五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2012年04月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2012年6月号

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 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら

 表紙は、キャビンアテンダントなリコ! 今でもCAって憧れなんでしょうかね・・・?

 そのほか、『たまのこしかけ』、ゲスト作品『炊飯器少女コメコ』なども載っています。

 

 

 今月の「ナイスコンビネーションで賞」は、『シュガービーチ』より、みなと&美麗!

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 運動オンチ・みなとさんと、孤高の天才・美麗さん。 こんなコンビで上手くいくはずが・・・

 と思っていたら、見事なコンビネーションで楽しませてくれた今回のお話。 爽快でした!

 いつもドジばかりしているみなとさんの「役に立ってる」姿が、嬉しい一幕。

 彼女の個性に深みが加わって、作品に引き込んでくれる要素となったら、良いですね~。

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●えすぴー都見参! (岬下部せすな 先生)

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 なんだか最近、急展開ぎみ?

 前回、悩んだ末に“独り立ち”を決意した直人くん。

 しかしその結果、都さんとは離れ離れになることに・・・?

 

 おかげで、いつも通りにふるまいつつも、ギクシャクしてしまった2人の関係。

 さて、どーなってしまうのか!?

 なんて心配していたら、直人くんの友人たちがズバッと斬りこんでくれました!

 いや、周りから見たらわかりきってることだし、「やれやれ」といった風情でしたが(´▽`;)

 

 でも直人くん、自覚が一応あったはあったんですねえ~。

 「同棲長くて婚期逃すカップル」は言いえて妙。 まさにまさに、な2人の関係。

 そして、さらなる後押しをしたのが雪さんというのがね、なんというか感慨深いですね。

 直人くんのことが好きで、彼の気持ちを察してもアプローチし続けて、

 そして今に至っていることを考えれば・・・ねえ。 しかも笑顔でアドバイス・・・ イイ人や。

 

 一方の都さんも、蛍さんから「忠義以上の感情」なんて言われて、あわてています(^^;

 ラストページでのモノローグが、彼女の気持ちをしっかり感じさせてくれて良い雰囲気。

 だからこそ、最後の直人くんの一言が、心に響いてくるわけですよ。

 「そうでなくっちゃ!」と、思わず破顔。 春の空気にぴったりなワンシーンでありました。

 

 などなど、ちょっと急展開ぎみに進行している本作品。

 何やら他作品が次々と、終了したり終了予定だったりと、これはもしや・・・?

 なんて心配もありますが、2人の関係がどーなってしまうのか、今後も楽しみです!

 

 

 

●その後の ベツ×バラ (曙はる 先生)

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 いったん完結しました本作品、特別編で再登場! 全5回ほどでしたかね?

 付き合い始めた2人のその後。

 ということですが、職場では公私をわきまえてイチャつかないので、あまり変わらない!?

 でも、それがつまらないなんて言われちゃったり、寛大な職場であります(^^;

 

 今回は、室長にスポットを当てて、別所さんから見た室長イメージと、

 原田くんを介して知るじっさいの室長の姿が描かれていましたが・・・

 別所さん、室長に対してあんなにガチガチやったんですな~(´▽`;)

 孤高な感じで声かけづらいとか・・・ うむ、私もよく言われましたよ(ぇ

 

 原田くんと付き合ったことで、プライベートが仕事に影響しているのではないかと、

 上司である室長に思われることを恐れていた別所さん。

 その別所さんの緊張を察して、なんとかほぐしてやろうと、場をセッティングした原田くん。

 ラストの2人の仲良しっぷりも含めて、やっぱりベツバラ・コンビは良いですね~。

 

 気さくな室長の一面も見れましたが、

 この特別編ではベツバラ・コンビのその後はもちろん、

 周囲の人にスポットを当てた内容になってゆくんですかね?

 なお、この特別編はコミックス未収録とのこと。 (ただし、別企画アリ?

 5月7日発売のコミックス3巻ともども・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●炊飯器少女コメコ (うず 先生)

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 コミックス1巻、5月7日発売とのことで、出張ゲスト登場!

 新型の炊飯器・・・というには高性能(?)すぎて、人間みたいなコメコさん。

 彼女と暮らすことになった大学生たけるくん。

 コメコの奔放さによる負担が増えて、大変な毎日を送っています・・・ というお話。

 

 今回は、お掃除するたけるくんにからんできたり、

 お米製品や土鍋にライバル心を燃やしたりと、いつも通りなコメコさん。

 その面倒くささが、たけるくんとのやりとりに、面白味を生み出しています。

 彼女のチョップの冴えがすばらしかった(^^;

 それと、いつ見ても釜をあける姿がシュールで笑えますな。

 

 たしか、新密度が上がるにつれて美味しいお米が炊けるようになる・・・んでしたっけ。

 今炊けるのはお粥だけ、というのは炊飯器としてどーよ? な感じなんですけども、

 だからこそ、これから2人(?)がどのように日常を送るのかが気になるところ。

 そのあたりに注目しつつ、今後も楽しみです!

 

 

 

●ビンボラさん (縞はるひ 先生)

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 ビンボー×ボランティアな女性と、下宿先の息子さんとの、ビンボラ・ライフ!?

 「第6回新人4コマ大賞・下期最終候補作家」とあります、縞先生。

 まんがタイム2012年4月号の新人4コマまんが大賞・月刊賞にも登場しておりました。

 

 ビンボーだけどボランティア好きな福田さん。

 金にならない労働はしない主義という金成樹くん。

 そんな相容れなさそうな2人の交流が、とくに福田さんの個性がらみで面白おかしい作品。

 

 今回は、買い物代行ボランティアという福田さん。

 そこで、大家である祖母からの特命をうけた樹くんが、“お手伝い”するというお話でした。

 とにかくビンボーな福田さんのビンボーネタや、彼女の天然すぎるふるまいが、

 樹くんとのやりとりによって、いっそう面白く感じられるように思います。

 福田さん、イイ人なんだけど、けっこうちゃっかりしているのも楽しいところ(^◇^;)

 お金にはしっかりしている樹くんも、彼女のペースに乗せられているのが悪くないですね。

 

 ただ、ボランティア好きが高じてビンボーになっているっぽいので、

 そのあたりのキャラクター性には賛否ありそうでもありますが、

 福田さんの純心で明るく、ちゃっかりした個性は、なかなか魅力的だったように感じます。

 そんな彼女のキャラクターがもっと見てみたいので、つづき、期待であります!

 

 

②へつづきます。