「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

炉がまだ暑い秋です~

2014年11月01日 | お茶三昧


11月に入って早々の炉の稽古です。

お祝いの善哉を頂いて、半年ぶりの炉のお点前を楽しみのした。
炉開きには三部をといいますね。
今日は普通のお稽古なので、床に織部の香合と伊部(備前)の花入れです。
去年やっと手に入れた瓢の炭斗。
本来なら、毎年新しく作るべきものですが、
我々はそうもいかず、しばらく(多分一生)それを大事に使います。

これで三部(さんべ)はそろいました。
織部(おりべ)、伊部(いんべ)、瓢(ふくべ)を炉開きにそろえるのは、
裏千家独特のものなのでしょうか。
流儀によっては違うようですので。

流儀の違いとは面白いもので、「右と」思えば他流は「左」だったり、
何とも不思議なものです。
もちろんそれぞれに理屈は通っているのですが。
作法を通じて、心を養うのですから、心まで行きつけば「どちらも真なり」ですね。

「錦秋」「竜田川」「木守り」「吊るし柿」、そんな銘が今日は聞かれました。
茶室の中は晩秋に近づいても、明日はまた気温が25度とか。
少し早まったかしらと思いつつも、半年ぶりの炉の点前が新鮮に感じられました。

毎年頑張る人がいた「口切」の茶事も、今年は声が上がりませんでした。
無理もありません、お茶会で力を出し切ってしまったのですからね。
一休みですね。
でも12月にはクリスマスの茶事をしたいという声が。
私のお休みもひと月だけのようです。
明日は新年顔合わせのお茶席の予約に行ってまいります。
もう来年の話がちらつく毎日ですね。




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