北海道美術ネット別館

美術、書道、写真などの展覧会情報や紹介。毎日更新しています。2013年7月末、北見から札幌に帰還。コメントはお気軽に。

2018年7月の主な展覧会

2018年07月31日 19時14分38秒 | 主な記事へのリンク
 2018年7月に、道内で開かれたおもな展覧会の記事へのリンクです。
 書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。

 ■は、エントリ更新時点で終了しているもの、■■は終わっていないものを示します。

 カテゴリー分けは厳密なものではありません。
 随時更新します。


現代美術

■■「河口」展の澁谷俊彦作品
わくわくアートスクール作品展
チQ展「NMAMDB」展


絵画・版画

どんぐり会10人展
第59回日本水彩画会北海道支部展
生誕115年 板聖 棟方志功展
西村明美銅版画展「千年花」
菊地眞悟展-しばれ雪描く
塚崎聖子個展
第5回グループ象展
柴田雅子個展-北の大地に感謝を込めて


彫刻

カビラヤスヲ展 蟲跡−摩尼車のように−
北村哲朗彫刻展―地平と辺縁Ⅱ―


工芸

長谷川雅志ノうやむや展
第57回 日本現代工芸美術展 北海道会展ー折原久左エ門をしのんで
平井明 作陶展
山本佳子 Moon Seed Project-密やかな森ではー
屋中秋谷個展 意象の調べ


写真

石井麻木写真展【3.11からの手紙/音の声】


書道

第29回 書鳳展


複数ジャンル

JR Tower Art Planets Grand prix Exhibition 2018
北海道教育大学 ピカリ展 ―12人の切りくち―
第23回さいとうギャラリー企画 夏まつり「お化け展」
古川祐子作品展 たましひ
カワシマトモエ 絵と工作展
七月展 北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻の学生による自主制作展
コメント

■長谷川雅志ノうやむや展 (2018年7月2~31日、札幌)

2018年07月31日 12時17分41秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 札幌の染色家、長谷川雅志さんは、以前はギャラリーたぴおでのグループ展や個展で作品を発表するかたわら、渡島管内福島町の神社境内で毎夏行われていた名物イベント「かがり火コンサート」の会場装飾のため大作を手がけていた。
 「かがり火―」が終了してガッカリしてしまい、「これじゃいかん」と気を取り直して制作したのが、会場の中央に据え付けられた大作「有耶無耶うやむや」。

 二重丸のような文様が全面を覆い、その中央部分が穴になっているので、素材の軽さとあいまって軽快な感じを与えるのは、いつもの長谷川さんの作品通り。
 題は、昨今の政治状況に対する不満がこめられているもよう。


 こちらは「連子」などと題された作品。
 このほか、矢車、蘇芳すおうあかねなど染料別に布を染めて壁に28点並べた作品もあった。


 上旬に取材したのに、アップが遅れてしまって、申し訳ございません。


2018年7月2日(月)~7月31日(火)午前11時~午後7時(最終日~午後5時)
グランビスタギャラリー サッポロ(札幌市中央区北1西4 札幌グランドホテル本館)

関連記事へのリンク
TAPIO LAST 終章 (2016)
HANA展 (2014)
Octob 1 (2007)
波~合同展 (2003)



コメント

石狩弁天公園のレリーフ― 石狩・厚田アートの旅(3)

2018年07月31日 10時21分47秒 | 街角と道端のアート
(承前)

 「無辜むこの民」と「石狩」バス停の中間ぐらいに、弁天歴史公園がある。

 今でこそ石狩市は、中心が花川地区に移ってすっかり札幌のベッドタウンになっているが、もともとは鮭漁で栄えた漁業の町。
 停留所の名からも分かるとおり、石狩川河口附近の細長い砂洲が、本来の石狩の中心地だったのだ。

 この公園は、往事の石狩をしのぶ施設になっている。

 ちなみに、現在地に市役所が移ったのは1993年である。

 公園内には大型のレリーフ「先人たちの碑」が立っている(冒頭画像)。
 
 下部の斜めになっているところには、石狩の略年表が記載されている。

 和人に負けない大きさでアイヌ民族がデザインされているのは、悪くないと思う。

 このレリーフについては、1996年10月23日の北海道新聞石狩版に記事が載っている。

(前略)
 素材はステンレスで、高さ2.4メートル、横幅4メートル、奥行き80センチ、重さは1トン。市制施行を記念し、先人の功績をたたえようと、市が業者に発注していた。

 石狩川と石狩湾をデザインしたレリーフの前に、右側にサケ漁をするアイヌ民族を、左には江戸時代末期に石狩に赴任、サケ保護のため初めて禁漁措置を取った荒井金助をアルミの鋳物でかたどっている。
(以下略)


 当初は石狩市庁舎のロビーに飾られたが、はじめから、公園が完成ししだい、移設する予定だったようだ。

 上の記事に「業者」とある。
 インターネット検索しても、レリーフの作者が誰なのかはわからなかった。



 びっくりしたのは、秩父事件で死刑判決を受けながら逃亡していた井上伝蔵の碑があったこと。

 彼が野付牛(現在の北見市)で死んだことは、筆者はかつて北見に住んでいたので知っていたが、それ以前に石狩に長く住んでいたようだ。代書屋をやり、俳句もたしなんでいたという。

俤の眼にちらつくやたま祭



 最後の画像。
 廃墟感がすごい展望台が、この公園と海水浴場の間に立っていた。
 地図に「石狩展望台」とある。

 ブログ「花畔生活」によると、1973年に完成したが、2006年に老朽化のため立ち入り禁止となったそうだ。
 33年しかもたない建造物って、あんまりじゃないかと思うのだが、冬場の風雪のすさまじさや、さびを誘発する潮風のことを考えると、やむをえないのかもしれない。


 来た道を引き返し、道道508号矢臼場札幌線に入って、国道231号に戻り、北へと向かった。





コメント

7月30日(月)のつぶやき

2018年07月31日 01時48分10秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

本郷新「無辜の民」ー石狩・厚田アートの旅(2)

2018年07月30日 23時01分39秒 | 街角と道端のアート
(承前)

 7月29日、まず立ち寄ったのは、札幌出身で日本の近代彫刻を代表するひとり、本郷新の代表作「無辜むこの民」。

 下のリンク一覧にあるとおり、筆者は、本郷新の野外彫刻のうち道内にあるものはかなり見ているけれど、「無辜の民」は初めてだ。



 この作品の所在地については「石狩浜」と表記されることが多い。
 筆者は、砂浜の波打ち際に転がっているものとばかり思っていた。

 実際には、海水浴場の内陸側を通っている細い道路から、さらに100メートルほど内陸に入った、ハマナスなどが咲く原野の中、台座の上に設置されている。
 彫刻のある場所からは、海はほとんど見えない。


 いろいろな見方があるとは思うが、これほど重苦しい気持ちに襲われる彫刻はあまりないと、筆者は思う。

 ここには、人間性への賛歌や世界の肯定といったものはない。
 体をぐるぐる巻きにされ、頭部を失い、人間の尊厳を根こそぎ奪われた存在が、転がっている。

 この彫刻には、作者・本郷新の、人間を縛りつける一切のものや、人間を否定するすべての時代・状況への、激しい憤りが込められているのだと思う。



 ときどき「本郷新のヒューマニズム」などということがいわれる。
「泉」や「道東の四季」にヒューマニズムが込められていないとまで断言するつもりはないが、その語を持ち出さなくても、それらの作品について語ることはできる。
 しかし、この「無辜の民」に関しては、ヒューマニズムの語を抜きにしては、語ることができないのではないか。

 「無辜の民」は本郷新が晩年、15点を制作した。
 いずれも小品だったが、そのうちの1点を拡大し、自らが愛した石狩浜への設置を望んだ。
 ただ、生前にはかなわず、石狩町(当時)の住民たちの運動によって、実現したという。
 除幕式は1981年6月30日だった。

 シリーズ全体をみると、ベトナム・インドシナや中東での戦火の犠牲になる民衆への同情と戦争への怒りが、作品の基底をなしているようだが、この石狩の作品については、厳しい開拓の途上で息絶えた人々やふるさとを追われるように北海道に新天地を求めて来た人々への思いも重なり、作品そのものにこめた思いが重層化しているようだ。
 この石狩浜は、道内あちこちの開拓地へと向かう人々が上陸する土地でもあったのだ。
 本郷新記念札幌彫刻美術館のサイトには、この作の台座が船の形をしている、とある。開拓民たちを乗せた船が含意されている。


 台座には、つぎの言葉が刻まれている。

この地に生き
この地に埋れし
数知れぬ無辜の民の
霊に捧ぐ

 一九七九年
   本郷新

 


 ベトナム戦争などは、制作当時の特有の事情である。
 にもかかわらず、この彫刻の意義は失われていない。
 人間の尊厳を奪い、権利を奪い、人間らしく生きられる環境を奪おうとする力は、まだ厳然としてあるからだ。



 ところで、「石狩―無辜の民」について語り合うイベントが、8月5日午後5時から同像前の特設会場で開かれるとのこと。
 第1部では、本郷新の孫で俳優の弦さんが、祖父が残した言葉を朗読。札幌大名誉教授で詩人の原子修さんによる詩「石狩川」の朗誦ろうしょうも行われる。
 6時からの第2部は、作品から200メートルほど北側にあるカフェ「マウニの丘」で、無辜の民について語り合う。定員60人で参加費千円。

 関連事業として、市民図書館(花川北7の1)で、31日~8月5日に「無辜の民」15点が展示される。
 4日午後3時半からは本郷新記念札幌彫刻美術館の山田のぞみ学芸員が「本郷新の人と芸術」と題して講演する。

 なお「無辜の民」は、先にも書いたとおり、ハマナスが咲き乱れる原野の中に置かれており、近くに駐車場はない。
 いや、夏場は、海水浴場の駐車場がすぐ手前(南側)に設けられているが、1回とめると千円ぐらいかかる。
 作品にいちばん近い道路は、海水浴場の内陸側を、石狩灯台まで南北に走っているが、センターラインもないような細い道路で、海水浴シーズンに路上駐車するのはためらわれる。駐車禁止の看板も立っている。

 筆者は、石狩弁天社の附近に空きスペースを見つけて車を止めた。
 海水浴シーズンを避けたほうが、車を止めやすいと思われる。



□本郷新札幌彫刻美術館のページ http://www.hongoshin-smos.jp/sculpture/mukonotami-ishikari.html


嵐の中の母子像

「マッサン」と、札幌・大通公園の彫刻「泉」の深い関係
本郷新「オホーツクの塔」

魚の彫刻を正面から見るとヘンな顔になっている件について
本郷新「三輪龍揚像」「小林篤一像」
本郷新「オホーツク海」
宮の森緑地で

札幌第二中学の絆展 本郷新・山内壮夫・佐藤忠良・本田明二 (2009、画像なし)
独創性への道標-ロダン・高村光太郎・本郷新展(2009年、画像なし)

札幌市西区・宮の森緑地(Miyanomori-greenhill,Sapporo)
本郷新「石川啄木像」 釧路の野外彫刻(11)
本郷新「釧路の朝」 釧路の野外彫刻(9)
本郷新「道東の四季 冬」 釧路の野外彫刻(6)
南部忠平顕彰碑
「北の母子像」本郷新

札幌・宮の森緑地 (鳥を抱く女、太陽の母子)

網走の野外彫刻

本郷新「奏でる乙女」





・中央バス札幌ターミナルから石狩線に乗り終点の「石狩」降車、約890メートル、徒歩12分


コメント

■どんぐり会10人展 (2018年7月25~30日、札幌)

2018年07月30日 14時59分23秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 「どんぐり会」は、1915年(大正4年)に第1回が開かれた、旧制北海中―北海高の美術部の愛称もしくは展覧会のこと。
 北海高校美術部の顧問を長く務めた石狩市の画家川本ヤスヒロさんが呼びかけ、川本さんと、卒業生10人が出品しました。
 また、栃内忠男さんと斉藤陽向さんの絵が1点ずつ、賛助出品されています(冒頭画像)。

 栃内さんは言わずと知れた戦後北海道を代表する洋画家のひとりです。
 全道展に第1回から出品し、自由闊達な筆遣いでリンゴや貝、自画像を描きました。川本さんの前の北海高美術部顧問を長く務めました。
 冒頭画像の左、「房州大海」は、千葉の海に取材した作でしょうか。
 波しぶきの描き方など、栃内さんらしく、おおまかでのびのびとしています。

 右側の「蝦夷富士」は斉藤さんの作。
 筆者ははじめて聞いた名ですが、若くして亡くなったOBだそうです。
 案内状に「高12期」とありますから、ご存命なら70代後半でしょうか。
 北都館のマスターによると、回顧展が計画されているとのことです。


 右側は水彩画のベテラン、武田輝雄さん「札幌近郊の秋」。
 武田さんは色鉛筆画を思わせる、明度の高い風景画を描き、道彩展などでおなじみです。

 最近は、豊平峡ダムなど、紅葉が水面に映る構図が多いです。よく見ると、水色に紅葉した木などもありますが、それほど不自然な感じはしません。



 あとは全体的にわりあい若い人が多いのですが、堀江雅人さんの2点が興味深かったです。
 1点は「『とんねるずのスポーツ王は俺だ』を見る家族」。
 居間でテーブルを囲んで、顔が描かれていない4人がテレビを見ているという絵柄です。
 1台のテレビのまわりで家族が団らん―という構図があまり見られなくなって久しいですが、この絵からは、その手の情景についてまわりがちなノスタルジーは感じられず、冷ややかな空気が流れているようでした。

 もう1枚は、先の画像の右側。題はついていません。
 家族の記念写真のような絵ですが、画面の下部に、キャンバスを燃やしたような黒焦げの穴があいています。
 家族への呪詛なのか、絵画の破壊行為なのか。いずれにしても、異彩を放つ作品でした。

 左手は、川本さんの「噴煙を吐く桜島」。
 川本さんは鹿児島に旅したのでしょうか。
 全道展の事務局長を辞したあとも、石狩美術協会の会長を務め、陶芸に挑戦するなど、非常に精力的です。
 3月にこの会場で個展を開催、その後も全道展やさいとうギャラリー企画展に出品しており、30日からは石狩市役所ロビーで、山岸誠さんとの2人展が始まりました(8月3日まで)。
 この元気さは、見習わねば、と思います。


2018年7月25日(水)~30日(月)午前10時~午後10時(土日月曜~午後7時、最終日展示~5時)
カフェ北都館ギャラリー(札幌市西区琴似1の3)

関連記事へのリンク
【告知】第103回北海高等学校美術部 どんぐり会展・川本ヤスヒロ退職記念展(2013)

■味覚と視覚の絵画展 (2014)=栃内さん出品
栃内忠男「山景」 市立札幌病院で
栃内忠男「静物」 市立札幌病院で
栃内忠男遺作展 (2010)
【お知らせ】栃内忠男遺作展、5月24~29日、札幌時計台ギャラリー
9月12日。栃内忠男さんの通夜に行く
栃内忠男さん(画家、札幌在住)逝去
栃内忠男展 ヨーロッパ・スケッチと近作油彩(2008年5月)
04年、道立近代美術館での個展(画像なし)
傘寿記念・栃内忠男自選展(2002年、画像なし)


川本ヤスヒロ小品展 猫のいる風景 (2018年3月)
川本ヤスヒロ展~音楽の空間 (2017)
石狩美術協会5周年 (2016)
櫂展 第9回(2014)
第8回(2012年) 画像あり
第5回櫂展(2007)
第4回櫂展(2006)
第16回書と絵の五人展(2006)
川本ヤスヒロ展(2004)画像あり
グループ櫂展(2003)
川本ヤスヒロ展(2003)


カフェ北都館ギャラリーへの道順 (アクセス)

・地下鉄東西線の琴似駅から約270メートル、徒歩4分
・JR琴似駅から約740メートル、徒歩10分

・ジェイアール北海道バス「山の手一条通」から約920メートル、徒歩12分(快速、都市間高速バスは通過)
・ジェイアール北海道バス、中央バス「西区役所前」から約960メートル、徒歩13分


コメント

7月29日(日)のつぶやき その2

2018年07月30日 01時50分35秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

7月29日(日)のつぶやき その1

2018年07月30日 01時50分34秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

石狩・厚田アートの旅(1)

2018年07月29日 23時58分43秒 | つれづれ日録
 夏だ。

 むかしは暑いのが好きではなかった。
 頭がボーっとしてしまうためだ。

 しかし、あるときから、正確には、2006年に越後妻有アートトリエンナーレに出かけてから、暑いのもいいなと思えるようになった。

 もちろん、昨今の本州のように38度などはちょっとごめんこうむりたいが、32度ぐらいだったら、むしろ
「この暑さを存分に味わってやろう」
という気持ちのほうが先に立つのだ。

 7月29日は日曜で休みだったので、ひさしぶりに車で遠出することにした。
 行き先は厚田方面。

 石狩管内厚田村は1907年、望来もうらい村と合併し成立した村で、かつてはニシン漁で栄えたが、その後は過疎化が進み、2005年に、浜益村とともに石狩市と合併している。
 札幌の中心部から北へ、車で約1時間。
 過疎化とともに中央バスの減便も進み、いまでは1日4往復しか走っていない。
 さすがに不便すぎるので、自家用車で行くことにした。

 
 ちなみにこの日(7月29日)行ったのは
無辜むこの民(石狩)→厚田支所→道の駅あいロード厚田→カフェ・ギャラリー「チニタ」→夕日の美術館→茶廊法邑さろうほうむら(札幌市東区)

 「無辜の民」は、野外彫刻であって、ギャラリーではないので、7月のギャラリーめぐり累計はこれで88カ所。


コメント

2018年7月28日。夏のギャラリーめぐり

2018年07月29日 07時23分44秒 | つれづれ日録
 好天に恵まれた、夏らしい日。

 朝から市内の美術館、ギャラリー巡り。
 取り急ぎ、概略のみ。


 朝8時20分出発。
 札幌芸術の森美術館で、ブリューゲル展の開会式(速報済み)。
 真駒内駅からの送迎バスはいつになくすいていた。
 いつものように美術館の裏口まで行かず、少し手前の市立大学の駐車場で降ろされた。

 文学館のHさん(こんど理事長の由)、画家・彫刻家のYさん夫妻、美術ジャーナリストのI さん、画家のKさんなど。

 展覧会は、期待が大き過ぎたせいか、初代のピーテル・ブリューゲルが単独で描いたタブローが1点もない(考えてみれば、ピーテル・ブリューゲルの真筆は四十数点しかないと言われているから当たり前なのだが)など、ややビミョーな感じもしたが、たぶんもう一度行きます。
 ひと言だけ書いておくと、昨年の東京都美術館の『バベルの塔』展と異なり、すいてる間は、オペラグラス不要(せっかく買ったのに…)。むしろ、ルーペがほしい場面が何度かあった。

 真駒内駅に着くと、20分後ぐらいに、じょうてつバスの真駒内駅→啓明ターミナルという便が発車することがわかり、セブンでコーヒーを買って、それに乗ることにした。
 この系統は、土日は2時間に1本ぐらいしか走っていないのである。
 啓明ターミナルで降り、近くのローソンでカメラ用のSDカードを購入。

 ギャラリー門馬アネックスでカビラヤスヲ展(~29日)。
 ギャラリー門馬で「いきもの展」。中堅7人による日本画、立体、金工のグループ展。

 旭丘高校前からジェイ・アール北海道バスに乗り、南3西25で降車。
 青玄洞で工藤和彦さんのうつわをさっと見て、円山公園駅から東西線に乗り、琴似へ。

 カフェ北都館ギャラリーで「どんぐり会10人展」(~30日)。
 堀江理人さんという方の絵がいい意味で異様。
 ギャラリー北のモンパルナスで、丸木位里水墨画展(28日で終了)。「原爆の図」で有名な日本画家だが、展示は「原爆の図」とは関係なく、ほとんどが風景画だった。
 画家のYさんに会う。

 琴似→円山公園。
 カフェエスキス。中川さんから、江別の郷土資料館がおもしろいという話を聞く。江別の旧豊平川沿いに古墳があるとか、びっくりした。

 市資料館まで歩く。

 毎年開かれている「アングル'81」という写真展。
 古田さんという女性の写真が興味深い。中学・高校の同級生だった伏木田さんのアトリエで撮った、という1枚には、ステレオセットが右手にある室内で、左側に、イーゼルに向かう長髪の人物が写っている。
 伏木田光夫さんはもう80歳をこえているはずだ。
 「ダンテ」という喫茶店の外と中を撮ったモノクロ写真もあった。この界隈のお店はすべて取り壊され、いまはアスティがたっているという。円山第一鳥居の近くにあった洋服の仕立て屋さんの写真も。
 中央区北4西5のビル「アスティ45」は1988年竣工だから、ダンテの閉店は昭和時代ということになる。

 どんな写真でも「古い」というだけで、価値がアップするように思った。
 人物でも都市風景でも。


 札幌ドイツ村のビアガーデンを通り抜け、西11丁目から大通へ。
 オマージュで村上恵美展。
 羊の絵ばかりだった。

 大通→菊水。

 ギャラリー犬養で「Heykel」展を見る。
 梶田みなみさんがあいかわらずの空想世界をつくりだしている。真っ青な胞子の森のよう。

 豊平橋からバスに乗って帰宅。


 以上10カ所で、7月は累計83カ所となった。
コメント

7月28日(土)のつぶやき その3

2018年07月29日 01時47分57秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

7月28日(土)のつぶやき その2

2018年07月29日 01時47分56秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

7月28日(土)のつぶやき その1

2018年07月29日 01時47分55秒 | 未分類・Twitterのまとめ・その他
コメント

【速報】「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」始まる

2018年07月28日 09時59分00秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
(画像の天地は後で直します)

 16世紀フランドル(現在のベルギー、オランダ附近)を代表する画家ピーテル・ブリューゲルと、その子や孫の絵画を紹介する展覧会が28日、札幌芸術の森美術館で始まり、開会式が行われました。
 東京、愛知県豊田市から巡回してきたこの展覧会。STV創立と北海道読売の60周年という冠付き行事になったためか、まさかの札幌開催となり、本当にうれしいです。

 東京で18万、豊田市で5万人が会場に足を運んだそうです。
 西欧絵画を代表する巨匠の作品など約100点が並びます。

 開会式はSTVの熊谷アナウンサーの司会で行われ、主催者を代表して同館の佐藤友哉館長があいさつし
「一族の画業と系譜をたどる珍しい展覧会。会場を七つのテーマに分けて展示している。北方の伝統を守り、細密な描写で農民や花などを描いた、ブリューゲル一族が築き上げた世界をじっくりと堪能してください」
と述べました。




 なお、公式サイトに以下の記述がありました。
 これもうれしい措置です。一般的に、展覧会は会期末が近づくほど混雑するので、お早めにどうぞ。

 ブリューゲル展の展示室内では、期間限定【7月28日(土)〜8月19日(日)】で、展示室後半部分【5章〜7章】でのみ作品の写真撮影が可能です。
ご希望の方はお早めにお越しください。(三脚、自撮り棒、フラッシュ等のご使用はご遠慮ください)





2018年7月28日(土)~9月24日(月)午前9時45分~午後5時半(9月は~5時)、入館30分前まで、会期中無休
札幌芸術の森美術館(南区芸術の森2 @mshop_managers )
一般1500円、高大生800円、小中学生600円

□公式サイト stv.jp/event




・地下鉄南北線「真駒内駅」で、同駅バスターミナル2番乗り場始発の中央バス(どの路線でも可)に乗り継ぎ、「芸術の森入口」降車。約360メートル、徒歩5分

・芸術の森第1駐車場から約320メートル、徒歩4分。駐車料金は1日500円(回数券あり)
コメント

2018年7月22~27日。夏。

2018年07月28日 07時57分15秒 | つれづれ日録
(承前)

 22日(日)

 今月初(唯一になりそう)の完全休養日。
 自宅でごろ寝。プロ野球をテレビで観戦。





 23日(月)

 NTT病院に行った後、「西15丁目」から市電に乗って山鼻9条へ。
 ギャラリー創で、この日最終日の、西村明美銅版画展「千年花」

 セコマでうどんを食ったのち、ト・オン・カフェにも寄る。
 中島公園入口からバスで帰宅。





 24日(火)

 道新ぎゃらりーで、この日最終日の、本城義雄個展を見た。
 1957年の小品2点をのぞくと、77年から大作はほとんど画風は変わっていないことがわかる。
 本城さんが歌志内のアトリエ横の「大正館」に蒐集している柱時計やSPレコード、自作の模型飛行機なども会場に並んでいた。





 25日(水)

 実家に顔を出した。
 ほど近くにある「まるひこアートスペース 和」に立ち寄り、北海道教育大学 ピカリ展 ―12人の切りくち―を見る。

 そこから歩いて市民ギャラリーへ。
 第57回 日本現代工芸美術展 北海道会展ー折原久左エ門をしのんで
 北海道支部長の金子さんに促されて、折原さんの献花台に花をささげてきたが、筆者は折原さんに会ったこともないのだった。

 第59回日本水彩画会北海道支部展も見た。
 いずれも29日まで。

 バスセンター前から大通まで地下鉄。





 26日(木)

 さいとうギャラリーで水落啓さんの遺作版画展(~29日)など。
 道教大OBの日本画展には岡恵子さんが出品していた。

 スカイホールにも立ち寄り、第17回龍淵書会展(~29日)などを見る。中野層翠さんはもうほとんど前衛書である。お弟子さんは、いいぐあいに肩の力が抜けた漢字書が多い。

 寝不足気味だったので、午後9時には寝ていた。





 27日(金)

 事情があり、車で都心に行ったので早めに着いた。

 ギャラリー大通美術館→らいらっく・ぎゃらりい→三越ギャラリー

 三越で見た平井明さんの作陶展と棟方志功の作品展については別項で紹介済み

 あすから札幌芸術の森美術館で「ブリューゲル展」が始まるので、予習のために、ジュンク堂で『ブリューゲルへの招待』を買った。


 これで7月は累計73カ所。
コメント