in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

病欠

2011年03月30日 | Haiti
ハイチに転勤になってから、初めて体調を崩し、仕事を休む。単なる風邪なのだが、要は震災後から眠りが浅く、体力が回復していない当然の結果。

何十件というお見舞いメッセージに、8名のお見舞い自宅訪問とありがたいのだが、今日ぐらいはそっとしておいてほしいと言いかけて、思いとどめる。多くの同僚やスタッフらに大事にされていることに感謝する。

原稿依頼

2011年03月28日 | Haiti
某機関から「ハイチでの復興活動について」の執筆依頼を受けた数日後に、日本の東北地方を中心とした大震災が起こった。日本国内の現状を考えると、編集企画が変更されるかと思いきや、これまでの経験を綴って、日本の読者の方々に勇気を与えてくださいと、依頼が変更される。

日本とハイチのあまりにも違う住環境の差と、それぞれの震災後の復興について、自分には比較のしようがない。しかしながら、津波後のスリランカ、地震後のハイチで、どのような活動をし何を感じてきたかを素直に綴ることならできると、引き受けることにした。

事務所に戻る

2011年03月21日 | Haiti
前日の大統領選挙決選投票は予想に反して平穏に終わり、ハイチ事務所に戻る。日本の家族は大丈夫かと何十人ものスタッフから、声をかけてもらう。英語の話せない多くのドライバー達からも、お悔やみ(お見舞い?)メッセージ(写真)をもらい、気にかけてもらうことを有難いと思うと同時に、日本の災害が世界に与えた大影響を知る。

スリランカの元同僚や他国の知人らからも、不在時に安否を懸念するメールやSMSが数百と届いた。スリランカの津波やハイチの地震を経験した連中ばかりなので、他人事ではなかったのだろう。また、彼らの間で「ハイチ事務所に不在」=「日本に帰っている間に地震に遭遇」=「被災したので返事ができない」という憶測ができていたようで、そんなに心配してもらって心苦しいほどだった。

実際の仕事の方は集中できず、ほとんど手がつかない。

東北地方太平洋沖地震

2011年03月18日 | Japan
今週アメリカでは、東北地方太平洋沖地震の報道が至るところで行われていて、NHKのニュースもOn timeでネットやケーブルテレビで24時間見られる。どうにもこうにも気になって、ついつい見てしまう。

携帯端末や通信機器の発達した日本で撮られた震災や津波の被害の映像が、生々しくモニターに映し出され人々に訴えかける。何回見てもそれはそれは衝撃的で、しかもそれが母国で起こったこととなると、どうしようもなく辛くなる。それでも、本当の被災地の現状はマスコミが伝えられるような内容の比ではないだろうとた易く察することができ、それに対して自分は何ができるのか考える。

以下、ご参考までに。

県や市の職員向けの惨事ストレスマニュアル
報道人ストレス研究会 代表 松井豊(筑波大学人間総合科学研究科・教授)

日本にいる外国人のための情報
IOM駐日事務所

東北大地震

2011年03月11日 | Japan
休暇でアメリカに来ている。日本での地震のニュースは昨夜寝る前に知ったが、夜が明けるてアメリカのテレビ局が流す地震後の被害や津波の画像を見ていると、その被害の大きさに愕然とする。死者や行方不明者の数は2桁台だが4桁まで増えるのではないか、そんな感じがする。今後、ひどい余震や2次災害が起こらないことを祈る。