北海道美術ネット別館

美術、書道、写真の展覧会情報や紹介。2013年7月末、北見から札幌に帰還。コメント、トラバはお気軽に。略称「ほびねべ」

08年8月のおもな展覧会

2008年08月31日 09時33分18秒 | 主な記事へのリンク
 8月のおもな展覧会の記事へのリンクです。
 書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。

 このエントリは随時更新します。

 ■■は、更新時に開催中の展覧会、■はすでに終了した展覧会です。


現代美術
BOOKS ART展 5
祭太郎個展「まつりたろうのお盆だよ! 全員集合」
GODA NAOMI展#6~a report of ISTANBUL~
アキタヒデキ個展「点と点と展」
■two members of PLUS 1 千代明・坂東宏哉
■ナカムラアリ個展 Pandora’s Box -a relationship-

絵画
ローギュラート-4つの個性
寺井宣子mini・mini水彩展
永野曜一個展
奥山哲三個展
神田日勝の世界
■■森健二展 壮年の十勝
■小川原脩「戦地スケッチ展」
HELLO SAPPORO
■野本醇展
■斎藤由美子水彩画作品展
2008日本画の「現在」 ■つづき
北浦晃個展「北海道の四季」
中原宣孝展
伊藤光悦展
八重樫眞一個展
■吉川聡子日本画展-N2W2-
日野間尋子展
星野恒隆個展
■久野志乃個展「物語の終わりに,」
■今泉心個展
■第7回グループVagues(波)展

彫刻
奥山三彩彫刻展

工芸・クラフト
■■ウィリアム・モリスとその時代 アーツ・アンド・クラフツ展
第1回「凍土会陶芸展」
愛澤光司陶展■竹村祐貴怪獣展
涼しい器・和使いのガラスと洋使いの漆
日本現代工芸美術展北海道会展

写真
長見有方写真展「小樽昭和五十年」
釜谷美由紀写真展-忘れえぬ夏
■中村征夫写真展 命めぐる海
■あの夏の写真展
岡嶋和幸写真展「ディングルの光と風」
東川町フォト・フェスタ ストリート・ギャラリー

複数ジャンル
EXHIBITON 10 BUDS
果実のある部屋
SUMMER WAVE展 13
芸術団Jam.19
北海道平和美術展

その他
ライジングサン・ロックフェスティバルの祭太郎
■■鳴海伸一さんの版画インスタレーション
有島三兄弟-それぞれの青春
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■奥山三彩彫刻展 (8月31日まで)

2008年08月31日 01時13分04秒 | 展覧会の紹介-彫刻、立体
 札幌の新年恒例のグループ展「New Point」や、胆振各地のグループ展に参加してきた若手作家の奥山さん。個展は初めてのことで、すこし緊張気味のようでした。
 多摩美大彫刻学科石彫コース(石膏コースでも石刻コースでもありません)を卒業し、現在は胆振管内白老町のアトリエ「飛生アートコミュニティー」を拠点にしています。

 学生時代は石も彫っていましたが、北海道に帰ってからは、豊富にある素材である木と格闘しています。
 石の産地は、大学時代もそうでしたが、道内の作家も関ヶ原から買い付けているそうで、それでは北海道でやっている意味がない-というようなことを、考えた結果のようです。

 冒頭の画像でおわかりのとおり、曲線を生かしたやわらかい抽象表現が持ち味です。
 ただし、室蘭のアーケード街(現在アーケードは解体工事中)でライブ制作をした際の作品は、さすがにのみ跡の目立つ、直線的な造形でしたが。


            

 これは「Fantasies of Fish」。
 漆塗りを田中伊久里さんにお願いしたそうです。
 オイルを塗るよりも表面が落ち着いた輝きを見せています。


08年8月26日(火)-31日(日)10:00-18:00
コンチネンタルギャラリー(中央区南1西11、コンチネンタルビル地下)

・地下鉄東西線「西11丁目」から徒歩2分
・市電「中央区役所前」下車すぐ
・じょうてつバス「中央区役所前」から徒歩1-4分
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■寺井宣子mini・mini水彩展 (8月31日まで)

2008年08月31日 00時53分41秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 寺井さんは、道展会員の水彩画家。
 個展では、精緻なレースの模様を描いた絵を出品し、それが空調の風でひらひらとなびくなど、これほど「技巧」とか「装飾的であること」について意識的な水彩画家は道内にはいないのではないかと思われるのですが、今回は、技法的なものを前面に出した作品は少なく、オーソドックスな写実の風景画や花の絵が大半を占めています。
 会場も通例の時計台ギャラリーではなく、カルチャーセンターの生徒さんたちの展覧会と併催のかたちで、札幌市資料館でひらいています。

 とはいえ、冒頭の画像の右側手前「天の窓」のように、ブラッシングという技法を全面に用い、複雑な色の重なりを表現した作品もあります。モティーフは、パリの教会のステンドグラスです。
 ブラッシングは、金網で絵の具をこすって、飛沫を紙の上にちりばめるもので、仕上げのアクセントにはよく使われる技法ですが、寺井さんのように、異なる色で何度も繰り返して画面をつくる人はあまりいないと思います。


            

 一方で、ストレートな作品もあります。
 この画像は「再生」。
 雪の上に落ちたナナカマドの実。その大きさ、位置など、絶妙です。
 雪の原は一見何もないように見えて、針葉樹の葉など、こまかな要素の配置が、なんとはなしに構図を形成しています。
 生命の循環、命の永遠…。作者の心は、平凡な光景から、はるかなところへと飛んでいます。


 個人的な話になりますが、寺井さんにお会いしたのは、おそらく9年ぶりぐらいだと思います。「ひさしぶりに会えて、元気をもらった」とおっしゃっていただき、筆者にもうれしい再会でした。

 ほかの出品作は次の通り。
「凍る滝 層雲峡銀河の滝」
「妖精」
「春うらら」
「夕暮れ」
「神が佇む沼・秋」
「白い花」
「秋」石版画27版刷り
「生きる力」
「夏の実」
「愛」
「夏 富良野より旭岳」
「遠い日」
「翠の風 白山吹」
「天女の衣 層雲峡羽衣の滝」
「凛」
「神の佇む沼・夏 神仙沼」
「かわいい実」
「フラワーロード 富良野」
「涼」


08年8月26日(火)-31日(日)10:00-18:00(最終日-17:00) 
札幌市資料館(中央区大通西13 地図C
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北の彫刻展オープニング

2008年08月30日 10時50分24秒 | つれづれ日録
札幌・宮の森の本郷新記念札幌彫刻美術館で始まりました。

6人の力作が展示されています。

この展覧会は、隔年で開催されていますが、今回は、いわゆる彫刻の概念にあてはまらない作品も多いです。

藤田真理さんが、作風を一変させていて、驚きました。
詳しくは、後で書きます。
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■永野曜一個展 (8月30日まで)

2008年08月30日 02時05分50秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 ことし1月に個展をひらいたばかりの永野さん。
 ユリイカが閉廊となり、急きょ代わりの会場を探したところ、たまたま札幌時計台ギャラリーがあいていました。A室は画家あこがれの部屋であり、ここで同ギャラリーでは初の個展を開けるというのは、幸せなことだと思います。

 永野さんの作品は、とくに題名が文学的な薫りを漂わせているにもかかわらず、絵そのものは、安直なことばに置き換えられるものではけっしてない、独自の抽象画であることが特徴です。
 その作品世界は、深みと、渋い落ち着きに満ちており、まさに孤高のものといえるのではないでしょうか。




 「夜明け前」。
 ふつうの画家がもっぱら地塗りに用いるローラーを、積極的に画面の上に走らせています。
 右上のローラーは、油をたっぷりつけて表面の絵具をこそぎ落とす役割を果たしています。
 それに対し、下部のローラーは絵の具をつけており、対称的な用い方をしているのです。


       

 「残影」。
 こちらはナイフの使い方が特徴です。


           

 「トロイメライ」。
 こちらは、他の絵にくらべると色の数が多め。
 「イエローを引き立てるのは補色の青だから」
と永野さん。
 中央部に多彩な色が置かれていますが、左右のイエローの帯と見事な対照をなしています。


                 

 「天空の回廊 I」。
 画面全体に明度や彩度の差がそれほどないかわり、線が縦横無尽に走るのが個性的な作品。

 永野さんの作品を見ていると、抽象画の実験的な技法が惜しげもなく用いられていることが分かります。とても40代から絵筆を執った人の作品とは思えないほど、表現方法のひきだしが豊富な人だと思います。

 「『かきました』っていうのじゃなくて、息をふっとふきかけたらできていた、というような感じの絵にしたいなあ」
と永野さん。
 油絵は乾くのに時間がかかるので、ふだんは5、6枚の絵を出したり引っ込めたりしながら筆を入れていくそうです。小品はそのうちいつのまにか完成していることもある-と話しており、まさにのっているのだなあ-と感服しました。
 「塩の塔」など以外はすべて新作で、もしユリイカで個展をひらいていたら、とうていすべては壁にかけきれなかったにちがいありません。


 出品作は次の通り。右側は、作者のコメント。
眠る人(3F)   深い安息感
赤い崖(6F)   熱砂の幻想
フィギュール(6F) ピンクと褐色のコンビネーション
風景 (8F)  断片的な風景
碑  (8F)  記憶の形見に
千年の杜(10F) 深い森の静けさ
田園 (15F)  田園風景のダブルトリミング
古代の壺(15F) 発掘された壺に思いを巡らす
秋涼 (15F)  秋の野の風情
小鳥 (20F)  小さな生き物との共生
天空の回廊 I(20F) 空に向かってせり上がる大地
天空の回廊 II(25F)同上
水と炎(30F) 水と炎の不思議な混交
降臨 (30F) 何かがゆっくり降りてくる
コンポジション(30F) 歯切れのいい軽快な構成
カリグラフィー(50S) 象形文字のように
残映 (100F) 水の上を走る光のゆらぎ
夜明け前(100F) 来たりくるものへの畏れと期待
朝の光(100F) うららかな朝の光
塩の塔(100F)  文明のむなしさ
風のある日(100F) 風に吹かれるままに
トロイメライ(120F) 子どもの頃の夢見心地 


08年8月25日(月)-30日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A

08年1月の個展
自由美術/北海道グループ展(07年)
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■BOOK'S ART展5 (8月30日まで)

2008年08月30日 01時22分01秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 本をテーマにした立体展。益村信子、中森秀一、藤井啓、林教司、藤川弘毅、のっちの6氏が出品しています。
 題がついている作品は1点もありません。

           

 明るさが持ち味のインスタレーションや絵画を制作し、個展中心に活動している益村さん。
 羽のはえた青空のデザインのブックカバーがかけられている本は、昭和38年(1963年)に講談社から出版された「少年少女新世界文学全集」でした。
 それにしても、収録されている作品のうち、「バンビ」はディズニーがアニメ化したので知っていますが、「ソビエト現代編」におさめられている作品は、聞いたことのない作家のものばかりですなあ。

           

 藤井さんはフランス文学者なのでしょうか。
 袋に入った縦に細長い小冊子がふたつならんでいます。左側の本に印刷されているのは、19世紀フランスを代表する詩人マラルメの作品でした。右側の本のFhillipe Jacotteは、よく知りません。
 こういうスタイルで1篇だけ詩をおさめた冊子というのは、なかなかぜいたくでイイなあと思います。

 右側は中森さんの作品。
 「芸術か猥雑か」と銘打った7冊。
 表紙にはそれぞれ「写真集 みだれ髪」「失われたなにを求めて」「檸檬の香り」などと、名作をもじったような題名が印字されていますが、中は真っ白です。「想像力で読んでください」ということのようです。



 藤川さんは、透明な球のなかに本を入れました。

                 

 林さんは古い木で本をこしらえたものなど。これらは、開くことができません。


 のっちさんという方は初めて聞きます。壁紙かなにかの色見本を並べて、本棚のように見せています。

  


08年8月18日(月)-30日(土)11:00-19:00、日曜休み
ギャラリーたぴお(中央区北2西2 道特会館 地図A

06年(画像なし)
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08年8月29日

2008年08月29日 23時51分22秒 | つれづれ日録
 仕事の前にギャラリー回り。

札幌市資料館(寺井宣子mini mini水彩画展など)→
コンチネンタルギャラリー(奥山三彩彫刻展など)→
アリアンスフランセーズ・ギャラリー→
さっしんギャラリー→
スカイホール(第34回女流書作家集団展)→
ギャラリーたぴお(BOOK'S ART展5)→
札幌時計台ギャラリー(永野曜一個展、奥山哲三個展など)

 7カ所。
 このうち「たぴお」と「時計台」があす30日まで、ほかが31日まで。

 題名を挙げた6つの展覧会については、会期が終わるまでに紹介したいが、全部はむつかしいかなあ。
 がんばります。
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08年8月27-28日 喫茶「開化」はすごい

2008年08月29日 23時29分45秒 | つれづれ日録
 27日。

 初めてとりくむ仕事もなんとかかたづき、モエレ沼公園・ガラスのピラミッドでの10 BUDS EXHIBITION(27日限りで終了)を見に行く。
 時間がないので、環状通東駅からタクシー。

 帰りは、ちょうどバスが来たので環状通東駅まで乗り、東豊線で大通へ。
 CAI02で祭太郎展




 28日。

 仕事の後でギャラリー回り。
キヤノンギャラリー→
ニコンギャラリー→
クラフトAger(果実のある風景、29日まで)

 キヤノンギャラリーに、ことし下半期のスケジュールを印刷した表が置いてあった。
 これまで同ギャラリーは、日程の告知にとても消極的だったから、この措置はすばらしいことだと思う。

 Agerでは、会期終了日が近いので、現場からケータイでエントリをアップした。
 じつは、会期や会場などはあらかじめ下書きしてあった。
 長い文章をケータイで打つのは、つらいので。

 以上、名前を書いた3つの展覧会については、すでに書いてアップした。

 それから旭屋書店に寄る。
 「美術手帖」にレオナール・フジタ展関係の記事が載っていた。同誌が道内の展覧会をとりあげるのはめずらしい。
 あと、フェルメール特集の「ユリイカ」、「pen」、暮沢剛巳「現代アートナナメ読み」を買う。

 南北線で平岸へ。
 栗田健さんの絵を見に、開化kissa kaika(豊平区平岸3の9の10-1 第一恵信ビル2階)に行く。

 takuさんのblogなどでウワサは聞いていたけれど、すごい喫茶店。

http://takudesign.exblog.jp/7958652

 店内の向かって右側の壁が作りつけの本棚になってて、アートやデザイン、文学の本、画集や展覧会図録などがびっしりならんでいるのだ。



 パルコのアートロゴスすでになく、ナディッフもない札幌では、こだわり度において最高の本棚であると断言できる。

 栗田さんが、こんなのもあるんですよ-と教えてくれたのが、東京都現代美術館での大竹伸朗展の図録。1100ページ以上もあり、手に持つと腱鞘炎になりそうなボリュームだ。

 こんな本棚がコーヒー1杯で自由に利用できるなんて、うそみたいだ。
 これからもちょくちょく通おうと思う(あまりヒマはないけど)。
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■奥山哲三個展 (8月30日まで)

2008年08月29日 22時58分49秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 全国的な公募美術団体・春陽会の会友に推挙されるなど進境著しい札幌の奥山さんが50歳の節目に個展を開いています。
 会場の札幌時計台ギャラリーのサイトにご本人が
「見る人も自分自身も安らぎを得られるような作品になることを願いつつ、ゆっくりペースで日々制作を続けています。」
と書いておられるとおり、見ていると、とても心が和みいやされる絵がならんでいます。

 奥山さんの絵は、大きく描かれた人物に、建物などが生えているように附着しているのが特徴です。
 「ウタカタ」で中央の人物は、ひざをかかえて丸くなっています。胎児が安らいでいるような姿勢にも見えます。

 「日々」は、画面上方に女性が、下方に男性が横たわっています。女性からは街がぶらさがり、男性の顔や胴体の上にもビルや木、自動車などがのっかっています。
 女性は白いTシャツに水色のエプロン、男性は白いシャツに青系のズボンという服装で、二人の間には水色の空が広がり、街並みも白-というぐあいに、全体は寒色で統一されています。ただし、下塗りにはオレンジなどの色が使われており、全体的には単調な色合いにおちいっていません。寒色で、北方らしい風土性を感じさせながらも、どこかあたたかみをおぼえるのは、丁寧な下地のおかげだと思います。

 「方舟」は、丸い帽子をかぶったコート姿の男性が、建物をいくつも載せた皿のようなものを両手でささげ持っている絵柄。
 建物は、北大第二農場で取材したものですが、こういう舞台装置で見ると、別の味わいがあります。
 丸い帽子は、奥山さんによると、宮沢賢治の晩年の写真に由来しているものだそうです。
「あの写真を見ると、賢治はなにを考えながら農場を歩いていたんだろうと思う。自分のことか、農民にあしたどうやって教えようかとか…」

 奥山さんの絵では、或る作品で望遠鏡をのぞいている人物が片目をあけているのを例外として、すべての人が目をおだやかに閉じています。
 じぶん自身に沈潜しつつ、はるかな世界へと思いを馳せているような、そんな表情です。


08年8月25日(月)-30日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A
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岩見沢のペイントホリデイ

2008年08月29日 22時25分34秒 | 情報・おしらせ
http://zawa90.exblog.jp/

 iwamizawa90°、いろいろ動いているようです。
 郊外店におされてさびれがちな駅前の商店街を元気に-と、ペンキ塗りを始めることになりました。
 以下、公式ブログから引用。


8月下旬~10月の上旬の休日は、ペンキ塗りの日!!

駅前通り商店街の1条~4条までの、老朽化して錆びたアーケードの柱にペンキを塗ってきれいにします!!



柱は全部で約130本です!現在、大学生の女の子、10数人で計画中ですが、人手が足りません!!一緒に作業してくれる人、大募集です。



●活動予定日●

■さび落とし&さび止め剤塗り作業■
8月23日(土)・24(日)・31(日)

■ペンキ塗り作業予定日■
9月6日(土)・7日(日)・23日(火・祝)
10月4日(土)・5日(日)

■集合場所■
iwamizawa90°

※いずれの日も、昼過ぎから開始予定です。

準備:汚れてもいい服装で来てください!
   ※できれば、軍手、タオルなど持参してください。

刷毛やヘラなどはこちらでご用意してあります。
小学校低学年以下のお子さんには、難しい作業なので、参加はお断りします。


☆その他、いろいろな協力者募集中!☆

・いらなくなった毛布、服、ぞうきんなどを下さい。ペンキ塗りに使います。
・お菓子や飲み物の差し入れ大歓迎!
・ペンキ塗りの資金が、ちょっと足りません・・・ご支援いただける方を募集中!

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■郷土作家作品展 森健二展 壮年の十勝(9月7日まで)

2008年08月28日 23時59分14秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 一昨年、札幌から千葉県に転居した画家の森さん。
 もう道内で作品を見る機会はあまりないのではないかと危ぶんでいましたが、生まれ故郷の十勝管内清水町に作品を寄託したため、意外と早く出合うことができました。
 しかも、筆者が1980年代の作品をまとめて見るのはこれが初めて。宇宙や星群を思わせる90年代以降の絵とは違った魅力があり、おもしろかったです。

 題はすべて「光年の導べ」で、大作21点が展示されています。
 森さんは当時、帯広に住んで活動していました。

 近作と最も異なるのは、直線が多用されていること。四角の連なりが、色の飛沫と重なり合い、豊かなリズムを感じさせました。
 まあ、当時会員だったモダンアート展っぽいといえば、いえなくもないですが。

 会場となっている体育館の、向かって右側の壁には、縦長の絵がならんでいます。青系が主体ですが、暗い中に点がちらばっているのは、たしかに、森さんが放火にあって焼け跡で星空を見た-というエピソードを思い出させます。

 この展覧会のもうひとつの特徴は、この時代の森さんが取り組んでいた公共施設の壁画や緞帳の写真が紹介されていること。
 「十勝の風土と未来を考える美術家会議」を結成し、十勝合同庁舎や帯広市アイスアリーナの陶壁画などに取り組んでいたのでした。
 十勝は、現代アートの屋外展示が現在も行われており、美術家と社会の距離が近いという印象があるのですが、その萌芽はこの時代にあったのでしょうか。

 
08年8月13日(水)-17日(日)、23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)、9月6日(土)、7日(日)11:00-17:00
きたくま文化蔵 (十勝管内清水町熊牛)




・道道帯広新得線を、新得町屈足地区から南下、あるいは清水町市街地から北上し、焼肉屋の背の高い看板が立っている交叉点から西側に曲がってすぐ。

・拓殖バスで新得駅前から鹿追、然別湖方面に乗り「27号」で降車、徒歩40分(ただし、土・日曜はほとんどの便が運休しているので、意味がない)
・十勝清水駅から約10キロ
・神田日勝記念美術館から約9キロ


http://morikenji.jp/

06年の個展

□06年の個展時の公式ブログ http://www.mytokachi.jp/moriken/
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■果実のある部屋(8月29日まで)

2008年08月28日 18時05分24秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 ひえー、またまた遅くなってしまいました。舟見さん、ごめんなさい。

 今回は、木工作家の瀬戸晋さん(旭川市在住)と船山奈月さん(札幌市在住)、陶芸家の錦織宏さん(同)の3人に加え、、人気画家のカワシマトモエさん(同)が、果物を題材にした小品を大量に並べて、ちょっと風変わりな展覧会になっています。

 瀬戸さんは、拭き漆のボウルや胡桃皿などを出品しています。
 木の質感を生かした、落ち着いた感じがおもしろいです。

 若手の船山さんは手彫りの小物入れや器など。すごくシンプルで、使いやすそうです。 

 錦織宏さんは、故下沢土泡さんの門下だけに、グループ展などではユニークな作品を出しますが、今回は白磁のボウルや角皿です。とても清潔感があります。

 カワシマさんは、リンゴ、さくらんぼ、梨、ビワなど。
 ベニヤ板を切ってキャンバスを張り、段ボールで額の代わりにしています。1枚に1個ずつというのは、昨年のギャラリーミヤシタでの個展と同じです。
 裏には、描いた日付が記されています。


08年8月19日(火)-29日(金)10:00-19:00(日曜・最終日-17:00)、月曜休み
クラフトAger(北区北7西6 地図A)

LONDO SPRING EXHIBITION 船山奈月・菊地絹枝展(08年5月)
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■祭太郎個展「まつりたろうのお盆だよ! 全員集合」 (8月28日まで)

2008年08月28日 14時25分25秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 ライジングサン・ロックフェスティバルで毎年、太鼓をたたくパフォーマンスをするほか、2006年の現代アート展「FIX! MIX! MAX!」に出品、大いに会場を盛り上げた祭太郎の個展。
 (「祭太郎」に「さん」とか「氏」をつけると、なんだか不自然なので、このまま敬称略でいきます。長文です)

 これまで各種イベントや、プロレスのリングアナウンサーなど、どちらかというと、「いかにもアートでござい」というおもむきではない活動が多く、ギャラリーでの個展というのは、今回がじつは初めてではないだろうか。


 個展は、大きくわけて、
1.左右の壁のドローイングや半立体タブロー
2.正面の、祭壇のようなインスタレーション
3.映像作品
という構成になっている。

 1.のうち、右側の壁は「近未来パラダイス」という通し題で長年にわたってかきつづけたドローイング。
 左側の壁には、小さな木製の家を、骨などをドローイングした紙の上にいくつもはり付けた作品が数点ならんでいる。
 また、2.は、彼がよくかぶっており、祭太郎のシンボルイメージともいえるウサギを模した、巨大な段ボールのはりぼてである。

 天井からは、ネックレスのように輪をつなげた紙がいくつも垂れ下がり、会場全体は学校祭の教室のような雰囲気になっている。

 1.の左サイドと2.は、とりあえず彼の新しい展開といえそうだ。
 段ボールというと、ただちに日比野克彦が思い出されるけれど、日比野がその素材に着彩したり加工しているのに対し、祭太郎の場合は、ドローイングの額に使ったり、会場のテーブル(ただし、表側には「いす」と書いてある)に使ったり、素材にあまり手をくわえていない。

 そのふたつを別にすれば、見ているうちに
「祭太郎って、年をとってないんじゃないか」
という思いがわいてきた。
 もちろん、年をとらない人なんていない。
 でも、時間がたっている-という感じが、作品の中にぜんぜんないのである。

 とくに、映像作品に、その感覚を強く覚える。

 たとえば、「兄ちゃんとぼく」のなかで、うさぎずきんをかぶった男が雪に半ばうもれたすべり台を何度もすべるようすを、ロングショット、カメラ固定で撮る-という場面があるが、これとおなじものを、2002年のデメーテル(帯広などで展開された国際現代アート展)の関聨行事で上映した映像作品でも見た。
 なお、ここで雪に埋もれたすべり台を往復しているのは、祭太郎その人ではないかと思われるのだが、インサートでくりかえし入る声は
「たけし、楽しい?」
である。

 この映画は、兄弟のプロレスごっこがテーマであり、兄が祭太郎、弟がたけしである。
 「ごっこ」といっても、兄は「真剣勝負だ!」と何度も言って、家の畳の上で勝負を挑むのだが、弟に連敗する。
 
 それにしても、プロレスごっこなんて、筆者の感覚では、小学生かせいぜい中学生ぐらいまでの遊びであって、30過ぎのおとなが正面切って取り上げるもんじゃないだろうと思うのだ。
 しかし、祭太郎は、永遠の少年のように
「お前は何と闘っている」
と、問い続ける。
 そこには、年月の経過は存在しないかのようだ。

 それは、友人とともに母親を訪ねて昔話に興じる作品(正直なところ、ちょっと長すぎるような気がした)にも共通する。
 いま、母親、と書いたけれど、この作品はあまり説明というものをしないし、祭太郎本人はほとんど画面に登場しないので、それぞれの人物の関係などはよくわからない。
 また、「SOTOZURA SOTOZURA2」という作品も、ベースになっている「SOTOZURA」がすでに5年以上前の映像だ。
 「SOTOZURA」のラストシーンで、今回の作品にも流用されている場面は、祭太郎の映像中でも、もっとも可笑(おか)しく、また、彼の本質を表現しているのではないかと思うのだが、帯広での野外カラオケ大会でうさぎのずきんをかぶったまま1曲歌った祭太郎は、司会者に
「ご職業は」
と訊かれ
「受け身をやっています」
と答え、意味がわからずにとまどう司会者の前で、ほんとうに受け身をしてみせるのだ。

 5年以上も前の映像をそのまま改編して現在の作品にしてしまっており、なんら違和感がない-という事態を目の当たりにすると、
「20代の作家は、年を追って成長し進歩していくのだろう」
という漠然とした前提が、筆者のなかで崩れてしまうのを感じる。
 わたしたちのような古い世代にある
「大学を出るぐらいの年になったら、いい大人だろう」
という思いこみのようなものがすでに通用しなくなっているのを、あらためて痛感させられる、と言いかえてもいい。


 この「永遠の現在」とでもいうべき感覚って、なんなのだろう。


 人は否応なく年をとる。その事実に背を向けて永遠の現在を生きることは、或る意味でパラダイスに生きることだろう。 

 しかし、それは、わたしたちの周囲に、せっぱ詰まった現実が欠落していることの裏返しではないのか。
 「お前は何と闘っている」
という問いかけは、闘うべき相手が見えない(「不在」では、ないだろう)現代日本の情況の反映ではないのか。

 この個展を見ている間、テレビでは、アフガニスタンで農業指導に活躍していた日本人男性が誘拐され殺されたニュースが流れていた。

 それにくらべると、日本は、札幌は、平和で良かったね-ということになるのかもしれない。
 わたしは最近、長谷川四郎の「鶴」を読んでいるけれど、いくら闘うべき相手や語るべき物語があるからといって戦争はまっぴらだ。

 雑ぱくな印象で恐縮だが、CAIのスクール出身者は、自分自身のことにこだわりがあり、それ自体は悪いことではないのだが、そのこだわりが他者や社会の方へとあまり広がりを持ちえていないような気がしないでもない。
 ドイツの文豪トーマス・マンは「自己を語ることがすなわち世界を語ることになる者、それが詩人(芸術家)だ」と喝破したという。

 祭太郎も、いつか、世の現実と向き合い、表現の領野を広げる日がくるのだろうか。

(乱文多謝)


08年8月9日(土)-28日(水)13:00-23:00、日曜・14-17日休み
CAI02(中央区大通西5 昭和ビル地下2階)


□ブログ「祭の妖精 祭太郎でございます」 http://ameblo.jp/maturi-taro/

RISING SUN ROCK FESTIVAL(ライジングサン・ロックフェスティバル)2008のようす
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■下沢敏也陶展-風化から森へ- (8月31日まで)

2008年08月27日 22時33分44秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 ギャラリー門馬アネックスほど、作家に、サイトスペシフィックな作品を作って展示してみよう-という思いをかきたてる会場はないだろう。
 細長い会場、そして、奥の、緑の中のテラス。これらの舞台装置が、作品をぐっとひきたてる。
 都会の白い壁のギャラリーに置かれたときよりも、作品が一段も二段も生き生きして見えてくるのだ。
 今回の下沢さんのインスタレーションが、会場のおかげでよく見える-ということではもちろんないのだが、まさに、この会場あっての作品だという思いを強くした。
 土と火の芸術が、この場所の緑と一体化しているのだ。

 会場には、おなじ大きさの、漢字の「凸」に似たかたちのオブジェが12個、1列にならんでいる。

 しかし、それぞれの表面は微妙に異なる。

        

 陶のオブジェは、単に、一般の彫刻でブロンズや木を使うところに、土を使っていることが肝心なのではない。
 下沢さんはオブジェを作るにあたり、ひび割れの有無など、かなり神経を用いている。にもかかわらず、火は、偶然を招来してしまう。
 意図と偶然がせめぎあうところに、焼き物のオブジェの要諦があるのではないだろうか。


 それにしても、7月に4人展を終えたばかりで、これだけの新作を持ってくるというのはすごい。精力的な制作ぶりには恐れ入る。



                  

 つきあたりのテラスには、背の高いオブジェが直立していた。

 ふと、右側に目をやると…。


           

 オブジェが、テラスから門馬宅の庭の中へとつづいている。




 それにしても、8月の風のなんとさわやかなことか。
 木々に囲まれたテラスや庭を気持ちよくふきすぎる。
 テラスの下は、天然の小さな川が流れる谷間になっている。ここが「中央区」で、地下鉄の駅からタクシーで数百円で来ることができるのだから、つい東京の人に「どうだ、うらやましいだろう」と言いたくなってくる。

 風化や、時の流れを感じさせる重厚な下沢さんのオブジェも、緑と風のなかに、やさしくとけ込んでいきそうだ。


         


 さて、今回の個展は、アネックスだけでなく、手前のギャラリー門馬の本館でも同時開催されている。
 画像は、ギャラリー門馬の玄関前に立つオブジェ。これは、今春の北海道立体表現展で発表したものだが、展示場所が異なると、印象がかくも異なるものか-と感じた。


           


 室内で使用されているのは、玄関と手前の一室だけで、居間の部分や中二階などは、故門馬よ宇子さんの作品が展示されている。

 画像は、手前の一室にならぶ8点組みのオブジェ「Re-birth HOLES」。
 三角錐の上部を断ち切ったような形状をしている。 

 うつわ類は一切置いていない。 

 全体として、「土」が大自然に還ったような展示に感銘を受けた個展であった。



08年8月22日(金)-31日(日)10:00-18:00(最終日-17:00)、会期中無休
ギャラリー門馬・ギャラリー門馬アネックス(中央区旭ケ丘2)

下沢さんのサイト

交差する視点とかたち vol.2(08年7月)
「響韻と、在る。」石川亨信さんとの2人展(08年4月)
交差する視点とかたち 川上力三・阿部典英・下沢敏也(07年7月)
07年4月の個展
田村陽子さんとの2人展(07年1-2月)
下沢トシヤ陶展(06年12月)
西本久子さんとの2人展(06年1月)
下沢トシヤ陶展(04年6月)
北海道立体表現展(03年)
下澤敏也・多田昌代2人展(03年、画像なし)
下澤敏也・多田昌代2人展(02年、画像なし)



・地下鉄東西線「円山公園」から、ジェイアール北海道バス「循環10、循環11 ロープウェイ線」で「旭丘高校」降車、3分

・おなじく「円山公園」から、ジェイアール北海道バス「円11 西25丁目線」で、終点「啓明ターミナル」降車、7分

・JR札幌駅・大通西4丁目から、ジェイアール北海道バス「51 啓明線」「53 啓明線」で、終点「啓明ターミナル」降車、7分
(ほかにも、南北線の中島公園駅、幌平橋駅から啓明ターミナルや旭丘高校へ行く循環バスの便があります)
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地下鉄東西線にお絵かきだ!

2008年08月27日 21時33分15秒 | 街角と道端のアート
 地下鉄東西線の6000系車輛がこの8月いっぱいで現役を退くのに際し、7月末に、子どもたちが車体に絵を描きました。

 写真は、札幌市立大の上遠野敏さんからいただきました。
 ありがとうございました。
 アップが非常に遅れて申し訳ございません。

 引退までに1度は乗ってみたいです。 


           

                 

                 

           

           


 7月21日の北海道新聞から。

 32年間ありがとう-。8月末で引退する札幌市営地下鉄東西線の6000形車両に20日、沿線に住む子どもたち約100人が色とりどりの絵を描いた。お化粧した車両は「キャンバストレイン」として、引退まで東西線を走る。

 6000形車両は1976年にデビュー以来、約260万キロ走り続けた大ベテラン。「子どもたちに引退車両の思い出をつくってもらおう」と市交通局が初めて企画した。

 イラストは子どもたちのアイデアを元に、札幌市立大デザイン学部の学生が図案化。厚別区大谷地東の東車両基地で、現在残っている14両のうち4両の車体両側に道庁赤れんがやペンギン、虹などを水性塗料で描いた。(以下略)
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