ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

久しぶりに興奮しちゃった!!!

2006年03月15日 | ちょっと可笑しいよ
今年最初の市議会定例会の「予算特別委員会」が連日続いており、今日は「福祉部」の所管する問題についての質疑の日であった。

 私は市の公共施設は、利用者である住民が気持ちよく利用でき、設立趣旨から逸脱しない限り、住民の視点で活用が大いになされる施設であってほしいとの願いを、機会あるごとに要望し提唱してきたのである。

 京田辺市北部の大住地域に昨春オープンした、老人福祉センターと児童館の複合施設は、地域住民にとっての待望の施設でもあり、これからの高齢者時代に、活用が期待される「世代間交流施設」でもある。

 しかし昨春開館したばかりなのに、多くの利用者市民から多様な文句や要望があり、怒りや驚きの声がたくさん寄せられるようになってきたのである。

 老人福祉センターは原則的に60歳以上の住民のための施設であり、児童館は18歳未満の子どものための施設であることは、十分承知しているけれど、年齢が該当しないと入場を断られたり、他の自治体からの住民の入場が禁止されたからである。

 私も孫を持つ年齢になっているので、孫と共におじいちゃんやおばぁちゃんが、複合施設としての「大住ふれあいセンター(市民命名の愛称)に行く機会があればいいと思うし、逆に京田辺に住む孫を訪ねて来た祖父母が同行して、ここで愉しんでもいいなと思っていたのだが、とんでもない苦情が続出したのである。

 京田辺市の施設なんだから、京田辺の住民しか原則的に入ってはいけないというのである。

 私は昨年の暮れに、この件に関して、同行者に市内住民がいれば一緒に来た大人、子ども問わず利用できるようにと要望した際には、条例による規定は住民の利用が原則だが、運用面において配慮するとの回答であった。

 しかし再び今定例会での一般質問や予算委員会で、他の議員らが正したところ、再び市外の方は子どもも大人も利用できないと、またもや住民要望を無視した、画一的なお役所の事務的回答に終始したのである。

 私の堪忍袋の緒が久しぶりに切れて、「それは可笑しい!!」と大声で抗議する形での質問となり、興奮しちゃったのである。

 あまりにも低次元の解釈や紋切り型回答の連続で、私は業を煮やした格好で、部長、助役の「住民の視点に立った行政サービス」と口しながら、平気で住民と一緒に来た子どもや祖父母達を立ち入り禁止にする「気持ち」が全く理解できなくて、声を荒げて怒ってしまったのである。

 委員長や助役は「興奮しないで」と言うのだが、「あんまり理不尽なこと」なので、興奮と言うより、いい加減さと無責任さに怒ってしまったのである。

 住民の税金で建設した福祉施設の利用を、市の職員が管理的理屈のみで利用者を限定し、一緒に愉しもうと行った他市から来た友人、知人も含めた同行者に、とんでもない失礼な対応を平気でする市行政に、憤懣やる方なしで怒ったのである。

 冷静に話せば解るというのは、この場合はなかった。なにせ「バカのひとつ覚え」の様に、「規則ですから」、「条例が基準だから」を繰り返すばかりなのであった。

 何事にもルールはある。しかしルールは人が気持ちよく他人に迷惑や極端な負担をかけないために、人が作った最低の約束事に過ぎないのでリ、市の条例では市長が認めた場合は裁量権として許される一項が必ずあり、権限者である市長が誰か市内の納税者住民の同行があれば、一緒の人の入場は可とすれば済む話なのである。

 とにかく「気持ちよく」「みんなが楽しめる」「公共施設」であってほしい。
コメント (1)
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