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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

あとで

2014年04月29日 | Haiti
今日は日本人の方々と夕食会というか飲み会に参加。出席率が低いながらも、懲りずに誘ってくださる皆さんに感謝。普段、日本大使館に行くか電話する以外は、日本語で会話する機会があまりないので、こうした機会はとてもあり難く思う。さらに言葉だけではなく、価値観の確認(こんな許しがたいことがあったら、どう対処するか等)などもできて、とても盛り上がった。

途中、注文したものがこないので、ウェイターに『(これが)ない、ない』と日本語で催促すると、

『あとで』

とまさかの日本語で返事するので、日本語できるん?!と驚く自分に、

『Attendez(アトンデ)』=仏語で「待ってください」

でしょ、と周りに突っ込まれた。なるほど。

それにしても、良いタイミングやった。

スリランカからのお土産

2014年04月21日 | Weblog
スリランカの実家でスリランカ正月を休暇で過ごしたスタッフからお土産をもらう(写真)。

チョコレートの入った缶々なのだが、そのパッケージのコラージュがとても非常によくできている。スリランカと聞いて思い出す風景(もちろん象さん、茶畑、一本釣り、ハスの花、シギリア・ロック等等)が、のきなみ並んでいて、懐かしい前赴任地を強く思い出した。

長かった。。。

2014年04月16日 | Haiti
昨年3月後半から、格闘していた敷地での工事がやっと始まった(写真)。何度図面や設計詳細をやり直して(スタッフにやり直させて)、何度役所にお伺いを立てて、何度資金提供団体(ドナー)に説明をしたことか。今年2月中旬に全ての許可が出てから(長かった)、やっと入札作業に入り、今日に至る。

現場では今のところ、関係者(建設会社、役所、近隣住民、ギャング等)の利害が一致している(らしい)ので、表面上は大きな揉め事もなく進んでいる。

ボートに乗る

2014年04月13日 | Haiti
スリランカでもそうだったのだけれど、ハイチでも泳げない人が結構多い。その理由はいろいろあるのだろうけど、日本では学校の授業で(ほぼ強制的に)教えてもらえるのは、ありがたい。

なので、ハイチではおぼれないような遠浅のビーチが、地元の人々には人気がある。日がかげって涼しくなると、たくさんの人が出てきて、本当にイモの子を洗う状態になるが、皆はしゃいで楽しそうだ。

今日は何人かと船頭さんの漕ぐボートに乗って、少し沖まで出てみた。海面をそよぐ風が心地よい。皆泳げないのに、カメラや携帯をばっちり持参。濡れたらどうするのやろうと、危機管理の概念は毛頭もない。そんな自分も、陸に預けるのを忘れてきた。まあ、いいか。

点滴

2014年04月07日 | Haiti
朝起きた時から、お腹の調子が悪いなと思ったのだけれど、朝から会議があるし、まあ会社行ってから様子見ようと思ってたら、昼前からめまいが。

診療所で見てもらったら、食中毒による(下痢や嘔吐で)脱水症状らしいとのことで、点滴(750ccぐらいの)を3本うたれて、その間は爆睡。

夕方4時前に職場に戻って、何事もなかったように、仕事する。大ボスGにだけは、昨日同じものを食べていたので事の始終を知らせたのだが、どうやら昨日のBBQが原因ではないらしい。

海水浴日和

2014年04月06日 | Haiti
大ボスGに誘われて、共通の友人Vの海の家に日帰りで遊びに行った。

午前中は少し波が荒れていたのだけれど(写真)、昼からは穏やかで鮮やかな海面が広がっていた。

お昼は皆でBBQをして、わいわい食事をしたのだけれど、その前後は自由行動。自分はVの息子(9歳)と宮崎アニメ映画(豚になってしまった両親を助ける話)のイタリア語版を視聴、Vは溜まった報告書書きに精を出し、大ボスGはシュノーケルで水中を散策。

その模様をアメリカ在住のこれまた共通の知り合いR(会計担当、産休中)に話すと、大ボスGはFund探しで埋蔵金を見つけたのか?、とのコメント。うまい。。

Detachment

2014年04月02日 | Haiti
異動の話をハイチのスタッフにどう切り出そうか、迷いに迷っていた。仲の良い同僚からはDetachment、Detachmentと助言されつつも、そうできない自分がいた。そうこうしているうちに、誰ともなく(たぶんボスか本部関係者が喋っているのだろうけど)事務所内で噂が広まってきたので、スタッフの皆を集めて直接話す。

本気で落胆しているようすで、異動時期の延長や再考を迫ってくる者もいた。自分がもっとHappyにしていたら、反応も違ったのかなと思いつつ、自分も今回の異動には戸惑いを隠せなかった。

うちの部署はいろんな試練を乗り越えてきたFamily(家族)のようなものとスタッフの皆が口にしてきたし、自分でもそう思ってきた。自分をFather(父というよりも神父に近い?)と陰で呼んでいる彼らと離れることと引き換えに、本部に異動して得られるチャンスは何だろうか。

あと何回、『Bonjour!』と彼らに朝の挨拶できるか、考えるだけでも辛いが仕方ない。