絵画、写真などの6人展。ただし、名畑美由紀さんが抽象画1点を賛助出品しているため、出品者は7人。「たぴお」のグループ展ではめずらしく、主宰の林教司さんが出品していない。
このなかでは、佐々木俊二さんの絵画2点が、旧作ながらダントツの存在感。
1961年の「灰色」は、暗い色彩の中に戯画的にデフォルメされた人物の顔がいくつも浮かび上がる。
77年の「火山灰地」は、戸外にむしろのようなものを敷 . . . 本文を読む
道内ではプロのイラストレーターが数多く活躍している。「画家」「彫刻家」の場合は、学校やカルチャーセンターなどの先生との兼業がほとんどだから、写真家よりは少なくても画家・彫刻家よりは多いんじゃないかと思う。
北海道イラストレーターズクラブはそうしたプロの集団で、札幌圏以外にも旭川、帯広などにも会員がいる。毎年「マイワーク」と題した作品集を出版しており、一般の書店でも手に入る。まあ、会員のポー . . . 本文を読む
近年、精力的に制作・発表にとりくんでいる室蘭の陶芸家・毛利さん。
今回はギャラリー喫茶に陶器と、かまどの棚板に描いた絵を展示している。
「MUSIC&LIFE」などと題されたこれら11点の絵が、カッコイイ。
このかっこ良さは、ロックミュージックがカッコイイのとおなじで、もう理屈は関係ないのだ。
画面に文字が挿入されていたりして、なんとなくバスキアが抽象を描いたみたいな感じもす . . . 本文を読む