屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

神居古潭の夕 紅葉の赤き真心よ

2005年10月21日 | 旭川の風景
   たぎつ波 ましろう白う 岩にちる
     神居古潭の くもれる真昼


九条武子 の歌碑がたっていました。
大正期を代表する女流歌人、旭川には大正11年と昭和2年に訪れ、
神居古潭でこの歌を詠んでいます。

旭川の母の思い出のなかで、
九条武子ほどきれいな人はいなかったそうな、
竹下夢路の描く楚々とした美しい女でありました。



吊橋を渡ってきました。
「100人以上は同時に渡ってはいけません」という注意事項が表示してます。
少し揺れましたね。



木漏れ日のなか、ゆったりした石狩の流れは安らかです。



ここから少しうえにあがると、昔の駅舎があります。
昭和44年の電化とともに旧線は廃止となりましたが、ホームや駅名標、
外灯も残っています。
構内の納内側には蒸気機関車が保存され、トンネルも残っています。





タイトルは旧旭川中学校(現旭川東高校)の校歌の一節から頂きました。
   「旭ヶ丘の朝ぼらけ
   匂う櫻のいさぎよさ
   神居古潭の夕まぐれ 
   紅葉の赤き真心よ
   紅葉の赤き真心よ」
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「屯田物語」 開設して一年たちました。

2005年10月20日 | 日常
10月20日、
「屯田物語」を始めてちょうど一年たちました。
掲載記事はきょうの「神居古潭..」を含めて、全部で386件です。
はっきりしたコンセプトもないまま、けっこう真面目に書き続けてきたものだと
われながら感心しています。
ここを訪れる方は多くはありませんが、楽しいコメントを寄せて頂けたり、
お互いのブログを行き来したり、あっというまの一年でした。
なんとか継続できたのも皆様のおかげであります。
ほんとうに有難うございました。

ホームページの「やちぶきの春」から、いま「屯田物語」が中心になって
おります。
これから、ホームページとブログをどのように分けて運営したらよいのか、
悩ましい問題でもありますが。
「屯田物語」、あとどれくらい続けられるかわかりませんが、
肩肘をはらないで、楽しくやっていきたいと思っています。

記念すべき日なので、素晴らしい夕焼けをねらっていましたが、
転寝していたので、思わず寝過ごしました。
でも、それなりにしみじみした手稲の山々であります。


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神居古潭 神々の集うところ

2005年10月20日 | 旭川の風景
宮島沼から旭川へ。
国道12号線を走るうち、急に思い立って神居古潭へのわき道に入った。
「熊出没注意」の看板がここにもたっている。

神居古潭とはアイヌ語で”神のいるところ”、
石狩川の激流が夕張山地の北端を侵食し、 奇岩怪石の渓谷が続く。
自殺者も多いらしい(吊橋から飛び込むのか?)、
実は心霊スポットにもなっているそうだ。



もう、ずいぶんここに来ていなかった。
むかしはもっと激流であったと思うが、いま石狩川は悠々たる流れである。




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宮島沼 これからマガンの飛来

2005年10月19日 | 
石狩平野にある宮島沼、マガンの日本最大の集結地。
ラムサール条約に湿地登録されている。
春と秋、6万羽以上のマガンが一斉に飛び立つ沼の夜明けを迎える。

美唄から宮島沼に寄る。
岸辺に向う道に柵があって、なぜか鉄条網がはってあった。
それをのりこえて?、沼に侵入する。
マガンがいる、これからどんどん増えていくのだろう。
最大級のマガンの飛来を見たい。







秋風がしみる、空知の田園風景、
左は宮島沼。

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束の間のデート 束の間の驚き

2005年10月18日 | 
束の間の時間
束の間の出来事
束の間の恋
束の間の逢瀬


さて、束の間の”束”ってなんのこと?
あらためて問われても、わからない。さっぱりわからなかった。
辞典をひくと、
この場合の束とは、”にぎりの長さ”のこと、
ようするに、人差し指、中指、薬指、小指を握ったときの長さである。
こんなの、いままで知らなかったよ。恥ずかしい。
弓や刀の手でにぎる柄とは関係ないのかな。

親戚の通夜があって、美唄へ行く。
少し時間があったので、駅前の繁華街を 束の間のデート
そのとき、変なネオンを見て、思わず、えっ!
束の間の驚き であった。



美唄駅前、
旭川行きの列車が到着したと放送していた。
このまま、旭川行きの列車に乗ってみたい。
束の間の郷愁  か。


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雪秩父 どこへいっても夢舞台

2005年10月17日 | 


神仙沼から大湯沼へ、
この雪秩父の露天風呂が、きょうの旅の最高の夢舞台。
露天に浸かりながら紅葉を眺める、贅沢な時間である。
あの山は神仙沼からみたチセヌプリだよね。



木々の間から大湯沼が見えてきた。
まえにここで熊の足跡をみつけたことがある。



国民宿舎「雪秩父」の前、
ナナカマドの朱色が鮮やかである。


10月12日 ニセコ雪秩父
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神仙沼 天上の楽園か

2005年10月16日 | 


五色温泉からパノラマラインをぬけ神仙沼へ、
遊歩道あたりの紅葉はもう色褪せてきていた。
しかし、神仙沼のまわり、紅、黄や緑の樹々の葉と青い空が水面に映え、
天地が一体となった夢の風景がそこにあった。

たくさんのカメラマンがいて、夕暮れ時を待っているようす。
夕陽の沈むとき、神仙沼の色がどう変わるのか、
その時をみたい気持ちもあったが、
はやく雪秩父温泉にいきたそうな妻の様子をみると、そうもいかないようだ。



黄金色に彩られた湿原・・
チセヌプリは神々の遊ぶ山のように見える。



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ニセコの秋 五色温泉の秋に酔う

2005年10月15日 | 


アンヌプリとイワオヌプリの峡谷にある 五色温泉 は、
いま紅葉の真っ盛りである。(10月12日現在)
たくさんの俄かカメラマンが、ご馳走てんこ盛りの景色に圧倒されながら、
シャッターを押していた。



ここの展望台から、五色温泉の露天風呂は丸見え。(ただし男風呂だけ)
ということは露天に浸かりながら、極彩色の紅葉を楽しめるということだ。


わたしのアルバム 五色温泉の秋 ←をご覧ください。
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美瑛の丘 「ケンとメリーの木」の想い出

2005年10月14日 | 
ここは「ケンとメリーの木」、ポプラの木です。
昭和47年、日産自動車の「愛のスカイライン」ケンとメリーのCMに採用されてから、
こう呼ばれているそうです。

テラスで、しばらくコーヒを飲みながら、はるかなる丘を眺めていました。
遠くに大雪山連峰が見えますね。



あのピンクの三角屋根の家に住んでみたいなあ。
大雪山連峰、右端は旭岳。



菜の花に埋め尽くされた丘、盛んに刈り取りをしていました。
なにかの肥料にするのでしょうか。



だんだん畑がうねっていて、もっとも美瑛の丘らしい風景です。
少し霞んでいますが、あれは十勝岳連邦ですよ。

わたしのアルバム 美瑛の丘 ←(クリック)をご覧下さい。



10月10日 美瑛の丘にて


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手稲山の夕陽 あしたは雨か

2005年10月13日 | 日常
もう雪虫が舞っているところもあるらしい、
あと三週間くらいで、札幌にも初雪。。
ベランダにでると、昼間の暖かさと違って、
冷たい風が身体を吹き抜ける。
あしたは雨、紅葉のおわりは時雨のはじまりか。

紅葉といえば、夕張の 竜仙峡
渓流と紅葉の綾なす素晴らしい風景を楽しめる。
ここは「幸福の黄色いハンカチ」の舞台となった炭鉱住宅があるところ。
来週が見頃というので、行きたいなあ。。


10月13日午後5時40分頃 手稲山


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