4月26日は、旧ソ連時代の1986年に、現在のウクライナ共和国のチェルノブイリにある原子力発電所の四号炉が最悪の大爆発をして、世界中を放射能汚染の恐怖に陥れた日から、満二十年の記念の日である。
その当時のソビエト政府は、この事故の報道管制をひいたために、周辺に住むロシア人達も、ことの重大さの認識がほとんどないままに、三十キロ圏内の住民は翌日から一斉にバスで強制的に避難させられたのである。
十万人以上の圏内の人々を圏外に避難させるだけでも大変なバス台数と誘導や説得に公務にあたる人たちが関わっていたと思われるのである。
一方、四号炉の爆発火災の消化と共に、四号炉から放出される未曾有の放射能を食い止めるために、巨大なコンクリートによる「石棺」と呼ばれる建造物と言うか、囲いが造成されたのだが、この構築にも数日を要し、多数の労働者や消防士達が、事の重大さを認識させられずに徹夜の突貫工事に従事させられたのである。
この原発事故で直接亡くなった人は、四千人と言われているが、とんでもない多数の放射能被害者が出ていて、現在に至る20年間で10万人以上の人が亡くなっているとも言われ、今後数十年間にトータル60万人以上の人々が、チェルノブイリ原発の影響で命を縮めるといわれているのである。
日本では、水俣病と言う公害病が公式に発表されてから来月一日で五十年となるが、発見から十年以上は、国もチッソも責任を認めず放置して、その間にも多数の有機水銀中毒患者が増大していたのである。
また薬害エイズにおいても、最近大問題になった感のあるアスベスト被害による中皮腫や肺がんの発症責任も、漸くクボタなどの製造会社が非を認めて保障の第一歩が出だしたばかりである。
昨日、満一年を迎えた、JR福知山線、尼崎での電車脱線転覆事故の場合も、当初、JR西日本は線路上の置石が原因とするような見解を発表し、会社や運転手の責任と言う態度ではなかったのであり、107名もの犠牲者と400名を越える負傷者の大惨事となってから会社の安全性への軽視や運転手への教育のあり方などが浮き彫りにされだし、問題は人災的要因が強いと指摘され出したのである。
いずれの事件、事故も人間の愚かなミスや企業の効率性や経済性の優先による、安全、安心の担保が優先されて来なかったプロセスに問題があるのである。
昨今のJAL日本航空問題も含め、企業の社会的責任と安全、安心を最優先とする企業スピリットが欠如しているのである。
耐震設計偽装や食品添加物問題なども、よくよく考えると「お金が儲かればいい」とする企業モラルの欠落が招く大きな危険、すなわち命や健康に多大な影響を与えることをシュミレーションできない、いやしようとしない、人間の勝手さ、無責任さの現れである。
自分の命や健康を疎かにしたり、どうでもいいと思う人はいないはずである。
他人の命や健康をも十分シュミレーションできる人格と能力ある、社会的にはエリートと呼ばれる人々が、如何に他人の健康や命を軽んじているかが明白に見えているのである。
自分の命と健康は、自らが守らねばならないのだが、選択の余地が示されない危険性が、日常生活には潜んでいるので、しっかりと見極める必要がある。
その当時のソビエト政府は、この事故の報道管制をひいたために、周辺に住むロシア人達も、ことの重大さの認識がほとんどないままに、三十キロ圏内の住民は翌日から一斉にバスで強制的に避難させられたのである。
十万人以上の圏内の人々を圏外に避難させるだけでも大変なバス台数と誘導や説得に公務にあたる人たちが関わっていたと思われるのである。
一方、四号炉の爆発火災の消化と共に、四号炉から放出される未曾有の放射能を食い止めるために、巨大なコンクリートによる「石棺」と呼ばれる建造物と言うか、囲いが造成されたのだが、この構築にも数日を要し、多数の労働者や消防士達が、事の重大さを認識させられずに徹夜の突貫工事に従事させられたのである。
この原発事故で直接亡くなった人は、四千人と言われているが、とんでもない多数の放射能被害者が出ていて、現在に至る20年間で10万人以上の人が亡くなっているとも言われ、今後数十年間にトータル60万人以上の人々が、チェルノブイリ原発の影響で命を縮めるといわれているのである。
日本では、水俣病と言う公害病が公式に発表されてから来月一日で五十年となるが、発見から十年以上は、国もチッソも責任を認めず放置して、その間にも多数の有機水銀中毒患者が増大していたのである。
また薬害エイズにおいても、最近大問題になった感のあるアスベスト被害による中皮腫や肺がんの発症責任も、漸くクボタなどの製造会社が非を認めて保障の第一歩が出だしたばかりである。
昨日、満一年を迎えた、JR福知山線、尼崎での電車脱線転覆事故の場合も、当初、JR西日本は線路上の置石が原因とするような見解を発表し、会社や運転手の責任と言う態度ではなかったのであり、107名もの犠牲者と400名を越える負傷者の大惨事となってから会社の安全性への軽視や運転手への教育のあり方などが浮き彫りにされだし、問題は人災的要因が強いと指摘され出したのである。
いずれの事件、事故も人間の愚かなミスや企業の効率性や経済性の優先による、安全、安心の担保が優先されて来なかったプロセスに問題があるのである。
昨今のJAL日本航空問題も含め、企業の社会的責任と安全、安心を最優先とする企業スピリットが欠如しているのである。
耐震設計偽装や食品添加物問題なども、よくよく考えると「お金が儲かればいい」とする企業モラルの欠落が招く大きな危険、すなわち命や健康に多大な影響を与えることをシュミレーションできない、いやしようとしない、人間の勝手さ、無責任さの現れである。
自分の命や健康を疎かにしたり、どうでもいいと思う人はいないはずである。
他人の命や健康をも十分シュミレーションできる人格と能力ある、社会的にはエリートと呼ばれる人々が、如何に他人の健康や命を軽んじているかが明白に見えているのである。
自分の命と健康は、自らが守らねばならないのだが、選択の余地が示されない危険性が、日常生活には潜んでいるので、しっかりと見極める必要がある。
居酒屋という響きが大好きで、夜な夜なとある居酒屋に出没しているややこです。
インターネットやチャットメールも楽しいけれど、やっぱ生のおじさん、おばさんと、いろいろお話するのが面白くて、とある渋谷の居酒屋がお気に入りです。
年の頃なら50代後半の面白いおじさんとよくお話しますよ。
やめてください。金儲けと効率第一主義の科学技術信仰は。