紛争地域に建てる仮設住宅の屋根材として、GI Sheet(トタン板)のGauge(規格)を選定するために、部材受注担当のS君と工場を訪れる。シートの硬さ(=耐久性)と価格で、懐具合を調整しながら決める。
1シート辺り約300円の差があり、1棟に20シート使うので、約6,000円の差が出てくる。1棟あたりの予算が、約5万円(工賃込み、木材を除く*)なのでこの差は大きい。
工場長に、1万シート買うので勉強してもらえないか頼んでみる。最終的には、入札制なので、彼の工場から買えるかどうかはわからないのだが・・・。サンプルを触りながら、これまでのわずかな経験と工場長や職人さんの意見を聞いて、規格を決めた。
*木材は、他NGOから寄贈されたものを使う。
1シート辺り約300円の差があり、1棟に20シート使うので、約6,000円の差が出てくる。1棟あたりの予算が、約5万円(工賃込み、木材を除く*)なのでこの差は大きい。
工場長に、1万シート買うので勉強してもらえないか頼んでみる。最終的には、入札制なので、彼の工場から買えるかどうかはわからないのだが・・・。サンプルを触りながら、これまでのわずかな経験と工場長や職人さんの意見を聞いて、規格を決めた。
*木材は、他NGOから寄贈されたものを使う。
今日は、スリランカの独立記念日。1948年2月4日に英国から独立をした。
昨日、C大ボスから「明朝空いてたら、パレード見に行くか?」と誘われたので、二つ返事で承諾。勝手に、PasadenaのRoseパレードや大阪の御堂筋パレードを思い描いて、色とりどりのフロートやダンスチームを観られるもののと期待していると全く別物であった。
メイン道路では、陸軍の戦車やミサイルを乗せたトラックが走り、上空ではヘリコプターや戦闘機が飛び、海上では戦艦が並び、まさに軍事力を披露する場であった。大統領のスピーチでは、平和を訴えかけていたものの、北東部LTTE勢力への威嚇ともとれる演出に唖然とした。
会場周辺の道路は半日閉鎖され、会場自体にも限られた人しか入れない。なりゆきで職場の代表として参列したため、各国大使などのVIPと同席し、会話に困る。テレビにも映っていたらしい。
公務を終えて、午後は家でDVDを見る。C大ボスが夕食を招待してくれたので、久しぶりに二人でゆっくり話をさせてもらうことができた。祝日は飲食店で酒類が提供されないことに気がつき、メニューをお持ち帰りして、C大ボスの新宅で食べる。奥さんが来るまで家具を買うのを待っているとのことで、もともと広い部屋がますます広く感じる。
朝の式典参加は代理参加で、ただ参列すればいいものと思っていたが、「誰に会ったか? プロジェクトの話はできたか? うちの組織に興味のある国はあったか?」と矢継ぎ早の質問に、例のごとくたじたじになる。
話題はかわって、お互いの休暇の話となる。やっぱり日本で生活するがいいと改めて思ったと話すと、それは休暇で戻ったからで仕事をしながら生活するのとはわけが違うと指摘される。たしかにそのとおりだと思った。いろんな良い経験をさせてもらった一日だった。
昨日、C大ボスから「明朝空いてたら、パレード見に行くか?」と誘われたので、二つ返事で承諾。勝手に、PasadenaのRoseパレードや大阪の御堂筋パレードを思い描いて、色とりどりのフロートやダンスチームを観られるもののと期待していると全く別物であった。
メイン道路では、陸軍の戦車やミサイルを乗せたトラックが走り、上空ではヘリコプターや戦闘機が飛び、海上では戦艦が並び、まさに軍事力を披露する場であった。大統領のスピーチでは、平和を訴えかけていたものの、北東部LTTE勢力への威嚇ともとれる演出に唖然とした。
会場周辺の道路は半日閉鎖され、会場自体にも限られた人しか入れない。なりゆきで職場の代表として参列したため、各国大使などのVIPと同席し、会話に困る。テレビにも映っていたらしい。
公務を終えて、午後は家でDVDを見る。C大ボスが夕食を招待してくれたので、久しぶりに二人でゆっくり話をさせてもらうことができた。祝日は飲食店で酒類が提供されないことに気がつき、メニューをお持ち帰りして、C大ボスの新宅で食べる。奥さんが来るまで家具を買うのを待っているとのことで、もともと広い部屋がますます広く感じる。
朝の式典参加は代理参加で、ただ参列すればいいものと思っていたが、「誰に会ったか? プロジェクトの話はできたか? うちの組織に興味のある国はあったか?」と矢継ぎ早の質問に、例のごとくたじたじになる。
話題はかわって、お互いの休暇の話となる。やっぱり日本で生活するがいいと改めて思ったと話すと、それは休暇で戻ったからで仕事をしながら生活するのとはわけが違うと指摘される。たしかにそのとおりだと思った。いろんな良い経験をさせてもらった一日だった。
仮設住宅地への発電機の設置交渉に、Ceylon Electricity Board(CEB)を訪問する。
CEBの建物内で通常のエレベーターの横に、一台変わったエレベーターを発見する(写真)。向かって左のブースが上方に、右側が下方へと時計回りに秒速20センチほどで動いている。職員はひょいと飛び乗って、目的階でひょいと飛び降りる。まるで映画の世界のような昇降機を目にし、衝撃的な感動を覚える。
同行したR姉御は怖がって「絶対に乗らない!」と豪語していたものの、CEBの職員に手を引かれて、キャーキャー言いながら乗り込む。彼女のいつもと違う一面を垣間見た。
肝心の交渉自体はすんなり進んだ。Colomboレベルではうまくいくものの、各県レベルではすんなりいきそうにないのが、この国の常。どうなることだろうか。
CEBの建物内で通常のエレベーターの横に、一台変わったエレベーターを発見する(写真)。向かって左のブースが上方に、右側が下方へと時計回りに秒速20センチほどで動いている。職員はひょいと飛び乗って、目的階でひょいと飛び降りる。まるで映画の世界のような昇降機を目にし、衝撃的な感動を覚える。
同行したR姉御は怖がって「絶対に乗らない!」と豪語していたものの、CEBの職員に手を引かれて、キャーキャー言いながら乗り込む。彼女のいつもと違う一面を垣間見た。
肝心の交渉自体はすんなり進んだ。Colomboレベルではうまくいくものの、各県レベルではすんなりいきそうにないのが、この国の常。どうなることだろうか。