4月の続きです。
道内で開かれたおもな展覧会の記事へのリンク集です。
書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。
カテゴリー分けは厳密なものではありません。
随時更新します。
現代アート
■「語り合う相手としての自然」-Conversing with Nature-
■國松希根太個展
■柴田あゆみ「かみがみの森」
絵画
■大嶋美樹絵展 ~やがて満ちてくる . . . 本文を読む
急な坂を下りてきて、札幌聖心女子学院の裏手に針葉樹の大きな木が並んでいるのを見て、ふいに昔のことを思い出した。
市電が円山公園まで走っていたころ。
筆者はまだ学校に上がる前で、おそらく家族で円山公園か動物園に行っていた帰りだと思う。
父親が唐突に、円山バスターミナルからバスに乗ってみようと言いだした。
札幌市内には西野、啓明などいくつかの市営バスのターミナルがあった(啓 . . . 本文を読む
5月26日は、前日回りきれなかった本郷新記念札幌彫刻美術館へ。
車を出して、最終日の「コレクション展 かく語りき本郷新 『彫刻は詩の塊だ!』」を見ました。
本郷新のことばをさまざまに引用して印字した紙片を、作品に添えて並べた、非常に啓蒙的な展覧会でした。
彼の主著「彫刻の美」に挙げられている彫刻の要素8項目(量、比例、釣合、動勢、律動、調和、構成、空間)に相応の作品を並べて、鑑賞者に考えさ . . . 本文を読む
遠藤彰子展の初日、大勢の人が会場に訪れていた中で、山内透さんから個展の案内状を手渡されました。
個人的な話をすると、実は肌にボツボツができていたり、小さなへこみや穴が無数にあいていたりするのが、非常に苦手です。高所恐怖症や尖端恐怖症のようなもので、ボツボツへの嫌悪感が物心ついたときから強いのです。「フォビア」と言っても良いでしょう。
したがって、自分にとっては山内さんの絵というのは、こういう . . . 本文を読む
3月末の東京2泊3日では、見たい展覧会を積み残していたので、再び上京しました。
しかし、結論から言うと、今回も見たかった展示の多くに行けませんでした。
5月8日(水)
午前6時57分発の特別快速エアポート。すわれました。
午前7時30分着新千歳空港着。
9時発新千歳発エアドゥ14便で羽田へ。
羽田空港で昼食用のカツサンドを買い、横浜までリムジンバス。
横浜→桜木町はJR。
桜 . . . 本文を読む
4月17日から19日まで出張していました。
とりあえず、概略を箇条書きで記しておきます。
17日
朝8時出発
10時20分AIRDO機で新千歳→羽田
空港内で昼食
京急―都営浅草線で新橋、山手線に乗り換え日暮里で降車
SCAI THE BATHHOUSE でアビチャッポン展
東博(東京国立博物館)で取材
上野→東京、新幹線のぞみ号で京都へ
ベ . . . 本文を読む
(承前。(3)はこちら)
会期が残り少ないので、シリーズの(4)より先に、こちらの(5)を先にアップします。
深川駅前にあり意欲的な絵画展を次々に企画しているアートホール東洲館で、案内ポストカードを見て「Cafe & Lunch ガーディ」にやって来ました。
納内と深川のメインルートである道道沿いにあり、明るい色の建物なので、すぐに分かりました。
札幌・深川から旭川の方を向いて . . . 本文を読む
(承前)
東川町文化ギャラリーのスタジオは、たしか新型コロナの頃に増改築された部分で、初めて入りました。
会場にいた見知らぬ男性から、もしかしてヤナイさんですかと話しかけられ、びっくりしました。
このブログでも何度も登場している、「北海道カメラ女子の会」代表などとして活動する札幌の写真家渡邉真弓さんは、東川で個展を開く一方で、これまで日高管内で何度もワークショップを行っています。
きっ . . . 本文を読む
金曜は東川と深川に出かけたので、土曜はバスと地下鉄で札幌市内のギャラリー巡りへ。
いずれも26日終了なので、概要を先に書きます。
札幌市資料館(ハットクラブ3人展『夢の世界へようこそ!』/光島直美作品展/ルピナス水彩愛好会/第16回ネイチャー写真クラブ「樹々たちの集い」写真展)
最初の三つは絵画展。
2室は午前10時かららしく、まだ閉まっていました。
写真展会場でHさんに会いました。 . . . 本文を読む
(承前)
ハービー・山口といえば、雑誌のタレントのグラビアやポップスのCDジャケットなどで活躍するオシャレな業界の写真家というイメージが強かったけれど、それはちょっと偏見だったようで、モノクロのポートレートの佳品などをたくさん撮っていることを知りました。対象へのやさしいまなざしが印象的です。
道内では初の大規模な個展となります。
冒頭画像と次の画像は、ロンドンでの写真をラミネートしたもの . . . 本文を読む
Googleマップで検索すると、札幌の自宅から上川管内東川町まで2時間余りと出ます。
自家用車を出すことにしました。
結論からいうと、全くのうそでした(笑)。
札幌から東川町まで3時間余りかかったのです。
道央自動車道の、とくに札幌-岩見沢で、あちこちで工事のために速度規制が行われていて、通常よりも遅くなったのは確かですが、それにしても...。
Googleマップ先生は、高速運転には . . . 本文を読む
5月21~23日のうち、外出したのは22日。
南1西2のカフェクロワッサンで、イラスト展を見つつ仕事をしようかと思いましたが、メールの処理などをしているうちに時間が過ぎてしまいました。
23日こそ仕事をするつもりでしたが、大寝坊し、意気消沈。
22日に話を戻すと、KT3条ビル(旧HBC3条ビル)に足をのばして「北海道画壇パイオニア展」という洋画展を見てきました。
三浦鮮治、田辺 . . . 本文を読む
今年5月4日の、空知の旅からの、最後の記事です。
滝川市江部乙町が生んだ、戦後を代表する日本画家のひとり、岩橋英遠ゆかりの桜の森に寄ってきました。
エゾヤマザクラの花は終わりかけていましたが、まだ少し咲き残っていて、楽しむことができました。
この森には公式サイト( https://eien-hokushin.org/forest/ )が存在します。
それに . . . 本文を読む
札幌の道展会員で、昨年あらたに新制作協会の会員になった塚崎聖子さんが6年ぶりの個展を開いていました。
どこか初期ルネッサンスを思わせる人物描写、丁寧に処理されたマチエール、絵画世界を引き立てる古材を使った自作の額と、その中に描かれたステンドグラスの窓のような小さな絵の数々など、独自の世界を存分に展開しています。
「黒い雨音」。
天使がらっぱを持って空に浮かび、空が泣いているような . . . 本文を読む
5月19日は、前日に回りきれなかった分を、自家用車を出して回りました。
盤渓北ノ沢トンネルを抜けて札幌西インターチェンジから札樽自動車道へ。
朝里インターチェンジで高速を降りて、この日最終日の朝里川アートフェスティバル。
昨年まで3回開かれた「朝里川 桜咲く現代アート展」からスタイルが少し変わりました。
野外展がなくなり「新光南会館」の館内での「巷の巨匠展」が中心になりました。 . . . 本文を読む