来週、
日本から外務副大臣がハイチに来られることとなって、うちの仮設住宅のサイトも訪問して頂けることとなった。で、本日は当日用の順路確認、時間設定、訪問する住宅の選定、説明の内容などを大使館職員の方と共に抑えていく。
猛暑の中を歩いて頂く事となるが、現状を知っていただくには止むを得ない。仮設住宅内は涼しいことを体験していただくのもよい機会である(皆さん、意外だと仰られます)。
地球VOCEで紹介された被災者の家も今回また訪れると、ほんとにきれいに使われていて、こちらも嬉しくなった。
一応、視察のための視察が終わって、その地区で気になっていた歌声(宗教行事)の元を訪ねてみると、うちのスタッフの家だった。8月半ばに妊娠7ヶ月で流産した奥さんを囲んで、地域の女性たちでお清め(Cleansing)、浄化(Purification)の儀式をしている最中だった。一時期、入院したまま意識不明だった彼女を思って、スタッフ一同でカンパしたり、心配していたものの見舞う機会がなく(忙しいことを理由に)、今日まで日がたっていた。なので、まさかその彼女への儀式に偶然も偶然に訪れるとは、鳥肌が立った。予想外の訪問者(私)に彼女は大喜びだった。その元気な姿を見て私も喜んだ。