北海道美術ネット別館

美術、書道、写真などの展覧会情報や紹介。毎日更新しています。2013年7月末、北見から札幌に帰還。コメントはお気軽に。

2018年10月のおもな展覧会

2018年10月31日 10時07分53秒 | 主な記事へのリンク
 2018年10月に、道内で開かれたおもな展覧会の記事へのリンクです。
 書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。

 ■は、エントリ更新時点で終了しているもの、■■は終わっていないものを示します。

 カテゴリー分けは厳密なものではありません。
 随時更新します。


現代美術

赤平アートプロジェクト 上遠野敏作品 ■祭太郎その他
益村信子個展 part22-森羅万象*ALL THINGS IN THE UNIVERSE 2018
上ノ大作展 -private pieceー
ミクニキョウコ展 秋とハモニカ
山本美次展 262∞
長坂有希「カムイワッカへ、そして私たちの始まりへ」


絵画

工藤悦子個展 ー環 ー
第29回 北広島美術協会展「広美展」
田村佳津子個展「ふわふわとひらひらと」田村佳津子個展「ふわふわひつじが1ぴき2ひき」
■岡崎莉望展
■山下かさね水彩画展


彫刻

■岡沼淳一工房展


工芸・クラフト

北海道陶芸会50周年記念 陶・創造者たち-北の大地と共に続き
このみち 北と手仕事
尾形香三夫陶芸展
米倉麻希個展「記憶のカタチ」 HAND STITCH + PIECE WORK
もみじ窯 香西信行作陶展
■■ハガ木材100周年記念 中田ゆう子バティック染め絵画展


写真

東川賞特別賞受賞記念 奥田實写真展 野菜熱


複数ジャンル

京都国立近代美術館名品展「極と巧 京のかがやき」
五十嵐威暢の世界
第60回 学生美術全道展
Nonlocality
秋の風色6人展
■2+2 北海道・光州美術交流展2018 第2期
■■Cross Wave 2018
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■ハガ木材100周年記念 中田ゆう子バティック染め絵画展(2018年10月15日~31日、札幌)

2018年10月31日 09時32分13秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 バティックは鮮やかな色が特徴の、インドネシアの伝統的なろうけつ染めです。
 現地で技法を習った札幌の中田ゆう子さんが、昨年に続いて、ショールーム内で個展を開いています。

 「あれっ、昨年とちょっと会場の雰囲気が違うなあ」
と感じていたら、今回は開催時季にあわせて秋冬を題材にした作品を中心に並べたとのこと。
 「赤まんま」「雑木林へ深く」「虫の声」といった、茶色やオレンジを取り入れた作品はいかにもいまの季節にふさわしく、また水色や白がメインの「寒い朝」などは、迫り来る冬の季節感がよく出ています。
 さまざまな色が展開していますが、中田さんは三原色しか使っていないとのことで、驚きました。

 絵画仕立ての作品を主に制作してきた中田さんですが、今回は、箱づくりの作家、撫養優さんとのコラボレーション作品「ある女の視線」「やさい」などがあったり、ランプシェードが展示されていたり、生活の中で使うことを意識したものも目立ちます。
 また、色彩をつけず、ろうの線だけを残した単色の作品「ロウ線選び」も展示されていました。
 制作過程では最初のほうに当たり、一般には、発表するものではありませんが
「これだけでも美しいのを見てほしくて」
と中田さん。

 中田さんが始めたころは、バティックといっても知らない人が大半でしたが、知名度は上がってきたといいます。
 「もっと自由につくっていきたい」
と意欲を燃やしていました。



2018年10月15日(月)~31日(水)午前11時(土曜は午前10時)~午後5時、日曜休み
ハートランドホーム円山ショールーム(大通西25ハートランド円山ビル6階)

http://www.batik-yuko.com

関連記事へのリンク
中田ゆう子バティック染め絵画展 (2017)
中田ゆう子バティック展 (2003、画像なし)





・地下鉄東西線「円山公園駅」5番出口からすぐ、セブンイレブン横の入り口から入る

・中央バス、ジェイアール北海道バス「円山第一鳥居」から約450メートル、徒歩6分。都市間高速バスを含めすべてのバスが止まります
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10月30日(火)のつぶやき その2

2018年10月31日 01時47分54秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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10月30日(火)のつぶやき その1

2018年10月31日 01時47分53秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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【告知】塔を下から組むー北海道百年記念塔に関するドローイング展 (2018年11月1~11日、札幌)

2018年10月30日 21時02分46秒 | 展覧会などの予告
(地図、アクセス方法へのリンクを追加しました)

 「北海道百年記念塔」が老朽化のため道が解体する方針を決めたことは、すでに報じられており(参考→北海道新聞 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/224766 )、美術関係者の間でも議論を呼んでいます。 
 これを受けて、道教大岩見沢校を卒業し、いまは東京在住の若手美術家・佐藤拓実さんが、グループ展を企画しました。

 くわしくは、サイトを見てほしいのですが、佐藤さんはそこで

はじめは調べたことをもとに自分の作品のプランを考えたのですが、次第に「他の作家であればどう考えるだろう?」とも思うようになりました。記念塔の話題を持ちかけると興味を持っている方が意外と多いことも分かりました。それで、展示を企画することになったのです。


と書いています。

 参加作家は、佐藤さんのほか、次の通り。

大橋鉄郎 http://tetsuro-ohashi.com/
白濱雅也 https://ameblo.jp/shirahamamasaya/ @shirahamamasaya
中村絵美 http://eminakamura.blogspot.com/
藤沢レオ http://leofujisawa.com/
森本めぐみ @mmmegumi
山田大揮 @_yamadahiroki


 11月4日(日)と10日(土)の午後1時から、アーティストトークを行います。


 北海道は「テーマ」を掲げたグループ展はいくつもありますが、「コンセプト」が明確な展覧会はきわめて少ないのが現状といわざるを得ません。
 その現状を踏まえ、コンセプトについてきちんと考える作家が集まったといえそうです。 
 期待したい展覧会です。


2018年11月1日(木)〜11日(日)午前11時〜午後6時
ギャラリー門馬(札幌市中央区旭ケ丘2)

https://build-the-tower-from-the-bottom.tumblr.com/



ギャラリー門馬・ギャラリー門馬アネックスへの道順(アクセス)=円山公園駅から
ギャラリー門馬・ギャラリー門馬アネックスへの道順(アクセス)=啓明ターミナルから
ギャラリー門馬・ギャラリー門馬アネックス=南11条西22丁目から
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■東川賞特別賞受賞記念 奥田實写真展 野菜熱 (2018年10月24~29日、札幌) 10月24日は10カ所(4)

2018年10月30日 10時21分00秒 | 展覧会の紹介-写真
(承前)

 北広島から乗った普通列車を、新札幌で降りて、新さっぽろギャラリーに立ち寄る。

 上川管内東川町を拠点とするベテラン写真家奥田實さんが写真展を開いていたが、これがとてもおもしろいのだ。

 奥田さんの近年の仕事は、自宅の庭で育てた野菜のブツ撮り。
 背景を白く飛ばしているので、ちょっと見ると植物画(ボタニカルアート)のようだ。
 今回は、テーマが野菜。たとえば「アキタブキ(フキ科)」では、春先のフキノトウ、その断面、白い花、フキの大きな葉、秋に枯れた葉など、複数の画像を、一枚におさめている。
 本人は、これを
「ボタニカルフォトコラージュ」
と称しており「野菜の一年を凝縮しています」と説明パネルに書いてあった。
 「野菜も植物だよ」ということをあらためて強調しているのだ。

 この方法論で撮った作品はほかに
メキャベツ(アブラナ科)
ルバーブ(タダ科)
ゴボウ(キク科)
ニラ(ヒガンバナ科)
エンドウ(マメ科)
エゾネギ(ヒガンバナ科)
タマネギ(ヒガンバナ科)
オクラ(アオイ科)
ナス(ナス科)
ミニトマト(ナス科)
ピーマン(ナス科)
アスパラガス(キジカクシ科)
レタス(キク科)
トウモロコシ(イネ科)
ダイズ(マメ科)

 「キャベツ(アブラナ科)」だけは、単体で撮影していた。

 この写真展のどこが重要かというと、都会で消費者として暮らしていると、スーパーマーケットでトレイに包装された、工業製品のような野菜しか思い浮かべなくなってしまいがちなのである。
 しかし野菜は、なんといっても生き物だ。ゴボウやタマネギだって花は咲くし、アスパラガスは実をつける。

 野菜が植物であるという、当たり前なのに忘れがちなことを、あらためて思い出させてくれる写真展だった。


 この後、新さっぽろ駅から地下鉄東西線に乗り、大谷地駅でバスに乗り継ぎ、帰宅した。



2018年10月24日(水)~29日(月)午前10時~午後7時
新さっぽろギャラリー(札幌市厚別区厚別中央2の4 デュオ2 5階)

・JR新札幌駅、地下鉄東西線新さっぽろ駅直結
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10月29日(月)のつぶやき その2

2018年10月30日 01時47分38秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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10月29日(月)のつぶやき その1

2018年10月30日 01時47分37秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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■第29回 北広島美術協会展「広美展」 (2018年10月24~28日)=10月24日は10カ所・その3

2018年10月29日 12時34分56秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
(承前)

 ブログの更新が、各展覧会の会期にまったく間に合っておらず、申し訳ありません。



 北広島美術協会展「広美展」の案内状をいただいたとき、ふと思ったのは、こういう市町村名を冠した美術協会って、道内にいくつぐらいあるんだろうかということ。

 たとえば「函館美術協会」や「帯広美術協会」は、存在しない。
 函館を中心とした道南地方には「赤光社」という団体公募展があり、帯広を含む十勝には団体公募展「平原社」がある。
 道内には、全道規模の道展や全道展などとは別に、それぞれの地方にちょっと小さめの団体公募展があるのだ。わざわざそれとは別個に地域で組織をつくって展覧会を開こうとは思わないだろう。

 ところが、地域別の団体公募展のない地域があり、そういう地域で「横のつながり」の必要性が出てくるのかもしれない。
 たとえば、札幌や石狩管内に特化した団体公募展はない。北広島や千歳、恵庭、石狩、小樽といった、札幌にわりと近い市に「美術協会」があるのは、それが理由だろうか。
 それらの市に住む絵画制作者は、道展や全道展、新道展とかけもちで出品する人も多い。

 
 今回の展示には30人が出品。
 油彩と水彩のタブローが大半で、版画や3Dアートもあるが、書や写真、工芸の作品はない。

 やはり目を引くのが、伊藤光悦さん(二紀展委員、道展会員)の「廃屋「室内風景」」(F50)と「故郷の廃屋」(F30)の2点。
 壁に古いカレンダーが飾ってあるが、この絵が旧作なのか、それとも古い暦で時間の流れを表現したのかは判然としない。それはともかく、伊藤光悦さんらしい作品。

 笠原悦子さん(全道展会員)「うたう」(F130)。
 女性6人が室内で立ち、口をあけている。これなら「歌う」という題のほうが良いと思う。
 後列の3人が緑、黄色、だいだい色の服を着て、手前の少女は花束を手前に抱えている。窓の向こうには満開の桜。手前の右側にはテーブルがあり、果実が転がっている。まるい水槽に金魚が泳いでいるが、これはマティスへのオマージュだろうか。
 そう思わせるほど、彩度が高く、色彩の鮮やかな一枚。

 藤井高志さん(同)「パリで出会った少女像」(F130)。
 崩れた壁の隙間から、ひざまずいて祈る少女の石膏?像が見えるという図柄。
 壁の写実的な描写に比べ、奥の窓がデザイン的な描き方になっていて、もしかするとこれから加筆するのかもしれない。

 ほかに内藤克人さん、中間弥生さん、平塚昭夫さんなどの作品があった。



2018年10月24日(水)~28日(日)午前10時~午後6時
北広島市芸術文化ホール(中央6)


(この項続く) 
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2018年10月28日は8カ所

2018年10月29日 10時50分00秒 | つれづれ日録
承前

 朝から疲れを感じていた。

 しかし、きょう休養すると、いくつもの展覧会が見ないままで終わってしまう。
 エイヤッと覚悟を決めて、自宅を出た。

・移動距離が半端なく長い

・たくさん歩く体力がない

・雨が降りそう(実際、断続的に強く降った)

ということで、自家用車を利用することにした。

 行ったのは

茶廊法邑→
temporary space(田村佳津子個展「ふわふわとひらひらと」)→
ギャラリー門馬(岡崎莉望展)、門馬ANNEX→
カフェ北都館ギャラリー(安田祐三小品展)→
スペース・オノベカ→
& Vague. ギャラリー→
カフェ & ギャラリー オマージュ(山下かさね水彩画展)

の8カ所。

 この時点でも疲れが抜けないので、まだ日没前だが、ギャラリー巡りは打ち切りとして、帰宅することにした。

 上に書いたうち、安田さんと山下さんは、本日月曜までなので、どうぞ。

 ギャラリー犬養や創成スクエアSCARTS 、CONTEXT - S、カフェエスキス、ハートランド円山ビルなどは後回し(間に合わなければ断念)。

 ご案内をいただいた皆さまに申し訳ないし、「まだ間に合うかも」といって後回しにすると、けっきょく自分の首を絞めることになるのはわかっているのだが。

 あと、ブログ執筆が、追いついていない。
 これまた、すみませんと言うしかない。
 夕べ、郡名がどうのという変な文章をアップしたのは、新たに記事を書いている体力の余裕がなかったので、以前書いてストックしておいた記事を上げただけ。

 きょうはまた仕事。
 頑張らなくては。
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10月28日(日)のつぶやき その2

2018年10月29日 01時47分55秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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10月28日(日)のつぶやき その1

2018年10月29日 01時47分54秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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なぜ北海道美術ネット別館は、住所の表記に「郡」を用いないのか。

2018年10月28日 21時40分45秒 | つれづれ日録
 「郡」は、都道府県と町村の間に記される地名です。
 市町村のうち、市は郡に属しませんが、町や村はすべて、いずれかの郡に所属します。
 郵便番号簿などは郡の順番に並んでいます。その町村が何という郡に属しているのかを知らないと、郵便番号もすぐにはわかりません。行政文書なども正式には「○○郡▲▲町」となります。

 しかし、北海道では、新聞やテレビの気象情報でも、総合振興局・振興局(以前の「支庁」)単位による地域分けが主流で、日常的には、郡はあまり使われていません。
 このブログも、郡名はまったくと言っていいほど記しません。北海道新聞や道内テレビ局も「●●管内▲▲町」というような表記が主流です。

 なぜか。

 三つの理由が考えられます。

 一つは、郡名を聞いてもかなりの確率で、それがどこの地方のことか分からないからです。

 例を挙げると、大空町、美幌町、津別町は網走郡に属しています。
 これは分かりやすいですよね。郡名が分かれば
「ああ、網走のほうなんだ」
とすぐに納得できます。

 しかし、こうしたケースは、道内ではむしろ少数です。

 たとえば、芽室町、中札内村、更別村は1町2村で「河西郡」を構成していますが、「かさいぐん」と聞いて、どこにあるかピンとくる人がどれだけいるでしょうか。
 河西郡は十勝管内にあるのです。


 二つめは、その郡に一つの町村しかない場合がかなりあること。

「増毛町って、どこにあるんだっけ?」
「増毛郡だよ」
「増毛郡? ほかにどんな町村があるの?」
「増毛町だけだよ」

 これではけんかになりかねません(笑)。
 郡名を聞いても、けっきょくその町村がどこらへんにあるのかを知るためのヒントに、全くならないからです。
 ちなみに増毛町は留萌管内です。

 同様の例は、白老郡(胆振管内白老町のみ)や島牧郡(後志管内島牧村のみ)、様似郡(日高管内様似町のみ)など、道内各地にあります。

 増毛の場合はまだ良いほうです。
 「磯谷郡」には、後志管内蘭越町しかありません。
 「爾志郡 に し ぐん」は檜山管内乙部町だけです。
 「目梨郡 め なしぐん」は根室管内羅臼町のみで構成されています。

 いずれも、郡名をきいても、かえって所在地がわかりづらくなるような、なじみのない地名ばかりです。こうした例は少なくありません。

 山越郡にいたっては、渡島管内長万部町しか属していないのですが、郡名の元となった「山越」地区がある同管内八雲町は、2005年に山越郡を脱して新たに二海郡ふた み ぐんを設けています。

 また、檜山管内には「瀬棚郡」がありますが、せたな町は瀬棚郡ではなく、久遠郡くどうぐんです。
 瀬棚郡に属しているのはいまは今金町だけになっています。


 三つめ。
 これがけっこう重要だと思うのですが、道内には、おなじ郡名で違う郡、というのが存在するのです。

 ややこしい話ですが、解説しましょう。

 地図を見ると、十勝管内の清水町や新得町は「上川郡」となっています。
 また、上川管内の上川町や東川町など、旭川周辺の8町も「上川郡」です。
 しかし
「そうか~。大雪山系や狩勝峠を越えておなじ郡が広がっているのか」
などと思ってはいけません。

 清水や新得の上川郡は、あくまで「十勝国」の上川郡であり、上川町や東川町など8町は「石狩国」の上川郡なのです。

 さらにいえば、上川管内の和寒、剣淵、下川の3町も上川郡ですが、これは「天塩国」の上川郡です。
 知らない人が地図をみれば、旭川周辺の11町がおなじ上川郡に属しているように思って当然なのですが、じつは違う上川郡なのです。

 同様の例として、十勝にも上川にも「中川郡」があります。
 前者には豊頃や池田など4町が属します。
 後者は天塩国の中川郡であり、美深、音威子府、中川の2町1村が属します。



 というわけで、北海道では、郡名はなじみが薄いだけではなく、かえって混乱を招きかねないのです。
 北海道美術ネット別館が使わないゆえんです。
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10月27日(土)のつぶやき その2

2018年10月28日 01時49分16秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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10月27日(土)のつぶやき その1

2018年10月28日 01時49分15秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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