北海道美術ネット別館

アート、書道、写真などの展覧会情報や紹介、批評、日記。毎日更新しています

■第57回オホーツク美術展 (2019年9月14~22日、北見)

2019年09月21日 18時31分19秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
 オホーツク美術協会と北海道新聞北見支社が主催する団体公募展。  絵画、彫刻、工芸の3部門があり、会員―会友―一般という3段階は、道展、全道展、新道展といった他の団体公募展と同様である。  このうち、彫刻は会員が小川研さんただ1人という状態が続いているが、今年は一般入選が1人いた。  工芸は陶芸を中心に会員が11人、会友3人がいる。一般は5人にとどまった。  一番多いのは絵画で会員37人、会友5人 . . . 本文を読む
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■第64回新道展=1室 (2019年8月28日~9月8日、札幌)

2019年09月14日 08時28分51秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
 昨年は胆振東部地震に伴う停電で、会期後半の4日間が開催できなかった新道展だった。  市民ギャラリーはとくに被害もなく、あまりに不憫だったので、昨年は大々的にブログで紹介したが、さすがに今年は何もなかったようなので、さらっといこう。  冒頭画像、左手前は、今年の協会賞(最高賞)に輝いた楓月まなみ「流天」。  アクリルと墨による370×145センチの大作である。  楓月さんは一昨年、昨年も佳作賞を . . . 本文を読む
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■第46回美工展 (2019年4月17~21日、札幌)

2019年04月23日 12時04分53秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
(カメラ不調のため、スマートフォンで撮影しています。いつにも増して写真の出来が悪いですが、なにとぞご容赦ください。また、アップが会期中に間に合わず、すみません)  北海道美術工芸協会が主催する「美工展」は、年1度開かれ、工芸部門だけの団体公募展としては道内唯一です。  道展、全道展、道美展には工芸部門がありますが、もちろん絵画など他の部門もあります。  美工展は、組紐や和紙絵といった、他の団体公 . . . 本文を読む
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■第38回 道彩会会員会友展 (2019年2月19~24日、札幌)

2019年02月22日 17時34分06秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
   北海道水彩画会(道彩会)は、毎年秋に公募展の「道彩展」を札幌市民ギャラリーで、2月には会員・会友展をギャラリー大通美術館で(以前は札幌時計台ギャラリーで)、それぞれ開いている。  会場に創立会員の小堀清純さん(札幌)がおられたので、写真撮影の許諾を得ることができた。ずっと前から見てきたが、ブログに画像を貼るのは今回が初めて。それがうれしい。  道彩会は、写実的な水彩画が少なく、フォーブ的な . . . 本文を読む
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■ 第38回道彩展 (2018年9月19~24日、札幌)

2018年09月26日 12時25分46秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
 北海道水彩画会が主催する団体公募展。  会員56点、会友17点、一般57点の計130点が展示された。搬入数は計207点。  日本水彩画会や水彩連盟とはいささか画風の傾向が違い、表現主義的というか、激しいストロークや大まかなタッチの人物画や静物画が多かったが、近年は写実的な絵も増えてきて、以前よりも多彩になってきている。  とはいえ、通りいっぺんの写実的な風景画は、入選はしても、入賞とまではいか . . . 本文を読む
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■第63回新道展 その3(2018年8月29日~9月5日で打ち切り、札幌)

2018年09月20日 22時09分59秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
(承前)  新道展の紹介も「その3」で、いちおう最後。  他の団体公募展と比べても、大幅にバランスを欠いた分量になってしまっているが、地震で会期打ち切りの悲劇に遭っていることをかんがみ、読者諸賢にあってはご諒解を願いたい。  さて、冒頭と2枚目の画像は、ユニット「故郷 IIこきょうセカンド」による「マネキン回転箱ーモノとしての私、ヒトとしての貴方」。  佳作賞を受賞。  直方体の4面に女性の全 . . . 本文を読む
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■第63回新道展 その2(2018年8月29日~9月5日で打ち切り、札幌)

2018年09月19日 17時42分52秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
(承前)  更新の間隔があいてしまったが、新道展の続き。  (その1)に、協会賞に輝いた林正重さんの絵について少しだけ追記した。  第2室以降の紹介に移る。  冒頭画像、左は、後藤和司(札幌)「軌跡 '18-III」。  格子形、といっても、幾何学的なものではなく、ラフに引かれた線の内側を、濃淡ある灰色やモスグリーン、レモンイエローなどが埋めている。灰色の部分がかなりを占めるので、全体の印象 . . . 本文を読む
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追記あり■第63回新道展 その1(2018年8月29日~9月5日で打ち切り、札幌)

2018年09月13日 22時22分28秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
 道展、全道展に次いで1955年に発足した団体公募展である「新道展」(新北海道美術協会主催)。  ことしは9月6日未明の北海道胆振東部地震による道内全域の停電で、会場の札幌市民ギャラリーが同日から休館してしまい、新道展も会期を4日残して終了という、異例の事態になってしまった。  筆者は9月5日に見に行き、同協会の後藤和司事務局長から撮影許可をもらっていた。  地震のため見に行けなかった人たちのこ . . . 本文を読む
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■第45回記念美工展 (2018年4月18~22日、札幌)=4月21日は13カ所(8)

2018年05月08日 20時24分36秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
(承前)  北海道美術工芸協会の主催する「美工展」が45回の節目を迎えました。  道展、全道展にも工芸部門はありますが、美工展は道内で唯一、工芸部門だけからなる団体公募展です。  記念の図録の巻末に掲載された年表「45年のあゆみ」によると、同協会の発足は1973年。翌74年に丸井今井札幌本店で第1回展を開いたそうです。  ちょっとふしぎなのは、名称が「北海道手工芸美術協会」と決まったのが75 . . . 本文を読む
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■第44回 美工展 (2017年4月19~23日、札幌)=続き

2017年04月22日 09時35分24秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
(承前)  美工展には、次の部門が設定されています。 押花・織・ガラス・金工・組紐・刺しゅう・染色・籐・陶芸・人形・皮革・ペーパークラフト・ボビンレース・木彫・木工・葉彩画・和紙絵・その他の工芸  道展や全道展では作品を見かけない分野もあります。  かつては陶芸が多かったのですが、その後は出品者が減っています。  画像は事務局長の山谷智子さん(札幌)の「古城―サレルノ―」。  イタリアを旅し . . . 本文を読む
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■第49回 道美展 (2016年9月13~19日、札幌) 日程を訂正しました

2016年09月18日 16時18分02秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
※日程が違っていたので直しました。おわびして訂正します。  絵画、工芸、写真の3部からなる団体公募展。  北海道美術作家協会の主催で、1969年に第1回が開かれました。  筆者は第46回展の際はかなり厳しいことを書きましたが、あの時よりは出品も増えて、それなりのにぎわいを保っているように感じました。  ただ、1人で2点、3点と出品している人も多いです。  2階は写真です。  会員54人、会友 . . . 本文を読む
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■第71回全道展・続き (2016年6月15~26日、札幌)

2016年06月20日 20時34分51秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
(承前。敬称略)  会場でなんだか筆者の目に付いたイメージ。それはカラスだった。  版画の会員、重岡静世の「瓦解」は、上半分にカラスの群れ、下半分に枯れたヒマワリを、オレンジと灰色を主体に描き、暗鬱とした雰囲気に満ちている。  この作品自体はなんら政治的な主張をしているわけではないのに、いままさに全体主義に舵を切ろうとしている日本社会を予知しているようでもあり、静かな力でこちらに迫ってくる。 . . . 本文を読む
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■第71回全道展 (2016年6月15~26日、札幌)

2016年06月20日 13時30分53秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
 全道展の陳列パターンは毎年少しずつ変わる。  一般出品者でもっともすぐれた作品として表彰される「全道美術協会賞」の受賞作が、いちばん広い1階の大部屋(展示案内の「2」)の、北東側の端に展示されるという慣例は同じで、会員の絵画が1階の「3」以降に、版画が2階に上がってすぐの部屋に(ここは道展では「日本画」のコーナーだ)、工芸が2階奥のロビーに、それぞれ展示されるのも、かなり以前から続いている。 . . . 本文を読む
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<団体公募展=モダン>と<現代アート=コンテンポラリー>について (追記アリ)

2015年11月18日 22時54分21秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
0.前置き  道内にいくつも存在する団体公募展のうち、全道展、道展、新道展が、それぞれ創立70年、90年、60年の節目の年を迎え、順次、道立近代美術館で記念の展覧会を開いているが、トップバッターの全道展の記念展では、関連行事として、美術ジャーナリストの村田真さんの講演会を行った(引き続き、会員による素人演劇もあったが、筆者は見ていないし、この項の本題に関係ないので省略する)。 (そもそも団体公 . . . 本文を読む
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【告知】全道展70周年/道展90周年/新道展60周年記念会員展 (2015年10月31日~12月6日、札幌)

2015年10月29日 01時01分01秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
 北海道には、絵画などの美術の団体公募展がいくつかありますが、全道規模で大きなものは、1925年(大正14年)発足の北海道美術協会(道展)、1945年(昭和20年)創立の全道美術協会、1955年(昭和30年)旗揚げの新北海道美術協会の三つです。  この三つがお互いに競い合い、戦後の道内美術は発展してきました。  しかし、近年は、若い世代を中心に、団体公募展離れが進んでいます。  ギャラリーが増え . . . 本文を読む
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