in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

離任日前に

2014年07月23日 | Haiti
離任日までに残り1週間となり、
「離任前にいつか夕食を一緒にお願いしたいのですが。」
と大ボスにお願いしたところ、
「じゃあ今晩7時に、XXXで。」
と即答された。

事務所や会議の行き返りで、大ボスと二人きりで話すことは多かったのだけれど、食事をするのは久しぶり、というか2年ぶりか。大ボスもそのことを覚えていて、他愛のない話から(こっちは聞かなかったことにしてほしいぐらいの)シビアな話まで、あれからの約2年間を振り返る。

次回の夕食は、大ボス(その頃には、もうボスではないのだけれど)が本部出張でジュネーブにやってくる9月中旬に設定。いい上司に恵まれたなあと、帰路でしみじみ思う。

コントラクト

2014年07月15日 | Haiti
異動にあたって、申し送り、引越荷作り、送別会などいろいろこなしていくイベントがある。その中でも一番気にかかるのが、残るハイチ人スタッフのコントラクト(契約)関連。そんなことにはあまり気にせず異動していく同僚は結構いるのだけれど、自分の中では自分自身のコントラクト以上に気になって仕方がない。たいていのハイチ人スタッフが直接の家族だけでなく親戚など十何人を一人の収入で養っていて、それを考えると何とでも契約更新しておきたい(もちろん、仕事の成果がよくないスタッフへの契約更新はさせられない)。

スタッフの多くが毎年1月・7月に半年ごとの契約更新となる。なんとか自分の異動前にこの年末までのほとんどのスタッフの契約更新の手続きを済ませ、ようやく一安心。

現場技術研修

2014年07月11日 | Haiti
某行政機関がうちの施工業者の労働者を対象に、簡単な技術研修をしたいという申し出を受け、今更ながらという気がしないでもなかったが、現場の一角で行ってもらった。

内容は基本中の基本で、超初心者や字が読めない人でも興味を引くように、絵をつかったり、オーバーな表現を使ったり(こんな間違いをすると、とんでもないことになりますよ~等)、いろんな仕掛けがしてあった。労働者が真剣に聞いていたので、行政の顔もたてることができて、よかったかなと思う。

鉄筋コンクリート用の配筋モデル(写真)が懐かしかった。