋根も玄関土間の上
・採光屋根は「そりゃああったらいいけどね」程度
-------------------------
I I Iイタマ Iトイレ フロI
I I I I------I
I-----+-----+-----I I
I I I oI LDK I o:薪ストーブ
I I I ドマ I I
-------------------------

北キッチンの場合
・薪ストーブは玄関土間西の和室の玄関土間側
・よって越屋根もその上。でも玄関土間の上に作って少し延長できるかな?
・採光屋根は是非欲しい。強度や雨漏りリスク、お金の問題あり。どうしよう・・・。
-------------------------
I I LDK I イタマ IミズフロI
I I I I--トイレI
I-----+ +-----I ---I
I I oI ドマ I I o:薪ストーブ
I I I I I
-------------------------

あとは北側の増築ですが、東キッチンなら確実。
北キッチンの場合は土壁を残したいので可能ならやらないで済ましたい。
でも嫁の要求で洗濯脱衣所は広くしたい。板間側にどれだけ広げられるかかキモです。
ちなみに板間と脱衣所の間には低い梁があり、かがまないと通れない状態です。

とりあえずこちらは増築を前提にしておいた方が無難です。
(嫁は怒るが土壁は怒らない)

明日はこれでいくぞー!!って何も決まっていない・・・・。

北キッチン3(屋根はどうする?)

2007年03月02日 00時24分55秒 | 古民家再生
北キッチンから南の居間を撮りました。
暗いですね、目が慣れるとそうでもないのですが・・・・。

明るいキッチンにするために透明瓦を使うつもりでいるのですが、2月10日の記事「最高採光再考」に載せた写真のようは採光屋根を作りたい気もします。

明るさは断然透明瓦です。問題は断熱ですが一方の採光屋根の断熱性能が良いかというとそうでもなさそうですし。でも採光屋根ってカッコイイんですよね。換気扇の排気をここからだすことも出来そうですし。

越屋根もどうしましょう。屋根の長さは2間(1間は180cm)で十分だと思うのですが、薪ストーブの煙突を越屋根から出したい希望があり(雨漏り対策です)、薪ストーブを置く位置によって越し屋根の位置も決まってきます。

薪ストーブの位置は北キッチンか東キッチンかで変わってきますので、結局屋根の仕様を決めようと思ったらキッチンの位置を決めないといけない・・・・。

実は大工さんに土曜日行くと言ってしまいました。ということは、屋根の吹き替えをするための仕様を決めたということになるのですが、越屋根のことまで考えていなかったぞ。

とりあえずキッチンの場所は決めなくて、家の輪郭が決まれば良いと思っていたのですが・・・・。やばい!?

北キッチン2

2007年03月01日 02時05分57秒 | 古民家再生
写真はキッチンから居間(南西)を向いて撮ったもの。
広さの感じは今一つ掴みにくいかもしれませんが、8畳なのでそれほど広くはありません。

キッチンが6畳ありますが、作業台兼食卓を置くとなると居間に少しダイニングがはみ出すかもしれません。
それでもまぁ十分でしょう。居間の隣の床の間のある部屋を開け放つと相当広くなります。

この部屋は従来寝室にする予定だった部屋ですが、この案では東南の部屋がフリーになりますので、そこを寝室にすると、床の間の部屋がフリーな部屋になります。
「美の壷(NHK金曜22時)」で谷啓さんが使っているように、床の間の部屋を自分の部屋に・・・・。

次に食事のことを考える。
鍋を囲んでの楽しい食卓、目をつぶって想像するとやはりここ、この場所が一番イメージしやすいです。お客さんが来た時も・・・・、この場所でもてなすのが自然な感じ。
寝室が土間を挟んで向こうだと、サッカーのワールドカップorオリンピックで大声を出して騒いでも多少は大丈夫かな・・・・。

でも先週のサザエさんではカツオとワカメは隣の部屋の波平とフネの会話を子守唄代わりにしていたらしいし、それはそれでいいのかもしれませんけどね。

東南の部屋は子供が大きくなったら分割して半分は子供部屋にします。
玄関北の板間はそのままの状態で温存です(床は張りますが)。
玄関から裏庭への通風と、吹き抜けにして天井扇を設け屋根裏との熱のやりとりが可能。

板間とキッチンはつながっていますので、開放感はあります。冬場は仕切らないと寒いかもしれませんが、薪ストーブの位置によって克服できるかどうか・・・。

外壁及び東南の部屋と北東の部屋を仕切る土壁は一部を除きほとんど残すことが可能。
(本日の嫁との調整で脱衣所を広くしたいとの要望があり、壊す部分は広がるかも)。

田の字部分のイメージは大きく変わりますが、増築を最小限に抑え、風呂トイレ脱衣所を増築部分一ヵ所にまとめ、かつ間取りは昔のそのまま、全ての部屋に大体の目的を持たせて有効に活用しています。

昔の家のイメージを重視するなら、増築部分で暮らし和室部分の用途を限定しない東キッチン案を。
正常な家の進化の形として、家の持つ可能性を最大限有効活用するなら無駄の無い北キッチン案を。

うむむ、難しい・・・・。