goo blog サービス終了のお知らせ 

in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

スイス行き

2014年06月13日 | Switzerland
スイス本部に異動するに当たって、これまでの活動が評価されたからだと皆さんに仰って頂く。それはとても光栄なことだと思う。しかしながら、自分ではスイス行きの魅力を感じざれずにいた(とりあえず行ってから考えたらいいのだけれど)。

もちろん、電気や水道に問題のない日常生活はとても魅力だし、美味しいものや食べたいものが簡単に手に入るのは、とても魅力的なのは間違いない。そんなことをウダウダと考えながら、数ヶ月たった。

今年になって、ジュネーブから逆にハイチに異動してきた人と知り合いになり(共通の友人が紹介してくれた)、現地には国連オーケストラがあることが判明。問い合わせてみると、週1回の合奏練習があり、国連職員でなくても参加できるらしい。8月の終わりか9月の初めに入団のための実技試験(オーディション)を受けることになった。自分の生活に足りなかったものはこれだったのかもしれない。

集大成

2014年06月06日 | Haiti
引き続き、取材同行。

今日は復興住宅の話を、ということで先週に竣工式をした場所へお連れする(写真)。式典の時はおめかしして緊張していた住民達も、夕刻で日が翳り涼しくなった一時を、階段やベランダに出て話をしながら過ごしている風景に、いいなと思う。

案内しながら、避難テント、仮設住宅、そして復興住宅と震災後の復興過程にどう携わってきたかを説明してから、個人的にはもうすぐ異動になることを告げると
『この場所はあなたにとって、ハイチでの集大成の仕事ですね』
と言われ、そうかもしれないなと思った。

実は、もう一つ進行中の現場があるのだけれど、いろいろ難しくて、竣工に至るまでには時間が足りない。

震災後約4年半後の避難民キャンプ

2014年06月03日 | Haiti
ハイチの避難民キャンプの子供達の取材に来られたメディアの方々をCite Soleilエリアで震災後4年半近くたってもまだ現存するキャンプへお連れする。

前半はうちの報道官が同行していたので、詳しいことは彼女に任せて、周辺環境を見て回る。水はどこから入手しているのかと取材班の質問に、住民達に井戸のある場所へ連れて行ってもらう(写真)。井戸の周辺が崩れないようにタイヤをはめているのだが、いくら錠剤を使って水を精製するからといっても、衛生面でかなり心配な環境だった。