北海道美術ネット別館

アート、書道、写真などの展覧会情報や紹介、批評、日記。毎日更新しています

6月のおもな展覧会

2008年06月30日 23時59分03秒 | 主な記事へのリンク
 6月のおもな展覧会の記事へのリンクです。
 書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。

 このエントリは随時更新します。

 ■■は、更新時に開催中の展覧会、■はすでに終了した展覧会です。


現代美術
池田緑現代美術展
■齋藤周展 おおらかなリズム
■SPIRAL 西田卓司 in iwamizawa90°
SPIRAL 南俊輔 in PRAHA2
SPIRAL 南俊輔
SPIRAL 西田卓司

絵画
■■ACT5 最終章
■■エッシャー展
4つの世界の物語
湯淺美恵水彩画展
藤谷康晴展覧会「白昼の神隠し」
グループ環絵画展
西村一夫展
工藤悦子個展
井上まさじ展
SPIRAL 西田卓司 「Personal Job」2004-2008
SPIRAL 中里麻沙子個展 「空気になって歩く」
繁野三郎水彩画展
森山誠個展
SPIRAL 今泉東子
福島靖代個展
木下幾子展
第42回白日会北海道支部展

イラスト・CG
ササしん作品展「発」

立体・彫刻
■■藤沢レオ展 パサージュ
北海道立体表現展

工芸・クラフト
■■建築家の椅子展
西村和作陶展
そよ風と木もれ陽の中で


ASAKA展(貫名菘翁の作品が参考出品)

写真
大坂寛写真展 30年の軌跡
樹 Shigeaki Adachi photo exhibition
2007美しい風景写真100人展

複数ジャンル
■SAPPORO IS WHITE
ARTIST WEEK vol.1 air
ナスマサタカ個展-うわの空のカフェで-
「明日(あす)展」-上條陽子・熊谷悠子
40周年小樽美術協会展
コメント

■西村和作陶展 (7月1日まで)

2008年06月30日 23時52分25秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 札幌の陶芸家西村和(にしむら・なぎ)さんの作陶展です。
 上の階には、伝統工芸展などに出品していると思われる大型の壺が展示され(西村さんいわく「威圧系の展示です」)、下の階には、花器や食器などがならんでいます。

 西村さんのうつわの紋様は、釉薬(ゆうやく)で描いているのではなく、焼成の前に土をかきおとして描いている、ということでいいんでしたよね?
 その精緻(せいち)な作業ぶりにはいつもながら驚かされます。
 とくに「青海波(せいがいは)」の壺は驚異です。規則的な模様をぴったり1周させるなんて芸当、ふつうなら絶対にできないと思います。


          

 昨年あたりから、具象的な模様にも取り組んでいます。
 大皿に描かれているのはユリの花。
 西村さん、絵心もあります。
「デフォルメしたのでいくか、写実的なのでいくか、けっこう悩んだんですが」
 もともと道内の陶芸家は、絵を描く人が道外より少ないという印象がありますが、とくに写実的な紋様をつける人はあまりいないので、良いと思います。

 急須のふたに、小さなウサギがついています。かわいい!

           

           

 木の棚にならんだ小さな花器。
 さりげないところにも現れるセンスの良さ。


 ほかに、注器、ビアグラス、四角い花器など。
 色はほとんど、白、朱、黒の組み合わせで、日常をシンプルに演出してくれそうです。 


08年6月26日(木)-7月1日(火)11:00-19:00(最終日-18:00)
石の蔵ぎゃらりぃ はやし(北区北8西1 地図A

□西村和 穏やかな毎日 http://homepage3.nifty.com/~nagi/index.htm

西村和作陶展(07年11月)
陶とうきうきコミュニケーション AMUSELAND(07年10月、江別市セラミックアートセンター)
100の皿展 若手作家6人(03年)
素-そのやわらかなもの(03年、画像なし)
西村和作陶展(02年)
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08年7月のギャラリーの日程を更新しました

2008年06月30日 23時51分45秒 | アートに関するインターネット・ブログなど
 札幌とその近郊の美術館・ギャラリーのスケジュールを毎月掲載している「北海道美術ブログ」を、31日更新しました。
 ケータイのiモードでもご覧いただけます。
 日々の美術鑑賞にご活用ください。

http://bijutsu.exblog.jp/

 太字で表されている展覧会は、筆者のところに直接情報がとどいたものです(筆者へのあて先は、北海道美術ネットの本館の表紙から該当ページを参照してください。このエントリへのコメントでもかまいません)。
 本館の表紙に、展覧会について紹介が出ています。

 新聞や雑誌からの転載はしていません。ネットにしか出ていない情報も、原則としてコピーしていません。
 したがって、すべての展覧会を網羅しているわけではないことは、ご理解ください。

 あたらしい情報が入り次第、随時更新します。


 もし誤りがあれば、どしどしご指摘いただければ幸いです。
 また、北海道美術ブログや北海道美術ネットでは紹介してほしくない、という方もコメントかメールをください。
(誤記による賠償などはおいかねます)

 それにしても、新しいギャラリーがどんどんできてますね。
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サミット粉砕! と叫ぶつもりはないけれど

2008年06月30日 23時49分49秒 | つれづれ日録
車列移動に備え訓練=サミット前に-北海道警(時事通信) - goo ニュース

 この訓練にわたしもひっかかり、北2条通で約5分待たされた。

 石狩街道(創成川通)からパトカーと白バイが曲がってきて、かなりたってから、「要人を乗せた車」という想定の、黒塗りの車が通りすぎた。
 「偉い人は信号待ちなんてしないのね。いいわねえ」
人だかりのなかで、だれかがつぶやく。
「芸能人なら誰なのか興味あるけどねえ」
おばさんが応じる。
 冗談じゃないと思う。なんで、芸能人のために交通を止めなくちゃいけないんだ。

 交通整理に当たっている警察官は
「すいません。もうすこしお待ちください」
と低姿勢だ。

 この数日、札幌は警察官だらけだ。
 地下鉄駅などでは数十メートルおきに、島根、高知、静岡など全国各地から動員された警官が立哨している。

 6月30日は、行啓通附近をあるいていたら、やはり多くの警察官にでくわした。
「こんにちは」
 何度あいさつされたかわからない。
「ご苦労さまです」
 こちらも笑顔で答える。
 この近くには、韓国の総領事館があるので、警邏(けいら)する姿を多く見かけるのだ。
 ふと見ると、古い家の壁に「道博記念」の住居表示板があったので、ぱちり(冒頭の画像)。
 やっぱりというべきか、向こうからあるいてきた警察官に声を掛けられた。
「こんにちは、報道の方ですか」
「いえ」(ほんとは報道関係だけど)
「すいません、いまサミットで警戒中なので…、ちょっと見せてもらえますか」
 やはり、非常に低姿勢だ。
 向こうが言い終わる前に、こちらからデジタルカメラの画像を見せる。
「とても古い住居表示板があったんですよ」
 高校を出たばかりのような若い警察官に、グローバリズムがどうの、世界のことを大国だけで決める不当性がどうのということを話してもしかたない。
「表札屋さんですか」
「いえ、風景や街を撮るのが趣味なもので」

 スーツも着ていないカジュアルな格好の男が大きなかばんをさげて昼間から住宅街をうろうろしていたら、そりゃアヤシイわな(苦笑)。

 現場の警察官はみなさんやさしそうである。
 しかし、いざとなれば国家権力というのは怖いのだ。

 こんなに警察官がたくさん街頭にいると、海外から来た人に
「日本は警察国家だ」
という誤ったイメージを送ることにならないのだろうかともちょっとだけ思ったが、他国の例を知らないので、なんともいえない。

 ともあれ、この状態は「あずましくない」。
 早く終わってくれないかなあー。
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ノロッコ号に乗って 釧路への旅(4)

2008年06月30日 23時41分47秒 | つれづれ写真録
 釧路川の岸部に建つフィッシャーマンズワーフMOO(ムー)で遅い昼食をとったことについては、ケータイで書いたとおり。

 さっさと昼飯をきりあげた筆者は、家族といったんわかれて、釧路画廊に寄った後、14時53分発の「釧路湿原ノロッコ号」に乗るためふたたび釧路駅へ。
 駅に着いたのが14時50分とぎりぎりだったため、改札口の前で待っていた家族のひんしゅくを買った。

 この「ノロッコ号」は、ディーゼル機関車が牽引(けんいん)する5輛編成の列車。
 1輛目は一般の自由席車輛だが、2-5輛目は、窓が大きい指定席の車輛である。
 夏の間は、釧路と塘路(とうろ)の間を1日2往復している。

 観光シーズンではあるが、筆者一家の乗ったノロッコ号はあまりお客さんがいなかった。
 とくに4輛目は無人だった。

 テレビで、窓がいっぱいにあいた車輛の映像を見たことがあったので、きょうは吹きっさらしで寒いだろうなあと思っていたら、窓は閉まっていた。


           

 このように、西側に向いた窓はボックス席になっていて、東の方は、窓に並行したベンチシートになっている。

 ただ、一般的には、西側のほうに「見どころ」が多いようだ。

 ノロッコ号は、「見どころ」に近づくと、速度をぐっとゆるめるので、観光客はカメラをかまえるのにいそがしい。

 しばらくは釧路市内を走る。
 それでも、どんよりと曇った天候のせいなのか、材木置き場も新釧路川も遠矢(とおや)の住宅地も、なんだかさびしげに見える。


           

 新釧路川の岩保木(いわぼっき)水門。

 こういうのを見ると、水門の上に巨大なパンダが駆け上ってバルブを閉めて、みんなが大喜びで水の中に飛び込む情景を想像してしまうのは筆者だけだろうか。


           

 西側の窓から見た情景。
 こういうふうに開けたところもあるが、半分以上は、樹木やシダのはえた斜面が視界をさえぎっている。

 2回ほどシカも見た。
 道東では、それほどめずらしいことではない。
 写真撮影に失敗したのは残念。撮れたら
「シカでした」
というエントリにしたのに。


           

 こんな奥地に入植した農家があったことは驚き。
 冷涼な気候とやせた土地を考えると、作物がちゃんと育つとは思えない。 


           

 悠然と流れる釧路川。
 ダムのない、日本国内ではめずらしい川だ。

 カヌーが下ってきて、ノロッコ号のほうに手を振った。




 15時50分塘路着。
 ノロッコ号が折り返すまで30分もないので、遠出はできない。

 駅舎はちいさな喫茶店になっていて、ストーブがたかれていた。さすが釧路!

           


 駅前に公園があり、木製の展望台があって、線路の向こう側にある沼が望まれた。
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08年6月28、29日。川上りえさんが米国滞在報告

2008年06月29日 22時31分51秒 | つれづれ日録
 28日。
 休み。

 すこし寝坊。
 札幌駅へ急ぎ、特急スーパーカムイに乗って岩見沢へ。
「iwamizawa90°」でSPIRAL 西田卓司展を見る。

 同展は28日で終わりだが、ポップに塗り替えた外壁はしばらくそのままにしてあるそうなので、岩見沢へ行く人はぜひ立ち寄ってください。

 帰りは特急列車に乗り遅れ、快速で札幌まで戻ってくる。

 地下鉄南北線に乗り澄川で降車。タクシーで、札幌アーティストギャラリー「森のめぐみ」へ。

                

 石狩在住の彫刻家川上りえさんが、9カ月間にわたる米国でのアーティスト・イン・レジデンスから帰国したので、その報告会が開かれた。

 彼女が滞在していたのは、米メキシコ国境に近いエルパソの郊外。
 レジデンス中は、彫刻家でもあるディレクターのアトリエにひとりで滞在していたが、テキサスエルパソ大にも通っていたそう。

 大学では彫刻のほか、版画にも挑戦。ロードランナーという野鳥が走っている情景を描いた銅版画が、「森の…」の会場にも展示してあった。
 9カ月の間には、エルパソの「olo gallery」で個展を開いたり、テキサス州北部ウィチタファルスにある美術館の庭園に1年間設置される立体の大作に取り組んだり、充実した日々をおくっていたよう。
 ウィチタファルスに設置した作品「うねる大地」は、棒材をすべて鍛造して制作した、直径11フィートにもおよぶ作品。

 olo galleryでの、錆びを使ったドローイングや、観覧者の参加型作品、鉄による石そっくりの立体なども紹介された。

 エルパソはメキシコ国境に近いため、ヒスパニック系住民が多く、彼(彼女)たちの間ではスペイン語がふつうに使われていること、国境を越えて通学している学生も多いこと、バスや鉄道が発達しておらず毎日40分以上かけて車で通っていたこと(車は70年代のシボレーで、燃費が悪かったそう)などなど、興味深い話もたくさん聞けた。
 近くにある、ホワイトサンドの砂漠の写真がきれいだった。
 砂が真っ白なのだ。

 川上さん、ありがとうございました。

 いつもバタバタしてギャラリーからギャラリーへとかけまわっている筆者としてはめずらしく、ゆったりとした休日の午後のひとときであった。


 夏の札幌はどうしても行事が集中してしまう。
 きょうは、ほかにも、横浜美術館の学芸員によるレクチャーがあったり、吉増剛造展が始まって鼎談(ていだん)が行われたり、CAI02でオープニングがあったり、榎忠展でパフォーマンスがあったりしたようだが、筆者はこういうときは基本的に行きたいもののうちの「先着順」で行き先を決定することにしている。
 以前、「札幌アーティストギャラリー」の催しが、ほかにやたらと行事の多い日に行われて苦言を呈したことがあり、今回はとても早くから連絡があったので、なおさらである。




 29日。
 大寝坊。
 「白いスイーツ」を食べようと、きょう行くはずだった芸森(札幌芸術の森美術館)は断念し、ギャラリーエッセに寄ったあと、会社へ(日曜なのに仕事なのだ)。 
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■永遠なる迷宮 エッシャー展 (7月13日まで)-釧路への旅(3)

2008年06月28日 20時46分44秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」が所蔵する世界的なエッシャー・コレクションを道内2カ所で公開する美術展。
 じつは筆者は1996年にハウステンボスでエッシャーの作品を鑑賞しているほか、70年代に札幌でひらかれたエッシャー展も見ており、今回はどうしても行きたい-というほどでもなかった。
 子どもにはたいへん好評で、遠くまで連れて行ったかいがあった。もっとも、版画であるので、どうしても札幌から出かけていって実物を見なくてはいけないというものでもないというのが正直なところだ。こんなことを書くと営業妨害になるかもしれないけど。

 こんなにどっさり持ってきて、ハウステンボスのほうはだいじょうぶなのかと心配になるほど。


 なお、エッシャーは、著作権に非常にやかましいので、画像は掲載しない。
 冒頭の画像は、会場入り口にあった「ガチャポン」の販売機。
 お金を入れると、エッシャーの絵に登場するキャラクターが出てくるのである。けっこう「キモカワイイ」。

 これにかぎらず、会場内には、子どもたちでも楽しめる工夫がいっぱいあった。
 「メビウスの環を作ってみよう」
とか、
 「無限連鎖の絵を、ペキタのぬりえでつなげてみよう」
とか(ペキタとは、釧路市立美術館のキャラクター)。
 わが家の子どもたちは、こういうコーナーにぶつかるたびに大喜びだった。

 もうひとつすごいのは、会期中毎日、夜8時まであけていること。
 ここまで思い切って夜間開館に取り組むのは、道内の美術館でも初めてではないだろうか。


 作品について。
 佐世保で見たのはもう10年以上も前だからよくおぼえていないのだが
「こんなにたくさん、初期の絵があったっけ?」
というのが、正直な感想。
 もちろん、彼の面目躍如たる「上昇と下降」とか「物見の塔」「滝」といった代表作もあるのだけれど、そこにたどり着くまでにかなり多くの初期作品を通過しなくてはならない。
 その大半は、イタリアなどに材を得た風景画。つまらない作品ではないが、後年のエッシャーからすると、ただの写実的で凡庸な木版画といえなくもない。

 おもしろいなあと思ったのが、長さ6メートルはありそうな「メタモルフォーゼ II」。
 文字が市松模様に変わり、トカゲに変わり、はちのすに変わり、蜂が飛び出し、鳥に変身し、魚になって、島が街になり、チェス盤に移り、ふたたび市松模様、そして文字に戻る-というもの。
 エッシャーの想像力全開だ。

 「上昇と下降」「滝」などの代表作は、何度見ても楽しいし、ふしぎだ。
 エッシャーは、マティスやカンディンスキーのように絵の描き方で20世紀美術に革命をもたらしたわけではなく、むしろ描写はオーソドックスなのだが、遠近法=透視図法を徹底することで遠近法のフィクション性を暴露している。その点では、彼も20世紀の画家なのだなあと、しみじみ思う。



08年6月7日(土)-7月13日(日)10:00-20:00、月曜休み
釧路市立美術館(釧路市幣舞町4 釧路市生涯学習センター3階)



・JR釧路駅から徒歩15分


□ペキタネット http://www.pekita.net/

□エッシャーの公式サイト http://www.mcescher.com/




(画像を、適正サイズのものにさしかえました。29日)
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室蘭・浜町アーケード 若手作家 アートで彩り 5、6日 彫刻、絵画など作品展

2008年06月28日 20時35分29秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞の08年6月27日室蘭・胆振版から。

 撤去が決まっている室蘭市中央町の浜町アーケード内を、若手作家の彫刻、絵画、写真などで飾る作品展「霞(かすみ) cascade」が7月5、6日に開催される。既に作家が現地で創作風景を公開し、準備活動はスタート。マチや市民とのかかわりを重視した企画は、話題を呼びそうだ。

 胆振管内や札幌の作家らでつくる芸術団体「霞-kasumi」(坂本正太郎代表)から、20-30代の若手を中心に18人が出展する。

 中央町1丁目のアーケードでは、空き店舗前を中心に作品を配置。2丁目の「室蘭市民美術館をささえる会サロン」にも作品を展示し、作家との交流拠点とする。

 「サロン」と1丁目の空き地では、粘土を使ったトンボ玉作りや、花を額に納めるフレームアート制作、廃材に絵を描く創作体験、道路にチョークで虹を描く試みも行う。絵画や造形の創作、一部作品の展示が「サロン」で始まり、作家らは「気軽に訪れて」と歓迎する。

 彫刻家の坂本代表(27)=室蘭在住=は「栄えた歴史を感じる魅力的な場所。作品とアーケードをゆっくり見て歩いて」。写真家の兜森達也さん(25)=同=も「お店や風景など、継続して足を運びたくなるものを見つけて」と商店街活性化も期待する。

 展示は午前11時-午後10時(6日は5時)。=以下略


 そうなんですよ。
 あの室蘭のアーケード、この夏に取り壊しちゃうんですよ。

 昨年、micro.かいわいでちょっとした室蘭ブームだったし、アーケードがなくなってしまう前に見ておきたいと思います。
 かつて椎名誠が
「日本一さびれた商店街」
という意味のことを言って、物議をかもしたこともありましたが。
(椎名氏のえらいところは、その後で、室蘭でひらかれたシンポジウムに、逃げないでちゃんと出席していることである)

 5日は仕事だし、6日は音威子府に行かなくちゃならんので、この催しには行けないんですけどね。


□光のアートプロジェクト http://www.hikariart.net/index.html
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■湯淺美恵水彩画展 (6月30日まで)

2008年06月28日 20時34分54秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 昨年の道展で奨励賞入賞を果たし、水彩連盟展では準会員に推挙されるなど、活躍めざましい札幌の湯淺さん。
 これまでは、水彩連盟の支部展や、「コロコニ」などのグループ展、飲食店での小さな個展などでさかんに発表してきましたが、ギャラリーでの本格的な個展はこれが初めてだそうです。
 道展や水彩連盟展に発表してきた大作のほか、花や風景の小品が展示されています。
 札幌市資料館での教室展で、人形をモティーフにした絵を出していたころから見ている筆者としては、わりあい短い期間にずいぶん上達したものだなあと感服します。とにかく塗り方が丁寧で、まったくスキや粗いところがありません。

 大作「何時か何処かで」のシリーズで、モティーフが人形から女性になったのは2002年あたりから。
 同時に、布の模様として描かれていた花が、画面の広い部分を覆うようになります。
 昨年の「何時か何処かで」でも、女性と、回転する柱時計の周囲に、びっしりとアジサイが咲き乱れています。
 最新作ではそれがポピーになっています。
 女性の表情はさまざまですが、毎年トップスが白いというのは、なぜか共通しています。
 柱時計がいくつも描かれているのは、時の流れと、それに女性が思いをはせていることを象徴しているのでしょうか。

 小品は、水仙やガーベラ、薔薇といった花が大半ですが、わずかに「石狩平野」など風景画もあり、明暗のメリハリが効いた佳作になっています。


08年6月10日(火)-30日(月)10:00-17:00、日曜休み
ギャラリー山の手(西区山の手7の6 地図K

□湯淺美恵水彩ギャラリー 花あかり http://hana-akari.hp.infoseek.co.jp/


・地下鉄東西線「西28丁目」から、ジェイアール北海道バス「山の手環状線」に乗り継ぎ、「ふもと橋」降車、徒歩2分
・ジェイアール北海道バスの手稲、張碓方面行きに乗り、「発寒橋」降車。琴似発寒川沿いにあるいて8分ほど。「発寒橋」には、快速ていねライナーや都市間高速バスはとまりません
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08年6月27日

2008年06月27日 23時55分00秒 | つれづれ日録
 
 ねむい…。

 昨日書いたとおり、朝から夜まで会社にカンヅメ。
 30分だけ昼休みの時間をひねりだし、ギャラリーたぴおに行って「LEBENS展」を見る。
 林教司さんの、弧の形状をした立体が美しい。


 きょうも、エントリの数が5つになってしまった。
 すいません。 


 さて、あす28日は、iwamizawa90°に「SPIRAL」の西田卓司さんの個展を見に行った後、札幌アーティストギャラリーの川上りえさんのアーティストトークを聴く予定。

 会場への行き方などについては、こちらを参照してください。

http://blog.goo.ne.jp/h-art_2005/e/57a19acad45427cbb4bc4f6cf688930b

 筆者は、地下鉄澄川駅を12時45分に発車するバス「澄73 西岡環状線」に乗るつもり。
 ぎりぎりだけど。
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■西村一夫展-内なる風景 (6月28日まで)

2008年06月27日 23時45分22秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 
 シンプルな女性の坐像や、明るい色面構成による版画などで知られる札幌の西村さんは、毎年この時期に個展をひらいています。
 画壇の傾向などとはまったく無縁に、ごく簡素な作品を生みだし続ける西村さんの絵は、見ていてほんとうに心がいやされる思いがします。

 冒頭の画像は時計台ギャラリーA室の、奥の壁。
 緑系の絵ばかり5点をならべました。
 額のガラスにいくぶん反射が見られるのは、すいません。
 やわらかくやさしい緑色の諧調が、ほっとさせます。

 「坐っている人が見ている風景かもしれません」
と西村さん。
 まったくの想像ではなくて、じっさいの風景をスケッチしたものがもとになっているのだそうです。





 「最小の要素で最大の効果をあげたい」
と西村さんは話しておられました。
 雑談の中で、話題は熊谷守一にもおよびました。
 たしかに、西村さんの絵は熊谷守一に共通するものがあるように感じます。
 ただ、熊谷の絵が、モティーフのまわりを黒い輪郭線で囲っていることが多いのに対し、西村さんの場合は、色面と色面の境目が絶妙なんです。
 風景画を描く際に、たとえば山の稜線などに苦労した方は多いのではないかと思いますが、西村さんはふたつの要素をくっきりと区切るのではなく、輪郭線に頼るのでもなく、ちょうどいいあんばいに震える線がやさしく両者を分かち、画面に動きと落ち着きとを与えているのではないでしょうか。

 いずれにせよ、これほどシンプルな画面で、絵にするのは、易しいようでいて、じつは相当にむつかしいものと思われます。
 ずっと眺めていたい。そんな気にさせられる個展でした。


 出品作は次のとおり。
「帰郷」88.0×171.6センチ
「月住山」20F
「雨上がり」15F
「山路」15P
「朝霧」「夜明け前」「回想」「空」「月と山と」「冬山」=以上10F
「山と星」「黄金山」=以上8F
「山に向いて」「夏の朝」「海峡」「雲」「静山」「月明かり」「静日」=以上8P
「月と山」「姉妹山」=以上6F
「青空」「静寂」「山と海」「浅緑」「静山」「胡国の山」=以上4F
「ある山」「山景色」「大月」「まるやま」「三日月」「月遠く」=以上SM
「山は美し」0号
「内なる風景-H」「内なる風景-M」「内なる風景-N」「内なる風景-K」「内なる風景-I」「内なる風景-J」「内なる風景-V」「内なる風景S-9」「内なる風景S-10」「内なる風景S-12」「内なる風景S-17」「内なる風景S-14」「内なる風景S-15」「内なる風景S-16」「内なる風景S-13」=以上版画


08年6月23日(月)-28日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A

第9回 北区のアーティスト展
07年の個展
北海道版画協会展(03年7月)
板と絵画による個展(03年6月。画像あり)
しかおいウインドウアート(02年)
02年6月の個展
01年6月の個展
2001年さっぽろ美術展
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■工藤悦子個展-悠久の華 (6月28日まで)

2008年06月27日 23時43分43秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 
 江別の工藤悦子さん(主体美術会員、新道展会員)は隔年で個展をひらいています。
 筆者が絵を見始めた1996年にはすでに、花や生命体を思わせる曲線のものを深い青で描く画風になっていましたが、ついに今回の個展で、作風に変化があらわれました。暖色が主調色になったのです。
 もっとも、メーンのモティーフはあまり変わりません。
 冒頭の画像の「悠久の華」では、花の茎にあたる部分が黒い直線の棒になっているのが、目を引きます。
 「直線がないと画面がしまらなくて」
と工藤さんはおっしゃっていましたが、彼女の絵に直線が登場すること自体、非常にめずらしいといえます。
 目をこらすと、花びらのような部分にはピンクがさされ、下地には緑が用いられるなど、すぐには見えにくい部分でさまざまな苦心がかさねられているようです。




 こちらも題は「悠久の華」。
 130号キャンバス4枚と120号キャンバス1枚をつなげた超大作の新作で、さしわたし8メートル近くもあります。
 「青い絵の集大成みたいなものですか」
と聞くと、そういう意識はなくて、暖色の絵も青系の絵も、これからも描いていきたいとのこと。
 塗っては削り-を繰り返しており、マティエールはますます深みが増しているようです。

           

 絵の一部分を拡大してみました。
 ひとくちに「青」といっても、単純に塗ったのではこういう深みがでないのが、わかると思います。
 工藤さんの絵は、個別具体的ではない、普遍的ないのちというものに、迫っているように感じるのです。


 出品作は次のとおり。
「悠久の華」194×778.5センチ、194×225センチ、F4、F4、F30、F6、F3
「初華」F4、44×14センチ
「華」F10、F15
「夜の華」F3(3点)


08年6月23日(月)-28日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
札幌時計台ギャラリー(中央区北1西3 地図A

06年の個展
04年の個展
02年の個展
01年の主体美術8人展
00-01展(2000年末)
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■第9回グループ環絵画展・小品展併催 (6月29日まで)

2008年06月27日 23時41分57秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 会派を超えて具象画のベテランが集まったこのグループ環(かん)絵画展も、ことしで9回目。
 すっかり絵画ファンには定着したようで、筆者がうかがったときも、観客でごった返していました(よって、今回は、個々の作品画像はありません。とても写真を撮れる状態ではないのでした)。
 会場でお会いした香取正人さんにお聞きしたら
「おかげさまで、毎日300人は入っています」
と、たのもしい答えがかえってきました。
「最初は5年もてばいいと思っていましたが、口コミで年々見に来てくださる方が増えてうれしいかぎりです」
 このペースだと週2000人も夢ではないですね。貸しギャラリーでひらかれる展覧会としては「驚異的」といっていい動員数です。


           

 ベテランぞろいなので、これまでの画風を踏襲している人がほとんどですが、中村哲泰さんは、正方形のキャンバスを菱形に掛けているのがユニーク。「飛行機雲」は、飛行機雲のカーブと、画面下方の枝のカーブとが、うまく響き合っています。
 香取さんの「サイロ」(下の画像の右端)は、市内北区に残る牧場へ、絵画教室の生徒さんを連れて行ったときに得たモティーフ。明るい色が持ち味の香取さんとしてはめずらしく、重厚な味わいの作品です。
 「現地では教えるのに忙しいので、スケッチだけ何枚か描いて、帰ってから描きました。教室で行かなければ、じぶんでは描いてない対象でしょうね」
と香取さん。


           


 池上啓一さんは、濃いピンクとビリジャンの響きあいが、いかにも池上さんらしい、早春の感じをかもしだしています。
 中吉功さんは、以前は茫漠とした湖などの絵が多かったのですが、ことしは比較的都会の風景になりました。濃い水色を基調にした、霧がかった風情は変わっていませんが。
 越澤満さんは、風景画にはあまり使わないレモンイエローや薄紫色を効果的に配しています。


 出品作は次のとおり。
 なお、萩原さんが体調を崩して入院されたため、目録に載っていて実際には4点中2点が出品されていません。

岩佐淑子(新道展会員、石狩)
「華 №1」40号、「華 №2」同、「枯花 №1」4号、「枯花 №2」3号
萩原勇雄(無所属、札幌)
「サクロモンテの丘(スペイン)」50号、「ばら」4号
斎藤洪人(全道展会員、札幌)
「ニセコの秋」30号、「春のニセコ」30号、「東大雪」SM、「ニセコの春」SM
香取正人(新道展会員、札幌)
「サイロ」50号、「春」20号、「大出の吊橋」4号、「花」4号
今野隆二(道展会員、札幌)
「カヤシマ岬初冬」30号、「オタモイ秋景」30号、「漁家待春」6号、「漁港閑日」6号
冨澤 謙(道展会員、小樽)
「塩谷岬」30号、「祝津三月」30号、「上ホロカメットク」8号、「旭岳」8号
中吉 功(道展会員、札幌)
「港A(横浜)」30号、「港B(留萌)」20号、「河畔」4号、「公園」4号
池上啓一(道展会員、札幌)
「浅春の山」50号、「陽春」20号、「早春の十勝岳」8号、「残雪」4号
櫻井由紀子(新道展会員、札幌)
「古都」30号、「古都」30号、「シラネアオイ」4号、「ポピー」4号
横田 章(無所属、札幌)
「朝の海岸通り」30号、「明るい港」50号、「洞爺の春」8号、「羊蹄山春景」6号
西澤宏生(新道展会員、札幌)
「駒ケ岳雲影」50号、「北の街」30号、「裸婦淡彩 A」6号、「裸婦淡彩 B」6号
橋本禮三(道展会員、札幌)
「秋の洞爺湖畔」50号、「初雪」30号、「春の赤レンガ」6号、「初秋の美瑛」6号
越澤 満(道展会員、札幌)
「石狩川浅春」30号、「厚田に通じる道」30号、「手稲山麓根開き」8号、「積丹の岩」8号
中村哲泰(新道展会員、恵庭)
「野ぶどう」30号、「飛行機雲」30号、「ポピー」4号、「野の花」6号


08年6月24日(火)-29日(日)10:00-18:00(最終日-17:00)
スカイホール(中央区南1西3 大丸藤井セントラル7階 地図B)

第8回 ■第8回つづき
第4回
第3回(画像なし)
第2回(画像なし)
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沖縄返還抗議行動で無期懲役 星野服役囚の無実訴え絵画展

2008年06月27日 23時38分42秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞の08年6月27日、小樽・後志版から。

 1971年、沖縄返還協定に反対する東京・渋谷での抗議行動で、機動隊員を殺したとして殺人罪などで無期懲役が確定したが、無実を訴えている札幌出身の星野文昭服役囚(62)の絵画展が27日から、札幌、小樽で開かれる。

(中略)

 星野服役囚は87年、最高裁で無期懲役が確定。再審請求も棄却され、現在、最高裁に特別抗告している。再審開始を求める署名は10万人を超す。

 徳島刑務所に収監されている星野服役囚は、2001年から絵を画集やカレンダーとして発表している。今回の絵画展は、昨年6月に亡くなった星野服役囚の母美智恵さんの一周忌にあわせたもので、水彩画を20-40点展示する。柴田さんは「絵画展を通じて、無実の訴えを届けたい」としている。

(中略)

 ▽27、28日 札幌北光教会(札幌市中央区南1西1)▽27、28、30日 喫茶店インカルンペ(同市豊平区平岸4の8、茜ビル1階)▽7月1-3日 小樽運河プラザ(小樽市色内)


 北光教会は、さっぽろテレビ塔のすぐそばなので、すぐわかるとして、「インカルンペ」の地図です。



 地下鉄南北線「平岸」駅、3番出口から徒歩7分。

 それにしても、こういう記事は札幌市内版にも出してくださいな。

 下のサイトによると、北光教会は10-18時(28日は-17時)、「インカルンペ」は10-20時(30日は-17時)、運河プラザは10-19時(3日は-17時)。

 また、星野さんは札幌月寒高校で生徒会長を務めた後、高崎経済大で「不正入試阻止闘争」を行い、映画「圧殺の森」にも登場しているそうです。
 「圧殺の森」は、なつかしいです。学生運動の嵐が吹き荒れた1960年代後半、その姿をとらえたわりと早い時期のドキュメンタリ映画で、当時はあちこちで自主上映されていた有名な作品です。 


□星野文昭さんを取り戻そう 全国再審連絡会議 http://fhoshino.u.cnet-ta.ne.jp/
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08年6月22-26日

2008年06月26日 23時59分49秒 | つれづれ日録
 21・22日は釧路に行っていた。
 べつのエントリで書くつもりだが、なかなかはかどらない。

 22日は札幌駅に着いた後、なんと家族といったんわかれて、temporary spaceへ。斎藤周展の最終日、ぎりぎりにすべりこむ。




 23日は別項のとおり、休日にもかかわらず7カ所どまり。

 誕生日の翌日ということで、せがれと娘がことしもやきそばをこしらえてくれた。



 24日は、全道展を見た。
 このほか、最終日の大同ギャラリーと道新ぎゃらりー、アートスペース201もまわる。

 25日。
 会社帰りにクラフトAgerに寄り、くまがいマナさん・朝田千佳子さんの2人展を見る。

 26日。
 変則勤務で出社が遅いのをいいことに、月寒のパレロワイヤルでササしんイラスト展を見たあと、道立近代美術館でACT 5をじっくり鑑賞。必見の絵画展です。

 それから、NHKギャラリー、時計台ギャラリー(西村一夫展、工藤悦子個展)、スカイホール(グループ環展)もまわる。




 見たい展覧会が多くて、追いつかないです。
 あしたは朝から夜遅くまで会社にカンヅメの予定。
 ご案内をいただいていたのに行けないうちに終わってしまった個展もあり、反省しています。

 また、本日(6月26日)のエントリが5本になってしまいました。
 読むほうもタイヘンなので、なるべく1日4本以内にしようと思っているのですが…。
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