北海道美術ネット別館

アート、書道、写真などの展覧会情報や紹介、批評、日記。毎日更新しています

2018年11月のおもな展覧会

2018年11月30日 23時45分06秒 | 主な記事へのリンク
 2018年11月に、道内で開かれたおもな展覧会の記事へのリンクです。
 書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。

 ■は、エントリ更新時点で終了しているもの、■■は終わっていないものを示します。

 カテゴリー分けは厳密なものではありません。
 随時更新します。


現代美術

塔を下から組む―北海道百年記念塔に関するドローイング展 ■続き ■続々
■藤沢レオ展
■鼓動する日本画 CONNECT
物語のかけら 塩谷直美・中嶋幸治
藤原瞬遺作展


絵画・版画

櫻井マチ子個展
舩岳紘行×狩野宏明 二人展 神話とサイボーグ
亀井由利展ー絶えなき生命のものがたり
田中咲絵画展「春画展」
志摩利希作品展 Twilight Nirvana
三岸好太郎を追いかけて
第17回北区のアーティスト展
松本浦 図画工作展 昭和93年度路地裏画報
白鳥洋一画展「植物記」
個展50回・傘寿記念「大地康雄の油絵」展 ダイヤ型シリーズ「大震災からの形象(棲)」
佐藤潤子展 生と再生
青野昌勝個展


彫刻

武藏未知 WORKS 4


工芸

第6回伝統工芸北海道展 ‐日本工芸会 東日本支部 北海道研究会の作家による‐
暮らしの中の真鍮・木・土・革 展 vol.7
第10回記念 凍土会展2018ー北土を綴る
工藤ちえ奈作陶展「ぺんぎんのうごき展」
井川ゆきな陶展「うまれくるかたちー素(あり)のままー」




島田無響遺作展
新生三十年記念 さわらび会書展
第37回北海道書人展


写真

■■Dans les coulisses du lac des cygnes Exposition de photographies Hajime Yoshida 吉田肇写真展「バレエ白鳥の湖~舞台裏の景観」


複数ジャンル
全道展 第8回新鋭展
nor-hay展 「林教司を偲ぶ会」
極の誘ひ 詩人吉田一穂展 ―あゝ麗はしい距離(デスタンス)
近美コレクション 北の美術家群像
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■Dans les coulisses du lac des cygnes 吉田肇写真展「バレエ白鳥の湖~舞台裏の景観」(2018年11月20日~12月1日)

2018年11月30日 17時51分50秒 | 展覧会の紹介-写真
 展覧会の正式名称は

Dans les coulisses du lac des cygnes Exposition de photographies Hajime Yoshida 吉田肇写真展「バレエ白鳥の湖~舞台裏の景観」

 個人的には芸術分野としてのバレエには全く興味がない。
 したがって、バレリーナを描いた絵や、撮影した写真も、ふつうはじっくりと見ることはない。
 しかし、この写真展は、世の中にある凡百の絵や写真とは違っている。
 この1964年生まれ、札幌在住の写真家自身の表現になっているとしか言いようがない。
 かといって、バレリーナを素材として、いわばダシとして登場させているというのとも違うだろう。
 
 被写体としてのバレリーナをリスペクトしつつも、作品によって、個としての存在感を際立たせたり、群像として表現したり、表現の文法を変えている。
 冒頭の画像の中央にある作品は、フライヤーにも使われていたものだが、舞台から舞台袖に漏れてくる光の中に、登場する順番を待つバレリーナたちの緊張感と個々の存在感が、ゆるやかに溶解しているように見える。


 スローシャッターであえて被写体の動きを強調する手法はよくみられるが、注目したのは、まるでフィルムのような粒状感のある写真。
 いや、ひょっとしたらフィルムなのかもしれないが。ある種の生々しさとともに、人間の存在感が引き立ってくるから不思議だ。

 カラー写真で、赤系統の発色をぐっと抑えた作品があり、絵画のような手触りを感じる。

 バレリーナ個々に焦点を当てた作品でも、一般的なポートレートとは全く違うものになっている。




 会場にあった文章。

心の中に存在する霊性を被写体から導き出し夢と現実の間の心理的な世界を映し出す。
そして抽象的ながら実体を露わにされた魂を見る人の心の奥深くに残していく。


 3枚目の右端は、ホールではなく、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)で撮影したもの。
 天窓からさし込む光の調子がおもしろい。


 吉田さんは今年、画家のモリケンイチさんと茶廊法邑で、写真と絵画による2人展を開いているが、筆者の怠慢によりまだ書き終えておらず、この記事が先に出てしまうのは、なんだかモリさんに申し訳ない気もする。


2018年11月20日(火)~12月1日(土)午前10時~午後7時(土曜~午後6時、月曜正午~)、日曜休み
札幌アリアンス・フランセーズ(中央区南2西5 南2西5ビル2階)

□Hajime Yoshida Official website https://www.hajime-yoshida.com


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■亀井由利展ー絶えなき生命のものがたり (2018年11月6日~12月1日、札幌)

2018年11月30日 14時47分53秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 亀井由利さんは室蘭出身、札幌の画家で、新道展会員。
 毎年石の蔵ぎゃらりぃはやしで小品展を、新さっぽろギャラリーでも個展を開いているほか、新道展への出品、グループ展「バックボックス」の立ち上げなど、病気を抱えているとは思えないほど、精力的な活動ぶりだ。

 今回の個展も、半数以上が新作。
 とても、心臓の発作が起きて、その後に描き上げた作品が並んでいるとは信じられない(ある絵の「異常な心電図」という題が、そのことを反映している)。
 冒頭画像の右端に「薔薇」という絵があり、これも「絵の具が余ったので」描いたという新作。
 この左側にあるモノクロの「月夜」は、以前、カフェ北都館ギャラリーに展示したという。


 2枚目の画像、右端は「花原 I」。
 見た目には雪野原に見えるが、花々が枯れた後の野をイメージしているそうだ。
 そのとなりが「異常な心電図」。絵の具の飛沫が、生命の感覚をつたえる。

 さらにその左は「狭間」。
 青一色の絵で、澄んだ深みをたたえている。

 このほか、鉛筆によるデッサン「裸婦」もあり、幅のある個展らしいまとまりのある会場になっていた。

 他の出品作は「歩く鳥」「魚の形」「花」「飛翔」「花の形」「静かな炎 I」「暦」「遠い風景」「シナプスの成せるわざ」「静かな炎 II」「月夜」「シックなハート」「飛び散る」「北の街」「music」「北の廃塔」「実のなる樹」。


2018年11月6日(火)~12月1日(土)午前11時~午後6時、日月曜・祝日休み
ギャラリー北のモンパルナス(札幌市西区二十四軒4の3)


関連記事へのリンク
第63回新道展 (2018年8~9月)
亀井由利展 (2018年6月)
バックボックス展 (2018年4月)
亀井由利小品展 (2018年1月)

亀井由利小品展 (2017年1月)

亀井由利展~きらめく生命(いのち)のものがたり (2014)
花ざかりの絵画展
亀井由利展 (2014年2月~3月)

13→14展 (画像なし)

亀井由利個展 (2010)

北都館で清水アヤ子・亀井由利2人展(2009年10月)
亀井由利小品展(2009年5月)

たぴお記念25th + 13th 異形小空間 (2007~08年)
亀井由利個展(2007年)
亀井由利 心象世界(07年4月)

BOOKS ART展(06年11月。画像なし)
06年9月の個展
LEBENS展(06年6月。画像なし)

新道展50周年記念展(05年。画像なし)

柴崎康男・亀井由利2人展(04年。画像なし)
亀井由利「かかえる」
=厚生省買い上げ、菊水のがんセンターに展示




・地下鉄東西線「琴似駅」から約380メートル、徒歩5分

・JR琴似駅から約880メートル、徒歩12分

・ジェイ・アール北海道バス「山の手一条通」から約760メートル、徒歩10分
※快速、都市間高速バス、中央バスは止まりません

※カフェ北都館ギャラリーから約150メートル、徒歩2分です
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本郷新「鳥の碑」(石狩)

2018年11月30日 09時37分00秒 | 街角と道端のアート
 11月27日に、本郷新記念札幌彫刻美術館の前にある「鳥の碑」が倒れたという記事について書きましたが、これが石狩にあるものと同一かどうかは確認していません。
 ただ、よく似ていることは確かです。

 女性が鶏を抱えているさまを表現した本郷新の彫刻といえば、宮の森緑地や釧路市観光国際交流センター前などにある「鳥を抱く女」がよく知られています。

 石狩市民図書館の前を通りがかったとき、この立像を見て
「また『鳥を抱く女』か」
と思ったのですが、近づいて見るとちょっと違います。


 大通公園にある代表作「泉」などの柔和さに比べると、直線的な構成が目を引きます。
 これほど実際の人体から離れて改変をほどこした本郷の作品はめずらしいのではないでしょうか。

 目隠しをして、頭頂部は欠けているように見えます。
 脚も台座で途中から切られています。

 この直線を生かしたつくりは、あるいはザッキンなどの影響があるのかもしれません。

 下のページで、当時、本郷新記念札幌彫刻美術館の学芸員だった井上みどりさんは

 全体としては、生命感に溢れた作品であるが、「鳥の碑」は、他の作品と趣を異にしている。材質にコンクリートを選び、少女と鳥の形は、無駄な部分を省略し形を単純化した。表面の処理も全体に亀裂を入れ、一面では死のイメージさえ感じるような表現になっている。

と述べています。

□本郷新記念札幌彫刻美術館の「鳥を抱く女たち」のページ http://www.hongoshin-smos.jp/sculpture/toriwodakuonna.html


関連記事へのリンク
本郷新「無辜の民」ー石狩・厚田アートの旅(2)

嵐の中の母子像
「マッサン」と、札幌・大通公園の彫刻「泉」の深い関係
本郷新「オホーツクの塔」

魚の彫刻を正面から見るとヘンな顔になっている件について
本郷新「三輪龍揚像」「小林篤一像」
本郷新「オホーツク海」
宮の森緑地で

札幌第二中学の絆展 本郷新・山内壮夫・佐藤忠良・本田明二 (2009、画像なし)
独創性への道標-ロダン・高村光太郎・本郷新展(2009年、画像なし)

札幌市西区・宮の森緑地(Miyanomori-greenhill,Sapporo)
本郷新「石川啄木像」 釧路の野外彫刻(11)
本郷新「釧路の朝」 釧路の野外彫刻(9)
本郷新「道東の四季 冬」 釧路の野外彫刻(6)
南部忠平顕彰碑
「北の母子像」本郷新

札幌・宮の森緑地 (鳥を抱く女、太陽の母子)

網走の野外彫刻

本郷新「奏でる乙女」


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11月29日(木)のつぶやき その2

2018年11月30日 01時48分08秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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11月29日(木)のつぶやき その1

2018年11月30日 01時48分07秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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彫刻倒れ職員けが 本郷新記念札幌彫刻美術館

2018年11月29日 23時29分39秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞2018年11月29日朝刊のほか、読売、毎日も報じていました。
 以下、道新から引用します。

 札幌市は28日、中央区の本郷新記念札幌彫刻美術館で屋外展示中の彫刻作品が倒れ、点検中だった60代の男性職員に接触する事故があったと発表した。男性職員は頭部裂傷などのけが。同日入院したが、命に別条はないという。

 施設の指定管理者・市芸術文化財団によると、開館前の同日午前9時40分ごろ、男性職員が点検していた彫刻「鳥の碑」(台座部分を含む高さ187センチ、幅57センチ、奥行き51.5センチ)が倒れた。1963年制作のコンクリート製で、彫刻と台座の接合部分が腐食していたという。この作品の展示は当面行わない。(以下略)


 毎日新聞の北海道版には、市が提供したカラー写真も載っていました。
 「鳥の碑」が仰向けに倒れていました。

 筆者がこの記事を目にしたとき、いったいどんな彫刻だったっけ? と思いました。
 「札幌散策」のサイトに画像がありますが、どうも記憶がはっきりしません。後ろの壁から推察して、いつも足を運ぶ本館側ではなく、旧アトリエの記念館のほうのようです。
 もうすこし検索すると、札幌彫刻美術館友の会が昨年5月、像の清掃活動を行った際の記録が出てきました。

 道内でこの種の事故は聞いたことがありません。
 ただ、彫刻は重いので、もし倒れてきたとき真下にいたら、ひとたまりもないでしょう。市町村教委などはしっかり管理してもらいたいと思います。


 おそらく同一と思われる作品が、石狩に立っています。
 後日、紹介します。

(追記。ネット検索すると、玉川高島屋SCの前にある作品がたくさんヒットします。これも同一の作のようです)
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■舩岳紘行×狩野宏明 二人展 神話とサイボーグ (2018年11月16~29日、札幌)

2018年11月29日 13時35分00秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 北海道教育大学岩見沢校の舩岳紘行准教授が、筑波大で同級生で現在は奈良教育大准教授の狩野宏明さんと、2人展を、岩見沢に引き続き、札幌でも開いています。
 2人は、筑波大の大学院の同じ部屋で、背中合わせの位置で制作に励んでいたとのことです。
 ただ、東京などでは拠点とするギャラリーが違うこともあり、今回が初の2人展となりました。

 両者の画風はシュルレアリスムやバロック美術に通底するような幻想性と細密描写という点で共通するものがあるともいえますが、もちろん、子細に見ていくとそれぞれに個性的です。

 冒頭画像は「動き出す」。
 舩岳さんの作品でも、とくに土俗的・神話的な色の濃い1枚だと思います。
 中央の、石を積み上げたドルメン様のものから、ピンクのひもが飛び出していて、緑の雲のようなものとつながっています。
 周辺にいる3人が驚いていますが、儀式や祭事で踊っているようにも見えます。


 手前は「白樺の森」。
 シラカバの幹に、人間の目のような模様が見られること自体は珍しくないのですが、それがほんとうに目そっくりに描かれると、やはり不気味さや怖さを感じます。
 中景には、頭部・胴体がピンク色の風船のようにふくらんだ異様な化け物がしゃがんだ女性と向き合っています。

 ほかにも、少年の横で飛ぶ鳥に顔がついていたり、目が四つある雲のような怪物がいたり…。
 「古事記」のような日本神話を思い起こす人もいれば、宮澤賢治の童話のうちダークな部分を想起する人もいるでしょう。



 しかし、筆者が今回の個展でいちばんびっくりしたのは、奥のエスキースのコーナーでした。
 こういうコーナーには、デッサンや下書き、過去の個展の記録写真をおさめたファイルなどが並んでいるのが通例ですが、なんと、舩岳さん自作の立体模型があるのです!

 「特撮みたいですよね」と舩岳さんは苦笑し「あまりイマジネーションがどんどん出てくるタイプではないので」と謙遜します。
 なんだか「わかる、わかる」という気がします。舩岳さんは、立体を作って、克明にそれを写し取っているのではなくて、自分の中の制作モードを転換するきっかけのようなものとして立体を作っているのではないかと思うのです。
 変な言い方ですが、スケッチブックに簡単に描いた物を、立体に落とし込んでいるうちに「ああ、ここはこうなっているのか」と納得できる部分もあるのではないでしょうか。

 とはいえ、舩岳さんの過去作品に登場する巨大なタコの実物(といっていいのか)があるのは、驚きでした。



 狩野宏明さんの作品を見るのは初めてです。

 舩岳さんにくらべると、狩野さんの場合は、絵に元ネタがある場合が多いようです。
 フライヤーに印刷されていた「M-SCARFFOLOING」。この女性は、なんとミレー(フランス・バルビゾン派の画家)の肖像画に登場する彼の奥さんだそうです。
 ミレーの最初の妻は結婚後わずか2年半で若くして亡くなってしまいます。
 元ネタの肖像画には夫妻が並んでおり、左側の単眼のロボットみたいのがミレー本人ということになります。

 どういうメタモルフォーゼが画家の脳内で行われているか見当もつきませんが、舩岳さんによると、狩野さんは筆が速いそうです。
 描いているうちにどんどん変容していくのでしょう。
 縞模様のようなものは、プリンターの出力時の失敗に着想を得たそうですが、筆者の目にはテレビモニタの走査線にも見え、周囲に配された不思議な機器類とともに、未来的なイメージを強めているようです。


 左側は「聖ゲオルギウスと竜」。
 変形の支持体に描かれています。
 言うまでもなくこの画題は、聖人が竜を踏みつけているイメージでおなじみですが、この絵では、下にいるはずの竜が上の方に配され、聖人の姿はどこにも見当たりません。

 下の方に描かれた木馬は、聖人が騎乗していた馬を示唆するのでしょうか。

 この絵の左側に展示されている「作業の跡」「臓腑の森の子守唄」
は、2012年と、今回の出品作では比較的古いもので、画面の中に大量の頭蓋骨や内臓が転がる、グロテスクな絵です。細密な筆遣いが描写力の高さを物語っています。



 「運ぶ者」。
 油絵の具のほか、白堊やコラージュ、金箔、写真転写などさまざまな技法を駆使した作品。
 筆者はこの画面に、初期の福沢一郎からロボットアニメまで、さまざまな要素の残響を見いだしましたが、何を読みとるのかはもちろん、見る側に委ねられているのでしょう。

 確かなのは、これはお二人にいえることですが、こうした「見たことの無い」イメージを現出させることも、絵画に残されている仕事ではないのか、ということです。


2018年11月3日(土)~14日(水)午前10時~午後5時(最終日~4時)
北海道教育大学岩見沢校 BOX[i-BOX](岩見沢市有明町南 有明交流プラザ2階=JR岩見沢複合駅舎構内)

2018年11月16日(金)~29日(木)正午~午後8時、火曜休み
道教大アーツ&スポーツ文化複合施設 HUG(札幌市中央区北1東2 @IwaHug )

□舩岳紘行さんのサイト Hiroyuki Funaoka web site http://hiroyukifunaoka.net/

□狩野宏明さんのサイト http://kanoke.net/kanohiroaki/


関連記事へのリンク
開館50周年記念/リニューアル記念 mima. 明日へのアーティストたちとともに 夢魔とポエジイ (2018年2~4月)



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11月28日(水)のつぶやき その2

2018年11月29日 01時48分51秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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11月28日(水)のつぶやき その1

2018年11月29日 01時48分50秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2018年11月27日、苫小牧へ行ってきた

2018年11月28日 18時09分22秒 | つれづれ日録
 会社が休みなので、今週末で終わる藤沢レオ展 Still Livingを見るため、苫小牧市美術博物館に行くことにした。

 JR北海道を利用してあげたいと思うのだけれど、同館に行くときは都市間高速バスを利用する。
 苫小牧駅からだとかなり歩くが、バスだと「出光カルチャーパーク」で降りれば、3、4分で着くからだ。片道1310円、毎時0分と30分に出発。とても便利。

 込んでいたらいやなので、札幌駅前ターミナルから道南バスに乗った(その前に、道銀札幌駅前支店でお金をおろし、ミニギャラリーの作品を見た)。
 だが、お客さんはわずか4人。
 バスは国道12号を走り、30分ほどかけて大谷地駅ターミナルを経由。そこで1人を乗せて、高速道に乗った。
 平日の昼間なら、大谷地から乗っても、余裕である。
 大谷地駅から出光カルチャーパークまでは58分となっている。


 なお、30分おきに、中央バス「高速とまこまい号」と道南バス「ハスカップ号」が交互に走っている。
 両者のコースはほとんど同じだが、道南バスは、中央バス札幌ターミナルには立ち寄らない(当たり前か)。
 中央バスのみ「SAPICA」などが使える。

 前回の利用時と「出光カルチャーパーク」バス停の位置が変わっていた。
 跨線橋の工事にともなう移設だと思うが、どちらが仮の停留所なのか、わからない。たいした問題ではないが。


 「藤沢レオ展」は、金属工芸家、地域おこしの人、彫刻家、現代美術家ーと、多彩な顔を持つ彼の、もっぱら現代美術家と彫刻家としての面に焦点を当てたもの。
 メインとなるインスタレーションは力作だが、サイズが大きいので、あまり時間をかけなくても鑑賞はできる。
 したがって、あるいは
「分量的にちょっと物足りない」
という感想を抱く人がいるかもしれない。

 「考えさせられた」
というのは、批評の言葉としてはクリシェであることは承知しつつ、しかし、これほどいろいろ考えさせる展覧会も少ないだろう。
 それは、もっぱら、現代社会のタイムリーな問題の方というよりも、「生とは何か」「人類の始原は何か」というような根源的、哲学的な問いの方へ、つながっていることは、たしかである。

 もちろん、後で別に記事を書くつもりでいるが、どうやってまとめようと頭を抱えているところだ。


 さて。
 筆者はこれまで10回以上苫小牧を訪れていると思うが、ほとんど曇りか雨で、晴れていた記憶がない。

 ところがこの日は、気持ちの良い晴天で、美術館を出てから、あたりをぶらぶらと散歩する気になった。
 カルチャーパークから市役所周辺にかけては野外彫刻がたくさんあるのだ。

 それを探して歩き回っているうちに、非常に疲れていることに気がついた。

 帰路、出光カルチャーパーク前から中央バスに乗車。
 大谷地で降りて、そこから市内路線に乗って帰宅した。

 あまりの疲れで、午後8時ごろからうとうとしてしまった。


 計2カ所で、11月累計は79カ所。
 カフェエスキスの絵画個展と、SCARTSのアート・ステージに行きそこなった。
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松浦武四郎の木の像、道庁に登場。ど~んと、迫力十分です!

2018年11月28日 12時45分54秒 | 街角と道端のアート
 ことしの道内で、松浦武四郎展が北海道立博物館で開かれるなど、ちょっとした武四郎ブーム。
 札幌以外でもさまざまな催しや展示が開かれています。
 やはり「北海道命名150年」ということで、名付け親に脚光があたっているのでしょう。

 このたび道庁1階ロビーに、武四郎の木彫の像が展示されたときいて、見に行ってきました。

 いきなり、この迫力です。


 作ったのは、上川管内下川町のチェーンソーアーティスト、木霊光 こ だまひかるさん(47)。

 11月6日の北海道新聞社会面「こだま」欄によれば
「像は高さ180センチほどで、峠を越えて次に目指す場所を指さしている姿を表現した」
とのこと。
 記事には
 「下川町で毎年開催しているチェーンソーアートの国際大会「エゾカップ」の実行委が、北海道命名150年を記念して企画。武四郎が探査した天塩川流域で伐採したトドマツの丸太から作った」
ともあります。

 筆者は一度、ライジングサン・ロックフェスティバルの会場で、木霊さんがチェーンソーを手に制作している姿を見たことがありますが、作品を形にするまでの速さに驚いたものです。そりゃ、のみやなたより速いのは当たり前かもしれませんが、よくあんな大きな器械で細かいところまでさっさとできていくのか、しろうとの目には魔法のように見えました。




 蛇足ですが、この像が設置されているのは、道庁の本館、入ってすぐです。
 赤れんが庁舎のほうではありませんので、ご注意ください。


https://www.tree-spirits-art.com/

関連記事へのリンク
木霊光さんのチェーンソーアート (2007)

木霊光さん以外の関連記事へのリンク
*folding cosmos 2013 「松浦武四郎をめぐる10人の作家達」

中野五一「松浦武四郎蝦夷地探検隊」 釧路の野外彫刻(12)



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11月27日(火)のつぶやき その2

2018年11月28日 01時47分45秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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11月27日(火)のつぶやき その1

2018年11月28日 01時47分44秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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■工藤ちえ奈作陶展「ぺんぎんのうごき展」 (2018年11月22~27日、札幌)

2018年11月27日 09時50分04秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 ひたすらアデリーペンギンの器や置物を作る札幌の若手陶芸家。
 10月から11月にかけてだけで、発表が4カ所。「さっぽろペンギンコロニー」というグループ展に参加し、東京でも展覧会を開いたら、なんと入場制限がかかるほどの大人気だったとのことです。
 好調が持続しているみたいですね。
(このブログでも、ちえ奈さんについての過去記事へのアクセスがすごく多い)

 筆者はようやく、最終日の前の夜に出かけたのですが、かなり売れちゃっていました。
(仕方ないというより、むしろ作家のためにはめでたいこと)

 ここ「石の蔵ぎゃらりぃ はやし」でも年2回個展を開いており、そのつどテーマを決めています。
 今回は「うごき」。ペンギンが踏ん張るなど、さまざまな動きをした姿をデザインした皿などをそろえたとのこと。
 冒頭画像には、頭がお花畑になっているペンギンさんも写っていますね(これは一輪挿しに使える)。

 そして、2枚目は、おなじみ「ペグザイル」!
 この、連続写真のような動きがキュートです。

 ほかにも写真ないのか、といわれそうですが、家に帰ってから見たところ、見事に失敗していました。
 カメラ、買おうかなあ…orz
 お金ないんだよなあ。


 他の会場などについては、下のリンク先をごらんください。


2018年11月22日(木)~27日(火)午前11時~午後7時(最終日~午後4時)
石の蔵ぎゃらりぃはやし(札幌市北区北8西1)

□ぺんぎん製陶所 ちくも 「ちくもたより」 http://chikumo.exblog.jp/
□ツイッター @daguminagon

工藤ちえ奈作陶展「ぺんぎんのかたち」(2017)



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