「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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猛暑の京都へ(1) 八坂神社の献茶式

2018年07月18日 | お茶三昧

祇園祭で賑わう京都に行ってまいりました。
気温38度を超えるという予報に、過酷な状況を覚悟して。

一つ目の目的は、八坂神社のお献茶式です。
毎年祇園祭の時に、表千家と裏千家が、交互に行います。
今年は表さんの茶友に誘われての初めての体験です。

八時前には八坂神社に着きましたが、



もうすでに参加を待つ人の列ができていました。

 


社殿に上がることができ、お献茶を拝見しました。
献炭・濃茶・薄茶と、厳かにお点前が進みましたが、
待つ時間も含めて、1時間半ほどの正座に、膝が持つかと心配でした。
最後の方はちょっと辛かったのですが、頑張って持ちこたえ、
何とかその後に影響なく、副席回りもすべてこなすことができました。

中村楼での裏のお席では、
ご亭主が気さくにお道具などのご説明をしてくださいました。

「菓匠」席では伝統をテーマにしたお菓子の展示を見ながら、
お菓子とお茶が頂けました。

 

表さんのお席にも二席入り、
最後は「一力」でのお席に並びました。

午後の炎天下に30分ほど並びましたが、なんとか倒れずに済みました。
なんとまあ、お茶の皆さんは我慢強いですね。
並んだ甲斐あって、お茶のお運びは、きれいな、かわいらしい舞妓さん。
お茶の美味しさが何倍にもなりました。

お席の中で見られた祇園祭のお花。

「檜扇」と「祇園守り」

 

後姿の花一輪。まだ足取りは確かのよう。

でもホテルに戻ったら、汗でぐしょぐしょの着物になっていました。

ただでも暑い京都、ましてや異常な暑さの今年の気温。
大変な思いのお茶会でしたが、
終わってみるといろいろと心に残ることばかり。
思い切って参加して良かったと。
「今度」とか、「何時か」とか言っているうちに、
きっと機会を失ってしまいますものね。
初めてで最後になるでしょうけれど。

明日は、祇園祭見物をご報告しますね。

 

 

 


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