パスポート更新

今年末までのパスポート期限を迎え、スリランカの日本大使館でパスポートの更新をする。国によっては半年以上の期限がないと入国が認められないといった条件があるので、海外に出ない間をぬって申請する。

手続き自体は簡単だが、スリランカで申請に必要な寸法どおりの写真を用意するのが難しい。証明写真を扱う業者に、口うるさく説明してやっとできる。背景の白壁がなぜか黄色がかってでてきたが、そこは目をつむる。

申請した翌日、大使館の職員（日本人）から電話がかかってきて、「パスポートの写真の背景が黄色い部分と台紙の白い部分との色の差ができて、見栄えがあまりよくないが、このまま発行してよいか」という趣旨の確認の電話がかかってきた。なんと親切なんだと思いつつも、また写真を用意するのに格闘するのは避けたかったので、構いませんと伝える。お国柄の差が歴然と出た一コマであった。

この先10年後のパスポート更新時には、どこにいるだろう。

ガネーシャだゾウ

会社の同僚から、来月上旬に行われる結婚式の招待状をもらう。封をあけてびっくり、ガネーシャが出てきた（写真）。

「君、元気にやっとるか？」

とでも言いたそうに見えるのは、先日、Colomboに住む友達から借りた本
『夢をかなえるゾウ』（水野敬也著、飛鳥新社）をちょうど読み終えたところやから。日本語の活字に飢えている自分に、ちょうど読みやすい文面で眠る前に、一章ずつ読んでいた。

で、結婚式。出張が重ならないことを祈る。

鉄道駅近くで爆発テロ

夕方の定時５時をややまわった頃、Colombo南部のDehiwala鉄道駅の近くで爆発テロがあったと連絡が入る。スタッフ一同に携帯電話のSMSで安全点呼がかかる。

Colomboでは先々週に続いて、また通勤時間を狙ったものは先月にあったばかり。公共機関を使っていない自分でもかなり危険性を感じる。外国人職員は、安全上の理由で、公共交通機関を利用しないよう先月より指示されている。給料の面で外国人職員はタクシー等を利用できる余裕があるが、スリランカ人の同僚たちはそうではない。

ガソリン代も週末に突然高騰し、タクシーやTuktTukの運賃上昇も否めない。今回の事件で、彼らはかなり落胆している様子だった。

ガソリン急騰

スリランカ人の知り合いと世間話をしていて、「ガソリンが急騰して、生活がますます苦しい」という話になった。「えっ、いつ上がったの？」、「昨日の夜中に１Lあたり一気に30ルピー（約30円）の高騰」ということらしい。

上がるらしいと噂では聞いていたが、いきなり、しかも30ルピー（日本の価値で言うたら150円くらいかな）も上がるとは。。。日本じゃないけど、もう少し周知があってもよかったのではないか。そして、157ルピー／Ｌという価格は、３年前の約２倍。これですべても物価が連動して上昇することだろう。

紛争が悪化し、経済が低迷している中で当然といえば当然の成り行きかもしれないが、一般市民に与える影響は計り知れない。

事務所開設６周年

うちの事務所が2002年5月24日にスリランカに設立されてから、ちょうど6年がたった。金曜午後の仕事上がり前に簡単なお祝いの会が設けられた。当時を振り返ったスライド上映会と事務所代表M大ボスの挨拶等が行われた。最後に記念写真を撮る。今回は三脚を用意していたので、自分も中に入ることができた

スリランカにこの事務所ができた経緯は、2002年に停戦合意が行われたことにより、合法・非合法的に国外退去していた人々が戻ってきて、再定住する過程を支援することが大きな目的であった（と自分は理解している）。ところが、今年になってその合意も破棄され、この国は先行きが見えないと感じる。

夜は、某日系商社の所長さんが帰国されるため、送別会に参加する。いろんな話をしていた中で、一週間前のヒルトン近くでの爆発の話になる。2、30ｍは離れているだろうホテルロビーの大ガラスが風圧で割れていた写真を携帯電話の画面上で見せてもらう。現場とそのロビーとは階も違うし、間に木々が茂っていて直接視界が開けているわけではない。ものすごい威力であることを知り寒気がした。

Colomboで爆弾テロ

今日午後、Colomboのヒルトンホテルの近くで、TukTuk（←バイクの間違いでした）を使った爆弾テロがあった。それによって少なくとも9名が死亡、約100名がケガとの報道。明日からWesak Festivalの連休で、うかれていた職員たちのお祭り気分が一気にしぼんだように感じた。

明日からの３連休（一般国民は４連休）、今回は日本人同士で内陸のNuwara Eliyaまで紅茶畑を見に旅行することにした。

大規模自然災害

ご無沙汰してます。やっと日本語が書ける環境になった。
ミャンマーの水害や中国での震災被害は日に日にえらい事になっている。自然災害とはいえ、やっぱり住んでいる地区や家屋の状態が大影響を及ぼすのだなと。両国への緊急支援のOfferの話が来たが、やっぱり今とりかかったスリランカの学校を完成させたいと思う。