「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

稽古とは 一より習ひ 十を知り ・・・

2014年11月28日 | お茶三昧

初心に戻って平点前


茶名をいただいたかたへの引き渡しの式をしました。
お茶会前には届いていたのですが、なかなかゆっくりとした時間が取れずに、
やっと無事にお渡しすることができました。

本人曰く、「こんなに長く続けるとは、始めたときは思ってもいませんでした。」
そういう声はたくさんききますね。
「お茶でもと軽い気持ちで始めたのに、こんなに奥が深いとは・・」
とは皆さんの感想です。

そしていつの間にか過ぎて行った10年。
その継続の証が、「茶名」ですね。

そして

稽古とは 一より習ひ 十を知り 十よりかへる もとのその一 (利休百首 )


と言われるように、そこからが次のサイクルへの出発になるのです。
戻った「一より」で見えてくるものは、
初めの「一より」の時とは全然違うものになるでしょう。



私の真の点前でお茶を差し上げて、引き渡しが終わった後で、
稽古仲間の方も交えて、くつろいで薄茶を頂きました。



ちょっと記念のショットも撮っていただいて。

初心に帰っての薄茶点前はどんな気持ちだったでしょうか。
12月には記念のお茶事をしたいとの希望でしたので、早速準備を始めました。

これから、どのようなお茶を自分の中に育てていかれるかがか楽しみです。




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