「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

明日は口切の茶事

2018年11月13日 | お茶三昧

月初めから、ずっと毎日暇なしで、お茶やら、外出やら、
さらに飛び入りの個展の添え釜などで忙しくしていました。
これからも明日の口切の茶事、お茶会、旅行と、まだまだ続くので、
体調を整えておくために睡眠確保に心がけた結果、
一番有効な手段は、パソコンから遠ざかるでした。
というわけで久しぶりに更新です。

無事に炉開きも終わり、お祝いの善哉を頂きながら、
11月からの稽古は、半年ぶりの炉のお点前を楽しんでいます。

春に京都の"うるわしや"さんで手に入れた器を、
炉開きの善哉用に使うのを、楽しみにしていました。
蓋裏の蒔絵が気に入ったのですが、写真よりずっと綺麗ですよ。

炉の季節になるといつも感じるのが、炉のお点前のゆったりとした時の流れ。
お茶を、しみじみと侘びた気持ちで楽しめる、そんな季節到来といったところです。

今日は、明日の口切の茶事のための準備に、
担当の亭主役の方が午後からいらっしゃいました。
その前に私は道具を出したりして、準備のための準備を朝からしていました。
今しがた終わって、お茶を一服頂いて、「明日は頑張りましょうね」と帰られました。
これで本番を待つのみと、やっと気持ちがゆっくりしました。

社中の方が頑張るので、私も力が湧きます。
皆さんの健闘を祈りましょう。

 

11月に入っていろいろなことがありました。
忙しい合間にも、優雅で贅沢なオペラ鑑賞を二度も楽しみました。
そんな時間ばかりなら良いのですが、
いつもお食事会を楽しんでいる仲間のお一人が、脳溢血で倒れられ、
一命は取り留めましたが、いまだに意識が戻られていません。
倒れられた翌日に、東大病院にお見舞いに伺いましたが、
ICUでの姿に、声もありませんでした。

明日は我が身と、健康に気をつけなければという思いと、
やりたいことは後に回さないでどんどんやらなければ、という思いとが錯綜し、
日々悔いなく生きようという決意を新たにしています。




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