in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

虫の知らせ

2007年11月25日 | Weblog
米国ではThanksgivings(感謝祭)のこの週末、日付が変わったスリランカからカリフォルニアに住む友人Jに電話してみた。Jとその家族には10年ちょっと前、自分が向こうに居た時から親切にしてもらっていた。当時はThanksgivingsにも招待してもらい、先方の大家族と一緒に豊かな時間を過ごさせてもらった。

ここ1年はほとんど連絡を取っていなかったので、どうしてるかなとふと思い、受話器を取った。こちらが夜中なので、向こうは昼前のはずだ。携帯電話に出てきたJの声は別人のようで、番号を間違えたと思い、無礼を詫びると当の本人であった。どうも様子がおかしいと思うと、「今朝(数時間前に)、父親が息を引き取った」という。お気楽にかけたこちらも、驚いて声が出ない。

亡くなった父上の闘病生活が長いことは自分も知っており、Jの家族達も今回は予期していたようだが、やはり別れの日が来るのは辛いという。これからミサの準備や当人の生まれ故郷メキシコに連れて帰る段取りを兄弟姉妹で話し合うからと、こちらからは何も気のきいたことを言えないまま電話を切る。そのまま、いろんな思いが反芻して明け方まで眠られなかった。

ご冥福をお祈りする。

ポン酢 2針 Poya Day

2007年11月24日 | Weblog
ついていなかった日

久しぶりに台所に立って、頭上の戸棚に入れていた簡易味噌汁の袋を取ろうとすると、近くにあったポン酢のビンが落ちてきて、調理台の上で割れた。

「あー、せっかく日本から持ってきてもらった貴重なポン酢が!」と嘆いた瞬間に右足が痛い。その先の割れたビンが調理台から落ちて、運悪く右足の親指の付け根に刺さってから、床に転がっていた。

傷口がぱっくり開いて、血がとめどなく流れるので、連絡のつく知人を呼んで、お馴染みのD病院へ付いてきてもらう。先月と同じEmergency Unitに通され、医者に見てもらう。幸い神経にまでは至っておらず、2針縫うだけで済んだ。

帰りがけに、治療室で始終付いてもらっていた看護婦さんから、「たしか、こないだここに来てましたよね」。はい、その通り入院していました。奇しくも、今日も先月も事があったのは、Poya Dayの日(仏教に関する祝日、たいてい毎回満月の日がそれにあたる)。もっと精進しろということだろうか。まあ、これくらいの軽症で済んでよかったと前向きに行こう。

通常業務中

2007年11月20日 | Weblog
通常業務に戻ってます。しばらくぶりのスタッフたちは、留守中の出来事をつつがなく抑えており、頼もしく思えました。少し身を引いて、鳥瞰的な視点を養わねばと思うのでした。

更新が送れご心配おかけしました。