北海道美術ネット別館

美術、書道、写真などの展覧会情報や紹介。毎日更新しています。2013年7月末、北見から札幌に帰還。コメントはお気軽に。

ようこそ「北海道美術ネット別館」へ

2045年08月06日 08時15分17秒 | 展覧会などの予告
 ほぼ毎日更新しています。

 こちらもごらんください。
2013年7月29日到着分以降の情報の送り先について (2016年3月一部修正)



 東日本大震災をはじめ災害の犠牲者の皆さまにつつしんで哀悼の意をささげるとともに、避難者が一刻も早く落ち着いた生活に戻れますよう、祈念しております。




 このエントリは、掲示板のかわりとして、冒頭に置いています。展覧会の告知などでコメント欄を自由にお使いください。
 使い勝手をよくするため、会期が終わったコメントについては削除し、主宰者のレスは原則としてつけません。

 告知される方は、展覧会やイベントのタイトル、会場の名称と住所、会期と時間をかならず書いてください。よろしくお願いします。(かんたんな内容も書いてくださるとありがたいです)

 なお、初めていらした方は、こちらに、このブログの概要が書いてありますので、お読みください。

 筆者への連絡先は、右カラムにあります(あっとを@にしてください)。申し訳ありませんが、以前のメルアドは開けません。

 このブログの作品画像は原則として作家、あるいはギャラリー関係者、主催者に許諾を得ています。無断転載はお断りします。
(許可したおぼえはないので削除せよ-という方はご連絡ください)
 作者ご本人が使用されるのは、もちろんいっこうにさしつかえありません(「北海道美術ネット」から-と付記していただけるとうれしいですが、その旨なくてもさしつかえありません)

 このエントリは、随時改稿します。



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 また原則、毎週木曜夜に、新着情報を流しています。

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 右のカラムをご覧ください。
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「日経おとなのOFF」1月号特集「絶対見逃せない2019美術展」

2018年12月12日 17時11分49秒 | つれづれ読書録
 来年1年間に開かれる美術展の特集号を、ことしも買ってきました。

 本屋さんに行くと、似たようなムックや雑誌が目に入ります。
 ほかのも購入して、比較検討したほうがいいのでしょうか。
 なお、書店の店頭には、2018年版のムックがまだ並んでいることがあります。間違えて買わないように気をつけてください。

 「日経おとなのOFF」は税別820円。
 雑誌本体のほか、B5クリアファイル(右上)、カレンダー(左)、「美術展100ハンドブック」が付録についているので、かなりお得だと思います。
 お店によってはすでに売り切れているようです。

 この特集は毎年、読み応えはあるのですが、取り上げている展覧会が、どうしても大都市圏のブロックバスター(宣伝も観客動員も多い大型の展覧会)が中心で、北海道は蚊帳の外というきらいがありました。
 それが今年は、道内で予定されている美術展が二つ掲載されているのです。

 ひとつは、すでに情報が流れていますが、カラヴァッジョ展です。
 道立近代美術館で8月10日~10月14日に開かれ、その後、名古屋市、あべのハルカスの各美術館に巡回します。ということは、東京を素通りして札幌・名古屋・大阪開催ということで、珍しいパターンです。

 日本初公開の作品が3点あり、各会場で1点ずつ展示されるとのことで、熱狂的なカラヴァッジョのファンは全国を回らなくてはなりませんね。札幌で公開されるのは「病めるバッカス」。1593年頃に描かれた、ボルゲーゼ美術館の所蔵品です。
 そのほか「マグダラのマリア」(1606)、「女占い師」(1597、札幌のみ)、「リュート弾き」(1596~97ごろ)などが見られそうです。
 カラヴァッジョ(1571~1620)については、ここであらためて説明の必要はないでしょう。光と影を強調したドラマチックな画風で、ルネサンス後の西洋絵画の歴史を変えたイタリアの画家です。殺人の罪を犯して、逃亡先で客死するなど、他にちょっとないような経歴の持ち主でもあります。
 同誌によると、カラヴァッジョの現存する作品は60点強しかないとのこと。おそらく、カラヴァッジョだけではなく、同時代の画家の作品も含むのでしょうが、いずれにしても、印象派よりも前の西洋画の巨匠の個展が道内で開かれるのは貴重な機会で、期待が膨らみます。

 ふたつめは、奇蹟の芸術都市バルセロナ展
 4月から長崎県、姫路市(兵庫県)を回った後、札幌芸術の森美術館で9月14日~11月4日に開催されます(その後、静岡市美術館に巡回)。
 スペイン・カタルーニャといえば、ガウディやピカソゆかりのマチですが、同誌の別冊によれば
<映像、写真、図面、家具、宝飾品、彫刻など多彩なジャンルの展示から、この都市の芸術文化を探っていく。ダリやジョアン・ミロら、バルセロナに縁のある巨匠の絵画も充実>
とのことです。

 このほか、マネ「フォリー=ベルジェールのバー」やルノワール「桟敷席」などが展示される「コートールド美術館展」、日本に返却されなかったゴッホ「アルルの寝室」などもあわせてフランスからやってくる「松方コレクション展」、「クリムト展 ウィーンと日本1900」「寄贈の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」などが紹介されているので、詳しくは同誌をご覧ください。
 個人的には、ひろしま美術館と東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館を巡回する「シャルル=フランソワ・ドービニー展」が気になります。

 あとは、年があけて1月20日ごろ発売の「美術の窓」2月号をチェックすることになりそうです。


関連記事へのリンク
「日経おとなのOFF」2018年1月号は「絶対見逃せない! 2018年美術展」特集
日経おとなのOFF 2017年1月号
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12月11日(火)のつぶやき その2

2018年12月12日 01時47分58秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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12月11日(火)のつぶやき その1

2018年12月12日 01時47分57秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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本郷新「勇払千人同心」 苫小牧の野外彫刻(2)

2018年12月11日 21時21分21秒 | 街角と道端のアート
(承前)

 北海道出身の彫刻家を代表する一人として多くの野外彫刻を制作した本郷新。
 苫小牧にもいくつか設置されていますが、とりわけこの「勇払千人同心」と、市役所前などの「緑の環」は、苫小牧の中でもモニュメンタルな作品といえると思います。

 千人同心については、本郷新記念札幌彫刻美術館のサイトに、元同館学芸員の井上みどりさんが書いたテキストが、詳しい上に分かりやすいので、ここに引用しておきます。

 千人同心とは、徳川家康が江戸防備のため甲斐武田氏の家臣を配下に加え八王子周辺に配置したのが始まりといわれます。千人で構成されるので千人同心といわれました。

 八王子千人頭(かしら)原半左衛門が半士半農の同心の二、三男対策として、1800(寛政12)年に幕府に願い出て100人を連れて北海道に渡り北方警護と開拓にあたりました。原半左衛門は現在の白糠町に、原新助は苫小牧市勇払にそれぞれ配下の50人を引き連れて入植しました。1カ月後には第2陣として15人ずつが到着、両隊は25丁ずつの鉄砲や刀、槍などで武装し、外国船の動きを警戒しながら自給自足の生活に入ります。

 同心たちは、営農に慣れていたとはいえ北海道の荒涼とした原野と、厳冬の生活は想像を絶する厳しさであったのでしょう。苫小牧市史によると勇払隊65人のうち16人が2年間で客死しています。入植は、1804(文化元)年に断念され、同心たちは函館などに四散しました。

 苫小牧市は千人同心の先駆的役割を高く評価して、1973(昭和48)年の同市開基100年を機に八王子と姉妹都市を結びました。また記念事業として本郷新に記念像制作を依頼し完成したのが「勇払千人同心」です。

 本郷は、千人同心は「下級武士の姿として、いかめしくない、しかし凛然として寒地開拓への志向を示し」、「梅女に抱かれた幼児は、若き母亡き後の開拓の子孫であり、(中略)鍬や鎌が手渡されて、今日の大苫小牧市が生まれた歴史が象徴として凝固されることを願った」と制作意図を語っています。


 
 この梅女という女性についても、井上さんが同サイトで

<千人同心のひとり河西祐助とともに入植した妻・梅が女の子を出産しますが、北国の厳しい生活で体調を崩し幼子を遺して亡くなりました。その後、赤子を抱いた幽霊が出没し、夜な夜な墓地から女の泣き声や「この子にお乳を飲ませてください」と訪ねる声が聞こえるという噂話が現在民話として伝わっています。>

と説明しています。

 てっぺんの像は、右手に槍を、左手に刀を握り、槍を背面のぐるりに従えて立っています。
 その台座部分には、金色の鎌と鋤のレリーフが取り付けられています。

 古い発想であれば、武士の像を作って終わり、だったかもしれません。
 本郷新はその下の、見る人から距離の近い位置に母子像を据えました。
 苦難を負ったのは男性だけではないーということを、ちゃんと表現するのが、本郷新らしさであり、彼が「ヒューマニスト」と称されるゆえんでしょう。


 
 ちなみに、ブロンズ像は、千人同心が2.6メートル、母子像は1.5メートル。
 全体の高さは7.8メートルと、かなり大きなものです。

 もし母子像がなければ、巨大さゆえに、親しみをもてにくいものになっていたかもしれません。
 ピエタのように、うつむきがちに小さな子を抱く女性の悲しみが、ひしひしと伝わってくるようです。


 上部の千人同心像のエスキースあるいは原型にあたる石膏像は、本郷新記念札幌彫刻美術館にあるはずで、苫小牧よりは至近距離で鑑賞できると思います。


 台座には、次に掲げる、百人同心の由来についての文章のほか、河西知節の漢詩「哭家人」が別プレートに刻まれています。
 横書きなのが不本意ですが、引用します(漢字は新字に改めました)。

 万里游辺功示成
 阿妻一去旅魂驚
 携児慟哭穹盧下
 雖尽人間長別情

 なお「穹盧きゅうろ」はモンゴル遊牧民のゲルをさすらしく、これはもしかしたら、大空を意味する「穹窿きゅうりゅう」と言いたかったのではないかという気がします。



関連記事へのリンク
本郷新「鳥の碑」(石狩)

彫刻倒れ職員けが 本郷新記念札幌彫刻美術館

本郷新「無辜の民」ー石狩・厚田アートの旅(2)

嵐の中の母子像
「マッサン」と、札幌・大通公園の彫刻「泉」の深い関係
本郷新「オホーツクの塔」

魚の彫刻を正面から見るとヘンな顔になっている件について
本郷新「三輪龍揚像」「小林篤一像」
本郷新「オホーツク海」
宮の森緑地で

札幌第二中学の絆展 本郷新・山内壮夫・佐藤忠良・本田明二 (2009、画像なし)
独創性への道標-ロダン・高村光太郎・本郷新展(2009年、画像なし)

札幌市西区・宮の森緑地(Miyanomori-greenhill,Sapporo)
本郷新「石川啄木像」 釧路の野外彫刻(11)
本郷新「釧路の朝」 釧路の野外彫刻(9)
本郷新「道東の四季 冬」 釧路の野外彫刻(6)
南部忠平顕彰碑
「北の母子像」本郷新

札幌・宮の森緑地 (鳥を抱く女、太陽の母子)

網走の野外彫刻

本郷新「奏でる乙女」


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画像追加しました=2018年12月9、10日。井上治子展、In Harmonyなど

2018年12月11日 11時48分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 12月9日(日)

 出遅れた。
 午後からバスに乗り、札幌市民ギャラリーで中島ゼミ展ファイナルの続きを見た。
 全部見たけど、いつブログにアップしよう…。

 コンチネンタルギャラリーで北海道版画協会展。
 中島ゼミ展にも出していた神田真俊さんは、こちらの方が、一歩前に出た作品。
 小林大さんはギリシャ悲劇のような荘重さを感じさせる。
 重岡静世さんは重苦しい群像の中に虹を描き入れて希望を表しているかのよう。
 中嶋詩子さんが、エンボスを全面に取り入れた作品で、目をひいた。

 市資料館を経て、時計を見ると、ギャラリーミヤシタに間に合いそうだ。
 南3条西12丁目からジェイ・アール北海道バスの啓明ターミナル行きに乗り、南3条西20丁目で降車。

 井上治子さんの個展。
 白い麻糸をボンドで固め、水玉の連なりだったり、あや取りの梯子だったり、さまざまな抽象模様を織り成していく。
 それをギャラリーのコーナーなどに据え付けていた。彫刻だとしたら、なんともはかなく、ささやかな彫刻。壁にうつる影が、作品を引き立てる。
 見て良かった。

 いずれもこの日で終了。
 
 ミヤシタから板東珈琲まで歩き、グランドホテルで職場の忘年会(休刊日に開くのが習いなのだ)。



 12月10日(月)

 道新ぎゃらりーで「In Harmony 二人のAtsukoの版画展」。
 関川敦子さんと彼方アツコさんによる恒例の版画展で、13回目。今年のテーマは「本」です。
 子どもたちが庭などで本を広げている絵や、象が読書している絵など、かわいい作品ばかり。
 ポストカードなども豊富です。


 彼方さんの「Library」シリーズはいつもより線質がやわらかく、屋外で本を読む子どもたちがかわいらしく描かれています。

 このほか「雪あそび」は、雪だるまがスキーをしたり本を読んだり、これもかわいい小品。



 関川さんの「読書が苦手な訳」。
 これ、おもしろいなあ。

 ほかに「今日のおやつはパンケーキ」など、「ちびくろさんぼ」を知っている人はニヤリとします。
 サン=テグジュペリら作家を取り上げた連作も。


 この二人展を見ると、クリスマスが近いなあ~と実感しますね。


 11日まで。 

 以上、計4カ所で、今月は累計20カ所。
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12月10日(月)のつぶやき その2

2018年12月11日 01時51分05秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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12月10日(月)のつぶやき その1

2018年12月11日 01時51分04秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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SIAF2020第1弾ディレクターズトーク 「はじめまして、私たちが企画ディレクターです。天野太郎とアグニエシュカ・クビツカ=ジェドシェツカです。」

2018年12月10日 21時00分10秒 | 札幌国際芸術祭
 「札幌国際芸術祭2020ディレクターチーム発表」についてで紹介した企画ディレクター3人のうち2人(のこる1人の「コミュニケーションデザインディレクター」は公募中)が皆さんの前でお話します―ということで、さっそく予約して、12月8日(土)午後2時、会場へ行ってきました。アスティ45ビル(中央区北4西5)12階にある札幌市立大サテライトです。

 過去2度の芸術祭で行われたキックオフイベントに比べると、まだ会期に余裕があるせいかどうかはわかりませんが、理念や方向性を語るというより、おふたりの人となりを中心に紹介する、やや緩い感じの催しでしたが、これはこれで親しみやすくてよかったです。テーマや作家第1弾発表、というようなときには、もう少し広い会場で大がかりに実施するのかもしれません。

 話の中身に入る前に、あらためて分かったことを2点書いておきます。

 ひとつは、ディレクターは3人で、この上に総合ゲストディレクターが置かれるのではないということ。いわば「トロイカ体制」で芸術祭の中身を決めていくことになるようです。

 2点目は会期。
 いくら「2020年度」だからといって2021年2月開催では「SIAFサイアフ2020」にならないのではーと心配していたのですが、どうやら2020年12月中旬から21年2月にかけての開催になる見通しです。
 ほっとしました。

 さて、トークは、事務局の細川麻沙美さんに2人がそれぞれ答えるという形式で行われました。
 アグニエシュカ・クビツカ=ジェドシェツカさんは英語で答え、それを通訳者が日本語に訳していました。

 現代アート担当のディレクター天野太郎さんは、大学の優秀な同級生(誰だろう?)が道立近代美術館に学芸員として先に就職したため、自分もーと思って同館に採用され、学芸員になったとのこと。
 当時のエピソードでおもしろかったのが、同館で「マウリッツハイス王立美術館展」を開いたとき(1984年)、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を展示したそうですが、ほとんど話題にもならなかったとのこと。フェルメール人気は近年のことなんですね。
 その後、横浜美術館を経て、現在は横浜市の住宅街にある横浜市民ギャラリーあざみ野で主席学芸員を務めています。

 一方、メディアアート担当のクビツカ=ジェドシェツカさんはポーランド南西部のヴロツワフで、WROアートセンターの「WROメディアアートビエンナーレ」に携わっています。
 かつて見たドイツ人3人(誰だろう?)の作品に出合い、このような仕事をしてみたいと思ったのがアートの世界に入ったきっかけだそうです。

 天野さんは料理が趣味で、「天野酒場」と題して腕をふるったり、エルメスのファッションショーでモデルを務めたり、さらに漫画「学芸員太郎」のモデルになったりと、多芸多才な方のようです。
 クビツカ=ジェドシェツカさんは石集めが好きで、ハイキングに行くとさまざまな石を拾ってきて、自宅のあちこちに置いているそう。
 ディレクターの話が来たときには「Big,big surprise」だったといい、メディアアート分野で日本人のアーティストと仕事をする機会も増えているとのこと。来日はこれで5度目ですが、北海道は初めて。赤平の炭鉱跡を見たり、博物館でアイヌ文化を知ったり、さっそく精力的に動き回っているようです。

 テーマなどはこれから決めるわけですが、天野さんは先日訪れたオーストリア・ブリスベーンでのアジア太平洋トリエンナーレの会場で、アフリカ生まれ・ベイルート育ち・ベルリンの大学で学んだという作家にいきなり流ちょうな日本語で話しかけられてびっくりしたという体験を語り「自分のアパートにスリランカ人が住んでいて車のデザインをしている。これまでとは違う、国際化の風景が日本で増えるのでは」と語っていました。
 クビツカ=ジェドシェツカさんは、「雪や寒さを受け入れることからコンセプトが始まるのでは」と述べ、東南アジアなどの人にとっては魅力的だと強調。また、初期のWROビエンナーレが冬で開かれていたことから、冬季開催は可能ではーと話しました。

 最後に、抱負を聞かれ、天野さんは
「道立近代美術館で相当鍛えられたので、恩返しじゃないですが、今まで学んできたことを全部ここ(札幌)でつぎこもうかと思っている」
と語り、クビツカ=ジェドシェツカさんは
「ネットワークを駆使し、中東欧などいろんなアーティストと協力していきたい」
という意味のことを話していました。

  
 ほかにもいろいろな話がありましたが、かいつまんで書いてみました。
 文責は、聞き取っていた筆者(ヤナイ)にあることはいうまでもありません。

 この後、懇親会もあったようですが、筆者はほかに見る展示がありましたので、会場を急いで後にしました。


Web: http://siaf.jp
Facebook: http://facebook.com/siaf2014info
Twitter: @siaf_info
Instaglam: @siaf_info/
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喫茶いまぁじゆ、来年1月18日閉店

2018年12月10日 13時25分13秒 | 情報・おしらせ
 道立近代美術館に近い画廊喫茶として親しまれてきた「いまぁじゆ」が、2019年1月18日かぎりで閉店します。

 最後の企画として、これまで同店で個展などを開いてきた画家・工芸家による「Final展」が12月25日から1月18日まで開かれます。
 出品は、佐藤武、小笠原み蔵、望月建、植田莫、澤田範明、川村弘文、坂東宏哉、浜口秀樹、八重樫眞一、山内敦子、川本ヤスヒロ、佐藤潤子、千代明、秋山久美子の14氏。

 同店は、カフェとギャラリーを分けた造りではなく、昔ながらのつくりの画廊喫茶。カウンターと、テーブル4席の小さな店内の壁に絵を掛けていました。カウンターの奥の壁にも絵が数点かかっていたことが多いです。
 以前は道展会員らの小品を月がわりで並べていましたが、2014年初めからレンタル中心に移行。展示サイクルも少し早くなり、特にこの数カ月は1~2週間ということもありました。

 実は、店を閉めるという話は1年ほど前から耳にしていました。
 近年は、閉店の話題が多くてさびしいです。

月―金曜 午前11時~午後8時
土曜 正午~午後8時
日曜、祝日休み


□喫茶いまぁじゆ ままりんのブログ https://ameblo.jp/imaajiyu/
□喫茶 いまぁじゆ https://imaajiyu.amebaownd.com/
□twitter @imaajiyu

画廊喫茶、2014年からの変更



・中央バス、ジェイ・アール北海道バス「道立近代美術館」から約190メートル、徒歩3分
 ※都市間高速バスおたる号(北大経由除く)、ていねライナー、手稲営業所行きなど、全便が止まります

・地下鉄東西線「西18丁目駅」3番出入口から約330メートル、徒歩5分

・市電「西15丁目」から約860メートル、徒歩11分
・ジェイ・アール北海道バス「北5条西17丁目」から約490メートル、徒歩7分
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12月9日(日)のつぶやき

2018年12月10日 01時48分17秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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■松浦進展 “formlessness” (2018年11月23日~12月9日、札幌)

2018年12月09日 14時34分00秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 筆者はこれまで何度も松浦進さんの作品を見てきた。
 道都大の中島ゼミ展、プラニスホールで開かれた現代アートのグループ展、ト・オン・カフェでの個展。さらには、渋谷でのトーキョーワンダーウオール(これを圧縮したのがJR札幌駅構内のアートボックスの展示)までも見ているのだ。

 にもかかわらず、ブログできちんと紹介したことがいままで一度もない。これには自分でもびっくりした。単なる偶然だと思う。
 しかし、札幌はもちろん、海外でのアーティスト・イン・レジデンスにも赴き、若手版画家では最も活躍が目立つ一人であるだけに、これほど紹介が遅くなってしまったのは、ひとえに筆者の怠慢というしかない。



 先ほど「版画家」と記したが、彼の作品は、シルクスクリーンに手彩色をほどこしたもの。時に、インスタレーションのように、空間に展開していくこともある。
 濃い黒で刷られた人物の顔が特徴的で、いわゆる肖像画とは違う。記号的な面もあるが、漫画とはずいぶん雰囲気が異なる。グラデーションがなく、表情も不明瞭な顔の数々は、松浦作品のトレードマークともいえそうだ。

 今回の個展のメインとなる大作は「カタチのないものをつくり、育み、集め、恐怖し、壊し、そして慈しむ #1~5」と題されている。1170×910センチと記されている。
 同一の版を用い、その上に、チューリップのような花をかき入れたり、黄色の雨を降らせたり、絵によって全く異なる加筆をしている。上部の大きな黒い円がすっかり黄色になってしまった作品もある。版画用の油性インクをナイフで塗りつけることが多いという。
 画面の多くを埋め尽くす、筆触のような模様も、それぞれ異なる彩色がほどこされている。
 ところどころに金色の粉をまいているのは、光悦など琳派の芸術を筆者に連想させた。それらを画面に定着させる意味もあり、彩色の上にニスで仕上げるので、画面には光沢が生じる。



 作品は「ネコナデル」。

 従来は都市風景を画面に取り入れることが多かった松浦さんだが、前回の個展では「癒やし」をテーマにほぼ人物のみの反復描写となり、今回は植物がふんだんに描かれている。
 聞けば、前回の個展の前は、海外での生活や制作ですっかり消耗して、猫をなでる絵を作ったのだそうだ。
 松浦さんの画風は大筋では変化していないものの、以前に比べてとげとげしさのような感じが薄まり、穏やかさが感じられるようになってきたと筆者は思う。
 現代の人間を描く―という視点は変わっていないと思うので、今後とも注目していきたい。


2018年11月23日(金)~12月9日(日)午前11時~午後6時(最終日~5時)、火曜休み
ギャラリー創(札幌市中央区南9西6)

関連記事へのリンク
第46回道都大学中島ゼミ展「版と型をめぐって」(2009)


・市電「山鼻9条」から約110メートル、徒歩2分

・地下鉄南北線「中島公園駅」1番出口から約380メートル、徒歩5分

・ジェイアール北海道バス「循環啓55」「循環啓55」「循環啓65」「循環啓66」で、「南9条西7丁目」降車、約210メートル、徒歩3分
(ギャラリー門馬近くの「旭丘高校前」から「循環啓55」で直行できます)

・じょうてつバス「南9条西11丁目」から約750メートル、徒歩10分。(快速7、快速8は通過します)

・中央バス「中島公園入口」から約650メートル、徒歩8分

※ト・オン・カフェから約500メートル、徒歩7分。鴨々堂から約650メートル、徒歩8分。HOKUBU記念絵画館から約1.2キロ、徒歩16分。ギャラリー犬養から約1.9キロ、徒歩24分


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■トリビュート 砂澤ビッキに 詩[柴橋伴夫]と書[須田廣充]による (2018年11月28日~12月9日、札幌)

2018年12月09日 09時53分32秒 | 展覧会の紹介-書
 須田廣充さんは1950年浜益村(現石狩市浜益区)生まれ、江別在住の書家。
 北海道書道展の会員、グループ「游」のメンバーで、近年は、アメリカインディアンの言葉を題材にした個展を開くなど旺盛な活動をみせています。これで2年連続の個展となり、道内の書家としては珍しいと思います。

 今回は北米先住民族からうってかわって、詩人で美術評論家の柴橋伴夫さんが書いて出版した評伝『風の王 砂澤ビッキの世界』が題材になっています。


 メインのギャラリーには、ビッキの木彫が1点置かれています。
 フクロウを彫ったもので、以前は、北海道を代表する詩人だった故河邨文一郎さん(「虹と雪のバラード」の作詞者)の所蔵だったそうです。

 そして、柴橋さんの短詩「静かなり火の神燃えてチカプウンニ(近文)」「旗立てし風のシャクシャイン怒りの扉」など25篇を、須田さんが書いています。すごいのは、25点すべて書法を変えて書いていること。
 大規模な書展の近代詩文書のコーナーに行くと、作品のバリエーションに意外と乏しいことがあって驚くことがありますが、須田さんの場合はそれとは逆で
「1人でこんなに書くか!」
とびっくりさせられます。



 横書きを取り入れたり、淡墨や、余って色が変わった墨を使ったり…。
 罫線を入れているのは須田さんらしい作ですし、「神の舌」や「四つの風」をよんだ詩では絵もかいて、書画一致の遊び心をみせています。
 大胆に天地の余白をとってみせたり、針のようにとがった細く直線的な文字を隙間なく詰め込んだりといった工夫も随所にみられ、ときには激しく、ときにはエロティック。
 これまで須田さんが書いてきた多種多様な書法を、惜しみなくつぎ込んだといえる書展になっています。



 一方、カフェスペースのほうは、長めの詩「風の王 BIKKY」を、20メートルの長さに書いています。
 須田さんがこれまで手がけてきた中でも、最大の作品だそうです。
 こちらはIからVIまでの各節、調子を変えずに書き上げています。

 須田さんは今回の作品について
「楽しかったし、ラクだった。ビッキの彫刻のイメージを思い浮かべて書けばいいんで」
と話します。これまでは、ことばの持つイメージをどう作品に具体化するかというのが難しさでしたが、ビッキの場合は彫刻家なので、書にする際のとっかかりがあるということなのかもしれません。
 もちろん「ラク」といっても、創作の苦しみや大変さはあるでしょうが、今回の須田さんの作品はとりわけ運筆の迷いがなくスムーズに書けていることが、筆者のようなしろうと鑑賞者にも伝わってきます。



 なお、カフェ手前の小スペースには、柴橋さんがこれまで撮ってきた資料写真が展示されています。
 大同ギャラリーで、阿部典英さん、矢崎勝美さん、砂澤ビッキが3人展を開いたことがあったんですねえ。 


2018年11月28日(水)~12月9日(日)午前10時~午後6時(最終日~5時)、月・火曜休み
茶廊法邑(札幌市東区本町1の1)

関連する記事へのリンク
交錯する眼差しの方へ II 遠藤香峰・大川壽美子・須田廣充・竹下青蘭・吉田敏子(2013)

【告知】須田廣充書展 韻律の中へ-草野心平詩より- (2011)※画像なし

10人の書展(2010)

交錯する眼差しの方へ 遠藤香峰・大川壽美子・須田廣充・竹下青蘭・吉田敏子 書展 (2008年)※テキストは未完のままです。申し訳ありません。

第32回高書研展(2007年)※画像なし

須田廣充書展「アメリカ・インディアンの聖なる大地の教えより」(2004年)

札幌の美術 2003 ※画像なし





茶廊法邑への道(アクセス)

・地下鉄東豊線「環状通東駅」2番出入り口から約800メートル、徒歩10分

・札幌駅北口から中央バス「東64 東65 東営業所行き」で「本町1条2丁目」降車、約170メートル、徒歩3分
・地下鉄南北線「北18条駅」で、中央バス「東62 本町線 東営業所行き」に乗り継ぎ、「本町2条1丁目」降車、約470メートル、徒歩6分
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12月8日(土)のつぶやき その2

2018年12月09日 01時48分51秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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12月8日(土)のつぶやき その1

2018年12月09日 01時48分50秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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