「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

「ガレも愛した清朝皇帝のガラス」展へ

2018年06月19日 | 日記

撮影OKのコーナーの展示物です。

サントリー美術館の「清朝皇帝のガラス」を鑑賞。
"ガレも愛した"とうたっていますが、
後半に、両者の作品を並べての展示は、とても興味深く見ることができました。

見ていくうちに「雨龍」(あまりょう)の模様の器の解説に、
「雨龍」とは幼い龍で、しっぽが二股にわかれているとありました。
かえって早速「雨龍」の裂地を見て確かめてしまいました。
はっきりとはわかりませんでしたが、こういうことは諸説あるようですから。

最後の展示は、夥しい数の「鼻煙壷」
嗅ぎ煙草を入れた小さな器です。
いつ見ても、一つくらいは持っていたいなと思ってしまいます。
期待していた以上に楽しめました。
まだ会期はありますので、興味とお時間がありましたらぜひ。

帰りに、かねがね寄ってみたかった、ミッドタウン内の草履やさんへ。
カレンブロッソ(菱屋)さんです。
やはり膝のことを考えると、歩きやすい自分に合った履物をと、
最近はこだわっていますので、試しに履いてみることにしました。

今日はお茶事に招かれましたので、早速手に入れた草履で出かけてみました。
足への衝撃が少なくて、私には合っているようです。

お茶事には片道二時間以上かけて伺いましたが、
和やかな中にも、とても刺激を受けました。

「友が皆 我より偉く 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻と親しむ」

いろいろな意味で、帰り道にこんな歌が頭をよぎりました。
まあ自分は自分らしくですけれど。
でも、出て行かなければ進歩無しとも思いますね。

茶の道は遠く、茶の道は多しでしょう。