in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

世界遺産の葡萄畑

2014年10月19日 | Switzerland
過ぎ去った夏が戻ってきたような晴天の日曜日、ローザンヌのちょっと先(ジュネーブから電車で約1時間)のLutryへやって来た。

Lavaux地区に広がる葡萄畑は約35キロにわたるらしく、車窓からもよく見えるが、実際に小道を歩いてみると、その凄さがよくわかる。土を留める擁壁が山の上から下まで何十にもつくられている。他の農作物には適さない土壌だったらしく、約1,000年前から葡萄畑栽培が行われていたとのこと。大きなワイナリーがあるわけではなく、各村々で(小規模な)ワイン作りが行われている。開発がかなり制限されているのか、葡萄畑の中には近代的な建物は見当たらなかった。

Lutryの町も石造りの町並みで、ちょっと散策するには面白い。暇を持て余していた近所のおじさんの家は、17世紀からあるとのこと。ヨーロッパの歴史の一部を実感した。

秋の気配

2014年10月11日 | Switzerland
怒涛の9日間連続会議の中日、昼過ぎにプログラムが終わったので、同僚らと遅い昼ごはんを食べに旧市街へ連れて行ってもらう。ろくに観光もしてなかったので、こんなところがあったのかととても新鮮な気分になる。

ホット・ワインを飲みながら焼き栗を頬張り、今日は出勤していない同僚の到着を待っていた。ジュネーブに戻ってきて、ちょっとほっとして半日。気がつけば秋が始まっていた。

歯医者

2014年10月09日 | Switzerland
昨日、左下奥歯の詰物がガムを噛んでいたら取れてしまって、冷たいものや熱いものを口にすると結構しみる。また急な出張が入るかもしれないので、治せる時に治しておかないとと会議の合間に家の近くの歯医者を受診。

飛び込みでも診てもらえるのかなと思いつつ、受付に行くと予約の患者と患者の合間に見てもらえた。スイス人の女医さんで、こちらがフランス語ができないとわかるとすぐに英語に切り替えてもらって助かった。

レントゲンを取って、麻酔を打ってもらって、詰物をしてと診察は30分ほど。気になる診療代は、331スイスフラン(約3万7千円)!。何でそんなに高いのか質問しようにも、麻酔が効いて舌が普段以上に回らない。物価高のスイスはそんなものか。幸いにも会社の医療保険でほぼカバーされるらしい。6年前にコロンボで仮詰め、大阪で治療した歯と同じだった。

ジュネーブ到着

2014年10月04日 | Switzerland
夜通しの便で、朝11時前にジュネーブに戻ってきた。ジュネーブで過ごした期間よりも、アルビルに居た期間のほうが長かったので、戻ってきたというよりも振り出しに戻ってきた(どちらも戻ってきたに変わりないか。。。)という感覚。携帯番号とかATMのパスワードとか、思い出せず手がかりの書類をあさって対応する。

一応、何人かには無事に戻ってきたことを伝えると、近所の友人から昼ごはんができたところだから、食べにおいでのお誘い。ありがたい。こうして少しずつ町に馴染んでいくのだろうかと思う。