今日(正確には15日)の深夜便で帰国するため、R親方がお土産にと、紅茶を持ってきてくれた。現場の職員や業者からも、「無事に帰って来いよ」と電話がかかってくる。関係者以外には特に伝えていなかったので、どこで情報を得たのか不思議である。
5/16にも書いたが、254戸を建てた現場では、排水溝に汚水が溜まり、異臭を放し続けている(写真)。雨水用なのだが、被災者らが生ゴミをそこに捨てているため、腐敗して虫もわいている。担当者であった技術職員RとS上司が「何とかする」といったまま、数ヶ月たってしまった。
ほんまにいい加減な奴らだ。と、批判しても始まらないので、対応策を考える。まず、UNICEFに連絡してみるが、「それは大変ですね。お話をお聞きした感じ、いくつかの対応策が考えられます。また何かございましたらご連絡ください。」とつれない返事。
こうした下水技術は、スリランカ国内でもまだまだこれからの分野で、しかも仮設となると大したお金はかけられない。そこで、JICAに連絡をしてみると、日本の自治体で下水担当してこられ、現在スリランカに派遣されているY氏を紹介して頂く。わらにもすがる思いでお願いしてみると、「まずは、現場を見ましょう。案内してもらえますか」と、好意的なご返事を頂く。善は急げと、帰国当日でバタバタしていたが、現場を見てもらう。
「これは大変ですね。私も下水施設の大切さを唱え続けているのですが、この国ではなかなか受け入れてもらえない。よろしければ、一緒に改善していきましょう」と言っていただく。解決への糸口が見えてきた。帰り道、話をしているとCチーフのテニス仲間であることが判明した。
事務所に戻って、帰国前に片付けておくべき書類を整理するが、9時になっても終わらない。帰国をキャンセルすることも頭によぎるが、今回は本当に帰りたい。仕方がないので、途中の状態で、机上に書類とデータを並べ、それぞれに付箋でメモをつけた状態で、事務所を去る。
家に戻って、10分で荷造りして家を出る。空港行きの車に乗り、やっとホッとする。空港で、オーストラリアに休暇で帰る他機関のB君にばったり出会い、シンガポールまで一緒に帰る。関空への乗り継ぎ便まで、20時間ほどあったので、航空会社が用意してくれたホテルで眠りにつく。
5/16にも書いたが、254戸を建てた現場では、排水溝に汚水が溜まり、異臭を放し続けている(写真)。雨水用なのだが、被災者らが生ゴミをそこに捨てているため、腐敗して虫もわいている。担当者であった技術職員RとS上司が「何とかする」といったまま、数ヶ月たってしまった。
ほんまにいい加減な奴らだ。と、批判しても始まらないので、対応策を考える。まず、UNICEFに連絡してみるが、「それは大変ですね。お話をお聞きした感じ、いくつかの対応策が考えられます。また何かございましたらご連絡ください。」とつれない返事。
こうした下水技術は、スリランカ国内でもまだまだこれからの分野で、しかも仮設となると大したお金はかけられない。そこで、JICAに連絡をしてみると、日本の自治体で下水担当してこられ、現在スリランカに派遣されているY氏を紹介して頂く。わらにもすがる思いでお願いしてみると、「まずは、現場を見ましょう。案内してもらえますか」と、好意的なご返事を頂く。善は急げと、帰国当日でバタバタしていたが、現場を見てもらう。
「これは大変ですね。私も下水施設の大切さを唱え続けているのですが、この国ではなかなか受け入れてもらえない。よろしければ、一緒に改善していきましょう」と言っていただく。解決への糸口が見えてきた。帰り道、話をしているとCチーフのテニス仲間であることが判明した。
事務所に戻って、帰国前に片付けておくべき書類を整理するが、9時になっても終わらない。帰国をキャンセルすることも頭によぎるが、今回は本当に帰りたい。仕方がないので、途中の状態で、机上に書類とデータを並べ、それぞれに付箋でメモをつけた状態で、事務所を去る。
家に戻って、10分で荷造りして家を出る。空港行きの車に乗り、やっとホッとする。空港で、オーストラリアに休暇で帰る他機関のB君にばったり出会い、シンガポールまで一緒に帰る。関空への乗り継ぎ便まで、20時間ほどあったので、航空会社が用意してくれたホテルで眠りにつく。