屯田物語

フォレスターとα6000が
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神仙沼 人も馬も道行きつかれ・・

2005年10月08日 | 
   人も馬も道行きつかれ死ににけり旅寝かさなるほどのかそけさ

今朝のNHK日曜歌壇で釈迢空の歌が紹介されました。
民間伝承採訪の信州の旅で、「数多い馬塚の中に、ま新しい馬頭観音の石塔婆が
立っているのはあわれである」と・・
風化した石塔や石像が道の傍にひっそりと佇む、
それをみたときの細やかなこころを感じます。
旅といえば車、車、車、
排気ガスをまき散らして、どうしてそんなに急くの、
わたし自身の旅のありかたを考えさせる歌でもありました。



神仙沼の秋、
春から夏にかけてエゾカンゾウ、ヒオウギアヤメ、ミツバガシワ、チングルマの花々が
咲き乱れ、まさに天上の楽園となります。
しかし、いまは華やいだ景色もおさまり、落ち着いた秋となりました。
神仙沼の息を呑む美しさに感動します。