goo blog サービス終了のお知らせ 

in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

はじめに(2)

2014年12月31日 | Weblog
海外(=日本国外)生活が通算10年間を超えました。メールや手紙のやり取りの代わりに始めた、ごくわずかの知り合いにしか教えていないブログですが、いつのまにか日々訪れる方々の数が3桁に増えていました。今年(2014年)はもう少し頻繁に更新できるよう努力します。

尚、このブログは筆者の主観的なコメントですので、所属機関の意向を示すものではありません。

情報収集

2014年12月27日 | Switzerland
ジュネーヴでは、家族と住んでいる同僚が多いので、仕事外の時間は家族優先であったり、余暇の選択肢が素晴らしくたくさんあるので、これまで現場事務所に居たときのように同僚らと一緒につるんで何かをするという機会はほとんどない。最初は何をしたらよいか手持ち無沙汰であったが、慣れてくるとそれはそれで自分の時間の質を高めることが(自分次第で)可能なので、心地よくなってきた。

一方で、事務所内のゴシップなどを聞く機会がめったになくなったので、廊下でのすれ違いやエレベーター内での会話から、少し突っ込んで話をして情報を収集するという大切さも学んできた。

毎日やってくる何百通というメールで公式な情報は入ってくるのだけれど、記載されていない(行間に隠れた)情報云々まではわからない。カフェコーナーや喫煙スペースでよく時間をつぶしている同僚らを見かけるが、机に座ってメールや電話で必要なことを調べる自分よりも、彼らのほうが(本部での)仕事ができると評価される理由がだんだんわかってきた。

このあたりは国際機関だからとかではなく、どこの組織でもあてはまることだろうと思う。どんな情報を得ているか、情報を持っていなくてもすぐに得られるネットワークを持っているか、が仕事の鍵を握ることを経験した年だった。

Immebeule Clarté クラルテの集合集宅

2014年12月21日 | Architecture
スイスで生まれた建築家ル・コルビジェは、この国の10フラン紙幣に肖像画と作品が描かれている。その彼が設計した集合住宅がジュネーヴにあるので、天気がよかった今日、訪ねてみることにした。以前、偶然前を通りかかったのだけれど、その時は夜だったので良く見えず。今回カメラを持って再び訪問(外観だけ)。家から歩いて、40分ほどの距離に「クラルテの集合集宅」はあった。

コルビジェといえばコンクリートなんだけれど、この住宅は鉄骨造に壁面一体が後ろも前もガラスとなっている。メゾネットで居間の部分が2層分吹き抜けになっていたりと、設計当時(1930年)にはとても斬新だったはず。角の居間には空間をうまく利用して窓際に大きなオブジェが置いてあるのがよく見えた。1932年竣工にしては、えらく保存状態がいいなあと思ったら、6、7年前に大規模改修をしているとのこと、どうりで。市や政府もかなりのお金を出したようで、民間集合住宅を保存するためにいろいろな活動団体が動いたらしい。(そこまでこだわったのなら、一階に入っているレストランの場違いな看板も制限したらよいのに・・・。)

いずれは伝手を頼って中も見てみたい。

冬はあけぼの

2014年12月12日 | Switzerland
会社から車で20分ほどレマン湖沿いに走ったところにあるホテルで、朝9時からの会議。少し早く着いたので、広大な山々を前に、空が明るくなってくるようすを(寒さにこらえながら)見ることができた(写真は朝の8時半ごろ)。

冬はあけぼのと思わずつぶやいてみるも、冬はつとめての間違いと後で気づいた。

meeting, meeting and meeting

2014年12月08日 | Switzerland
Meetingが多いのはGeneveに来てからずっとなのだけれど、このところ夕方までかかったり、夕食を交えてするものもあって、気疲れが耐えない。今日は、毎日前を通っている国連ジュネーヴ事務局(写真、第二次世界大戦前まで国際連盟の本部があったところ)で会議があった。立派な施設で、中は迷路のようだった。