「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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手づくりの古帛紗

2012年12月24日 | お茶三昧

来年は巳年です。
巳年の道具はどんなものがあったかしらと、思いだしています。

蓋置・色紙はあったはずです。
お茶碗は新年用に新しく手に入れました。

帛紗はどうだったかしらと、探してみました。
若いころは毎年、干支のものや勅題の物を買っていました。
一~二度使って皆しまってあるので、一枚くらいあるかと思いましたが、
あいにく巳年の時は勅題の方を何時も選んだようで、
一枚も見つかりませんでした。
干支の物は12年に一度しか使えないから、もったいないと思ったりしましたが、
こんなに長くお茶をしていると、12年なんてあっという間に過ぎて、
同じ干支の道具を何度も使えることがわかりました。

あれやこれやとさがしていたら、
「手づくり古帛紗」と書いた箱が見つかりました。
開けてみたら、なんと懐かしいものが。

      

二十年以上も前に、着物のあまり裂で作つた古帛紗でした。
小さく残った布がもったいなくて、何かにならないかと。
お稽古用にとせっせと作ったものです。
何枚かは茶箱用に使いましたが、まだあったのですね。

あれから着物の残り裂もずいぶんたまりました。
又少し手づくりしてみようかしら。
お稽古だけでなく、いろいろなことに使えそうですよね。

皆さんに差し上げますと言ったら、使っていただけるかしら。

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