北海道美術ネット別館

アート、書道、写真などの展覧会情報や紹介、批評、日記。毎日更新しています

2019年3月のおもな展覧会

2019年03月31日 23時56分58秒 | 主な記事へのリンク
 2019年3月に、道内で開かれたおもな展覧会の記事へのリンクです。

 書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。



 ■は、エントリ更新時点で終了しているもの、■■は終わっていないものを示します。



 カテゴリー分けは厳密なものではありません。

 随時更新します。





現代アート

第7回札幌500m美術館賞 入選展

鈴木隆展

jobin. 展 [ 空に架けわたす ]





絵画

朝地信介・ミクニキョウコ展「2つの時間」

小川智個展

局地風ー北翔大学北方圏学術情報センタープロジェクト研究美術グループ研究報告作品展~大井敏恭

局地風ー北翔大学北方圏学術情報センタープロジェクト研究美術グループ研究報告作品展~林亨

局地風ー北翔大学北方圏学術情報センタープロジェクト研究美術グループ研究報告作品展~末次弘明、手塚昌広

第109回どんぐり会展 北海高校美術部校外展

気迫の画家 高野次郎作品展





彫刻・立体

Rie Kawakami solo exhibition : Landscape Will 2019 川上りえ個展

彫刻家・本郷新の見た「異国」

北村哲朗彫刻展ー地平と辺縁ー

局地風ー北翔大学北方圏学術情報センタープロジェクト研究美術グループ研究報告作品展~佐藤一明





工芸

屋中秋谷展「合わせ木をたずねて」

内海眞治個展「万華郷」





写真

写真展「長万部写真道場+(プラス) ローカル・カラーの時代」

写真展『9.6の夜空』

α9 とG Master が拓く魅惑の星空風景

Re:mix しばりナシのいじりっこ写真展





複数ジャンル


500m美術館vol.28 500メーターズプロジェクト006 「冬のセンバツ」〜美術学生展〜
コメント

2019年3月30、31日

2019年03月31日 21時49分35秒 | つれづれ日録
(承前)



 29日は、夕方、会社にちょっとだけ顔を出すつもりが、各部署から次々と電話や問い合わせが来て、5時半に切り上げるつもりが、7時まで社内をばたばたと走り回っていた。





 30日(土)は朝10時半から夜9時半まで社内。

 これでは、全くどこにも行けず、かろうじて道新ぎゃらりーで「虹の会」展を見た(~4月2日)。

 樽前山を描いた縦位置の風景画が良かった。ところどころ、枯れ草が風に揺れているのが良い。





 31日(日)は出社前に、この日で終わる展示を三つ、駆け足でめぐった。

 市民ギャラリーで「村上碧舟遺墨展 臨川書道会会員展」。

 村上碧舟さんについてはこちらを参照



 ひと駅だけ地下鉄東西線に乗って、バスセンター前→大通。

 小原道城書道美術館で、青沼秀鳳の個展。

 自由で線質がやわらかい。



 SCARTSコートで川上りえさんの展示。

 空間いっぱいに、軽やかなインスタレーション。 

 3月のギャラリー巡りは62カ所になった。





コメント

元号なんてやめれ

2019年03月31日 12時05分19秒 | つれづれ日録
 テレビや新聞、インターネットは「平成最後の●●」「新しい元号は?」などの話題で大騒ぎだ。
 1988年から89年にかけては、先代の天皇の病気や死没で列島中が自粛ムードに覆われていた。井上陽水が自動車のテレビコマーシャルで「お元気ですか~?」と言うのも、不謹慎ではないかということで音声がカットされた。
 それを思えば、現天皇陛下が健在のうちに元号が改まることに騒ぎたくなる気持ちは、分からないでもない。

 しかしそれでも、この騒ぎはくだらないと思う。
 特に、新元号をスクープしようとしている記者がいるらしいが、全く無意味ではないか。
 人より少しでも早く知って伝えようというのは記者の本能みたいなものでいちがいに否定はできない。
 だが、新しい元号は、外に漏れた時点で差し替えられる可能性が高いのである。つまり、スクープは自動的に「幻のスクープ」になるのだ。そんな報道に血道を上げたところで全くの徒労ではないか。

 だいたい、元号が改まったところで、それが一部マスコミや官房長官が言うように「新しい時代」になるわけでもない
 元号の変更と時代の変化には何の関係もない。
 20世紀のこの国の最大の出来事が、第2次世界大戦・アジアでの戦争の敗北とその後の民主化であることは議論の余地がないが、その時点(1945年)を過ぎても、年号は「昭和」のままで変わらなかった。
 一方、昭和から平成に変わったときは、バブル景気の真っ最中である。平成に変わったのと同時にバブルがはじけたのではない。
 やたらと日本の伝統を持ち出す向きもあるが、もともとは隋唐から輸入した制度であるし、天皇の代替わりにあわせて「一世一元」に定まったのは明治からである。つまり、明治の終わりから数えて100年ちょっとの歴史しかなく、とても伝統といえるほどのものではあるまい。

 先に昭和20年に元号は変わらなかったと述べた。
 現代日本の出発点が敗戦にあるのだとしたら、あのタイミング(あるいは昭和21年冒頭やサンフランシスコ講和条約など)で元号を改めるか、廃止すべきだったのである。
 しかし、天皇制はそのまま温存され、元号もそのままだった。
 戦後の民主化をよしとせず明治からの旧体制を維持したい勢力を清算することが、戦後の改革では十分にできなかったのである。

 なので、軽い気持ちで話題にすることまで頭ごなしに否定するつもりはないし、人の勝手なのだが、なんの反省も考察もないまま元号を使ったり「平成最後の●●」「平成の●●」などとうたうアーティストやキュレーターに関しては、筆者は「あ、その程度のことしか考えてないんだな」と判断せざるを得ない。 
 西暦というのはキリスト教に基づいた制度であるから、多くの日本人にとって、是が非でも使いたくなるものでもないだろうし
「キリスト教の名の下に行われた殺戮は歴史上ものすごい。それにくみするぐらいなら、自分は元号を使うぜ!」
というポリシーであるのなら、それはそれで理解できるのだが。

 元号はあす4月1日午前11時半ごろに発表され、5月1日から使われる。
 「平成最後の」が終わったら「新元号最初の」がしばらく続くのかと思うと、うんざりである。
 繰り返すが、元号は、時代とは関係がない。
 自分はあまり使うことはなかったし、これからもほとんど使わないだろう。


※追記。「やめれ」は、北海道の方言で「やめろ」の意味。北海道では、下一段活用の動詞の命令形の母音が「え」になる。
コメント (1)

3月30日(土)のつぶやき その2

2019年03月31日 01時48分14秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

3月30日(土)のつぶやき その1

2019年03月31日 01時48分13秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

■Post 3.11 in Sapporo 〜沈み行く記憶の淵で (2019年3月21~31日、札幌)

2019年03月30日 23時59分59秒 | 展覧会の紹介-現代美術
※文中訂正有り。 東日本大震災と、それに続く史上最悪の原発事故(東京電力福島第1原子力発電所事故)から8年が過ぎた。

 当時は美術界にも大きな影響を与え
「制作が手につかない」
というアーティストも多かったし
「アートに何ができるだろう」
と真剣に自問し、あるいは、実践を模索した人も多かった。
 2013年の「あいちトリエンナーレ」のテーマは、ずばり「揺れる大地」だった。

 しかし、わずか8年で、その記憶は急速に薄れつつある。

 そんな中で、震災をきっかけに東京から北海道(現在は、十勝管内豊頃町)に拠点を移した白濱雅也さんが「3.11」をテーマにしたグループ展を開催し続けていることは、注目に値する。

 これは、ほめ言葉だけど、「しつこい」のである。

 このしつこさは美徳だ。
 8年前にあれほど衝撃だったことを、じっくりと考え続け、問い続け、表現しようと試み続ける。
 そういう姿勢は、アーティストにとってほんとうに大事なことではないか。

 ニュースは消費財ではないし、アートはジャーナリズムではない。

 そういう意味で、この展覧会は非常に意義深い。
 男3・女2、道内2・道外3、絵画もインスタレーションもあり―というバランスも絶妙だ。


 冒頭画像は、企画者にして出品者である白濱さんの展示。

 「揺れる家」の総題のもとに、2012~19年の小品が20点集められている。
 バックは解体材で作られている。
 

 白濱さんの出身は岩手県釜石市。
 太平洋に面した街で、津波の直撃を受けた。
 白濱さんのいとこが、いまなお行方が分かっていないという。

 左下の方に青い絵がある。
 この絵「Marmaid Angel 2」「Marmaid Angel 3」は、新作。
 海の底に眠っているであろういとこに、翼をつけて天に昇ってほしいと天使にした、という。
 おびただしい死者への祈りをも、こめているのかもしれない。

 2枚目の画像、左手前に、流木でつくった円空仏のような彫刻がある。
 「穿穴童子」という新作。
 「震災の後、こけしやニポポなど見捨てられたものに目が行くようになった」
と白濱さん。
 新しい仏像のあり方を模索しているようだ。

 最上部、丸とバツを組み合わせたような絵は「死の印」(2013)。
 被災地の家の壁に多くみられたマーキング。遺体在り、回収済みの意味という。

 その左下は「Flagscape 1」(同)。
 被災地でたくさん見られた旗。「壊してください」の意味という。

 一方、右下の「Flagscape 2」(同)は、被災地の土を画材として用いている。

 そのほか
「降人魚神/翔人魚神」「揺れる家(連歌シリーズ)」「Dear Fruits」「Flogscape 3」「沈みゆく標識」「Flagscape 4」「飲み込む海」「融雪神」。
 立体は
「がれきの女神」
「水流神」(冒頭画像の手前)
「角材地蔵」
「穿穴地蔵」
「と金シリーズ 布袋様」
「と金シリーズ 大黒様Ver.1」。

 ご本人は謙遜されていたが、被災地にボランティアに行き、その地を深く見つめた人にしかできない作品群であると思う。


 安藤榮作さんは1961年東京生まれ、東京藝大卒。
 福島県いわき市を拠点に20年間活動していたが、震災で、海岸にあったアトリエ、自宅、作品などを失った。震災のときは、たまたま一家で、海岸から離れたショッピングセンターにいたため、命は助かったという。
 翌日、福島第1原発の事故が起き、被曝を避けるため、新潟を経由して奈良県まで逃げたという。

「たそがれている暇はなかった。ポジティブに、意識を希望のほうに向けていかないと、制作や生活を一から立て直すことはできなかった」
と、トークで話していた安藤さんの言葉が重い。
 ようやく昨年あたりから、苦しさのような思いも出していいのかなと思い始めたという。

 中央の木彫は、世界の構築の原点である「男と女」が畏敬の念をお互いにもっていかないと世界がほんとうに崩れてしまう―との思いから立てた柱のようなものだ。
 表面はなた斧でたたいて凹凸をつけている。

※このくだりを一部訂正しました。どうもすみませんでした。

 この美術館に展示された作品の中でも、もっとも背の高いもののひとつではないだろうか。

 背後のドローイングは、ここで展示するために半分で切断したという。
 もったいないと思ったが、震災の後は、そのへんのこだわりはほとんど無くなってしまったのだと、安藤さんは話していた。
 時系列でいうと、下半分のほうが昔の、桃源郷のような情景で、右から左にいくにしたがって文明社会になり、左下と右上がつながっている。


 上半分は文明の世界で、地上が自動車であふれかえったあと、原発から煙が上がり、車や町が波に沈んでいく場面になる。
 墨による短いタッチが黙示録的な迫力を出している。


 会場中央のインスタレーションは、群馬県と帯広を拠点として活動している半谷学はんがいまなぶさんの「花降る」。
 不用になった傘から花が咲いて、それがふりそそぐ情景をあらわしている。

 半谷さんは2000年から、宮城県気仙沼市の漁師さんから、カキの養殖の妨げになるため駆除されている海藻をもらって、自作の素材にしていたため、震災のときは同市の知り合いとなかなか連絡がつかず、困ってしまったという。

 今回のトークで半谷さんは
「以前よりも、人の中に入って何かをしたいという気持ちがますます強まっている。美術家じゃない人の話は新鮮です。(不用の傘をもらいに)リサイクル工場にいくと、シルバー人材センターの人が仕分けについて熱く語ってくれます。この作品を作るようになって、ごみの分別をちゃんとやるようになりました」
などと言って会場を笑わせ、今回の作品については、NHKで流れる震災復興の歌「花は咲く」の影響があるとも話していた。


 ただ、トークで触れていなかった、ひとつのことを思い出した。
 傘は雨を避けるための道具だが、この「3.11」の文脈では「放射能の雨から身を守る」ためという意味も含意されているのだろう。

 さらには、相変わらずたくさん放置され捨てられる傘に、震災後も変わらない大量消費社会の暗部をも見ることができるだろう。
 あるいは、人と人のつながりの暗喩になっているのかもしれない。

 <核の傘に入るよりも自然という傘の花を咲かせませんか>
という作者のことばの末尾に、半谷さんの本気を見たように思った。

 画像で見ると、ストップモーションのように美しいが、実際にも幻想的な美しさをたたえた作品。


 首都圏から参加した女性2人はいずれも、震災に直接題材を得たというよりも、人間の「生と死」について深く考究した作品になっていると思う。

 横湯久美さんは、東京藝大の油画出身だが、近年は写真やテキストを組み合わせた作品を手がけているという。
 戦前戦中にも戦争反対の言動をやめずに非国民と呼ばれ、自分の生き方を貫いた祖母と自分のかかわりに、作品を通して目を向け、考え続けている。

 画像は、横湯さん一家が一時札幌・山の手に住んでいたときに近所で撮ったもので、サンフランシスコ近代美術館に所蔵されているという。
「あのころは地元のアートシーンに目を向ける余裕もなくて。ただ、祖母が『いまが幸せだ』と繰り返していた。静岡に帰りたいとそれまで言っていたのに『札幌の人がいちばん暖かい』とも言っていたんです。かつて住んでいたところのすぐそばの美術館で展示ができるなんて、感無量です」
 そして、祖母や母が戦後8年ですっかり立ち直ったとは思えないとし、8年で復興することの難しさを語っていた。


 最後は石塚雅子さん。
 左は「インドラ」、右は「吉祥」。

 「絵描きなので、言葉で説明するのが難しい。言葉にできないから、絵にしている。説明すると絵ではなくなってしまうので、絵を味わってしまうのが一番の願いです。トークではこれまでも地震のときの思いをしゃべってきた。それでも、言葉にできないことはある、ということを、この8年間で学んだ。きれいごとになってしまったり、言葉にすることで失われてしまうことがある」
というような意味のことを、石塚さんは話していて、これはこれで誠実な姿勢だと思った。

 石塚さんは最近、「法華経」を読んでいると話していた。
 亡くなった人が帰ってきてどこかでまた会えると信じている、きょう死んでも、いい人生だったと思える生き方ができるようになればいい、とも。

 淡々とした口調に、「法華経」といえば宮沢賢治だよなあと思い出していた。
 賢治も東北の津波の被害を知っていたはずだ。そして、彼には「インドラの網」という童話もある。


 以上、作品にこめられた作者の気持ちの重みにくらべれば、あまりにも雑駁で軽すぎるまとめになってしまっているのではないかという自責の念を逃れられないが、お許しください。
 とにかく、このような展覧会が開かれたということの重みを、ほんのちょっとでも記録に残すことができれば、ゼロよりは少し大きな意味があるのではないかと思いたい。


2019年3月21日(木)~31日(日)午前10時~午後5時、月曜休み
本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌市中央区宮の森4の12)

参考リンク
□祭、炎上、沈黙、そして… POST3.11 https://post311.exblog.jp/
□原爆の図丸木美術館 http://www.aya.or.jp/~marukimsn/kikaku/2016/2016post311.html


□白濱さん公式サイトhttps://ameblo.jp/shirahamamasaya/
□Art Labo 北舟/NorthernArk https://mmfalabo.exblog.jp/
□ツイッター@shirahamamasaya

塔を下から組む―北海道百年記念塔に関するドローイング展 (2018)
(4)ゲストハウス×ギャラリープロジェクト Sapporo ARTrip「アートは旅の入り口」―最終日に行った会場のこと
裏物語 ヘンゼルとグレーテル ー帯広コンテンポラリーアート2016 ヒト科ヒト属ヒト
「北風太陽神」ー防風林アートプロジェクト


安藤栄作展 (2012、画像なし)


□石塚雅子 http://www.ishizukamasako.com/


□半谷学 http://www.hangais.com/art.htm
帯広コンテンポラリーアート2016 ヒト科ヒト属ヒト
防風林アートプロジェクト (2014)
六花ファイル第3回収録作家作品展 「秋の漂い 冬の群れ 半谷学展」 (2013、画像なし)




本郷新記念札幌彫刻美術館への行き方(アクセス)
本郷新記念札幌彫刻美術館からの帰り方

・地下鉄東西線「西28丁目」駅で、ジェイアール北海道バス「循環西20 神宮前先回り」に乗り継ぎ、「彫刻美術館入口」で降車。約620メートル、徒歩8分

・地下鉄東西線「円山公園」駅で、ジェイアール北海道バス「円14 荒井山線 宮の森シャンツェ前行き」「円15 動物園線 円山西町2丁目行き/円山西町神社前行き」に乗り継ぎ、「宮の森1条10丁目」で降車。約1キロ、徒歩13分
ばんけいバスも停車しますが、サピカなどのカードは使えません

・地下鉄東西線「西28丁目」「円山公園」から約2キロ、徒歩26分

コメント

3月29日(金)のつぶやき その2

2019年03月30日 01時49分14秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

3月29日(金)のつぶやき その1

2019年03月30日 01時49分13秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

2019年3月25~29日

2019年03月29日 21時06分00秒 | つれづれ日録
 統一地方選などで慌ただしい日が続いている。

 天気は、3月前半と打って変わって、寒い日が続き、雪もちらつき、なかなか一直線に春とはいかないようだ。

 なお、冒頭画像は、自宅の近くにいたキタキツネ。

 3月25日(月)

 地下鉄南北線を北24条まで北上し、チャオで昼食。
 「Re:mix しばりナシのいじりっこ写真展」(27日で終了)がおもしろい。

 道新ぎゃらりーで道写協の札幌支部写真展(27日で終了)。



 26日(火)

 東急百貨店→ギャラリーエッセ(道教大岩見沢校日本画教室「いわならべ」展(~31日)。



 27日(水)

 スカイホールで「御井の会」(~31日)。かな書の社中。可読性に意を用いた作もあり、わりと楽しめた。
 ソニーαプラザにも寄り、沼澤茂美さんの星空写真展を見た(28日で終了)。 



 28日(木)

 らいらっく・ぎゃらりいで、山岡和幸さんのイラスト展(~31日)。
 初めて見たが、自然の中で遊ぶ子どもたちの群像がかわいらしい。転んだ新聞配達員にかわり、みんなで配るのを買って出ようという絵は、職業柄ちょっと感動。転校する友人が乗った列車を遠くから見送る子どもたちの絵も良い。それぞれに、情景がある。



 29日(金)

 仕事は休みなのだが、所用で会社へ。

 その前に、カフェ北都館ギャラリー(糸塚章子水彩画展、~4月1日)
→ギャラリー犬養(大怪奇展、~17日4月1日)
→道教育大岩見沢校HUG(札幌校3年生「ずがび展」)

 ギャラリー犬養は冬季休業あけ。
 大怪奇展で全室を使っており、中でも伝説の漫画家、鈴木翁二さんの原画が1室を埋めていて、ミニ個展の様相。あまり怖くはないが、興味深かった。
コメント

3月28日(木)のつぶやき その2

2019年03月29日 01時48分41秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

3月28日(木)のつぶやき その1

2019年03月29日 01時48分40秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

■没後20年 加藤清江わすれがたみ展 (2019年3月5日~30日、札幌)

2019年03月28日 20時16分00秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 加藤清江は小樽出身で、一水会や道展で活躍した画家(1914~99)。道内の女性洋画家の草分けのひとりだ。
 牧場の娘として生まれ、現在の女子美大に学んだ。

 道展には戦前から出品し、当時の最高賞だった長官賞を受賞しているが、会員に推されたのは戦後になってからだ。
 彼女のキャリアで特筆すべきなのは、スキー・アルペンの選手としても全国大会で入賞するほどの腕前だったこと。
 戦後が、スキー連盟役員として冬季五輪に参加している。欧洲の風景の絵があるのは、絵画制作のためにパリに滞在したこともあるが、五輪に行った際のスケッチをもとにしているためだ。
 家庭では妻であり母親であったから、まさにスーパーウーマンだったといえそう。

 今回並んでいるのは、清江の娘さんが見つけた未発表作で、これらはキャンバスを巻いた状態で保管されていたという。
 加藤清江の絵は、日本的フォーブと形容すべき、ざっくりとした対象把握と勢いのある筆遣いが特徴。
 冒頭画像の右側は「三本杉 瀬棚海岸」(74年、20号)。
 塗り残しがあちこちにあり、キャンバスの白い下地がそのままになっている。
 これらの作品は、あるいは、団体公募展に出す大作の下絵だったのではないかという推測も可能だと思う。

 そのとなりは「白木蓮の咲く花」(20号)、「ばら パリにて」(同、75年)。
 
 左は「花であふれる私の庭」(20号)。

 とにかく筆遣いが奔放で、近寄って見るといろいろな色があふれていて、何が描かれているか分からないほどだ。
 少し離れて見ると、なんとなく、色のまとまりのようなものが見えてくる。

 右は「大雪山風景」(4号)。
 道内の風景も何点かある。先述の「瀬棚海岸」(現檜山管内せたな町)や「熊石にて」(現渡島管内八雲町熊石)は、同じときに取材したのだろう。


 次の画像、左端は「港の家」(50年代か? 4号)。
 家の黄色い壁がハイカラで、マティスやボナールといったフランスの画家たちを思わせる。
 もっともこの作品がフランスに取材したとは思えない。防波堤のあたりに、人物がたくさん描かれているが、釣りざおを持っているなど、妙な生活感が漂う。

 この絵も、塗り残しが散在しており、細部まで丁寧に仕上げたがる日本の画家とは違う、ラフな雰囲気が特徴といえそう。

 そのとなりは「大通公園」(4号)。
 やはり1950年代の作とおぼしき絵で、いまと違って建物がほんとうに少ない。



 左は「セーヌ河」(1970年代、6号)。
 オレンジ色を帯びた川面、青い色の橋脚や建物など、速い筆遣いが即興的で生き生きしている。

 となりは順に「大通公園」(50年代?、4号)、「もくれんと梅」(74年、20号)、「牧草」(同)。


 「ギャラリー北のモンパルナス」のオーナー清水さんは加藤清江が好きらしく、グループ展に彼女の絵を何度も登場させている。
 今回、絵の調査を頼まれたのも、そういう縁があったからだろう。

 加藤清江については2004年にギャラリー大通美術館で大がかりな回顧展が開かれているし、市立小樽美術館にもいくつか所蔵品がありグループ展を開催したこともある。
 2015年にはカフェ北都館ギャラリーでも小品展が企画された。
 とはいえ、歿後20年がたち、まとめて見られる機会は今後少なくなるかもしれない。


 ほかの出品作は次の通り。

小鳥の来る庭 (74年)
夏の道庁 (77年、4号)
ルクサンブール公園(パリにて) (73年、4号)
ばら (77年、8号)
りんどうの咲く庭 (73年、20号)
れんげつつじと小鳥 (74年、20号)
レモンとアネモネ (59年、10号)
熊石にて (71年、6号)
セーヌ河の橋 (6号)
あざりあ (75年、20号)
道庁の冬の朝 (81年、4号)
パリーのモデル I (73年、20号)
パリーのモデルII (73年、20号)
冬の川岸 (50年、20号)
ピンクのカトレア (76年、6号)
菊とゆり (73年、6号)

「パリーのモデル I」は独特の色彩で描かれた裸婦像である。


2019年3月5日~30日(土)午前11時~午後5時、日祝・月曜休み
ギャラリー北のモンパルナス(札幌市西区二十四軒4の3)。


小樽の女流画家たち~庁立小樽高女の系譜 (2014、画像なし)



ギャラリー北のモンパルナスへのアクセス

・地下鉄東西線「琴似駅」5番出口から約370メートル、徒歩5分
・JR琴似駅から約860メートル、徒歩11分

・ジェイ・アール北海道バス「山の手一条通」から約810メートル、徒歩11分
(都市間高速バスや快速は停車しません)

・ジェイ・アール北海道バス、中央バス「西区役所前」から約1.06キロ、徒歩14分
(都市間高速バスや快速を含む、手稲・小樽方面行きの全便が止まります)

・ジェイ・アール北海道バス「52 琴似工業高校前行き」で「八軒1条東3丁目」から約850メートル、徒歩11分
(札幌駅前=旧札幌西武前=から出ていますが、本数は1、2時間に1本しかありません)
コメント

神田日勝記念美術館の2019年度日程

2019年03月28日 11時33分47秒 | 道内美術館の日程
 十勝管内鹿追町の神田日勝記念美術館から本年度のスケジュールをいただきました。
 ありがとうございます。

第1期常設展 神田日勝 未完のキャンバス 4月16日(火)~6月23日(日)
 ※ゴールデンウイーク中は無休

・没後50年プレ企画 神田日勝×浅井美紀 しずくの中の神田日勝 6月26日(水)~9月1日(日)

・没後50年プレ企画 神田日勝×吉田傑 飛び出す! 半身の馬 9月4日(水)~11月4日(月)

・第25回馬の絵作品展 10月8日(火)~15日(火)

第2期常設展 神田日勝の隠れた名品 I 11月6日(水)~2020年4月5日(日)予定

 いつもの年と、ちょっと毛色の変わったラインナップだと思いました。
 同館やとなりの町民ホールなどでこれまで幾度となく開かれてきた、日勝が所属した独立美術や全道展ゆかりの画家の展覧会がひとつもありません。
 神田日勝以外の参加者として、帯広在住の写真家浅井さんと、オホーツク管内遠軽町出身の造形作家吉田さんの名が挙がっています。
 いずれも、絵画ではない分野というのが新しいです。

 浅井さんはマクロレンズを活用した「しずく写真」を発表しているそうで、しずくの中に神田日勝の「馬」や「人」を閉じ込めた新作写真を紹介します。
 吉田さんは「ダンボール・アート」で、シカや羊などの動物を作って、神田日勝の展示室に並べるそうです。

 また、第1期常設展では、亡くなる直前まで描いていたとみられる未完の風景画8点を初公開します。ごく初期の作品にも焦点を当てます。




 神田日勝記念美術館は、十勝管内鹿追町東町3-2。
 月曜休み(祝日は開館。今年はゴールデンウイークも無休)、祝日の翌日休み(土日が重なる場合は開館)。年末年始(12月30日~1月5日) 休み。
 午前10時~午後5時(入館受け付けは4時半まで)。

 一般520円(460円)、高校生310円(260円)、小中生210円(150円)。かっこ内は10人以上の団体割引。
 福原記念美術館との共通入場券は一般600円、高校生300円、小中生200円

帯広駅前から北海道拓殖バスに乗り「神田日勝記念美術館」で降車すぐ


神田日勝記念美術館の2018年のスケジュール
コメント

3月27日(水)のつぶやき その2

2019年03月28日 01時49分15秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

3月27日(水)のつぶやき その1

2019年03月28日 01時49分14秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント