in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

再び日本へ

2005年08月31日 | Weblog
休みを取る一週間分の引継ぎをすませ、例のごとく、どたばたで空港に向かう。

Colomboの空港で、時間があったので足つぼマッサージをしてもらう。少し痛いなあと思っていたら、翌日土踏まずが内出血をしていた。汗

Don’t leave me

2005年08月30日 | Weblog
昨日、オリエンテーションをしたS嬢、K君、T嬢の3人を現場に案内する。これまでの作業内容を説明するわけだが、彼らに評価されているみたいで気が重い。つい彼らに愚痴をこぼしそうになるが、それはいつか飲みに行ったときにでも話すことにして、できる限りこれまでの過程と今後の課題について、それぞれ説明していく。

現場でも鋭い質問、というより私が知らなかった質問を投げかけられ、返答に困る。「君はどう思うか?」とすかさず聞いてみたりするも、そう何回も同じ手は使えない。ごまかすと、これからの信頼関係が築きにくいと考え、わからないことは事務所に戻ってから答えると伝える。

昼飯を食いながら話していると、彼らの人の良さがわかる。ボランティアで働くことを承知で選抜されたメンバーなので、向上心の強く好意的な3人であることに気づく。リーダー格のS嬢はColombo Officeで、K君はKalutara、T嬢はAmparaと配属先を決めた。

夕方に現場周りを終了し、彼らをホテルに送りとどけた後、事務所に戻って作業を続けていると、Cチーフがやってきた。「日本で面接を受けるらしいが、どうかここに留まってくれ(Don’t Leave me)」と言われる。数日前に、R姉御に少し相談したことを、彼女がCチーフに告げたらしい。「自分を評価してくれるのは光栄ですが、このままこの職場でつつけて行くことで、契約期間が終わった後にどうなるか、将来的に不安を感じている」と正直に伝える。

「この先、数年間経験を積んで、特に君が弱い(英語の)筆記力を高めることができれば、将来的に困ることはない。技術的知識を持つ人材は必要とされている」と、予想せぬ助言を頂く。心が揺らぐ。

Orientation

2005年08月29日 | Weblog
United States からWater/Sanitation EngineerのS嬢、K君、T嬢が3人やってきた。正規職員ではなく、CCVという日本でいうところのJOCV(青年海外協力隊)のような組織からの3ヶ月間の派遣である。3人とも修士号と現場経験をもち、さらに途上国で2年の活動経験を経た彼らを部下に従える立場になった。正直、かなりプレッシャーである。

午後から、これまでの現状や現場の様子を、彼らにパワーポイントを用いて説明する。当てにしていたR姉御は急な会議で不在の中、要所要所に彼らから鋭い質問が入り、返答に苦労する。逃げ出したい気分であった。

とコロで

2005年08月28日 | Weblog
午前中はゴロゴロして、昼過ぎから指導開始。買い物をしてから、職場による。

数時間で帰るつもりが、夜中までかかる。日曜日に、いったい何をやってるんやろうと思わないこともないが、やった分だけ形になって現れる(=工事が進む、評価される)ので、今のところは大丈夫。

ところで、在外邦人(約96万人、うち約72万人が有権者:2004月10月現在、外務省)が小選挙区には投票できないとは知らなかった。

より好み

2005年08月27日 | Weblog

午前中は、書類の整理をする。午後からは、某NGOをNegomboの現場(写真)まで案内する。8/24に少し記載したが、うちの現場の活動資金に協力を求める、いわゆる営業活動の一環。

「何で自分が」と思いつつも人手が足りないので、仕方がない。多くのNGOの利点は機動力があること。一方で、興味のない分野(場所)に必ずしも手を出す必要はないらしい(トップの思想にかなり左右されるらしい)ので、活動内容に選り好みが発生しやすい。本日も、担当者の高飛車発言にムカッとくるが聞き流す。さらりと、反論できるくらいの語彙力を身につけたいものだ。

夜はテレビで映画をみながら、ソファでごろごろする。

Chickenpox/水ぼうそう

2005年08月26日 | Weblog
Negomboの避難所で、Chickenpoxが蔓延。その響きから、チキン関係の食事が配られたのかと勘違いして喜んでいると、病気の名前とわかり、失態。

中年男性が一名、病院で亡くなったという。職場のドクターに相談したところ、水ぼうそうで、大人が死ぬことはないらしい。現場職員に、詳細を調査させる。

アリ地獄

2005年08月25日 | Weblog
一日、メールや書類の整理をする。他の事務所の職員への連絡はともかく、隣室に居るCチーフやR姉御にもメールで相談や返事することが求められているので、なかなか大変である。

自分が2、30分かけて文章を送っても、およそ5分後には返事が届く。すぐに、その返事へのそのまた返事を書く。そう、“送れば送るほどメールが溜まっていく”というアリ地獄のよう(苦笑)。たいてい夕方7時以降にはメールが届くことがないので、返事し切れなかったメールの返事を送って、一日が終了する。

昼は、Cチーフ、R姉御、O君の4人でC.C.に飯を食いに行く。スリランカ事務所の首脳陣メンバーに囲まれて緊張する。