「一般社団法人 北海道美術館協力会」(アルテピア)の会員から、お知らせに協力してほしい旨の要望があったので転載します。
会場は道立近代美術館講堂(札幌市中央区北1西17)。
5月15日から8月28日までの計8回で、いずれも木曜の午前という時間帯なので、勤め人や学生といった一般の人の参加はあまり想定していないのかもしれません。
第2回、第7回の講義終了後は「特別展の鑑賞があります」 . . . 本文を読む
美術評論家で、道立近代美術館で学芸部長を務めた武田厚さんが亡くなったという情報が複数入っています。
武田さんは1941年(昭和16年)、北海道歌志内生まれ。
東京学芸大を卒業し、山種美術館に勤務した後に道立美術館に移り、73年に「北海道立新美術館準備室主任学芸員」、77年の道立近代美術館開館時に学芸課長、80年に学芸部長となります。
87年、横浜美術館準備室・横浜美術館学芸部長に転じて、 . . . 本文を読む
岩見沢市中心部(4条西3丁目)にある岩見沢アール・ブリュットギャラリーが3月28日限りで閉館していました。
市のサイトによると同ギャラリーは2020年9月のオープン。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機に、障がいのある人のスポーツだけではなく、芸術文化も盛り上げようという機運が全国的に高まり、岩見沢市でも「北海道アール・ブリュットフォーラム」や「岩見沢アール・ブリュ . . . 本文を読む
初めての試みとして、今年1~3月に道内で見た展覧会についてまとめて書きました。
主に取り上げているのは
・マイ・ホーム(仮) =札幌芸術の森美術館
・星の瞬間 =北海道立近代美術館
・積丹温泉芸術祭 =岬の湯しゃこたん
の三つです。
マイ・ホーム(仮)と積丹温泉芸術祭については、このブログの内容と一部重複しています。
ふだん月に1、2度書いている「展覧会」は800字程度と字数制限があ . . . 本文を読む
小樽百貨 UNGA ↑ (小樽市色内2)のインスタグラム( @unga_plus )によると、2階の unga plus gallery が2025年3月に閉廊するとのことです。
日付は記されていません。
https://www.instagram.com/p/DGUyW60yRIR/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA= . . . 本文を読む
2017年から休館していた札幌宮の森美術館(札幌市中央区宮の森2の11)が、7年間の休館期間を経て、5月2日、J Art Foundation として一部リニューアルオープンすると、ウェブサイトで発表されています。
https://jartfoundation.com/J Art FoundationJ Art Foundationの公式サイトです。当館は旧札幌宮の森美術館が約7年の休館を経 . . . 本文を読む
北海道新聞2025年3月15日サタデーどうしん面に、Work In Progress 12 「Beyond Boundaries 境界を超えて」の展覧会評を書きました。<展覧会>Work In Progress 12 「Beyond Boundaries 境界を超えて」:北海道新聞デジタル「普通、展覧会では完成作品を展示する。創造に関わる作者の舞台裏の思 . . . 本文を読む
北海道を代表する彫刻家の一人、國松明日香さんが亡くなったという情報が入っています。
道内各地に多くの野外彫刻があります。
量塊性で勝負するのではなく、風や波のゆらぎを思わせるような軽さを感じさせる彫刻を作り続けました。
國松さんは1947年、小樽生まれ。
東京藝大に学び、はじめは版画の分野で第1回C.C.A.Cワールドプリントコンペティション(サンフランシスコ近代美術館 . . . 本文を読む
第28回岡本太郎現代芸術賞の選考結果が発表され、旭川の齋藤玄輔さん『語り合う相手としての自然』が、最高賞に次ぐ岡本敏子賞に選ばれました。
おめでとうございます!
第28回岡本太郎現代芸術賞 受賞作品 | 岡本太郎記念館
美術手帖ウェブ版によると、同作は
岡本太郎美術館の展示空間で特徴的なガラスに囲まれた空間で発表された《語り合う相手としての自然》は、東日本大震災の原発事故を題材にしたも . . . 本文を読む
ときどきテレビでバンタンスクールのCMを見るのはどうしてだろうと思っていたら、来年札幌に開校するんですね。
以下、公式サイトのプレスリリース(2025年1月16日付)から。
プロの現場による実践スクール事業を行い、「世界で一番、社会に近いスクールを創る」をビジョンとする株式会社バンタンは、日本におけるコンテンツ産業の拡大とクリエイターの人材不足を背景に、地域展開を加速するため、2026年4 . . . 本文を読む
2025年2月15日に二つの仕事があったので、報告しておきます。 一つは、北海道新聞「サタデーどうしん」面の「展覧会」欄に、本郷新記念札幌彫刻美術館で24日まで開催中の「北の美大展(仮)」について書きました。 もう一つ。札幌彫刻美術館友の会新年会が市内のホテルで開かれ、「いつまでもあると思うな野外彫刻」という題でお話いたしました。 内容はこ . . . 本文を読む
おととい(2025年2月10日)深夜、彫刻家・批評家の小田原のどかさんのポストで知りました。
チ・カ・ホを管轄する札幌駅前通まちづくり株式会社へ意見書を昨年11月に送ったところ、返答があり、2月10日付で規約が変わったそうです。
「おしらせ」https://www.sapporo-chikamichi.jp/news/detail.asp?id=284によると
「子供から大人まで不特定多数 . . . 本文を読む
札幌・小樽を拠点に写真を撮っている和龍美 わ たつ み さんが、念願だったギャラリー「みどりの日記」を、札幌市北区に開設しました。
1月21日から、造作を自由に見てもらう「新設ギャラリー内覧展 …and build」の期間中で、28日からは「凛景 Again, 及川文・對馬恵子二人展」が始まります(2月9日まで)。
さらに2月11日からは、火曜→日曜のサイクルで5週間、毎週出品者を入れ替 . . . 本文を読む
報告が遅れましたが、12月14日付の北海道新聞サタデーどうしん面「展覧会」に「鈴木果澄展 世界を孕む」を執筆しました( https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1099819/ )。
また、同紙カルチャー面で26、27の両日、恒例の年末回顧企画がありますが、その「美術」欄を担当します。
先日ブログにアップした「2024年の北海道のアートシーン(があるもの . . . 本文を読む
2024年12月21日の北海道新聞おくやみ面を見ていて、函館市の項に、石本本子さんの名があることに気づきました。
住所が枝番まで同じなので、以前、全道展会員(絵画)だった方だと思われます。
18日死去。83歳でした。
石本さんは1998年、全道展で2席にあたる道新賞を受け、翌99年に最高賞である協会賞に輝きました。
2000年に新会友となりました。
02年には「ツイン・バベル・タワー . . . 本文を読む