野へ山へ

2004年~

叔父

2011年07月01日 | 日々

朝食を済ませ、父母と私の三人で叔父のお葬式へ向いました。

持病がありながらも、元気に過ごしているという叔父の様子を
聞いていただけに、突然の知らせにはとても驚きました。

私が最後に叔父に会ったのは2年前になります。
その時の叔父との会話を思い浮かべました。
叔父は、いつ会っても明るく前向きな人でした。
父母が大変世話になり、兄も私も可愛がってもらいました。

式場に入ると、看病疲れでやつれてしまっている叔母と、
隣に座っている従弟(いとこ)夫婦が目に入りました。
従弟のT君と会うのは、もう10年ぶりくらいでした。
T君は少年の頃の趣を残しつつも、すっかり大人の顔になっていました。
喪主である叔母の横で、彼はしっかりと前を向いて座っていました。

読経、お焼香などの諸仏事が無事終了し、
一家を代表してT君が挨拶をしました。
叔父のこと、そして伯母のこと、T君の話ひとつひとつに在りし日の叔父の様子や
情景が目に浮かびました。

小さい頃は、静かで優しい男の子、という印象だったT君、
頼もしい青年になって・・・日々、叔父や伯母を支えていたんだなぁ・・・と胸がいっぱいになりました。
彼の話を聴きながら、ぼろぼろに泣いていました。
(T君は確か45歳くらいですが、私にはまだ「青年」という感じです。)

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葬儀が全て終了し、会場を離れる時間になりました。
皆と挨拶を交わし、最後に伯母達に挨拶をして、私も父母と式場を出ました。

叔父が逝ってしまったことはとても残念なことでしたが、
なかなか会えない親類や、T君夫婦とも久しぶりにお話が出来ました。
叔父さんは、私に帰省する機会を作ってくれて、
立派になった息子を、皆に見て欲しかったのかもしれません。

また帰省した折に、伯母達とゆっくり、叔父さんの話などをしたいです。

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朝の日課 父編 2

2011年07月01日 | 日々

私は、父の朝の日課を垣間見ようと、散歩に出た父の後を追いました。
散歩の行き先は市民の森(西)。 
※市民の森とは、今から40年くらい前に雑木林を整備して、造られた森の公園です。




市民の森に来るなんて何十年ぶりでしょう・・・木々がすっかり高く大きくなって、昔よりも落ち着いた「森」になっていました。


続々と・・・高齢な方々が集まり始めています。父も居そうです。

6:30 ラジオのアナウンス音、そして音楽♪が流れ出しました。


ふと見回すと、森の広範囲、いたる所に散らばってスタンバイしている人、人・・・
芝生の上に、向こう~~~の木の下にも・・・点在する人、人・・・


♪ラジオ体操第一の始まりです。

・・・なんだか嬉しくなって、私も体操に参加しました。

ラジオ体操 第二も終ると・・・皆さんそれぞれ四方に散って帰って行かれました。
私も帰路は父と実家へ戻りました。

ここでのラジオ体操は雨天以外365日行われていて、ほとんどの皆さんが精勤とのこと。
(父は数年前から毎朝、参加しているそうです。)

高齢の父ですが、毎日、健康的な朝のスタートなんだなぁ・・・と、安心しました。

(※ちなみに、ラジオ体操は自由参加、スタンプカードは無いそうです。

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