in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

北部出張

2005年10月17日 | Weblog
10/12に最北端のJaffnaにColomboから飛行機で到着。以降は車で移動。
10/13 Jaffna → Vavuniya
10/14 Vavuniya → Habarana
10/15 Habarana → Mutur
10/16 Mutur → Trincomalee
10/17 Trincomalee → Colombo

新しい現場を訪れ、多くのスタッフに出会い、消化不良になりそうなくらいたくさんのことを学んだ。(詳細は後日UPします)
仕事はものすごく大変だったけど、移動中は、この国の自然の美しさを堪能した。野生のサルやクジャク、ゾウを見た。

Workshop

2005年10月13日 | Weblog
新しいプロジェクトに向けて、いくつかの素材を用いて試作。

写真の"やしの葉"を編んだ屋根にも挑戦!(これまではトタンを使っていました)。先人の知恵に触れることができ、感動しました。

毎年、葺き替える必要があるので、入居者の所得を考えるとデザインの採用は難しそうです。



地雷除去 Mine Clearance in Jaffna

2005年10月12日 | Weblog
新しい現場は、10年前に起こった内戦の影響で、地雷が確認された。現場で地雷除去作業を行うスリランカ陸軍より、進捗状況の説明を受ける(写真)。地雷の種類や危険性についても説明を受けたが、現実の出来事と認識するのに時間がかかった。

内戦により家を失い国内の避難所を転々としている家族のうち、500世帯の仮設住宅をつくる。仮設といっても、10年近くは住むことになるらしい。「敷地内は、徹底的に地雷除去作業が行われる」と説明されたので、「敷地外に子供が出て被害にあうことはないのか?」と尋ねると、「可能性は十分にあるので、入居前に人々に教育を行う」とのことである。塀や壁をつくったとしてもあまり効果はないらしい。

言葉にできない失望感と無力感を感じた。

    ######    緊急募集!    ######

2005年10月10日 | Weblog

津波復興プロジェクトの職員として、スリランカ事務所では、日本人のConstruction EngineerもしくはWater and Sanitation Engineerを1名募集することになりました(一応、私がリクルーターを担当します)。

詳細は、決定していないのですが、大まかな募集概要を以下に記します。職務内容は、私のそれと同様です。資格としては、以下のような項目があげられます。
1)関連する学士号(建築・土木・衛生工学等)を取得後、10年程度以上の経験があること
2)英語での職務遂行が可能であること
3)途上国における社会生活への適応能力があること

任期は、まず半年から1年ということになりそうです。待遇は、日本における同職種の給与よりは、やや低額かと思われますが、現地で生活するには十分な給与が支払われます。周囲にご興味のある方が居られましたら、ご周知ください。問い合わせは、私まで直接お願いします。

現職を辞めて赴任というのは個人的にはお勧めできませんが、休職されて参加するというのは、大いに良い職務経験になるのではないでしょうか。募集の期限はなく、優秀な人材が見つかれば、即採用ということになりそうです。ちなみに、私の後任ということではありません。よろしくお願いします。