「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

オペレッタそして徳川茶会

2017年10月22日 | お茶三昧

台風が上陸しようとしています。
そんな週末、台風のように過ぎました。

昨日はオペレッタ「チャールダーシュの女王」を聴きに。
 

池田理代子さんが、初代チャールダーシュの女王役で、
久々に舞台に立つというので応援に。
村田孝高さんの歌と演技は、ますます磨きがかかって魅力的に。
其方は安心して楽しめたのですが、
理代子さんは十日ほど前に、肋骨にひびが入っていたと聞いていたので、
そのことが心配で、声を出したり、踊ったりするたびに、
大丈夫かしら、辛くないのかなあと。

素敵な衣装が着られるから、舞台に穴はあけないといっていましたが、
それは冗談で、責任感からの頑張りだったと思います。
こちらは終わってホッとしました。
舞台はとても暖かな、素晴らしい雰囲気のうちに、幕が下りました。

さてその舞台の余韻に浸る間もなくも、
今日は五時前に起きて、七時台の新幹線で名古屋に向かいました。
台風の近づく中、徳川茶会に。
前日から着物はもう無理とあきらめました。
もし帰りに新幹線が止まったりしたら、大変ですものね。
そんな最悪の事態も予測してです。

濃茶席の待合ですが、ビニールの覆いの下で雨をしのぎながらです。
前回はさわやかな風を感じながら、ここでお菓子をいただいたのですが、
さすがに今日はお席の中で。

 

薄茶席に続く道もこんな風に。
天候の影響で、少しは出足も鈍ったのでしょうが、
多くの方たちが、それも半数以上和服で参加されていました。

受付で、薄茶席11時50分から、濃茶席13時05分という券を頂いたので、
今回もまた、10時からの早いお点心でした。

御茶席や、お道具の写真は撮れませんので、
またまたお点心の写真でお許しくださいませ。 

     

濃茶席では筒井先生のわかりやすいご説明で、
いつもながらの楽しい和やかな雰囲気のお席でした。
偶然でしょうが、床のお軸が、先日の藝大茶会で拝見した軸と同じでした。
一休宗純の墨跡「初祖菩提達磨大師」
由緒あるお軸は何度拝見してもよいですね。
このお軸にまつわるお話も興味深く、
丈の長いこの軸のおかげで、床の天井が高くなったと。
おかげさまで、少し衰え気味の脳裏にもしっかりと刻まれたと思います。

お茶会の後も名古屋を見物しようと、
遅めの出発で予約した帰りの新幹線の切符でしたが、
台風上陸の前に東京に戻ろうと、時間を早めて帰路につきました。

オペラの余韻と、お茶会への期待のためか、
興奮してあまり眠れなかった昨夜です。
今日は早めに休みます。
選挙の結果もほぼわかりましたしね。
こちらの結果に台風の影響は出たのやら・・・

 

 

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