まさか3週連続で後志方面に行くことになるとは…。
道立近代美術館の「トリック×イリュージョン!」初日だが、時間がなくて展覧会は見ずに、須田悦弘さんの講演だけを聴く。
次に、この日最終日の、画廊喫茶チャオの高橋弘子展へ。
20回目の個展ということで、これまでの経緯を事細かに記したファイルがあったので、読みふけった。
日替わりランチがオムライスだったので、一も二もなく註文した(最近、卵が . . . 本文を読む
(承前)
バス停「金毘羅寺前」から10時49分発「高速ニセコ号」に乗る。
札幌―小樽―倶知安―ニセコを結んでいる(https://www.nisekobus.co.jp/uploads/%E9%AB%98%E9%80%9F%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%82%B3%E5%8F%B7-2.pdf ※pdfです)が、1日3往復しかない。
同じ札幌行きの「高速いわない号」が1時間に . . . 本文を読む
江別の陶芸家・画家の長畑ふみ子さんから届いたはがきを一読して驚きました。
長畑さんが例年個展の会場としてきた、札幌市北区の画廊喫茶「手風琴」が昨年閉店したため、今年は札幌市資料館で個展を開くという意味のことが書いてあったのです。
ネット検索してみると、9月30日に閉店したとあります。
「手風琴」はJR学園都市線「あいの里教育大駅」のすぐ前にあり、1986年の開店。
おもに地元の画家や . . . 本文を読む
(承前)
隣室で開かれていた「アジアの大地」展も見た。
すべて戦後、1979~98年の、中国やチベットなどに材を得た作品である。
「桂林で」などの絵については、戦争中に長沙、衡陽まで足を伸ばしていながら、そのすこし上流側にある桂林には訪れていなかったことから、ずっと気になっていたという趣旨の画家の談話が紹介されていた。
なるほど。隣室の「戦時のスケッチ」ともリンクする展示内容なのだ。
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(承前)
小川原脩(1911~2002)は、戦後の北海道を代表する洋画家のひとり。
後志管内倶知安町生まれ。東京美術学校(戦後の東京藝大)を卒業し、美術文化協会に属して、シュルレアリスムの新進画家として注目された。しかし戦争画を描いたことなどが同協会内で批判され、帰郷。全道展の創立会員として同展には毎年出品し、札幌でも個展を継続するが、中央の画壇とは距離を置いた。
彼の戦争協力については、 . . . 本文を読む
朝4時半に起床。
休日だと、こんなにすっきりと目が覚めるものなのか。
洗濯し、茶碗を洗い、6時過ぎに出発。
6時52分発の小樽行き各駅停車に乗る。
車内はすいていて、あずましく車窓から、おだやかな海を眺めていた。
ここで、小樽8時6分発倶知安行きの普通列車に乗り換える。
この列車に乗るためには札幌発7時14分発の列車でもじゅうぶん間に合う。
しかし、小樽と余市の間は列車が混雑 . . . 本文を読む
いつもおなじようなことばかり書いていて申し訳ないが、仕事の分量が多くて、朝から電話に出たり、ほかの部署からきた案件をさばいたり、原稿を見たりを切れ目なくしているうちに、夜の7時とか8時になっている。
どれぐらい忙しいかというと、4月16日の日記を書く時間のないうちに週末になってしまうほどなのである。
今週は有名人の死去に対応しなくても済んでいるが、だからといって暇だということはないのだ。
. . . 本文を読む
道立三岸光太郎美術館にはもう40~50回は足を運んでいて、さすがに、一度は見たことのある作品がほとんどなのだが、それでも、初めて見る作品があって、そういうのに出合うとなんだかうれしい気持ちになる。
単に、忘れてしまっているだけなのかもしれないが。
今回は「コンポジション」という後期の抽象画を冒頭に置き、マチエールがでこぼこだったり、山あり谷ありの三岸の人生行路をうかがわせるような作品だったり . . . 本文を読む
ヘッダーのブログ紹介に掲げた「毎日更新しています」の文が空しい。 仕事の量が多いのもあるが、パソコンやスマートフォンもくたびれてきて、動作が遅いという理由もある。 けさは、朝9時から1時間ほどカフェクロワッサンでエスプレッソを飲みながら仕事の原稿を書いていたが、ソフトが立ち上がるまで10分以上かかった。 こんなマシンはもう使うのがイヤだ。 かつては1カ月に100本アップしていた時代もあったのだ . . . 本文を読む
ひさしぶりに土日が連休。
15日は寝坊して遅く出発。
しかも、手帳やノートを家に置き忘れてしまい、市内のギャラリーで何を開いているのか分からない。かつては、自分のサイトやブログを見返したものだが、いまはそれもできない。
mima 三岸好太郎美術館(「デコボコレクション」「《立てる道化》が絵本になった!」。~18日)
→市民ギャラリー(第54回 国際現代書道展。~16日)
→ギャラリー犬 . . . 本文を読む
札幌管区気象台は4月15日、札幌で桜の花が咲いたと発表した。もちろん、観測史上最も早い。
だいたい札幌の桜は、ゴールデンウイークに間に合うか間に合わないか、という時期(つまり5月5日ごろ)に見頃を迎えるのが普通だったのだが、この数年は異常すぎる。
冒頭画像は中央区北1西16。
豊平橋たもとの小さな公園にも行ってみたが、梅はまだ一分咲きだった。
このほか、レ . . . 本文を読む
7日の話をようやく書き終えて、8日。
土曜ですが出番。
ただし、平和で、有名人が亡くなったなどのニュースも入らず、助かりました。
忙しかった平日に積み残した各種作業を片付けました。
「新書道字典」と「よくわかる書道」を購入。
9日は日曜。
やはりくたびれていたので、自家用車でどうしても、という2カ所のみを回りました。
茶廊法邑の楓月まなみ展と「なかいまー中今ー」 和龍美 . . . 本文を読む
(承前)
市立小樽美術館と文学館が入っている建物の1階突き当たりにある「市立小樽美術館市民ギャラリー」は、その名の通り、小樽の絵画サークルや「市展」などが借用して展示を行うスペースであり、ここで展覧会を開いたからといって美術館で展覧会が開催されたということにはならないのが通例であるが、今回は主催が市立小樽美術館であり、チラシに同館のロゴが大きく印刷されているので、いつもとは異なる扱いとみるべき . . . 本文を読む
(承前)
「森ヒロコ・スタシス記念 小樽バザールヴィタ美術館」から市立小樽美術館へは、館を出てすぐ左に向かい、前を通る比較的広い道路(緑第1大通)を道なりにずーっと歩いていけば着く。
およそ1.2キロ。
歩いていると後ろから「本局前」行きのバスが来たので、乗ろうと思って停留所に立っていたら、バスは客を降ろして、後ろ側のドアは閉じたまま、バスは去って行った。
ひどい…。
コープの . . . 本文を読む
(承前)
筆者はギャラリー巡りにあたってわりと綿密に日程の計画をたてるほうだが、アドリブで予定をよく変更する。
今回も、スマホで森ヒロコ・スタシス記念 小樽バザールヴィタ美術館(緑町1)を検索して
「あ~、4時半までか~。まあ、坂を上っていったら着くだろう」
と、小雨の中を歩いていった。
そして、市役所の敷地の右手を上っていったら、見覚えのある道路に出た。
6年前に訪れたときと、名前 . . . 本文を読む