北海道美術ネット別館

アート、書道、写真などの展覧会情報や紹介、批評、日記。毎日更新しています

2014年6月28日は16カ所(10)

2014年06月30日 22時31分46秒 | つれづれ日録
(承前。このシリーズの最初の記事はこちら。画像は、中央区南14西11の歩道橋から見た石山通)

 この日の最終目的地は「Cafe & gallery 灯傘(あかりがさ)」。
 「石山2の3」で降車し、旧石山街道を歩く。

 現在の国道230号は、川沿をまっすぐ南下して豊平川を渡り、石山、藤野地区に続いている。
 だが昔は、硬石山のあたりで道路が行き止まりになっており、国道230号(石山街道)は、藻南もなみ公園あたりで豊平川を渡り、旧石切山駅の前を通って藤野のほうに続いていたのだ。

 石山中央のバス停や、「ぽすとかん」の建物を過ぎ、向かい側にこないだ行ったばかりのギャラリーtaraoを見たあたりで、ようやくそれらしい建物が見えてきた。

 はなはだややこしいのだが、「灯傘」として本格的にスタートするのは9月から。経営者が交代するまでは、別の店名で営業している。
 店舗の1階は、何も使われていない様子。靴をぬいで2階に上がると、そこはレストランで、6時から始まるライブの準備中。キーボードなど楽器のセッティングをしている背後の壁に絵が数点掛けられていた。
 ライブのことは、はがきには何も書いていない。もっとも、ものすごく小さな文字で印刷されたはがきなので、どこかに書いてあったのかもしれない。

 疲れていたが、このあたりからバスに乗るとまた210円かかってしまう。
 それもなんだかイヤだなあと思い、「1dayカード」の使用範囲の停留所まで歩くことにした。
 
 もっとも、それは遠かった。望豊橋を渡り、穴の川を超え、石山陸橋を過ぎる。
 左側は、歩道からダイレクトに山林になっている。こういうところは、札幌だなあと思う。
 向かい側には、喫茶店があるが、車の量が多くて、とても横断できない。

 20分ぐらい歩いただろうか、ようやく「真駒内花園」のバス停に着いた。
 ズボンのポケットに入れた歩数計がすでに2万を突破していた。

 中央バスに乗り、真駒内駅に到着。
 ここから自宅の近くまで行くバスは、2分前に出たばかり。
 ああ。無理して歩くんじゃなかった…。

 次のバスまで30分以上もあるので、自宅に電話して、家人に車で迎えに来てもらった。
 なんだか締まらない、ギャラリー回りの1日だった。


 なお、この日に体力を使い果たしたせいか、翌29日はほとんど寝ていた。
 札幌市民ギャラリーの七月展は見に行くべきだったなあ。
 無理をするからいかんのだなあ。
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6月29日(日)のつぶやき その2

2014年06月30日 01時00分34秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他

書架をあさっていたら、河原温氏の自宅住所(世田谷区等々力)と電話番号が書かれた雑誌が出てきた。 ちなみに表紙は一原有徳さん。 pic.twitter.com/nbq8ZaP1jr

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ほんの数年前まで実際にあった国道の風景( 'ω')つtwitpic.com/d3bhi6

梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT

助教授って、いつの時代だよw RT @syuu_chan 『【速報】新宿焼身自殺した男の正体が判明! その男は某有名大学の助教授だった!?』とかいうツイートでリンク先に飛ばそうとするツイートが広まっていますが、そのツイートはリンク先で許可をするとTwitterにSPAMを垂れ…

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ブログを更新しています。「2014年6月28日は16カ所(6) ―荒巻さんの予言」 goo.gl/uQqwyN

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18回目となる道南の福島町恒例の「かがり火コンサート」は、いよいよ来週5日に開催されます。ドライブがてらにぜひどうぞ!!

7月5日(土)福島大神宮境内土俵特設ステージ 午後6時開演
第一部:松前神楽(福島町松前神楽保存会)... fb.me/2AdDgZFoM

梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT

圭三さんと小西さんとSE-NO ますじとますとしで、日本最北端の宗谷岬にて。 pic.twitter.com/1k9EUuSlnY

梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT

聞いて聞いて!
オレオレ詐欺の電話かかってきたの!
テスト勉強中の荒んだ演劇部女子高生の演技力なめんなよ(笑)(笑) pic.twitter.com/zfHAo80Pfu

梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT

ところで、北海道美術ネットにこういうページがあったことを、作った本人が完全に忘れていた。
www5b.biglobe.ne.jp/~artnorth/x-sa…
下のボタンが作動しないのが残念。


ブログ更新。 「2014年6月28日は16カ所(8) ―南9条通」 goo.gl/wR07fB

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北広島【あすから】morinohana Akemi Nishimura new works 2014 Copperplate prints solo exhibition=6月30日(月)~7月16日(水)10:30am~3:30pm、木金土日休、黒い森美術館。札幌の西村明美さん

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東京・新宿【あすまで】中村裕 雪原展=6月24日~30日(月)11am~最終日5pm、柿傳ギャラリー(新宿区新宿3-7-11 安与ビル地下2階 kakiden.com/gallery )。札幌在住、北海道陶芸会の代表を務める ow.ly/xVeHm


札幌【あすまで】名画の小部屋vol.38 伏木田光夫~空間の音楽~=6月1日~30日(月)10am~土日月7pm、火休み、カフェギャラリー北都館(西区琴似1の3 hokutokan.jimbo.com )。11年告知→ ow.ly/xdHYl


札幌【あすまで】竹島俊介「おいしい 楽しい 器たち」=6月1日~30日(月)11am~5:30pm(ラストオーダー5pm)、六花亭福住店2階喫茶室(豊平区福住2の5)。トントン工房ゆり介 yurisuke.com の金工作品


NHKの日曜美術館を見た。書架から「時の島々」を引っ張り出した。写真集を見てるだけでは分からなかった東松照明の思いが映像とことばから伝わってくる、いい番組だったと思う。
でも、アートシーンは、美術展の情報をやってほしいなぁ。


朝日新聞の2面に、香山リカの新刊「比べずにはいられない症候群」の広告が載っていて、ハッとする。私は、自分と誰か他人とを比較したことなんてない。世の中の人って、そんな「比べあい地獄」に陥っているの?


けさの朝日新聞の書評、「謎解きガルシア=マルケス」をいとうせいこう氏が評している。「今後、日本の作家に政治的苦難が訪れる時、ガブリエル・ガルシア=マルケスはこれまでと違う世界標準の読み方をされ、ますますその偉大さをあらわすだろう。」作家の深い危機感と絶望に、ハッとする。


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6月29日(日)のつぶやき その1

2014年06月30日 01時00分33秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他

ブログを更新しました。 「■楊海写真展 (2014年6月21~29日、札幌)―6月28日は16カ所(3)」 goo.gl/z8GcBH

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blog更新。 「2014年6月28日は16カ所(4) ―ギャラリー粋ふように喫茶コーナー」 goo.gl/euW12s

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blogを更新しました。 「■第4回 北晨社書展 (2014年6月24~29日、札幌)―6月28日は16カ所(5)」 goo.gl/vbuOly

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きのうは、21145歩でした。われながら、すごい。ギャラリーを16カ所回って、ブログ記事を5本書きました。


こんなに頑張って書いているのに、アクセスが一時期より減少しているのが寂しいです。


ブログの記事は5本書いても、まだ午前中。(6)は都心部南下、(7)はグループ環、(8)は美水まどか展、(9)は山鼻・石山という感じで書く予定です。


札幌【本日限り】藤女子大学写真部写真展 閃光少女 切り取った一瞬の光=6月24日~29日(日)9am~最終日5pm、札幌市資料館(中央区大通西13 s-shiryokan.jp )。銀塩モノクロの王道を行く写真部


大東亜共栄圏を信奉していた昔の右翼は、日本から朝鮮人、中国人は出て行けなんて絶対言わなかった。今どきのウヨクはつくづく器がチイサイと思う。

梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT

いろんな人をフォローしてるので、いろんな意見も聞けるのだが、ときたまリツイートで回ってくる「きっこ」さんと「めいろま」さんだけは見かけるたびウンザリする。上から、と、自分は置いといて、をマンガ的に人格化した人にしか思えない。

梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT

ありがとうございます~<m(__)m>。 @wgdevi さんのブログも貴重です。私はどうもFacebookはなじめなくて…。検索が面倒ですし。


やっぱり、ドラえもん時計が、アクセス数を減らしている理由なのだろうか。


個人的な意見だけど、今回の集団的自衛権を認める動きは、集団的自衛権自体に賛成だとしても、やり方がダメだと思う。「正義を実現するためなら、ルールは勝手に変えてもいい」というのは許されないだろう。まるで一昔前の左翼だよ。

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何度でも書く。目的は手段を正当化しない。「正しい」と思ったら、ルールを無視してでもそれを貫くーというのは、一見カッコ良く思えるが、じつは一番世界をダメにする考え方だ。

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楽天、最下位なのか…。パ・リーグは、前年の優勝チームが6位になるという法則でもあるのか(笑)。 #lovefighters


しかも「正義」でもないし。 RT @akira_yanai: 個人的な意見だけど、今回の集団的自衛権を認める動きは、集団的自衛権自体に賛成だとしても、やり方がダメだと思う。「正義を実現するためなら、ルールは勝手に変えてもいい」というのは許されないだろう。まるで一昔前の左翼だよ。


昨日、知り合いから河原温が亡くなったことを知る。元々は消息不明の作家なので存在が曖昧だったが、小津の映画のように日常の反復が死と共に終りを告げた。無常であると同時に、個人という生の希薄さと切実さが、まるで日付という絵画の内で眠っているようだ。静寂だけが生き続けるという絵画の矛盾。

梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT

河原温さんの話、仲世古さんのツイート以外にソースがない。午前2時のはbot(本人ではない)だろうし…。都現美(の南さん)あたりに連絡はないのでしょうか。


河原温botに関してはかなり前からソースコードが公開されてて、そこにパスも書いてあったから一度ハックしてやろうかと思ったことがあったけど、いつの間にかパスが変わってたん。重複ツイート出来なくなった時に一度止まったのでコード書き換えた時に変えたと見ている。ちなみにPerlでした。

梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT

@cezannisme あ、ほんとですね。失礼しました。それにしても、林先生、若いですね。


河原温さんの件、本当だろうか?真偽のほどをぜひ確認したい。また河原温さんからは、NYのご自宅にて色々なことを教えて頂いた。その中には美術史上でも貴重と思われる話も沢山含まれているので、機会があれば、ぜひ文章にまとめてみたい。

梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT

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2014年6月28日は16カ所(8) ―南9条通

2014年06月29日 19時40分59秒 | つれづれ日録
(承前。シリーズの最初はこちら

 (7)は「グループ環」展なので、後で書きます。

 さて、地下鉄南北線を中島公園駅で降り、南9条通を歩いてギャラリー創へ向かう。
 この道路は、1970年代によく歩いていたが、当時の面影はほとんどない。残っている建物は、三浦印刷などいくつかだと思う。

 建物が消えると、不意打ちにあったような気がする。そこに何があったか、すぐには思い出せなくなるからだ。

 南9西5の一角も、更地になっていた(冒頭画像)。
 そこには、ツタの絡まるチャペルが立っていた。結婚式場だったのだ。
 少なくとも1980年代初頭にはなかったから、比較的新しい建物だった。

 小さい時分にすでにあったような、古い建物が取り壊されるのは、まあ仕方ないかなと思う。
 でも、かなり長じてから建設された建物がなくなるのは、どうも解せないし、複雑な気持ちになる。

 ギャラリー創で見た美水まどか展は別項で。29日で終了。

 普通なら、ここから札幌市民ギャラリーとかギャラリー門馬に行くのだろうが、筆者は
「行ったことのないギャラリー」
を訪ねるほうの興味が勝って、普通とは異なる行動をとってしまった。
 いまから思えば、普通の行動をとった方が良かったのだが、それは、本塁打を打たれた後でプロ野球解説者が言う
「変化球は避けるべきでしたね」
と同様の結果論でしかない。

 山鼻9条から市電に乗り、行啓通で降車。
 行啓通を歩く。
 12年ぶりだけど、意外と変わってない。

 次の目的地は、地域交流スペースより道どころ「らくら」(南14西12)。
 行啓通から少し南側に入ったところにある画、どうやら工事中のよう。
 やれやれと思ったら、工事ネットに「この奥で開催中」という紙が取り付けられており、その指示に従って、古い家の庭を入っていくと…。

 山鼻にこんなすばらしい倉庫が残っていたとは。これが「らくら」らしい。
 建物の中では、久守夕子陶芸作品展が開かれていた。ポップな絵付けが、いかにも砂川の内海眞司さんのお弟子さんらしい。
 しかし、建物や、そこに置かれていたふるい農機具のほうが、どうも気になってしまった。

 ここからギャラリー山の手に行くつもりだったが、時計を見たら、すでに午後4時半。
 とうてい間に合わないので、石山に新しくできたというギャラリーに行くことにした。

 すぐ近くの「南14西11」のバス停に着いたら、定山渓温泉行きのじょうてつバスがすぐに来ることが分かったのも、その理由(これで、しばらく来ないと分かったら、都心に逆戻りしていたかもしれない)。
 もちろん、定山渓温泉行きの系統なので、石山地区は通る。

 ただ、石山陸橋の手前あたりから、対キロ区間になるので、「1dayカード」は使えなくなり、210円よけいにかかるのが難点だ。


(この項続く) 
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2014年6月28日は16カ所(6) ―荒巻さんの予言

2014年06月29日 17時57分09秒 | つれづれ日録
承前。シリーズ先頭はこちら

(次の段落は追記)
 ギャラリーエッセの前に、札幌エルプラザ2階で、チベットの写真展を見る。
 会期などは不明。文章とセットのパネルのようだ。
 札幌エルプラザというのは市民活動に便宜を図るための公共施設で、こういうものに税金を投入することの意義は、頭では理解しているつもりだが、個人的な感覚で、市民運動的な空気がどうにも苦手である。
 もっとも、自営業者の集まりとか青年会議所の会合とかも、自分とは生きている世界が違うという感じが強く、あまり得意ではない。
 要するに自分はどこに行ってもアウエーなんだと思う。


 ギャラリーエッセを出て、あとは都心部を南下しつつ絨毯爆撃。

 といきたいところであるが、なにせ時間が限られているので、適宜省略していく。
 大同ギャラリーは休廊していた。
 白樺画廊、大丸、丸井今井、道新ぎゃらりーは、本日は省略。

 「たぴお」は、このギャラリーでは多いパターンの小品グループ展。すべて絵画。

 時計台ギャラリーで、西村一夫展を久しぶりに見る。
 もっとも、久しぶりなのは、筆者が札幌に居なかったためで、西村さんは毎年この会場で個展を開催されている。
 西村さんは、近年は画面を六つに分割して明るい色を塗り分けた抽象画のシリーズ「内なる風景」を中心に発表している。今回、目を引いたのが、「内なる風景 M」と題された連作で、色がない代わりに、明度の異なるグレーが配されている。
「どうしても、見るときに色に頼りがちになるので、明るさの違いも見てほしかった」
というような意味のことをおっしゃっていたようだが、もし違っていたらごめんなさい。

 ギャラリー大通美術館で、樽商大美術部OBによる丘美会展。
 このような会が17年も続いているのはすばらしい。多くは1950~60年代に卒業した方だが、90年代の卒業生も出品しておられる。
 会場にいらした方が話していたが、「丘美(きゅうび)」は、キュービスムにかけているようだ。

 ベテラン平山幹昌さんが「渓流」「ロンドンの倉庫」を出している。
 和倉義一さんという方が「運河旅情 竜宮橋から」「都通り 電気館前」の2点を出品。おそらく古い写真をブローアップしたものだろう、全面がセピアがかっているが、丁寧な塗りで、離れて見ると写真かと見まがうリアルさだ。近づいて見ると、意外と大まかなタッチで、おもしろい。
 29日で終了。

 らいらっくぎゃらりいは、盆栽展だったのでパス。
 札幌銀行本店地下でそばを食べる。

 さいとうギャラリーのあと、スカイホール第15回グループ環展を見る(29日で終了)。
 これについては別項で、画像つきでくわしく紹介したい。
 現代美術もいいけど、こういう「普通の絵」が、現代美術の基底部を支えているのではないかという気がしてくる。「基底部」って、具体的に何よ? と問われると、言葉に詰まるのだが。
 ただ、こういう普通の絵は、現代美術が存在しなくても別に困らないのだが、現代美術の側は「普通の絵」がなくなると、なんだか落ち着きがなくなるような気もする。

 会場に荒巻義雄夫妻がいらしていた。
 札幌時計台ギャラリー以外のギャラリーでお会いするのはわりあい珍しい。
 帰途、途中までご一緒するが、荒巻さんいわく
「大きな事件、変動は、素数の年におきることが多い。2011もそうだった。逆に、高度成長の時代には、素数の年がなかった」。
 次の素数は「2017」年、だそうである。
 不気味な予言である。
 もっとも、奥様に、日本の情勢が、西暦に左右されるのはおかしい、とツッコミを入れられていたが…。

 三越で正田徳衛油絵展。
 ハイパーリアリズム。写真よりもリアル、というか、重ね塗りができる油彩の特徴で、全体的に明るさが感じられる。

 一気に地下2階まで降りて、地下鉄南北線に乗る。


(この項続く) 
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■第4回 北晨社書展 (2014年6月24~29日、札幌)―6月28日は16カ所(5)

2014年06月29日 04時44分44秒 | 展覧会の紹介-書
承前。シリーズ先頭はこちら。画像は関係ありません)

 小樽の秋山真魚、札幌の井幡郁子、木下士昂、工藤菁穂、長谷川白羊の5氏と、札幌の岡田大岬氏が主宰する「岬土社」の有志15人(岡田さん含む)による書展。

 おそらく、団体公募展には属さず独立したあゆみを続けている書家たちであろうと推測される。

 長谷川さんの作品は久しぶりに拝見した。臨書の「〓(せん)」(つちへんに專)の上には、支那の服を着た男2人の絵が描かれている。もう1点の臨書、藤原佐理「離洛帖」は、行書の美しさにあふれている。

 岡田さんの「十字架」にも考えさせられた。「十」は、横棒がなく、縦線のみで表されている。隷書としても、破格の勢いがある。

 書の批評でよく墨の潤渇ということがよくいわれるが、井幡さんの「回帰」は、潤の部分が少なく、渇が目立つのがおもしろいと思う。

 すべて漢字であるが、肩に力が入りすぎておらず、なおかつ漢字の成り立ちを考えさせられる、おもしろい書展であった。


2014年6月24日(火)~29日(日)午前10時~午後7時(最終日~午後5時)
gallery esse (札幌市北区北9西3 ル・ノール北9条)





 
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2014年6月28日は16カ所(4) ―ギャラリー粋ふように喫茶コーナー

2014年06月29日 03時03分03秒 | つれづれ日録
(承前)
(シリーズ先頭はこちら

 茶廊法邑 さ ろうほうむらの次の日程は、ギャラリー法邑大賞展である。
 30日まで搬入を受け付けているということなので、興味のある向きは問い合わせてみてはどうだろうか。サイトはこちら

 さて、以前も書いたように、筆者は、なるべく最短距離で行きたい人間である。地下鉄をさっぽろや大通で乗りかえてV字ルートをたどるのが好きではない。
 法邑からは、北13東15のバス停に向かう。
 ここから「26 丘珠空港線 航空管制センター行き」に乗り、「元町駅」で降車。「元町駅」の、別の場所にあるバス停に移動して「東70 元町線 北24条駅行き」に乗る。

 自分で言うのもなんだが、バスとバスを乗り継ぐという大技である。
 この「元町線」は、東営業所からひたすら北24条通を走り続けるというシンプルな路線だが、休日でも1時間に4本以上と、比較的本数が多い。

 北24条駅までは行かず、北26東1で降車。
 ギャラリー粋ふように行き、この日最終日の第3回粋ふようアート展を見る。公募の展覧会で、道外からも応募がある。
 カトウタツヤさんの、めずらしくオーソドックスな静物画があったが、完成までのプロセスを早回しで収録した映像がパソコンで見られるようになっていておもしろかった。

 粋ふようは、少し中のレイアウトが変わっており、左手は小さな喫茶コーナーになっていた。
 メニューはコーヒー、紅茶、抹茶の三つで、いずれも350円である。

 北26東1から、またバスに乗る。
 粋ふようの100メートル西側を走る、この旧石狩街道という道路は、かなりの頻度でバスが往来している。筆者は、正直言って北24条駅まで行くのが面倒なので、粋ふように行く際は、このバス停を利用することが多い。

 北15東1で降車。Bene という会場で、バラづくしの展覧会を28、29の2日間だけ行っているという情報を得たのだ。聞いたことのない会場である。
 行ってみたら、カンディハウスの建物にある喫茶店で、その半分以上を借り切って、テーブルウエアやサンドブラストのガラス食器、バラをかたどった菓子、ボタニカルアートなどが雑然と展示されていた。予想通り、会場内はおばさんとその家族ばかりであった。

 北15東1からまたも中央バスに乗り、次の次のバス停(北7東1)で降車。
 石の蔵ぎゃらりぃはやしで、佐藤みき「小さな絵」展。
 旭川出身で、新聞小説の挿絵などを手がけている佐藤さん。ほんとに小さな絵ばかりで、猫などをシルエットで描いていた。

 早くも休憩。アイスコーヒーを飲む。おいしい。

 この「石の蔵ぎゃらりぃはやし」のある一角は再開発の予定があるのだが、まだどうなるか決まっていないようである。

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■楊海写真展 (2014年6月21~29日、札幌)―6月28日は16カ所(3)

2014年06月29日 02時22分22秒 | 展覧会の紹介-写真
(承前)

 西11丁目駅に戻り、地下鉄東西線と東豊線を乗り継いで、環状通東駅で降車。茶廊法邑 さ ろうほうむらへ。

 北京生まれの楊海という人の写真展を見る。
 大きくプリントされた15枚(うち1枚はモノクロ)。
 筆者は初めて見るが、これまで2度(法邑とモエレ沼公園ガラスのピラミッド)、札幌で作品を発表しているとのこと。

 プロフィルによれば、全日写連国際写真サロンで最優秀を得たこともあるというから、すごい。

 15枚には、上海の高層ビル群も北京の渋滞も写っていない。とらえられているのは、チベット、ラサの尼さんや僧侶であり、民族衣装を着て家畜の乳を搾るチベット族の女性であり、何かの儀式で着飾る少女である。

 こういう目線になる心理は、よくわかる。
 以前の日本もそうだったから。
 急速な近代化が進み、旧来のものがどんどん失われていくようになると、人は失われていくものにレンズを向けたくなるものなのだ。

 そのあたりの事情をよく反映しているのが「疾走(河北省)」だと思う。
 今にもくずれそうな古い門や土壁。そのわきの道路を、白い車が疾走していく。スローシャッターのため、車の姿は見えない。

 ただし、この視線のあり方自体が、「すでに近代化を達成した北京の人」のものであることは、指摘しておきたい。
 いくら彼が、周縁の人々に、「わたしたちが失った伝統を、いつまでも保持していてほしい」と願ったとしても、それは身勝手な思いでしかない。なぜなら、彼らが伝統を失いつつあるのは、「すでに近代化を達成した人」が、文明を押し付けたからだ。
 そのような願いは、漢族という支配者の目線に発している。
 その場では、「見る側」と「見られる側」の、いいかえれば支配と被支配の関係性が成立している。
(同じ構図でいえば、欧米人にも「文明開化以前の日本は美しかった」などと賛美する向きが多かった。余計なお世話である。日本人は別に好きで開国したわけでなく、米国にむりやり開国させられたのである)

 むろん、だからといって、この写真家を非難するつもりは、筆者にはない。
 ただ写真には多かれ少なかれ、ある種の「政治」が露呈することがままある。それを言いたかったまでである。


2014年6月21日(土)~6月29日(日)午前10時~午後6時
茶廊法邑(東区本町2の1)



・地下鉄東豊線「環状通東」駅から約790メートル、徒歩9分

・札幌駅北口か環状通東駅から、中央バス「東64 伏古北口線」に乗り、「本町1条2丁目」降車。約180メートル、徒歩3分(1時間に1本)
・中央バス札幌ターミナルから中央バス「26 丘珠空港線」に乗り、「北13条東15丁目」降車。約460メートル、徒歩6分。なおこの路線は、環状通東、元町、新道東、栄町の東豊線各駅とも連絡
・地下鉄南北線「北18条駅」から中央バス「東62 本町線」に乗り「本町2条1丁目」から約450メートル、徒歩6分

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■藤女子大学写真部写真展 閃光少女 切り取った一瞬の光 (2014年6月24~29日、札幌)―6月28日は16カ所(2)

2014年06月29日 01時11分11秒 | 展覧会の紹介-写真
承前)

 札幌圏の大学にはたいてい写真部がある。
 10年以上前は、モノクロフィルムで撮影し、自分で現像と焼き付けを行う場合がほとんどだった。リバーサルなどのカラーフィルムを使うよりも安上がりだったからだ。
 時代は変わった。プロもアマチュアもほとんどがデジタルカメラに移行した。
 大学の写真部も例外でなくデジタルとなり、写真展には気軽に撮ったカラーのスナップが並んでいる。そこには、かつてのように、光と影を追求したり、若さゆえの自意識を追求したり、自分なりの主題を追ったりしている若者の姿は見られない。いま、自分では一生懸命やっているつもりの大学写真部員の方がいらしたら申し訳ないけれど、以前にくらべると、札幌圏の大学写真部の作品は、見るべきものがほんとうに少なく感じられるのだ。

 唯一、かつてから焼き付けのうまさには定評があり、静かなたたずまいの風景やスナップを撮っていた藤女子大写真部だけが、10年以上前と全く変わらずに、モノクロフィルムと自家現像の伝統を守り続けている。
 今回、カラーが2点あったし、必ずしもモノクロフィルム以外がご法度というわけではないらしい。
 とはいえ、無人の会場に並ぶ写真を見ていると、あまりの「変わらなさ」に、ちょっと感動してしまう。
 いわゆる「女の子写真」も、トイカメラの流行も、藤女子大写真部には関係のない現象なのだ。

 たとえば「I am」という連作がある。
 学食で談笑する友人、水槽の魚のシルエット、斜めにとらえた夜の公園(?)、ガクアジサイの花、石川淳が戦前発表した小説「普賢」について論述した本などをとらえた7枚。相互に連関はないように見えるが、そこからは「明るく伸びやかな青春」からちょっとだけ引いた位置にいて日々を送っている学生の自画像がおぼろげにうかんでくる。
 それは、ほかの人の、たとえば、コスモスを低い位置からあおって撮ったり、ローカル線の駅舎、道庁の前の池でカメラを抱えてしゃがむ学友などをとらえた写真にも、どこか共通しているし、もっといえば、ずっと以前からの藤女子大写真部に共通する作風なのだ。

 かといって、ことさらに深刻ぶるのでもなく、病的な自意識を強調するのでもない。
 淡々と、低い目線で、静かにシャッターを押す。
 それを代々続けているのが、藤女子大流なのだろうと思う。


 なお、この写真展に直接関係ありませんが、資料館は来週から3カ月間、札幌国際芸術祭の会場となるため、一般の展覧会はお休みになります。


2014年6月24日(火)~29日(日)午前9時~午後7時(最終日~5時)
札幌市資料館(中央区大通西13)



・地下鉄東西線「西11丁目」から300メートル、徒歩4分
・市電「中央区役所前」から480メートル、徒歩6分。「西15丁目」から約420メートル、徒歩6分
・ジェイアール北海道バス、中央バス「厚生年金会館前」から280メートル、徒歩3分
・じょうてつバス「西11丁目駅」から約360メートル、徒歩5分


【告知】藤女子大学3月展 (2012)

藤女子大学写真部新人展「写(ショット)☆お嬢さん」(2009年)
EX 8th From inside to outside (2009年4月)
藤女子大学写真部写真展 (2009年3月)

藤女子大写真部 平成不劣酒展(ヘイセイフレッシュテン)=2008年7月
7th EX Photo Exhibition(2008年4月)
藤女子大学写真部写真展(2008年3月)

07年3月の写真展

06年の写真展

04年の新人展
04年の写真展

03年の写真展
=2003年以外、画像なし

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6月28日(土)のつぶやき

2014年06月29日 01時00分06秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他

大通公園2丁目の、Sapporo city jazz の会場、夕べ通りかかったら、あらかた出来上がっていた。


"太陽の塔・せんい館・鉄鋼館といったパビリオンや武満徹らの芸術家、具体美術協会などを取り上げ、これまで語られなかった大阪万博と前衛芸術との関係性を分析する":暮沢剛巳, 江藤光紀『大阪万博が演出した未来』 hanmoto.com/jpokinkan/bd/9…

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作家在廊予定のお知らせ

本日28日(土)14時頃より、作家の安積徹さん在廊予定です。
七飯町より来札されておりますので、安積さんに直接お話を伺いたい方は是非!

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「翠玉白菜」(台北 國立故宮博物院展) 東京国立博物館 blog.goo.ne.jp/harold1234/e/6…

★最大200分待ち!の行列ができているこの展示。どうやったら並ぶ時間を短くできるか? 懇切丁寧に説明した、はろるどさんのブログの良記事です。

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それにしても、まだ会期初めですごい行列だな~。3時間20分も並ぶんだったら、台湾まで行った方が早いんじゃ?


札幌【開催中】クリスノゾミ シルバーアクセサリー展=6月24日~7月6日(日)11:30am~6pm、月休み、カフェハルヤ2階 ameblo.jp/cafe-haruya/ kurin-kurisu.jimdo.com 13年→ ow.ly/xT7kn

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載ってたのは日程だけでございます、妹さん。私は何もしてませんです~。 RT @aramelody: @akira_yanai 昨日の道新夕刊文化面に、追悼展の記事が載ってたんですが、もしかして載っけてくれましたか?

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藤女子大写真部の写真展を札幌市資料館で見る。札幌圏の大学写真部が総じて沈滞する中、藤女子大だけは昔から全く変わっていない。口ごもるような、静かな風景。低い目線。モノクロ。なぜだろうと、しばし考える。

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@aramelody えっ、お兄さん、案内を出してたんじゃなかったんですか?


きっと天国のお兄さまの思いが伝わったのでしょう(笑)。 QT @aramelody: @akira_yanai 出してないっす!謎だー


低劣で話にならないヤジ騒動だが、毎度毎度「自分たちの」国では起こりえない、と嬉々として語る「欧米先進国ジャーナリスト」の病膏肓も、もう度し難いな、と思う。

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そろそろ6月も終わりですが、上半期最高にキモかったのが飲み会で初めましてと挨拶しても全く目を見なく、しばらくして携帯が鳴ったなと思ったらそいつから無言でFBの友達申請が来ていたこと。

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土曜日は道近美へ。本日28日(土)は午後2時からコレクション展にてギャラリートーク「新収蔵の現代アート」を行います。季節のうつろいを独自の色彩と技法で表現する井上まさじ(札幌市)を中心に、新しく当館に加わったコレクションをお楽しみください。展示室入場者は聴講無料です。

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茶廊法邑から、バス2本を乗り継いで、ギャラリー粋ふようへ向かっています。 twitpic.com/e72hkq


ギャラリーエッセ(北区北9西3)で北晨会書展を見た。ひさしぶりに長谷川白羊さんの作品に接する。肩の力が程よく抜けた絶妙の行書。良い書展です。明日まで。

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札幌【あすまで】藤女子大学写真部写真展 閃光少女 切り取った一瞬の光=6月24日~29日(日)9am~最終日~5pm、札幌市資料館(中央区大通西13 s-shiryokan.jp )。銀塩モノクロの王道を行く写真部

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札幌【あすまで】美水まどか“つつむ、つなぐ”=6月14日~29日(日)11am~最終日5pm、火休み、GALLERY創(中央区南9西6 @GALLERY__SOU sou.agson.jp )。紙や真綿による立体。美しい作品です

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札幌【あすまで】第15回グループ環展=6月24日~29日(日)10am~最終日5pm、スカイホール(札幌市中央区南1西3 大丸藤井セントラル7階)。道内のベテラン具象画家16人。8月、鹿追に巡回。昨年告知記事→ ow.ly/xVedt


後志管内岩内町【あすまで】木田金次郎と北海道銀行カレンダー=4月3日~6月29日(日)10am~6pm、月曜休み、木田金次郎美術館 kidakinjiro.com 一般500円、高校生200円、小中生100円。1955年から何度も木田の絵を採用した道銀カレンダー


ブログを更新しました。 「■藤女子大学写真部写真展 閃光少女 切り取った一瞬の光 (2014年6月24~29日、札幌)―6月28日は16カ所(2)」 goo.gl/kBH2k8

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2014年6月28日は16カ所(1)

2014年06月28日 23時16分30秒 | つれづれ日録
 朝9時には資料館の入口にいるという、勤勉にギャラリー回りをこなした1日であったが、それでも大量に見残しが発生。
 ギャラリー山の手や市民ギャラリーに行けなかった。
 あす追加して回る予定だが、あまり熱心に追加をやると、こんどは家の中の新聞がたまっていくし、ほんとに時間のなさを痛感している。

 札幌市資料館(藤女子大写真部写真展 閃光少女など)
→茶廊法邑
→ギャラリー粋ふよう
→Bene
→石の蔵ぎゃらりぃはやし→札幌エルプラザ→gallery esse(北晨社書展)→ギャラリーたぴお→札幌時計台ギャラリー(西村一夫展など)→ギャラリー大通美術館→さいとうギャラリー→スカイホール(第15回グループ環 展)→三越ギャラリー
→ギャラリー創(美水まどか展)
→より道どころ「らくら」
→Gallery & cafe 灯傘

 太字で書いた展覧会は、おすすめとして、追って詳細に書くつもり。




 地下鉄南北線の澄川駅でバスを降りるとき、「1dayカード」を機械に通したつもりが、「ウィズユーカード」だった。
 自宅から間違って持ってきたらしい。

 休日のギャラリー回りは、ウィズユーカードで行うとたいへんな出費になってしまう。
 澄川駅であらためて1dayカードを購入し、地下鉄に乗った。

 東西線に乗りかえ、西11丁目で降車。

 大通公園の12丁目は、先週に引き続き、バラが満開。
 甘い香りをあたりにただよわせている。



 
 
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■花ざかりの絵画展 (2014年5月13日~6月28日、札幌)

2014年06月28日 01時11分00秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト

 ギャラリー北のモンパルナスは、花の絵を集めた展覧会を開いている。
 有名物故画家から、地元の日曜画家まで、さまざまな水準(というと語弊がありそうだけど)の作品を、おなじたたずまいで並べているところが、このギャラリーらしいと思う。
 しかし、あらためて考えれば、そういうネームバリューに振り回されることなく、美術史にもそんなにこだわらず、ただ「これ、いいね」という態度で虚心に絵と向き合うことが、絵画愛好家やコレクターにふさわしいのではないかと思う。
 大家といわれる人たちの、代表作は確かにすぐれた作品だろうが、すべてがすべてすごいというわけでは決してない。わたしたちは、画家の名前にとらわれず、もっと自由に絵を見ていいのだ。

 余計なマクラはこれくらいにして…。

 この展覧会の白眉はやはり、一番奥の、最近亡くなった2人の絵を並べたコーナーだろう。
 冒頭画像、右から漆山豊さん「黄色い花」と、藤野千鶴子さん「マンジュシャカ」。
 マンジュシャカは、曼珠沙華まんじゅしゃ げ のことだろう。山口百恵が曼珠沙華まんじゅしゃ か という曲を歌ってから、そう呼ぶ人が増えたような気がする。北海道には無い花なので、よけいに鮮烈な印象を抱く。
(6月28日、一部文意を手直し。誤って呼ぶ→そう呼ぶ)

 そのとなりはかめいゆりさんの作。
 左端は、池袋モンパルナスを代表する画家だった寺田政明の「白椿」。花びらを縁取るクリムゾンレッドの輪郭線がユニークだ。




 左端は、超現実主義をフランスから輸入して戦前の日本の画壇に旋風を巻き起こした福沢一郎「花」。
 残念ながら何年の作かは分からないのだが、美術史的には、超現実主義の戦前にばかり脚光があたりすぎている感があり、それ以外の作も見たいという気持ちは強い。この絵は、鮮烈な原色で花々が描かれている。




 右端は、丸木俊「椿花」。昭和22年(1947年)の作。
 女流美術協会を設立した頃で、ギャラリーの清水さんは、同協会の第1回展出品作ではないかとおっしゃる。
 絵の具もカンバスも足りなかった終戦直後の時代。しかも丸木俊は、原爆の影響で体調が思わしくなかった。それでも自由に絵を描ける喜びを感じながら描いた作なのだろう。

 左端は、佐伯米子「蘭の花」。
 ご存じ、佐伯祐三の夫人である。
 祐三の絵を代筆していたといううわさが絶えないほど、腕の立つ女性画家でもあった。


 このほか、小川原脩の「ばら」は、この画家には珍しい題材かもしれない。

 後志管内共和町出身でパリを拠点に抽象画を描いた西村計雄「アザミと野草」、色っぽい女性像で知られた古沢岩美の「トルコききょう」、シベリアシリーズで名高い香月泰男「鶏頭の花」などが目に付いた。


2014年5月13日~6月28日(土)午前11時~午後6時、日月曜休み
ギャラリー北のモンパルナス(西区二十四軒4の3 清水マンション)



・地下鉄東西線「琴似」駅5番出口から約390メートル、徒歩5分
・同「二十四軒」駅から約790メートル、徒歩10分
・JR琴似駅から約900メートル、徒歩12分

・ジェイアール北海道バス「山の手1条通」から約870メートル、徒歩11分 (快速、都市間高速バスは通過します)。「西区役所前」からだと1.1キロ、徒歩14分
・ジェイアール北海道バス「62 北1条発寒線 イオンモール発寒行き」で「二十四軒3の4」降車、約520メートル、徒歩7分
(いずれもJR札幌駅発)

※北都館からだと180メートル、徒歩2~3分です
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6月27日(金)のつぶやき その2

2014年06月28日 01時00分11秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他

東京ステーションギャラリー『ジャン・フォートリエ展』見てた。わりに好きだと思えるのは、絵を描く要素に「マチエール」が占める役割が大きいからかな。

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明日最終日です。『第3回粋ふようアート展』atelier-beehive.com/topics/1718/

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東京・板橋区役所前【あすから】井上まさじ展=6月28日(土)、29日(日)、仏蘭西舎すいぎょく(板橋区板橋2-45-11)。笹山央著「現代工芸論」(蒼天社出版)出版記念の集いの関連行事。井上さんは札幌の孤高の抽象画家。 katachi21.com


札幌【あすまで】花ざかりの絵画展=5月13日~6月28日(土)11am~6pm、日月曜休み、ギャラリー北のモンパルナス(西区二十四軒4の3 清水マンション)。西村計雄ら、花を描いた絵画


■花ざかりの絵画展 (2014年5月13日~6月28日、札幌) goo.gl/EDuHky

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球団歌CD、札幌ドームで上杉周大さんがみずから手渡しで売っていました。一人ひとり丁寧に両手で握手してサイン入りポスターもくれました。礼儀正しくて好感持てました。曲聴くと元気いっぱいな感じがとてもいい!何よりキーがあたしに合ってるのが何よりいいわー #lovefighters

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罪毒会。うまい。って、感心してる場合じゃないか。 RT @ya5u5hi_ito: 罪毒会とかいう極右差別主義者の口汚いヘイトスピーチが世界で一番美しい6月の札幌・大通公園の空気を汚すのか。耐えられないな。calendar.zaitokukai.info/hokkaido/sched…


Switch別冊 札幌国際芸術祭2014 OFFICIAL GUIDEBOOK SIAF2014都市と自然 SS0024 switch-store.net/SHOP/SS0024.ht…

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道新の「今日の話題」が小気味よい、愛読です。「首都の議会」の女性を蔑視したやじの中身については、あきれてものが言えないので何も言わない。「と言っている。」大げさに恥をかいてもらって退場を促すだって。「当然です」が多くの女性の声。

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ようやく帰宅し、晩飯を食べて、あすのギャラリー回りの計画をたてようとしている。が、行きたいところが29カ所あって、早くも絶望している。


グループ環(大丸藤井スカイホール)、ギャラリー門馬(陶芸4人展)、粋ふよう展、資料館(藤女子大写真展)、ギャラリー創(美水まどか展)…だけでもかなり時間がかかりそうだ。法邑、カフェハルヤ、ミヤシタ、新さっぽろ、山の手、市民ギャラリー)、たぴお、犬養、時計台ギャラリーetcetc


うわあああああああああ!!!!!!????? pic.twitter.com/xXm27tEN31

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6月27日(金)のつぶやき その1

2014年06月28日 01時00分10秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他

どこからこの可愛さが出てくるんだろう。 。

森迫暁夫『モスかして、これってコケ展』
北海道文化財団アートスペース ( haf.jp )
9時~17時(土日祝休館)8月1日まで。ぜひ! pic.twitter.com/OTbhCTQYgD

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@marimori44 そうですね。バス停一つ分歩くだけでも違います(^^;)
私は駅でエスカレーターにほとんど乗らないですし。


かつての物書きなら、近頃散見する《このたび某々誌(紙)に「書かせてもらいました」》などという物言いは、(内心or実状はどうあれ)矜持にかけて、しなかったのではないかしら? 
(矜持は、キョウジだよ。キンジじゃないよ。為念)

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本日から!《美術》【札幌の情報】「チャレンジの人・三岸好太郎―31年の生涯」 6/27(金)~8/31(日) 9:30~17:00(入場は16:30まで) 北海道立三岸好太郎美術館(札幌市中央区北2条西15丁目) 詳細→hueibox.blog45.fc2.com/blog-entry-108…

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【メンテナンス休館のお知らせ】7/1-8/10は展示替えおよび館内メンテナンスのため休館いたします。庭園エリアは営業しますが、送迎バスの運行に大幅な変更がありますのでお気をつけください。 bit.ly/1qwYi7Z

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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015 開催概要発表、第一弾! bit.ly/UNYF19 #echigo_tsumari

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500m美術館、「北の脈-North Line-」を観て。ブログを更新しました。(再掲) ★本日で終了です。
blogs.yahoo.co.jp/reimei_tear_5/…

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【お知らせ】
本日発売!『河鍋暁斎 戯画と笑いの天才絵師』 ow.ly/yvmkQ (河出書房新社編集部 編、2,200円+税)

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【明日から】「久保田繁雄・清水六兵衛・草間喆雄・武田浪展ー時を共にー」 6月28日~7月6日。11:00~19:00(最終日17:00)ギャラリー門馬& ANNEX(旭ヶ丘2丁目3-38)
machinakaart.com/sapporo/ pic.twitter.com/NqEdgePffv

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仏議会で「反アマゾン法」可決、オンライン書店の無料配送禁止(AFP=時事) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140627-…

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東京・新宿【週末まで】中村裕 雪原展=6月24日(火)~30日(日)11am~7pm(最終日~5pm)、柿傳ギャラリー(新宿区新宿3-7-11 安与ビル地下2階 kakiden.com/gallery )。札幌在住、道陶芸会代表 ow.ly/xSWNc


囲碁の会津中央病院杯は、どうなったんだろう?


社内議論の紹介です。中国とベトナムの係争地の表記は▽毎日、日経、東京=西沙(英語名パラセル)諸島▽朝日=西沙(パラセル)諸島▽読売=パラセル(西沙)諸島▽産経=パラセル(中国名・西沙)諸島。実は西沙(ベトナム名ホアンサ)諸島が正解? mainichi.jp/journalism/new…

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「今、版画って面白い! 」
滝川美術自然史館で開催される「多摩美術大学版画展」の特設サイトがオープンしました。
takikawanohanga.info... fb.me/2YjtrqAMn

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このアカウントは亡くなったご本人に代わって妹さんがつぶやいているのでしょうか。 RT @aramelody: プレゼントが届くらしいが、宅急便のお兄さんはどんなリアクションをするのだろう?


Alva Noto + Ryuichi Sakamoto | S&S 本日よりチケット販売ですよ!bit.ly/1q5ev4D

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文化面はほかに、札幌芸術の森野外美術館や関口雄揮記念美術館などを会場に7月5日始まる「萌ゆる森」展の紹介、コラム「魚眼図」、「ギャラリー」です。

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ただ今志文。久しぶりに立ち寄った志文駅。旧万字線が分岐していた頃を知っている木造の跨線橋が今も健在。室蘭本線苫小牧~岩見沢間は貨物列車も無くなってしまったようで、ホントに地味な路線になってしまった。きちんと撮って、そして乗らないと! pic.twitter.com/J95rLG1aWE

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TLとかFacebookとか見てると、京都でアニメ聖地巡礼やってる奴とか、札幌ドームでがばがばビール飲みながらファイターズ戦を観戦してる人とかいて、ホントにもう帰りたい。(@_@)


3、4日後にゾンビのごとく復活するそうですよ(笑) RT @chamnko この度は御愁傷様でございました RT @akira_yanai 亡くなったご本人に代わって妹さんがつぶやいてるのでしょうか RT @aramelody 宅急便のお兄さんはどんなリアクションをするのだろう?


さすが、マック。高いバウンドのゴロが来る前から、握り直さないで、また、余計なステップを踏まないで、すぐに一塁に投げるにはどうしたらいいか、考えてるんだなあ。さすがプロ、と言いたくなる堅実な処理。 #lovefighters

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思い出す本 忘れない本・友部正人さんと読む『黒田三郎詩集』(思潮社) 「読み進めるうちに、自分が歩いている道や乗っている電車、喫茶店の椅子なんかが、とても意味あるものに思えてきたのを覚えています。」|朝日新聞|book.asahi.com/reviews/column…

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明日から7月4日(金)まで札幌市内にある劇場シアターキノで映画「変身metamorphosis」が公開になります。明日は午後2時20分からの上映後、舞台挨拶とワークショップをしに参ります。お近くの方はぜひいらしてください!theaterkino.net/wp/?p=10360 #jwave

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どこまで似れば盗作なのか(続)~だって廃墟なんだから japan.cnet.com/sp/copyright_s… @cnet_japanさんから
★これは一読の価値あり。かの丸田・小林訴訟も例として取り上げられています。

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2014年6月23~27日は計6カ所

2014年06月27日 23時36分36秒 | つれづれ日録
 23日。

 21日(土曜)の代休。
 しかし、朝から動き回るほどの体力はのこっていなかった。

 午後になってから家人とドライブに出かける。黒い森美術館の浅井憲一展、札幌芸術の森美術館の存在の美学を見る。




 24日。
 前日の休みでたまった仕事を片付けるため、通常より45分早く出勤。




 25日。
 この日もけっこう多忙。
 仕事帰りに、ト・オン・カフェに寄り、伊東計画スクラッチアート展―My World Tour 2014を見る。




 26日。
 比較的早めに切り上げ、北都館で森ヒロコ展を見る。
 時計を見たら、もう1カ所行けそうだったので、necco に荒木由聖追悼展を見に行ったら、版画家のKさんがいた。ここはいつもお客さんで込んでいる。




 27日。
 急に夜勤。
 それ以外にも何かと仕事の多い日だった。

 会社帰りにCAI02 に寄り、風間天心個展「信仰」を見た。28日まで。 
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