コロナ禍のお稽古で、
ご自分のお茶碗をお持ちになってお稽古される方もいらっしゃいます。
上級のお点前は、道具も決まっているものが多いので、できませんが、
小習ごとではお持ちのお道具も楽しめます。
「手に入れてから何十年も眠っていたお茶碗が、やっと日の目を見ます。」
と嬉しそうに。
縁あって手に入れた道具ですから、使わなくてはかわいそうですね。
「次回は茶箱でもしましょうか。」とお声を掛けて置いたら、
マイ茶箱ご持参で楽しまれた方も。
こんな時は、お気に入りの道具も使う方も、
お点前をしていても、華やいで見えますよ。
織部風のかわいらしいお茶碗で、一服です。
どんどん使ってくださいと。
この建水は、ゆえあっての、私からのプレゼントで、
初使いしてくださいました。
茶箱の中に組み込んで、どこへでも持ち歩ける建水は、
お茶碗と同じくらい楽しめる道具ですから、こだわってみたいものです。
暑くなったら、お釜の熱を避けて、小さな鉄瓶で茶箱も良いですね。
時にはポットに氷水を入れて、冷茶もと考えています。
昨日は散歩で、「ねじばな」を見つけました。
「もじずり」とも言いますね。
おもわず二~三本摘んできてしまいました。
花入れに、「あかつめぐさ」と一緒にかわいらしく納まっています。
道端の花に目をやりながら歩いていてると、
散歩の歩数が、知らず知らずに増えています。