スーパーで見つけたコラボ商品。
今年は正月が二度ある気分の昨日でした。
思えば元号が「令和」と発表された日に、膝の手術のために入院したのでしたっけ。
その一文字「和」は、使い慣れた私の茶名の一字でした。
秘かに「やった!」と思ってしまいましたが。
私がお茶名をお家元より拝受しましたのが、三十代の前半。
もちろん昭和の時代です。
その時は、昭和の「和」が使われているとは思いませんでしたけれど。
それはお茶名は、名前の一文字をとって頂くことが通常ですが、
私の場合は、それとは別の「和」の字を頂いたからです。
自分で想像していたものとは違ったことに、驚きつつも、
「ああよいお名前を頂けた」と嬉しかったのを覚えています。
それと同時に、それまでは自分に関係のなかった全く新しい名前に、
これからこの茶名で新しいもう一つの人生が始まるのだという感動が、
未来の茶道人生に大きな夢を抱かせてくれたように思います。
新元号に寄せる思いは様々でしょうが、
西暦では思い描けない歴史のページが、又一人一人に開かれたのだと、
今年二度目の年明けを味わっています。
さあ私も膝を直して新規一転です。