「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

秋が短いです

2023年10月14日 | 日記

「お茶事の招待状が届きました。」
ご亭主役の方の力作が届いたようです。
さて次は、お炭手前の稽古です。
初めての亭主ですから、慣れない炉の炭手前を、
当日までにすらすらとできるようにして差し上げなければと、
明日はまだ炉を開けていませんが、
蓋を開けて、炉縁を入れて、点前の流れと所作の確認をします。
炉開きの茶事ですから、11月になってからでは間に合いませんものね。
というわけで、私の頭は、風炉と炉が混在した状態です。
短い秋は忙しいです。

先日少し高熱が出ました。その前日は微熱が。
どちらも解熱剤や風邪薬で、下がったのですが、
心配なのですぐにかかりつけのお医者さんに診てもらいました。
検査の結果、コロナもインフルエンザも陰性でほっとしました。
ただ少し体調が不安定なので、夏の疲れか、気候の変化のせいかなと思っていますが。
そんなに頑張っている自覚はないのに、やはり年齢のせいでしょうか。

ある方が、若いころのお点前の写真を見つけて嘆いておられました。
手元を見るとその手がはちきれんばかりにぷくっとしていて、
白くてツルツルで皺ひとつないと。
今の手とのあまりの違いにショックだったそうです。
私もお点前をしながら、自分の手を見てあまり見られたくないと思うことが。
いつも若い方のお稽古で「ああきれいな手だなあ」と思いますから。
まあ年齢を重ねたら仕方ないことですが、まさしく同じ気持ちです。
これから季節は、せいぜいハンドクリームを塗って、
帛紗を捌くときに、カサカサと言わせないようにしたいものです。