北海道美術ネット別館

美術、書道、写真などの展覧会情報や紹介。毎日更新しています。2013年7月末、北見から札幌に帰還。コメントはお気軽に。

2017年2月のおもな展覧会

2017年02月28日 23時16分10秒 | 主な記事へのリンク
 2017年2月のおもな展覧会の記事へのリンクです。
 書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。

 カテゴリー分けは厳密なものではありません。


現代美術
トット商店街
クワクボリョウタ「札幌ループライン」
−雪と光のプロジェクト− SAPPORO YUKITERRACE さっぽろユキテラス2017
2017冬季アジア札幌大会連携 創造都市発信事業 札幌国際芸術祭2017アーティスト・プレビュー 平川紀道 《datum》


絵画
本田滋絵画展≪北色の街≫
ひらひら展 vol.4 北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻 現代美術・平面表現研究室による作品展
モリケンイチ個展「真夜中のサーカス」


彫刻
■泉修次展「均衡」


写真
大野崇写真展 Massif du Mont-Blanc II Monochrome ~モン・ブラン山群 II モノクロームの世界~
女流写真家5人展 F エフ in チャオ


複数ジャンル
第54回はしどい展 第10回はしどいOG展 第2回写真同好会校外展
第4回丸島均(栄通記)企画 群青―ぐんせい―(後期)
雪みやげ art exhibition 唐神知江(絵画)唐神里佳(ガラス)による作品展覧会
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書家の藤根凱風さん(札幌)死去

2017年02月28日 22時57分46秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞の2016年2月28日付朝刊に、札幌の書家、藤根凱風ふじ ね がいふうさんの訃報が載っていました。
 27日、83歳で死去したそうです。
 以下、引用。

 道内の中学・高校教諭、道教大教授を務めながら創作を続け、空間を生かした少字数の書で優れた作品を残したほか、古典研究にも尽力した。1970年に道書道展大賞を受賞。書の研究団体「清池会」を結成、代表を務める。98年に道書道展理事長、07~08年に道書道連盟理事長を務めた。道書道展会員、道教大名誉教授。


 藤根さんは漢字の書家で、作品は、余白を生かしたものでした。
 線質は特別繊細というよりは、やわらかいもので、潤渇もたくみに生かしたものでしたが、とにかく白い部分が多い。線の数自体が、本来の画数よりも少ないのです。2002年の北海道書道展の「静観」など、「静」の4画目が斜めに刺さって異彩を放っていましたが、作品全体は、まさに静けさに満たされていて、深い印象を残しました。

 藤根凱風さんのお父さんも藤根星洲さんという、道内の書壇に重きを成した書家でした。
 親子二代で訃報を書いたのは、藤根星洲さん、凱風さんが初めてかと思います。
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■世界遺産 ラスコー展 東京2017-1(6) =訂正あり

2017年02月28日 01時02分34秒 | 道外で見た展覧会
承前

 じつは、当初は見るつもりはなく、丸の内へ「オルセーのナビ派」でも見に行こうかと考えていた。
 しかし、今後の人生で、またオルセー美術館を訪れることはあるかもしれないが、ラスコー洞窟のほうは、本物を見る機会は絶対にないであろう。だったら、精巧に模した洞窟がフランスからはるばるやって来る今回を逃す手はあるまい。
 そういえば、先日の毎日新聞に、港正尋さんが展覧会について寄稿していた。
(あとで考えてみれば、港さんはあいちトリエンナーレでも書いていたように、ラスコー洞窟が大好きだし、主催は毎日新聞社なので、同紙が今回の展覧会について文章を載せるのも、当たり前といえば当たり前なんだけど)

 というわけで、上野駅前から引き返して、生まれてはじめて国立科学博物館へと足を踏み入れた。

 結論から書くと、たとえ模型とはいえ2万年前の洞窟絵画を目の前で見ることができたのは、感動的だった。
 ただ、東京の展覧会で、会期末とあって、大変な混雑だった。展示は、見に来た親子連れなどがいろいろ参加できるようなくふうがなされていたのだが、ほとんど触れることもないままに終わってしまった。
 付記するなら、図録がわかりやすい。図版が豊富で、説明も詳しいが、やたらと専門的すぎることなく、おもしろく読み進むことができる。ラスコー洞窟などの先史文化に関心がある人は、買い求めて損はない。2000円でした。

※図録は2500円でした。お詫びして訂正します。


 会場はいくつかのセクションにわかれていたが、白眉は二つ目の、洞窟の一部を再現したコーナーだった。
(一部の出土品は撮影禁止だが、多くは撮影可、ストロボ不可でした)

 冒頭の画像は「背中合わせのバイソン」。
 左側はオスだということがわかる。




 右から左へと、シカが首から上を出して移動している様子。
 首から下が描かれていないため「泳ぐシカ」と呼ばれている。






 一部の壁画は、真っ暗になると夜光塗料で光って、線がくっきりとわかるように細工されていた。もちろん、本物がこのように光るわけではない。

 筆者が感動したのは、これらの壁画もさることながら、洞窟内で発見されたランプであった。

 大きな木製のさじのような形をしたランプは、先のまるい部分に油をためて、炎で暗いところを照らす仕組みになっており、発見当時は燃えかすの木炭が入っていたという。これが非常に精巧なもので、とても旧石器時代のものとは思えないほどなのだ。


 順番が前後するが、最初のセクションには、実際の洞窟の10分の1ほどの模型が並んでいた。
 もっとも、洞窟を外側から見ても、あまりおもしろいものではない。



 近くに置かれた板には、内側の絵がかき出されている。




 そして、ミニチュア洞窟の中は、覗き込むこともできる。

 なんでこんな狭いところに、こんな雄大な絵を描いたんだろうって、だれでもふしぎに思いますよね。
 しかも、題材はほとんどが大型の獣。
 ラスコーの場合は、マンモスもなし。

 人間もごく少ないし、木々など植物も描かれていない。




 ただ、ごらんのありさまなので、鑑賞するにはあまりあずましくない感じでした。
 とにかく観客多すぎ。


 会場ではこのほかにも、クロマニヨン人の暮らし、当時の石器や骨器などを数多く展示し、日本独自のコンテンツとして当時の日本列島の様子なども追加して解説していた。
 骨器など、とても細かく加工しているものもあり、人類は昔から「アートする」存在なのだなあと、いたく感銘をうけた。
 絵とか装飾とかは、直接的にはなんの役にも立たない。にもかかわらず、クロマニヨン人は古くからそういうことをしていたのだ。

 アートって、人類の本能なのではないのだろうか。


 なお、ひとつだけ個人的な考えを記せば、どうして人がやっと通り抜けられるような洞窟の奥に壁画を描いたかという理由だが、たまたま洞窟の奥だけが現代まで残ったのであって、当時は外にある岸壁などにも絵は描かれていたのかもしれない。もちろんそれらは長い年月の間に風化しただけかもしれない、と思った。
 そして、今なお発見されない洞窟の奥に、壁画が人知れず眠っているかもしれないのだ。



2016年11月1日(火)~17年2月19日(日)、国立科学博物館(東京都台東区上野公園)

3月25日(土)~5月28日(日) 東北歴史博物館 (宮城県多賀城市高崎1-22-1)

7月11日(火)~9月3日(日) 九州国立博物館 (福岡県太宰府市石坂4)


(この項続く) 
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2月27日(月)のつぶやき

2017年02月28日 00時51分58秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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■モリケンイチ個展「真夜中のサーカス」 (2017年2月15~26日、札幌)2017年2月21日は10カ所(2)

2017年02月27日 22時53分57秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
(承前)

 アップが会期中に間に合わなくて申し訳ございません。

 モリケンイチさんの絵画は、いざ紹介しようとすると、書くことがたくさんあって、なかなか進まないのです(と言い訳)。

 今回の個展で、はじめてモリさんにお会いしました。

 2014年に大同ギャラリーで個展を開いて以来、数々の個展を開く一方、全道展で最高賞に輝くなど、めざましい活躍をみせているモリさんです。
「その年にパリから帰ってきたので。幸い、それ以降、あちこちのギャラリーから声をかけていただいて」
とモリさんは話しておられました。

 今回のテーマは、サーカス。
 とりわけ、動物やピエロではなく、空中ブランコが題材として選ばれています。
 空中ブランコは一歩間違えれば転落が待っています。

 つまり、死と隣り合わせの遊戯なのです。

 今回の個展では、入って左側に、ハイデガーの用語を借りれば、「頽落」をあらわすような絵が、右側には「投企(披投)的存在」を象徴する絵がおもに並んでいるとのことです。
 


 いわれてみれば、描かれた道化師は、死の運命を忘れて凡庸な生き方に堕した存在であるかのようにも見えますし、羽根をつけて岸壁から飛び立とうとしているスーツ姿の中年男は死に恐怖しながらも勇気を振り絞って跳躍せんとしているようにも思われます。

 筆者は、ここがロドスだ、ここで跳べ!、という、マルクス「資本論」の序文の一節を思い出しました。

 もちろん、モリさんの絵は、哲学用語の翻訳ではありません。
 20世紀哲学を代表するハイデガーを知らなくても自由に見ることができます。

 そして、モリさんの作品は、コンセプチュアルな裏づけがあると同時に、相互に対立する観念を止揚する意図がこめられているようでもあります。
 今回の個展の出品作は、西洋の実存哲学が底流にある一方、モリさんの絵には東洋の仏教哲学も支えになっています。
 ここでは詳しくは論じませんが、背景がシンプルな色で処理されていることに抽象画と具象画の止揚を、また、人物の描写には絵画とイラストレーションとの止揚を織り込んでいるようです。


 最後に、ずっと気になっていたことについて聞いてみました。
 昨年の全道展出品作で、秋にト・オン・カフェで開いた個展でも出品されていた「燃える木」という絵のことです。
 あっさり
「ああ、あれはタルコフスキーです」。
(やっぱり…)
「でもタルコフスキーの映画では家が燃えていたけれど、あれは仏教思想の火宅なんじゃないですかね。彼は日本にも興味があったようだし」

 というわけで、モリさんとは時間があったらまた語り合いたいと思ったのでした。


 出品作は次のとおり。

小さなピエロ
fair is foul, and foul is fair(綺麗は汚い 汚いは綺麗)
夜のブランコ
空中ブランコ(同題2点)
縺れのサーカス1
縺れのサーカス2
縺れのサーカス3
綱渡り(前進のサーカス)
飛翔の妾
綱の妾
マボロシの果実
道化師
サーカス(被投性の喜劇)
Calling you
円への憧れ
奇術師
真夜中の寸断
愚者の遊戯 I(頽落の喜劇)
水溜りから大魚
水溜りから大魚 II(頽落の喜劇)
空のカゴ 1
空のカゴ 2
籠女(カゴメ)
花瓶
夜の綱渡り
孤独の劇場


2017年2月15日(水)~26日(日)午前10時~午後6時(最終日~午後4時)、月火休み
茶廊法邑(札幌市東区本町1の1)




・地下鉄東豊線の環状通東駅から約790メートル、徒歩9分

・札幌駅北口か環状通東駅から、中央バス「東64 伏古北口線」「東65 伏古・北13条線」(いずれも東営業所行き)に乗り、「本町1条2丁目」降車。約180メートル、徒歩3分(いずれもおおむね1時間おき)

・中央バス札幌ターミナルから中央バス「26 丘珠空港線」に乗り、「北13条東15丁目」降車。約460メートル、徒歩6分。本数は少なめ。なおこの路線は、環状通東、元町、新道東、栄町の東豊線各駅とも連絡

・地下鉄南北線「北18条駅」から中央バス「東62 本町線」に乗り「本町2条1丁目」から約450メートル、徒歩6分


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2017年2月20~26日は4カ所ぐらい

2017年02月27日 22時22分22秒 | つれづれ日録
 はなはだいいかげんな題をつけてしまったが、22、23日が忙しすぎて、25、26日は連休だったにもかかわらず、疲労がたまっていたせいか、2日間にわたって自宅で爆睡していた。

 そういうしだいで、前週の記憶があまり残っていない。

 かろうじておぼえているのは、24日の仕事帰りにギャラリー大通美術館に寄って、道彩展会員・会友展を見たこと。

 20日(月)、ト・オン・カフェに行く。

 21日(火)、4プラ自由市場で「ごた屋」に寄ったあと、富士フイルムフォトサロンにも。
 その後、「SIAFについてのモヤモヤしたアレ 」主催の座談会のため、OYOYOへ。
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2月26日(日)のつぶやき その2

2017年02月27日 00時52分22秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2月26日(日)のつぶやき その1

2017年02月27日 00時52分21秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2月25日(土)のつぶやき その2

2017年02月26日 00時52分26秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2月25日(土)のつぶやき その1

2017年02月26日 00時52分25秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2月24日(金)のつぶやき その2

2017年02月25日 00時51分59秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2月24日(金)のつぶやき その1

2017年02月25日 00時51分58秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2017年2月19日は10カ所(4) モエレ沼→千歳

2017年02月24日 01時01分01秒 | つれづれ日録
(承前)

 モエレ沼公園の続きです。

 けっこう長い間、観客が数人のがらんとした雪倉庫の中で、立ちっぱなしで、平川紀道 《datum》の映像とノイズをあびていました。
 外に出てから、そういえばガラスのピラミッド内で、イサム・ノグチのあかり展を開いていたのでは―ということを思い出しました。

 でも、冒頭画像のように、ピラミッド内の入り口には、なんの案内もありません。
 半信半疑で2階の展示スペースに足を運ぶと、あかりの展示がおこなわれていました。
 会場内では韓国人観光客の家族連れが記念写真の撮影大会を繰り広げていました。

 「所蔵品展 開催中」ということを、もうすこしアピールしてもいいんじゃないでしょうか。

 冬のモエレ沼公園は、手前の大型駐車場やレンタサイクルは閉まっているし、そこからバス停までの歩道は除雪されていないし、さびしいですが、これは北海道なのでしかたないことでしょう。

 中央バスで東豊線の環状通東駅まで戻り、札幌駅でJRの「快速エアポート」に乗り換え。
 千歳で降りました。

 これまで、千歳空港(現在の南千歳)、新千歳空港の両駅では、何度となく乗り降りしてきましたが、「千歳駅」で降りるのは、生まれて初めてです。

 駅からまっすぐあるいて数分のところにある千歳市民ギャラリーで、嶋田忠写真展を見ました。

 嶋田さんは千歳在住で、野生動物などネイチャーの写真で全国的に有名なのに、北海道にいる4大写真家(ヤナイ選)のひとりです。
(あとの3人は、水越武、寺沢弘毅、竹田津実の各氏)

 今回は、すべてアカショウビンの写真。40点ほどありました。
 夜行性らしく、夜の水辺で狙った写真が多いのですが、こんな悪条件でよく撮ったよなあと驚かされます。
 とくに、水中の小魚か虫をとらえた一瞬を、画面の下半分が水面下というフレーミングで写した1枚には、その迫力には驚かされました。

 この日で終了。


 ギャラリー近くのグリーンベルトのイルミネーションがきれいでした。



 駅ビルの3階にある本屋をちょっとのぞいてみました。大型店と聞いていましたが、小樽の紀伊國屋と同じぐらいの規模かなあ。
 
 帰りも快速エアポート。

 混雑していてすわれなかったので、新札幌でおりて、地下鉄東西線に乗り換え、南郷18丁目でバスに乗り継いで帰りました。

 この日の、札幌市内の交通費(JRを除く)は

 380 + 200 + 250 + 200 + 380 + 380 + 410 =2200円

 ドニチカきっぷのおかげで、

 520 + (210×3) +240=1690円

で済みました(って、そんなに安くなってないな~)。
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2月23日(木)のつぶやき その3

2017年02月24日 00時53分09秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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2月23日(木)のつぶやき その2

2017年02月24日 00時53分08秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
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