7月の続きです。
道内で8月に開かれたおもな展覧会の記事へのリンク集です。
■■はまだ会期が終わっていない展覧会です。
書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。
カテゴリー分けは厳密なものではありません。
随時更新します。
現代アート
■■共振ー本郷新+北海道の現代アーティスト
■■落石計画 (根室)
■奇跡のシールアート 大村雪乃の世界 (釧路)
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もっと早く紹介できたら良かったのですが、「鳥獣戯画と高山寺展」を6度見に行って、ミュージアムショップで購入した戦利品の数々です。
自分としての教訓はただひとつ。
気になったら、すぐに買え
また、いちばん大きな特徴は「地元とのコラボグッズ」が多かったということだと思います。
このぬいぐるみは、ウサギもあったのですが、ちょっと手違いがあって、買うのを忘れていました。
次に道立近代美 . . . 本文を読む
北海道新聞2024年8月29日「おくやみ」面の旭川市の項に載っている「平間フミコさん(96)」は、もしかすると、画家で、「美術旭川」誌の編集・発行、国劇画廊(のちのヒラマ画廊)運営に携わった平間文子さんのことではないでしょうか。
平間さんの絵画といえば、花を大きくあしらい、吹き渡る風が生命感を伝えてくれるような画面を思い起こします。
(冒頭画像の左は、2020年秋に旭川市民文化会館のロビーで . . . 本文を読む
江別在住の美術評論家、元市立小樽美術館長の吉田豪介さんが2024年2月に亡くなっていたという記事が、8月29日の北海道新聞に載っていました。
吉田豪介さん死去 89歳 元市立小樽美術館長、美術評論家:北海道新聞デジタル元市立小樽美術館長で美術評論家の吉田豪介(よしだ・ごうすけ)さんが2月12日午前10時52分、江別市内の病院で老衰のため死去していたことがわかった。28日、家族が公表した...北 . . . 本文を読む
8月23日夕方からのどが痛くなってきました。
風邪のようです。
この日から自宅にこもっていました。
28日まで6日間続けて美術館・ギャラリーに足を運ばなかったのは、ちょっとした記録かもしれません。
でも、もし仕事をしていたらたぶん、ちょっと無理をして会社に行っていただろうなと思いました。
1日か2日は休んだかもしれないですが。
そのぐらいの、あまり重くない症状でした。
だったらギ . . . 本文を読む
昨日2024年8月27日夕方アップの日本経済新聞電子版の記事( https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC277KZ0X20C24A8000000/ )が、各方面に強い驚きを与えています。
記事の冒頭部分を引用します。
DIC川村記念美術館が休館へ 資産効率で投資家が要望 - 日本経済新聞DICは27日、保有・運営するDIC川村記念美術館(千葉県佐倉市) . . . 本文を読む
(承前)
2024年8月7日。
前夜、北見から札幌に戻ったばかりですが、今度は「落石計画」を見るために根室市落石(おちいし)へ出発です。
落石計画に行くのは2011年以来実に13年ぶりです。
前回はこちら。当時は北見在住で、そこから車で往復したのでした。
■落石計画 (8月7~11日、根室) - 北海道美術ネット別館(承前) . . . 本文を読む
すみません。初日に見に行ったのに、アップが遅れてしまいました。
帯広在住の画家の浅川茂さんが札幌で絵画の個展を開きました。
筆者は、札幌に当時あったアートスペース201で開いた個展(2019)や、帯広市民ギャラリーでの個展(2022)は見ていないので、個展を拝見するのは実に7年ぶりとなります。
作品は全道展で見る100号サイズよりは小さめで、計20点。
タイトルに「2000ー2022 . . . 本文を読む
(承前)
2024年8月6日の続きです。
いろいろルートを考えましたが、遠軽IC(インターチェンジ)まで行って紋別自動車道を経由しても、石北峠を経由しても、所要時間がたいして変わらないようです。
鹿追・日勝峠まわりもちょっと考えましたが、けっきょくすなおに石北峠から行くことにしました。
その途中、層雲峡で車を止めて休憩した際に偶然見つけたのが、前項の「荒井初一之像」です。
午後 . . . 本文を読む
十勝管内新得町の画家で全道展会員の森弘志さんの音頭で始まった5人展です。
近年は全道展に、魚やカニを写実的かつ大きく描き、近年はやりの写実絵画をわらうかのような(本当のところはわかりませんが)絵画を出している森さんですが、今度は木々の幹だけを描いた絵を並べています。
左から
「シラカバの木」「クルミの老木」「プラタナスの木」「イチイの木」
です。
通常の絵 . . . 本文を読む
「ゲゲゲの鬼太郎」などではなく作者の妖怪画に焦点を当てた絵画展。
水木しげるの妖怪画はとにかく背景の描きこみが細かいこともあり、タブローとしても十分な強度を持っており、見ごたえがありました。プロダクションの制作であり、すべてのペンを水木本人が入れているわけではないのでしょうが。
前半部で、水木の生い立ちや戦争体験をパネルで簡潔に解説するとともに、神田の古書店街で入手した鳥山石燕の画集や『 . . . 本文を読む
(承前)
左から
外山麻子さん(札幌)「果報は寝て待て」
佐藤武さん(札幌)「孤獨な筺」
高野理栄子さん(小樽)「Ame」
外山さんは時計付き。
佐藤さんは陶芸。本業は画家ですが、写真や陶芸も玄人はだしです。
「Ame」の拡大画像。いつもの版画と題は同じですが、少し違う雰囲気です。
上から
朝地信介さん(札幌)「彼我の境」
泉修次さん(札幌)「封印が切られた匣」
画 . . . 本文を読む
おもしろかったです。単なる小品展じゃない。
たぶん「はこ(箱、函、匣)」というテーマが、いつも絵画や彫刻を制作している人に
「あれ、じゃ、自分がいつも作っているのは何なんだろう」
と考えさせるきっかけになっているのではないかと思いました。
たくさん画像があるので便宜上、2本にわけて紹介します。
写真を載せていない作品にも、良いものがいくつもありましたので、ご了承ください。
右 . . . 本文を読む
午前10時半から札幌駅北口のエルプラザで、札幌彫刻美術館友の会の関連会合があったので、行くつもりでした。
ところがメールを書いていたら、バスの時間に遅れてしまい、やむを得ず自家用車を出して、紀伊國屋書店札幌本店裏の駐車場ビルに入れることにしました。
なお、筆者は長らく札幌彫刻美術館友の会のユーレイ会員でしたが、心を入れ替えて少しは活動に加わろうかと思っているところです。
例によって若手が少 . . . 本文を読む
(承前)
道立近代美術館の「近美コレクション」は
・浮世絵のヒロインたち 組物・続き絵から生まれるストーリー
・岩橋英遠《道産子追憶之巻》
・ウィズ・キッズ '24 なぜこのかたちなの?
・アートギャラリー北海道 港の今昔 苫小牧市美術博物館コレクションから
の4部構成。
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb/
9月26日までで . . . 本文を読む