スイスで生まれた建築家ル・コルビジェは、この国の10フラン紙幣に肖像画と作品が描かれている。その彼が設計した集合住宅がジュネーヴにあるので、天気がよかった今日、訪ねてみることにした。以前、偶然前を通りかかったのだけれど、その時は夜だったので良く見えず。今回カメラを持って再び訪問(外観だけ)。家から歩いて、40分ほどの距離に「クラルテの集合集宅」はあった。
コルビジェといえばコンクリートなんだけれど、この住宅は鉄骨造に壁面一体が後ろも前もガラスとなっている。メゾネットで居間の部分が2層分吹き抜けになっていたりと、設計当時(1930年)にはとても斬新だったはず。角の居間には空間をうまく利用して窓際に大きなオブジェが置いてあるのがよく見えた。1932年竣工にしては、えらく保存状態がいいなあと思ったら、6、7年前に大規模改修をしているとのこと、どうりで。市や政府もかなりのお金を出したようで、民間集合住宅を保存するためにいろいろな活動団体が動いたらしい。(そこまでこだわったのなら、一階に入っているレストランの場違いな看板も制限したらよいのに・・・。)
いずれは伝手を頼って中も見てみたい。
コルビジェといえばコンクリートなんだけれど、この住宅は鉄骨造に壁面一体が後ろも前もガラスとなっている。メゾネットで居間の部分が2層分吹き抜けになっていたりと、設計当時(1930年)にはとても斬新だったはず。角の居間には空間をうまく利用して窓際に大きなオブジェが置いてあるのがよく見えた。1932年竣工にしては、えらく保存状態がいいなあと思ったら、6、7年前に大規模改修をしているとのこと、どうりで。市や政府もかなりのお金を出したようで、民間集合住宅を保存するためにいろいろな活動団体が動いたらしい。(そこまでこだわったのなら、一階に入っているレストランの場違いな看板も制限したらよいのに・・・。)
いずれは伝手を頼って中も見てみたい。