「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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お気に入りの器は

2019年12月08日 | お茶三昧

赤津焼 高麗茶碗写 雨漏手 加藤錦雄作

12月になって、こんなお茶碗どうかしらと、
水屋にならべておきました。

「あら」と目ざとく見つけて使われる方もいて、
そんな時はその茶碗で話がはずみます。

「あまもり・・・ですか。」
このくらいの雨漏りなら、いいですね。
美術館で見る高麗茶碗の雨漏りは、もっとすごい雨漏りですものね。
ちょっとそれでお茶を頂くのもはばかれるような。

毎月、一つ二つしまっておいても仕方がないので、
大したお茶碗でなくとも、焼き物を知る手がかりにしてもらえればと、
色々と出して並べて置きます。
それぞれ好みがあって、お気に入りの茶碗が違うのも面白いです。

最近若い方達も焼き物や、道具に興味が広がったようで、
お稽古を終えると、
「これから一緒に根津美術館に行ってきます。」と。
そうそう、どんどん頭に入るうちに、色々見てきてください。
私などは、もう頭に入りませんし、
頭に入れたものも、もうそろそろかすんできていますから。

 

 


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