ガリバー通信

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亀田興毅が勝った!

2009年11月29日 | プロスポーツ
 因縁の対決とまで言われた、プロボクシングWBC世界フライ級選手権「内藤大助VS亀田興毅」戦が、今晩さいたまスーパーアリーナを会場に2万人以上のお客さんを集めて注目の中行われた。

 今日の日曜日はプロスポーツ界では、ゴルフの女子国内ツアー最終戦が宮崎カントリークラブで行われ、横峯さくらが諸見里しのぶを逆転して今年度の女子賞金王に輝き、男子では最終戦の優勝賞金4000万円を残し、石川遼選手が今日の高知での試合で惜しくも2位となったため、最終戦に賞金王決定が持ち越された。

 大相撲九州場所の福岡国際センターでは、宿敵のモンゴル出身横綱である、白鵬が朝青龍を破って全勝優勝を果たし、年間6場所で86勝というとんでもない最多勝の新記録を出して今年最後を有終の美で飾った。

 サッカーJリーグは昨日首位の鹿島アントラーズが今シーズンチーム最多得点の5ゴールをあげてガンバ大阪に圧勝し、川崎フロンターレとの優勝決定を、Jリーグとしては5年連続、最終戦に持ち越すという戦いをした。

 そんなサッカーJリーグ戦の白熱の中、我らが「ゴン」ごと中山雅史選手が、長年所属した磐田の広島サンフレッチェとの最終戦で後半37分から出場し、42歳2ヶ月5日のJ1最年長出場記録を達成し、来期の戦力外通告を受け、サポーターたちの胴上げで同チームを去ったが、本人はまだ現役としてピッチに立ちたい意欲を持っていて、他チームでの希望を捨てていない。

 たくさんのプロスポーツが華やかに行われる中、伊達公子選手が39歳で再び女子トーナメントで優勝するなど、全国各地で多彩なスポーツが多くの観客の視線の中で熱戦を繰り広げていた。

 今夜の「内藤大助vs亀田興毅」のプロボクシングのテレビ中継は見ごたえのある試合だったと感じているが、8時半過ぎに始まった12ラウンドの真剣勝負は、目が離せない両者の打ち合いとなり、近年まれな日本人同士の世界タイトルマッチで因縁の戦いが盛り上がり、テレビ中継視聴率もさぞ高かったことだろう。

 三人のジャッジが全て亀田興毅の勝ちを判定したほど、あのフテブテシイほどの強気でやんちゃな兄貴が、今夜は「デビュー戦から今までで一番落ち着いている」と前夜の計量時に語っていた通り、挑戦者でありながら、内藤大助チャンピオン以上に冷静に戦った様子であった。

 一方のチャンピオンの内藤大助は、入場の時から相当な興奮振りと見え、前夜語った「ボクシング人気を上げ、ボクシングは面白いと世間に思わせたい」という抱負は叶える様な戦いぶりだったが、亀田興毅のペースに引き込まれての惜敗となった。

 内藤大助は35歳で六度目の日本人最高齢の世界チャンピオン獲得はならず、たぶん引退すると思われるが、なかなかのお人好しぶりと独特の優しいキャラクターだから、今後も後進の育成だけでなく、タレント的活動も続けられるだろうと思うので、鼻と同様に膨れ上がった強打された痛々しい顔から回復したら、笑顔でまた登場してもらいたいものだ。

 十分ボクシングの面白さ、楽しさを味あわせていただいたて今夜の試合だった。

 
 
コメント (1)
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