コロナの影響などもあって、久しく講演会などに行っていませんでしたが、
何年かぶりに、林望先生のお話しを聞く機会を得ました。
まだまだお元気でご活躍なのだわと懐かしくお顔を拝見していましたが、
うかがうところ私より二歳も若いということがわかりました。
自分の客観的年齢をわすれ、昔から存じ上げる方は皆年上と思ってはいけませんね。
お元気で当たり前でした。
演題は、「能の中の女性たち」
最近世阿弥に関する本を二冊ほど読んだ後なので、
興味深く伺うことができました。
能における写実とは・・
そのあたりが、私の新しい認識として残りました。
うまく言葉で言えないのですが。
「葵上」という演目を例に挙げての、
源氏物語に登場する女性たちの心理・行動の分析は、
とても面白く興味深いものでした。
相変わらずの分かり易くユーモアを交えてのお話しに、
あっという間に時間が過ぎました。
これを機会に、紹介されていた著書を図書館で検索して、
見つかれば取り寄せて読んでみようと思いました。